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「007 スペクター (2015)」色んな映画の中でも群を抜くほど弱いボスが今までの事件の黒幕だった衝撃

 

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原題:SPECTRE 監督:サム・メンデス 製作国:イギリス+アメリカ 上映時間 148分


007シリーズは実のところ、殆ど観てない。
別に嫌いなわけではなく何となくだけど。
「ゴールデン・アイ」とミシェール・ヨーが活躍する「トゥモロー・ネバー・ダイ」が好きだったくらいで過去の有名なやつとかも殆ど観てない。
ダニエル・クレイグの007は「カジノ・ロワイヤル」は結構好きだったが「慰めの報酬」がパッとしなかった。ダニエル・クレイグは彫刻みたいでカッコよくて好き。
そして前作の大ヒットした「スカイフォール」は今まで通りの荒唐無稽なB級スパイアクション映画なのにも関わらず、まるで凄く高尚な大作かのような見せ方が気に入らなかった(だが、この大作のように見せた作りのおかげで大ヒットした)。
荒唐無稽なスパイ映画は好きだが、不要なカッコつけが好きになれない感じです。
スカイフォール」のボンドも異常に弱く、特に邪魔されてるわけでもないのに的に当てられずヒロインを銃殺してしまい最低だなと思った
本作は、スカイフォールでのカッコつけが減ってたしスカイフォールより楽しかった。
カッコいいOP。変な秘密道具。カーチェイス。無茶なアクション。旅行。女とセックス。訳のわからん拷問されるボンド。どうでもいい動機で意味不明なほど大がかりな仕掛けを打ってくるがすぐやられるボスキャラ。。等々、007と聞いてパッと頭に思い浮かぶような内容が次々と出てきて満足した。
スカイフォール嫌いな人ほど本作を気に入りがち」という噂を聞いたが僕は正にそれ


歴代でも下から数えた方が早いくらい弱いボス
いよいよ登場した有名ボスキャラ。ブロフェルド(クリストフ・ヴァルツ)。
どうやら前作同様、父の愛情がどうとかでボンドを逆恨みしたらしい。
もう大きい子供がいてもおかしくない歳なのに未だにこんな恥ずかしい動機を堂々と口にする恐ろしい敵だ。
まあ悪役とは心の弱さを刃に変えて襲い掛かって来る狂人なのでそれは別に良し。
カジノ・ロワイヤル」以降、今までボンドを苦しめて来た事件は全て彼の仕業だったのだ。無関係だと思われていたショボイ過去作をかなり強引に繋げて来た。高評価だった「スカイフォール」と合わせて低評価だった過去作の評価も上げようとするダークナイトトリロジーのやり方、またはX-MENフューチャー&パストのやり方。
とにかく今までのボスキャラの上に位置する真のボスキャラ!世界を統べている支配者!という後付けのハッタリでぶち上げるが実際にやる事は今までのボスと何ら代わりはない。
とはいえ前半の、顔面真っ黒の会議シーンまでは凄味があってカッコよかった。
何と言ってもクリストフ・ヴァルツだからね。
彼の作戦はゴーンガールの奥さんみたいに意味不明なほど金と手間が掛かっている。
そんなライフェルドだが、最新鋭の凄い装備と基地、凄いセキュリティーを持ってるにも関わらず、半裸で四肢を縛ったボンドに壊滅させられて重傷を負う。なぜ重傷を負ったのかというとトレードマークである顔の傷を付けるためだ。凄くばかばかしい。
最新鋭のヘリに乗ってるにも関わらず下からボンドが豆鉄砲を数発撃ったら撃墜されるので爆笑しそうになった。
ボンドが強すぎるというよりもコイツが弱すぎると言った方が正しい。
スカイフォール」でもボスは、ボンドが通るであろう街の箇所を事前に予測して(どうやって?)ピンポイントで爆弾を仕掛けてあってボンドを困らせるという訳のわからん場面があった。
でも最後に、ボンドが彼に行う仕打ちはスカッとするものだった。
こういうIQ高い系の敵は殺すより絶望を与えられる復讐だと思う。
しかし世界を影で牛耳ってるようなコイツを生きて収監するのは安心しないというかサッサと殺した方がいいような気もするが。


レア・セドゥー
前半のバティスタとのカーチェイスと、後半の狭い列車内でバティスタと格闘するところが良かった。しかし、バティスタもまた最後に出てくるのかと思ってた。アレで死んだんならキッチリと首がもげるなど死ぬ瞬間を見せてほしかった。
ヒロインのレア・セドゥも凄い綺麗だった。特に列車内で凄いドレスをまとって出てくる場面。裸よりエロい。
レア・セドゥと言えば、列車に乗ったあたりから急にボンドに対してニヤニヤしはじめたり、暴れた後アドレナリンが出てセックスしたり、敵にさらわれるために急に「貴方についてけない」的な事言って別行動しはじめたり何考えてるのかよくわからんキャラだった。
一方、モニカ・ベルッチはどうでもいい役過ぎて悲しかった

 

一言で言うとかなりアホっぽい映画だった。
しかし前作のようなカッコつけは減っていて、真面目くさった顔したボンド達がアホに徹した無茶苦茶な展開を繰り広げ続ける様が、観てるうちにどんどん可笑しくなっていった。そう思えば楽しい映画だったと言えなくもない。


そんな感じでした

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