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「グリーン・ランタン (2011)」残念ながらネタにならないタイプのつまらなさ🔋

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原題:Green Lantern 監督:マーティン・キャンベル
制作国:アメリカ 上映時間:114分

 


🔋

この映画は死ぬほどコケたし主演のライアン・レイノルズのキャリアを終わらせかけた恐ろしい一作だ。
本作を起点に、DCシネマティックユニバースを作ろうとしたらしいが、コケ過ぎたのでそれは流れて、2年後の「マン・オブ・スティール (2013)」がDCシネマティックユニバース第一弾ですよ~という事になった。
そんなDCシネマティックユニバースは様々な作品が作られているが、グリーン・ランタン再映画化は随分先の2020年、しかもタイトルは「グリーンランタン・コァ(仮)」となっていてランタン一人の映画じゃなくてグリーンランタン・コァのチームとしての映画のようだ。
本作のすげーコケ方によりグリーンランタンが警戒されている。
本作は普通につまらなさそうだったし評判悪かったから観てなかったので今回初めて観たが、残念ながら普通につまらなかった。

※追記:原作のグリーンランタンは面白いのだが本作のせいで、‥また「レゴムービー」や後の「デッドプールライアン・レイノルズによる執拗なグリーンランタンいじりのせいで「グリーンランタン=どうしようもない」という「グリーンランタンはいくらバカにしてもOK」みたいなイメージが着いてしまったのが痛い。
この映画は本当につまらないので「映画グリーン・ランタン」はバカにされても仕方ないが、原作やグリーンランタンというキャラ自体が、バカにされ続けるのは何だか嫌な感じ。
もちろんグリーンランタンはDCコミックでは面白くてメジャーなヒーローなので、アメコミファンはバカになどしていない。
今言ってるのは「グリーンランタンの事など知らないし今後も読むつもりなんかない」って感じの一般層の話だ。

一刻も早くワーナーが面白いグリーンランタン映画を作る必要がある。それ以外に一般層の印象を変えるチャンスはない。
🔋原作は大して読んでないけど、ジェフ・ジョーンズ原作の「グリーンランタン:リバース」から始まる一連のシリーズ。「シネストロ・コァ・ウォー」「ブラッケスト・ナイト」がめちゃくちゃ面白かった。
普段の連載はよく知らないがコァ全体で闘うチームものとしてのランタンがめちゃくちゃ面白かった。

勧めたいところだが本作がコケたため邦訳も「リバース」だけでストップしてしまった

 


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腕は一流だが自信過剰でお調子者のハル・ジョーダンライアン・レイノルズ)。
彼は恋人キャロル・フェリスライアン・レイノルズの妻ブレイク・ライヴリー)の戦闘機の会社で戦闘機テスト・パイロットをしていた。
全銀河を守護する宇宙警察機構「グリーン・ランタン」の最大の敵である恐怖の化身パララックスが封印を解いて再び活動を始めた。
パララックスの襲撃を受けたグリーン・ランタンの戦士アビン・サーは、自らの代わりとなる新たな戦士を探すため地球に不時着する。
グリーン・ランタンの力の源であるリング(指輪)が選んだのは、ハル・ジョーダンだった。
一方、アビン・サーの遺体は政府に回収され、生物学者のヘクター・ハモンド博士によって秘密裏に調べられていた。
ヘクターは遺体に残っていた恐怖の力「イエロー・パワー」を帯びたパララックスの細胞に感染し、異能力を得ると同時に心身に異常をきたしていく──

 

 

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まず映画冒頭で6分間くらいを費やして「グリーン・ランタンの成り立ち」「グリーン・ランタンとは?」「パララックスとは?」などを説明する。
アメコミファンなら周知の事実だからいいが、そうでないものにとってはいきなり色んな設定を面白くもない映像と共に、だーっ!と説明されるので恐らく誰の頭にも入っていかないだろう。
その後、主人公ハルの私生活、父が戦闘機の訓練で爆死したことがトラウマで物事うまくいってないことなどが語られる。
その後、アビン・サーによって後継者に選ばれグリーン・ランタンとなる。
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このマスクやスーツが2011年にしては妙に安っぽい。
いやスーツだけでなく、色んな異星人や宇宙の物体のCGなどが、どれも妙にノッペリしていてプレステのゲームっぽい。
デザインだけでなく、いきなり何十種類ものエイリアンが在籍するグリーンランタンという組織や、「緑の光のビームで闘う」という数々の設定が、そのまま映画化するにはあまりに突飛だったのかもしれない。
‥いや、それはスター・ウォーズなども同じことだ。何か上手い方法があったはずだ。
映画を観てると、「設定の説明」→「ハルのトラウマ」→「リングに選ばれる」→「パワーを使えるようになる」→「同時にヴィランも生まれる」→「トラウマの克服と共に敵を倒す」‥などと、きちんと順を追って語っていて具体的に「ここが良くない」というのは指摘しにくい。
だから面白おかしくいじることも出来ないのだが確実に面白くない。
褒めるとするなら「グリーンランタン・コァの面々や色んな設定を原作に忠実に描こうとしている」という姿勢くらいしかない
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ハルはグリーンランタンの本拠地・惑星オアに招かれ、先輩ランタンのト・マーレや鬼教官キロウォグやシネストロにシゴかれる。
グリーンランタン・コァの仲間たちが好きな俺はこのキロウォグ達にシゴかれるシーンを楽しみにしてたが数分くらいで修行シーンは終わってしまった。
それにしても、ここはモンタージュで「数か月間修行した」とかやればいいのに修行は本当にすぐ終わるので非常にバカバカしい。
既にリングの事を知っている同僚のメガネに変身して見せたら

