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「ホーリー・マウンテン(1973)」アレハンドロ・ホドロフスキー/そんなに色々捨てんでも‥と心配してたら爽快なラスト

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原題:The Holy Mountain 監督:アレハンドロ・ホドロフスキー
製作国:メキシコ/アメリカ 
上映時間:117分
ホドロフスキーの映画を全く観てないので(理由はない)観たら面白かった。
何が面白いかというと次にどうなるのか何を見せてくれるのか想像つかないから面白かった
冒頭の帽子の男と全裸の二人の女のくだりを見て「あっここは昔、青山にあったマニアックラブのラウンジで観た映像だ」とわかった。印象深くて何の映像だろうとずっと思ってたがこれだったか


キリストっぽいルックスの主人公が目覚め、色んな変態使徒の話を聞くという体裁でホドロフスキー面白ビジョンが連続して展開していくのが後半まで続く。

自分が気に入ったシーン
主人公がデブ軍団に眠らされ豚の中の白い液体で型を取られる。主人公が目覚めると自分の等身大フィギュアを100体くらい勝手に作られてた事に主人公激怒。主人公は、フィギュア作り過ぎて疲れて仮眠を取っていたデブ軍団を強襲し等身大フィギュアを破壊。
しかし気に入ったのか、記念に一体だけ持って帰るのだった。
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主人公、錬金術師の指示で、たった一つのおしゃれな器にクソをする。
そして錬金術師は煮糞(クソを煮る事)をし、主人公は更に汗絞られ機で汗を搾り取られる。それを煮糞に掛け合わせるとクソから金属が生まれた。
「お前のクソから産まれし、この凄い金属を喰えばお前も凄くなる」と手渡される。
主人公はそれを鏡に叩きつける

機械で出来た女性器に電子棒を突っ込んでイカせるラブマシーンで遊ぶエロ公爵。
全裸の女がチャレンジすると機械がイキ初めるので「さすが女性、女性器の気持ちいいところをお見通しだ」と思っていると電子棒から電子ザーメンが出て機械の赤ちゃんが生まれる。コンサート会場で赤ちゃんが産まれた!

責めたい敵国への憎しみを子供たちに植え付けるオモチャやコミックが作られる。
ヒーローの名はキャプテン・キャプテン。いい加減にしないと~

ババアが服を脱ぎ散らかし全裸で大暴れ。
カットが変わると便器で小便をするババア。小便やめぃとか思ってたらカメラが引いて、ババア座りし便座の位置が異常に高いことがわかり、意表突かれし俺は爆笑。
まさか、ババア大暴れはただの囮で便座が高いところが見せたかったとはな。。

マッチョ警視総監のドアップから、カットが変わるとチンコ丸出しで張り付けられてる男の画に変わるのだが、男のチンコにあてがうべきデカいボカシが一瞬早く画面に映るため、マッチョ警視総監のおでこにボカシが重なるというアクシデントがあり衝撃(フライングボカシ)
その直後、縛られし男はキンタマを切り取られ絶叫。
警視総監はこのように切り取ったキンタマを1000組、コレクションしている。
1001組目はこれかな?(君のタマキンをつかみながら。。かまいませんね?)
そしてキンタマ切り取られボーイズを集め、自分のガイドブック?を渡し「これで俺の事を学べ!」と警視総監の関白宣言。熱い

 
そんな変人達と主人公はホドロフスキー演じる師匠の元へ集結。
皆でホーリーマウンテンに登り不死の賢人となりて、この世界を統べる算段。
彼らはあらゆる私欲や執着を捨て(全財産を燃やしたり思い出を捨てたりする)
メスカリン的なものを飲んだりして修行を行いホーリーマウンテンを目指す。
断崖絶壁を登りながら「もう登れない‥」と弱音を吐く変態女使徒。
仲間の変態が「負けるな!大陰唇を崖にこすりつけろ!」と叱咤激励。
変態女使徒は言葉通り大陰唇を崖にこすりつけ奮闘。登山と崖オナには因果関係はないはずだが仕方なく応援せざるをえない
途中で変な町に着くとホーリーマウンテン目指して失敗した者達がいた。愚か者どもが

どんな物でもすり抜けられる能力を持つチャンピオン。恐るべきチャンピオン。たいへんなチャンピオン。
「俺はホーリーマウンテンすら一瞬ですり抜けられる!」「しかし水平にしか移動できない!」だからホーリーマウンテンの頂上へはすり抜けられない。「だがホーリーマウンテンを水平に制したぞ!」と主張するチャンピオンを無視して去る一行 

他にも色んな愚か者が登場。俺の中ではこの通り抜けチャンピオンがチャンピオン。
お前がチャンピオンだ。
徐々にホーリーマウンテンに近づく一行。
途中で主人公はイマジナリーフレンドの小人を海に、他にも凍傷した指を失う物もいる
しかし正直「そんなに私欲を捨てなくてはいけないものか?前半の活き活きしたこいつら達の方が魅力あったぞ」とか思ってたら、衝撃のラストへ
自分が抱いてたそんな疑問がどっか行ってしまうようなラストだったから爽快だった。
こんだけ色んなもんこだわって出して、このラストは凄い。気持ちいい
しかし一回こっきりの諸刃の刃。
観るまではアート性の高い退屈な映画かと思ってたが、観てみると全体的に祝祭的な景気のいいイメージが多く、面白い映画だった。何か困った状態になったらすぐ暴れて打破するし。監督は明るい人物なんだろうなと思った。他のも観てみよう

そんな感じでした

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