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gock221B

映画その他の感想用ブログ(since 2015) http://gock.flavors.me/

「処刑人 (1999)」 大学生や女性が好きそうな90年代っぽい楽しい映画だった

(犯罪) (アクション) (コメディ) 〈アメリカ〉 【映画】

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原題:The Boondock Saints 監督:トロイ・ダフィー

最近、色々忙しかったり10数年の封印を解いてゲームを始めたらはまってしまって、全然映画観てなくてブログ書けませんでした。
「Broforce」っていう色んなアクションスター主演映画のキャラをモデルにしたキャラを操るアクションゲームにはまってるんですが、それに本作の兄弟もいて「そういえば処刑人見たことないな~」と思い、ノーマン・リーダスも好きだし観てみた。

精肉工場で働くマクマナス兄弟(兄はショーン・パトリック・フラナリー、弟はノーマン・リーダス)。
兄弟の街にはロシアン・マフィア等のクズどもが跋扈している。
ある日行きつけのバーでトラブルになり、マフィアをボコボコにしてケツを焼いた。
マフィアは兄弟のアパートを強襲。兄弟は殺されかけるが何とかマフィアを返り討ちにしてブッ殺す。
そして兄弟は、退院した夜に「悪党を皆殺しにせよ」という神の啓示を受け、銃器と仲間を手に入れマフィアを殺して回る。
ウィレム・デフォー演じるゲイの刑事も兄弟を追う中、やられてばかりのマフィアも最強死刑囚を雇い、兄弟を狙うのだった。。

みたいな話。
実際のところ、この映画はあまり犯罪やら復讐といったテーマに真に迫る感じではなく、どちらかというと何か「こういうカッコいい映画を作りたかった」というノリで面白いと思っているシーンをどんどんぶち込んでいったという感じの、良く言えば寓話っぽい映画だった。
この監督も、処刑人シリーズ専用監督みたいだし。
兄弟を追う刑事役でウィレム・デフォーが出てるんだが「レオン」のゲイリー・オールドマンみたいにCDウォークマンでオペラを聴きながら恍惚状態でめちゃくちゃ踊りながらハイテンションで推理したりする。90年代の犯罪映画によくいた演技派の俳優が調子乗ってアドリブで演じるハイテンションキャラ(日本人で言うと三上博史)。
デフォーは家では青年と寝ているゲイで女装して潜入したりもするのだが、付き合ってるゲイやゲイバーの者に対しては「うるさいオカマ野郎!」と罵ったりするキャラ。
兄弟も異常に仲が良い。いつも子犬のようにじゃれあってるし片割れがピンチになると怒りで物凄い力を発揮する。果ては同棲していて並べたベッドで寝ていたり常に半裸で、その身体が雨漏りでいつもてらてらと濡れている。
この映画は女性に凄く人気があると聞いたことあるが理由がわかったような気がする。
女キャラも殆ど出てこないし、テーマ的な事よりもディティールをたくさん重ねて映画を作ってる感じとか全部合わせて映画全体がゲイゲイしい。
女性が描いた、複数のイケメン達が活躍する漫画を読んだ時と同じような気分になった。
でも映画はうまいし猫が爆発するパルプフィクションっぽいシーンなどを始め、突拍子もない面白いシーンが多くて最後まで飽きずに楽しめた。

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しかし最後に対決すると思われた最強死刑囚は、実は兄弟の父親で、そして実はその一族は神の裁き一家だった‥という事がわかりチームアップして三人で悪者を倒しに行くのはどうなんだろうと思った。
最後に急に出てきた親父は今まで兄貴がやってたリーダーポジションになって立派な演説も親父が全部やってしまう。
兄弟がいるんだからこの親父のキャラはいらねーだろ。
この親父は親父で良さ気なキャラなんだが、
普通にラスボスとして立ちはだかって殺されて子供達に道を譲れよと思った。
もしくは兄弟と一緒に行動するが殺されて兄弟が怒りで燃える小悪党のキャラがいたんだが、このポジションを親父にすればよかったじゃんと思った。
この小悪党キャラも味があって面白かったんだが、これも兄弟の活躍に回して欲しかった。兄弟の活躍シーンが足りない。きっと思いついた面白いキャラやシーンをどんどん入れたんだろうね。
男臭いアクション映画だと思ってたから意外な内容に面食らったが、楽しめた。
全体的にモラトリアムな空気を感じたが、公開時の自分も若かった時に観てたらきっと大好きになってた気もした。続編はまた気が向いたら観よう

そんな感じでした

www.imdb.com

www.youtube.com

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