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「COP CAR/コップ・カー (2015)」ケビン・ベーコンは思いのほか出番短かったが素晴らしい内容とラスト

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原題:Cop Car 監督:ジョン・ワッツ 製作国:アメリカ 上映時間:88分

ケビン・ベーコン主演で、悪いケビン・ベーコンが子供を追いかけまわすと聞いたらそれはもう観るしかない。
イーライ・ロスが制作した、この監督のデビュー作「クラウン (2014)」は正直かなりつまらなかった。
更にこの監督は次の新しいMCUスパイダーマン:ホームカミング (2017)」の監督に決まった。

7~9歳くらいの二人のやんちゃな少年達が空き地でパトカーを見つけ、鍵もあったので勝手に公道を爆走させて遊ぶ。
そこへ警官のケビン・ベーコンがやって来る。
彼は乗ってきた車から死体を取り出す。どうやら悪徳警官のようだ。
彼の物であろうパトカーは少年たちが運転して消えてしまった後だった。
焦ったケビン・ベーコンは消えたパトカーの行方を追う。
少年たちは盗んだパトカーのトランクを開けるとそこには。。

みたいな感じの映画。
登場人物も数人だけで、台詞も殆どないのに凄く面白かった。
最後まで色んな事情を説明しないのもよかった(何となく推測できるから別にいい)。
だからこの監督って、腕あったんだな~と思った。
本当にあの面白くなかった「クラウン」と同じ監督なのか?と思った。
そういえば「クラウン」も本作も、どちらもワンアイデアだけで突っ走る映画だった。
ひょっとして「クラウン」は本当は面白かったのに、観た時に調子悪くて良さに気付かなかっただけだったのか?と思った。また今度、観返してみよう。
どちらもジョン・カーペンターB級映画っぽいのがいい。
あらすじは凄くシンプルで書いたら面白さが減る気がするので書くのはやめておこう。
ラストのパトカー目線で先の視えないハイウェイを延々映すところと、そして映画が終わる瞬間がめちゃくちゃよかった。すごく好みの終わり方!
映画ってラストが凄く良かったら、途中の退屈なところも全部意味があったように思えるから重要だな~。何度か例に挙げたジョン・カーペンター映画はこれに当てはまるものが多い、物体Xとかエスケープ・フロム・LAとかゼイリブとかスターマンとか‥。
逆に途中が良くてもラストがイマイチだったら映画全体の印象もイマイチに思えるよな。これまたジョン・カーペンター映画でラストがクソな作品を例に出すなら「ザ・ウォード」とか。。
何か監督の誠実な姿勢と、無駄を削ぎ落とした感触が凄くよかった。

映画とは関係ないがケビン・ベーコンのダンス動画をひとつ

www.youtube.com

映画の内容には何も文句ないのだが、ポスターのケビン・ベーコンがデカすぎたので彼が主人公だと思ってたのに実は少年たちが主人公だった。
だから期待していたケビン・ベーコンの活躍シーンは少なかった。その代わり子供たちのストーリーはめっちゃ良かった。
「カツ丼を注文したら天丼が出てきた。だけど天丼がめっちゃうまかったから、まぁいか‥」という感じだ
せっかくケビン・ベーコンを起用したんだからケビン・ベーコン視点にして、もっと全編ケビン・ベーコン祭を観たかった気もする。
というか、そもそも「この役、ケビン・ベーコンじゃなくて、知らないオッサン俳優が警官役でも充分通る内容だよな」とも思ったが「ケビン・ベーコン主演」という売りじゃなかったなら僕も観る気も起きてなかっただろうから、やっぱりケビン・ベーコン看板で良かったのかもしれん。。
ベーコンもさすがに老けた。
老けたというか男性ホルモンが多すぎて水分が無くなった印象。もともと骸骨っぽい顔がより骸骨に似てきた。
ジョン・カーペンター物語」みたいな伝記映画を作る時は、同じ骸骨っぽい顔のジョン・カーペンター役をケビン・ベーコンがやってほしい。
何か観た後で色々気になる好きなタイプの映画だった。


そんな感じでした

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※オフィシャルサイトのケビン・ベーコン他の情報が妙に充実している

映画『COP CAR コップ・カー』オフィシャルサイト

www.imdb.com

www.youtube.com

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