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「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章 (2015)」聖人みたいな雰囲気をまとった江野くん

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監督:白石晃士 製作国:日本 上映時間 89分 シリーズ:「コワすぎ!」シリーズ

 

劇場版を含めた6本のコワすぎ!の続きで一旦の区切りみたいな話。
前回、鬼神兵に飲まれて消えた工藤と市川を探しつつ、一人取材を続けている田代カメラマン(白石晃士)の前に、白石監督の別の映画「オカルト」で地獄に落ちたキャラクター江野くん(宇野祥平)らしき人物が現われる。
「オカルト」世界で田代カメラマンにあたる人物「白石くん」は宇野くんの親友だった。だから宇野くんは滅亡の危機に瀕しているこのコワすぎ!世界での白石くん‥田代とこの世界を救うためにやってきた(多分)。
田代は江野くんの手助けにより、工藤と市川を現世に呼び戻すための4つのクエストに挑戦して、物語は最終的なクライマックスに突入する。

4つのクエストは、勇気を出せば人間にも充分可能だが大変なものばかり。
「ホームレスを痛めつける」「知らない女性のパンツを無理やり脱がせて飲み込む」「その吐いたパンツを人形に詰める」「指を詰める」「人を撃ってブチまけられた脳みそを拾う」など。
エストの内容は何の意味もなく思えるが、これによって世界の仕組みによって時空を突破する作用がある。
またミスったりしたら世界にズレが生じてクエストそのものが変化してより難易度の高いクエストに変化したりもする。
エストそのものはエグいが、全体的にほのぼのとした‥少年達が夕暮れの中で草野球をしているような雰囲気があった。
神聖めいているクエストよりも脈略がなく若干汚いこれらのクエストの方が「何となく本当っぽいな」と思えてくる。
「オカルト」は映画として面白かったが、江野君のキャラには何の思い入れもなかった‥というか嫌いだったにも関わらず本作で二人の、オカルトでの友情を匂わされると妙に感動する。
というか本作での江野くんは顔つきも台詞も立ち姿も全体的にカッコいい。

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まるで聖人のような雰囲気を漂わせていた。
何しろこの江野くんは平行世界の壁を超える神にも近い力を持っているからな。

コワすぎ第一部の最終回にも関わらず、レギュラーキャラではない江野君がいいところを全部持って行くので「オカルト」観てない人にしてみたら「誰だよこれ‥」と思うかもしれないが個人的には本作が一番面白かった。
シリーズは一旦区切りがついて、次からは新しい展開になる。


そんな感じでした

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