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gock221B

映画その他の感想用ブログ(2015年開設) http://gock.flavors.me/

「クラウン(2014)」 ウェルメイドにつまらない

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原題:CLOWN 監督:ジョン・ワッツ
あるTVディレクターが作った架空のホラー映画のフェイク予告の最後に「‥制作イーライ・ロス」と勝手にクレジットされてるのを観たイーライ・ロス本人が「これいいじゃん」とか言って長編化させてくれたホラー映画。
かなりのイーライ・ロスンドリーム。これがそのフェイク予告↓

www.youtube.com

しかし実際のところ、この映画の面白いところはその「冗談だったのに‥本当につくっちゃった笑」と、映画が製作されたところがマックスという印象だった。
「息子の誕生日の為に物置で見かけたピエロの扮装を着たら、実は呪いのアイテムで取れなくなり、やがては子供を喰う殺人鬼ピエロに変貌していき‥」というストーリー。
予告編もつまらなさそうだなと思ったが、イーライ・ロスは凄く好きなので一応観た。

息子の誕生パーティで物置にあったピエロ衣装を着て酔っぱらって就寝。。ここまではいい。
翌日目覚めて「あれ?取れないなぁ」って感じだが仕事に行く時間になったので、そのまま出かける。まあ、ここもまだいい。
ピエロ衣装のまま職場に付いて「何か取れないんだよな」とか言いながら仕事を始め、、時間が飛んで「結局、取れなかったのでピエロのまま就業時間まで働いて戻ってきたのだった」って感じでピエロのまま帰宅する。
笑うシーンなのかもしれないが、それよりも「ありえねーだろう」という気持ちの方が大きく乗り切れないものがあった。
でも戦後の漫画とかカートゥーンならわかるけど
「何となく取れない」で一日過ごすなんてことありえるだろうか。

病院で診てもらうが医者もちゃんと看ない。何でピエロ衣装が取れない事をもっと必死に医師に訴えないのか不思議で仕方ない。
周りの人もこの事に真剣に受け止めず、当の本人の主人公もアホなので事態が悪化し続けるのが凄くイライラする。
何故皆が急にアホになったかというと、主人公が殺人ピエロになってもらわないと話が進まないからそうしているだけなので、観ていてバカバカしくなってくる。
殺人ピエロになるのはいいが「色々真剣に外そうと頑張ったけどダメだった」という展開にしてくれないと楽しめない。

前半はこのピエロパパが主人公だが、殺人ピエロになってからは精神を侵食されてキチガイになってしまうので、ママが主人公になる
このママキャラ、一見いい人っぽいが完全に自分の事しか考えてない感じは少し面白かった。
それで、監督が撮りたかったんであろうピエロが暴れる後半になると結構面白かった。しかし前半があまりにつまらないのであまり乗れなかった。
良いところは、最近のアメリカ映画なのに可愛い子供をバンバン殺したり食ったりするので、気合入ってるなと思わされるところか。あと特殊メイクがしっかりしてたところ

やっぱり短編映画にしとけばよかったのにと思った。
フェイク予告が人気出て長編や中編になったりする事はあるが、ハッキリ言ってマチェーテもアイアンスカイもカンフューリーも全部(嫌いではないが)予告のままで充分だった(ついでにロバートロドリゲスの殆どの映画も本編より予告編の方が面白い)
最初から長編のつもりで考えてるわけじゃなく、予告のサイズで「こんな映画あったら面白そうじゃない?」ってノリで作ってるんだから無理に長編にしても面白くならない気がする。
全然面白くないが凄くダメなわけでもないウェルメイドにつまらない映画だった。

そういえば主人公が訪ねて行った古物屋のオッサンがマネキンの真似して待っていて暗がりからヌッと出てきて握手を求めてくる場面が意味なさすぎて笑った。ここがこの映画の中で一番面白かった。

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そんな感じでした。

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