読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

gock221B

映画その他の感想用ブログ(2015年開設) http://gock.flavors.me/

「怪談新耳袋 百物語(2010)」 なかなか面白かったが一話五分が枷になっていた

f:id:gock221B:20160221080039j:plain
観てない新耳があったので観た。
新作かと思ったが6年も前にTVで放送したものだった。全長50分

第101話「スリッパ」監督:大九明子 

女子校生が友達の家に泊まりに来た。友達はスリッパを履かないのが疑問だったが自分はスリッパを履く。しかし、トイレや部屋に入って外に出る度に入り口にスリッパが脱いである。友達は「嫌わないでいてくれる?」と言う。
友達が欲しいなら怖いことが起こる事を説明しろよと思った。
他人に嫌われる要素を持つ少女の妄執をストーリー化したものかな?と受け取った


第102話「寺に預けられた理由」監督:内藤瑛亮 
女子校生が小学生の時の事を友達に話している。
帰宅して食事しようとすると、女が二人キッチンに入ってきて掴み合いの大喧嘩を始める。しかし同室にいる母親には何も見えないし聞こえていない。霊というよりも、過去に生の人間が争ってる光景を幻視してるような雰囲気。しかしそれにしては唸り声をあげて喧嘩していて普通じゃない感じ。
少女は見た光景を母親に告げると高校生になるまで寺に預けられた、というお話だった
友達が「お寺で何があったの?」と訊くと少女は「それは訊かないで」と言う。
‥何なんだよ!もう少し語れよ
少女が見た争う女二人は誰だったんだ?オカンが知ってるという事はこの家で起きた事件なのか?生き残った方が母親?住職に言うと住職は承知したらしいが一体何を承知したのか、そして寺で何があったのかはヒントも何もないのでサッパリわからない
別に霊に襲われるとかは、霊とは理不尽なものなので別にいいが、オカンや主人公が何を思ったのかとか何をしたのかとかヒントくらい言えよ
続きもないんだろうし解けない謎要素をたくさん入れて気をひこうとするのはやめろ
‥と書いたところで思ったんだけど、話の主人公は幼女だけど、たぶん全話で主演のアイドルグループの誰かを出さないといけない縛りがあったんだろう。
だから、主演のアイドルに子供の頃の話をさせるために逆算的に意味ありげなストーリーを作っただけなんじゃないだろうか。つまり何の意味もないんだろう


第103話「ついてくるもの」監督:篠崎誠 ★
f:id:gock221B:20160221082606j:plain
女子校生が夜、帰宅する時に七面鳥のように四肢がなくズタ袋に入った人間のようなものがついて来る。それは家にどんどん近づいてきて、やがて家の中にも入ってきた
四肢のない霊は皆、軍服を着ていたり日の丸の鉢巻をしていたり包帯を巻いている。
日本兵の霊のようだ。四肢を斬られてズタ袋に入ってるというのは何か元ネタとかそういう事件が如何にもありそうだが不勉強でピンと来ない。誰か教えてください
霊の顔に光を当てて鮮明に撮りすぎているので、霊の演技をしている人間にしか見えず
どっちかというとアメリカンホラーっぽい

第104話「扉の向こう」監督:篠崎誠 ★★
f:id:gock221B:20160221082650j:plain
姉妹がマンションで留守番しているとドアの呼び鈴が鳴るが開けると誰もいない
更に就寝中、ドアを開けようとする何かが来る。
家の中で少女が二人で喋ったりドアノブ押さえてるだけでホラーが成立しているという優れた省エネぶり。
単純に考えると「子供だけでの留守番は怖い」という気持ちをドラマ化したものか
あまり怖くはないが姉妹も可愛いし、この中では一番好きかもしれん

第105話「赤塗り」監督:継田淳 ★
友達のマンションに着いたが階段で上がってくるよう言われる。無視してエレベーターに乗ると、赤いマニュキアを塗った真っ黒い手が執拗にエレベーターを四階に停める
友達もちゃんと説明しといてやれよ

第106話「帰宅」監督:三宅隆太 ★
悪夢から目覚めた女子校生がリビングに行くと母親は居眠りしていた。バスルームに行くと自分自身が首を吊って自殺していた、慌てて母親に告げに行って母親を起こすと娘は消える。娘は五年前にバスルームで首を吊って自殺していたのだ。娘はまた帰宅する、母親は寝ている。それが無限に繰り返される
三宅監督の自殺に対する思想なんだろうと思った。三宅監督の思想が色濃く出たホラーって本当に気が滅入るくらい暗い、といつも思う。暗いからダメなわけじゃないけどそういう作品に出てくる女の子が可哀想で観終わると悲しくなる。自殺はアカン

第107話「庭の木」監督:大畑創 ★
引っ越ししてきた女子校生は庭にある立派な木を見て首を吊りたくなって実行するが失敗する。かと思ったら引越し業者が首を吊って死亡。突拍子もなくてピンと来ない
行くと飛び降りたくなる自殺の名所みたいな木って事かな?

第108話「隣の女」監督:継田淳 ★
f:id:gock221B:20160221082726j:plain
隣に住んでいる変な女が荒ぶる。よくあるキチガイ隣人もの

第109話「空き家」監督:朝倉加葉子 
女子高生たちが呪われてると噂の空き家で探検する。畳をめくると女の霊が居た
まあ、普通です。。というかコーヒーを淹れててよく見てなかった

第110話「市松人形」監督:三宅隆太 ★★
f:id:gock221B:20160221082759j:plain
伯母さんの家に遊びに泊まりに来た女子校生、美人で優しい伯母さんが何故ずっと独身なのか主人公は不思議がる。そして主人公は玄関にある市松人形が怖い。
というかに貼った写真が既に怖い!こっち見てるし
深夜、寝ているとおばさんが誰かと話していて小さい走る音も聞こえた。
翌日、伯母さんに昨夜の足音の事を訊くと。。
別に動こうが動くまいが、こんなデカい人形が玄関に置いてあるだけで怖い!
しかも嫌な大きさ!赤ちゃんくらいの大きさか。。
一回、イタズラで友達が寝てる時、ドアを開けた場所にこういう人形を置いておくイタズラがしてみたい。しかしそのイタズラをしてる最中にこっちが怖くなりそうだ
こんなものを家に置くな!そしてパタタタッ!という小さい脚が走ってる感じの足音も怖い。山岸涼子の漫画っぽい
三宅監督は「七つまでは神のうち(2011)」でも市松人形が出て怖かった
人形も怖いが、明るくて美人で気立てのいい叔母さんが実はキチガイというのも怖い

 ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━  

bump.yというアイドルグループが主演らしいが検索したら既に解散していた。
知らない子達だが可愛かった。。と言ってもJホラーに出る少女は誰がやっても可愛く見えるものだけど。
ベテランの監督が多いせいか、なかなか面白かった。
しかし一話五分というのは一シーンだけ見せたい出オチ系の時ならいいけど、本作はもう少し設定やストーリーが知りたいものが多かったので五分は短いなと思った

そんな感じでした

怪談新耳袋 百物語 DVD BOX

怪談新耳袋 百物語 DVD BOX

 
怪談新耳袋 百物語 [DVD]

怪談新耳袋 百物語 [DVD]

 

 

広告を非表示にする