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gock221B

映画その他の感想用ブログ(since 2015) http://gock.flavors.me/

「リミットレス(2011)」 ドラえもんの道具で暴走するのび太くんみたいな前半までは楽しかった。映画作ってる人は別に天才じゃないから主人公が天才になっても行動は馬鹿のまま

(サスペンス) (SF) 〈アメリカ〉 【映画】

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原題:Limitless

 ブラッドリー・クーパー演じる作家志望の無職イケメン。
そんな感じだから女にも逃げられ凹んでして歩いてると、昔の彼女の弟にバッタリ会う。
薬剤会社で働いているという彼に、脳の使われていない領域をフル活用できる凄い新薬の錠剤を貰ったので食ってみる。
すると頭の回転が急によくなり大家の人妻の勉強の手助けできて不倫SEX成功。
クスリを飲んだ彼の頭は「ハイでもバッドでもない」冷静だが澄み切った状態になって、過去にちらっと見聞きしただけの潜在意識にうっすら残ってる記憶も全て応用でき身体能力も上がっているらしい。
汚い自部屋を綺麗にした後、なかなか書けなかった原稿も一気に書き上げ即・採用。
翌日、薬の効果が切れると頭の状態も元に戻っている(覚醒系のドラッグみたいな感じ)
薬もっと欲しいと思って元カノ弟に会いに行くが彼の部屋は何者かに荒らされ彼は怯えていた
そして主人公が飯買いに行ったスキに、彼は何者かに殺されてしまっていた。
驚いて警察を呼びつつも、部屋を探して例のすげえ薬を大量にゲットできた
薬の効果で、ピアノ、数学などあらゆる事を数日で習得する。語学も習得してクラブで東欧系の美女と流麗なトークしてトイレでファックする。哲学や宗教にも通じ、どこかのサロン的なところでエグゼクティブな人達と仲良くなり、何やら凄げな証券会社らしきところに就職

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大金を得るためにマフィアから大金を借り、薬の量を増やしてどんどん儲ける。
冒頭で逃げられた彼女ともヨリを戻した。
チンピラに絡まれても昔観たブルース・リーの映画や格闘技の映像を思い出すだけで完勝
完全に、ドラえもんに凄い道具を貰ったのび太くん状態。

そうして彼はロバート・デ・ニーロ演じるすげー大物とも関わりを持ちチャンスを手にする
しかし映画の常として、前半の快進撃が最後まで続かないのは定石。
クスリの副作用でトラブルが起きたり、クスリが残り僅かになってしまう。
というか、持ってるクスリを食って化学の勉強して、副作用抜きのこの魔法のクスリを無限に作り出せるようになってればたんじゃないの?(ランプの精への願い事で「魔法を無限に使えるようにしてください」って言う感じ)
この辺になると作中の成功してる奴の殆どは薬を服用してる事がわかってきて可笑しい。

こんなクスリ等のチートを用い続けて最後まで勝利するわけはないとはいえ、ラストの数分でクスリなしで前より凄い奴になったという結果だけ見せられても「こいつにそんな能力も才能もないだろ」としか思えない。
この描かれなかった数分の方が本編より凄いんじゃないのか?それを描かないというのはどうなんだ。それを描こうとしたら映画一本分必要になるから無理なんだろ。無理なんだから、こんな強引なオチ、最初からしなければいい。
最後はクスリが切れつつ彼女の命を救いつつ死んで終るべきだったんじゃないか?
もしくは「薬を減らすと同時に野望も減って、当初なりたかった作家になって彼女と慎ましやかに幸せに暮らしました」で終わるのはどうか。
別に「ドラッグでチートする奴は滅びるべき」的な、風紀ババアみたいな事が言いたいわけじゃない。とにかく、この終わり方は無理あるだろうっていう話。
そういえば主人公の記憶が飛んでる時に金髪の女を殺したのは誰だったんだ?
それとこのクスリ作ってる会社は一体何してるんだ?クスリ周りの設定はかなりゆるいな。
まあ寓話的な話だから、細かい事はどうでもいいんだろうけど。。
なんか劇中に回答があったのかもしれんが後半はもう、ながら観してたのでよくわからないし別に改めて知りたくはない。
そういえば天才になってるわりに、主人公もマフィアも地頭は悪いままだったな。
マフィアに至ってはボキャブラリーが一個増えただけで能力が全く上がってないのがひどい。翌日にはまた馬鹿に戻ってるのも悲しい。やっぱり自力で勉強しないと身に着かないね、という優等生的な意見になってしまう
スカヨハがドラッグで潜在能力を引き出す「LUCY」では神の様な力を得すぎるのもどうかと思ったが、薬で超能力を引き出して無傷で終わる映画は微妙だな。やっぱ最後は周りを巻き込んで滅びるのが盛り上がると思う
一番好きな映画、ジョン・カーペンターの「ゴースト・オブ・マーズ」では憑かれた悪霊を追い出すためにMDMA的な錠剤を使ってたのがよかったな。あとは「マトリックス」か
本作は素直にコメディーにした方が良かった気がする。だって凄いアホみたいだから‥
そしてロバート・デ・ニーロはここ20年くらい、わざと話題にならないような映画を選んで出てるようにしか見えない。とりあえず小さな映画の大した事ない役ばかりやりたがるイメージがある。一体どういう基準で出る映画を選んでるんだろう
最後まで観るとしょうもなかったが、前半の昭和の漫画みたいな荒い疾走感は楽しかった。


そんな感じでした 

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