メガネ「うわあぁ!緑ぃぃ!」と叫ぶ。不思議なリアクション(このメガネはギャグ担当の面白キャラのようだが終始すべってる空気が流れて「嫌な気分」にさせられる)
ところで、このシネストロというオッサンはハルの宿敵だ。
今回はまだ敵ではない(今回はっていうか二度と続編は作られないが)
だが、このシネストロは原作そっくり!これは本作を嫌いな人でさえも認めざるを得ないほどそっくり。
ただ、本作ではシネストロを温存したまま終わるので、原作にそっくり過ぎる以外に良いところがない。
その後キャロルのベランダにグリーンランタンとなって飛来し
、飛行場でデートする。
映画「スーパーマン」のオマージュだろう。
ワーナーは映画「スーパーマン」の栄光が忘れられずデートさせたのだろうが、色んな要素を積み上げていって飛行デートした「スーパーマン」と違い、本作ではただ元から仲のいい男女がデートしてるだけなので表面だけなぞっても仕方ない。


色々あって、悪の教授となったヘクターが、父とアマンダ・ウォーラーを攻撃。
ガラスに叩きつけられたアマンダ・ウォーラーが何故か落ちずにガラスにくっ付いたままなのが可笑しい。
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このまま何故か張り付いている。ガラスにめり込んでるのか?
何で落ちて来ないんだ?
彼女はシリアスなキャラなので、こんなチャウ・シンチー映画のギャグシーンみたいな役割をすると凄く奇妙な気分になる。

すぐにハルが来て交戦。ここで初めて闘いが行われる。
ここまではグリーン・ランタンのオリジンに時間を取っていたが、もう終盤なのでさすがに長すぎる。

初対戦のハルは劣勢、ハルはヘクターのサイコキネシスで押さえつけられ、目前でヘクターは自分の父を焼き殺す(だけど何でだ?)

ここは結構やっちゃった感があった。
敵の抑え込みを跳ね除ける事ができず市民が殺されるのを見殺しにしてしまった。
「初めての闘いだったしダメージがあったしヘクターのパワーは強大だったから無理だった」とかいう言い訳は、こういうヒーロー映画では通用しない。
こういった超能力を持ったヒーローの場合「市民を助けなきゃ!」という気合が強いとパワーを発揮して助けることに絶対成功しなければいけない。
しかも「グリーンランタンは意志の力で闘う」と散々言ってきたのもフリになってしまい「グリーンランタンは本気を出せば市民を救えたのだが、大して助ける気持ちがなかったのでパワーが出なかった」という事になる。
1分後、カットが変わるとハルは無傷でピンピンしている。やっぱり大したダメージではなかった。
その後のキャロルとの会話で「どうやらハルは子供の時の父の事故が原因で、ここ一番の時に逃げてしまう性格」だという事がわかる。
なるほど、そういったトラウマを後半で跳ね除けてヒーローとなる逆転勝利をやりたかったのか。

だが大したダメージもないのに気持ちで負けて市民が死ぬところを助けられなかったというのは結構致命的だな。
ここまでは正直「面白くはないけど、そんなには悪くないじゃん」と思ってたが、この場面で心が離れた。


ヘクターを倒しに行くが、知らない間にキャロルが人質にされていた(数十秒でいいから誘拐シーンを入れてほしい)
ハルはトンチを使ってヘクターを倒す。
ここは唯一ヒーローらしさが感じられて面白かったシーン。

ハルは惑星オアに行ってグリーンランタン達に応援要請を頼むが断られる。
「地球が犠牲になるのは残念だが、宇宙全体は助かるんじゃ」と言う。
何で?
何でパララックスが地球を滅ぼすのを見過ごすと宇宙全体が助かるのかがよくわからない。
何百人のグリーンランタン達やガーディアンが倒す事ができず封印するしかなかったパララックスと、仕方なく一人で闘った新人の
ハルだが自分一人の力でパララックスを倒した。
新人ハルが一人で倒せるくらいなんだからグリーンランタン・コァが数人行ってれば余裕だったのでは?
そもそもコァには何百人もいるし。。
「彼らはそれぞれ宇宙のあちこちで起こってる事件に対処しているから地球に来れる奴がいない」と説明とかがあればまだしもそれもないし。
助けに来ないのはいいが、何故グリーンランタン・コァが来ないのか、説明だけでも欲しかった。
シネストロは、パララックスを御するためのイエローリングを完成させていた。
何でシネストロはそれを持って助けに来てくれなかったの?
ハルを一人で闘わせたいのはわかるがちゃんとした理由が必要だろう。
何百人もいるのに一人も助けに来てくれなかったランタン達は、一人でパララックスを倒したハルを称えて全員拳を突きあげる!
ここで盛り上がるのは難しい。

退屈なオリジンが延々と続いて、アクションは殆どないし最後も爽快感のかけらもなかった。
ぱっと見は「おっグリーンランタンの映画だ」と思うのだが観ていくうちに元気がなくなっていった。
確かに酷いが、新しい「ファンタスティック・フォー」に比べたらマシかもしれない。

🔋最初の方に書いたが、いろんな設定やキャラの説明や、やるべき事はちゃんとやってるのだが、具体的に何がつまらないのかわからないまま全編面白くない。
「特に飛び抜けて悪いところはないが確実に全体的に面白くない」といった感じだ。
何だか、この感想自体もあまり面白くない感じになってしまったし。何かスミマセン

 

そんな感じでした

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グリーンランタン:リバース

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グリーンランタン:シークレットオリジン

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