gock221B

映画やドラマの感想ブログ 😺🐱 殆どのページはネタバレ含んだ感想になってますので注意 😺 短い感想はFilmarksに https://filmarks.com/users/gock221b おしずかに‥〈Since.2015〉

心霊ブログを読んで、心霊体験‥のようなよくわからない事について思い出した👻

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最近 (id:jidaraku91)さんの

jidaraku91.hatenablog.com

という心霊スポットに行ってレポートするブログを読んで面白かったです。
幽霊は好きですが心霊関係のものは、マジになってるものか金儲けか ひたすら消費して遊んでいるものばかり‥という印象であまり見てないんですが、これは主体性を持った個としての人物が楽しそうに異界を探す感じで心霊を探し求める姿が何かツボにはまりました。こういうものはありそうで中々ない気がする。
しかし全く霊そのものは見つけられず「今回も何も起きなかった‥でも次こそがんばるぞっ」みたいなノリが凄く好きです。
心霊レポートに対してこう思うのは不思議だが、何かロマンチックな感じさえするんですよね(そもそも幽霊自体にはロマンチックな側面があると思う)。
漠然と褒めてますが、その面白さは凄く個人的なものだと思うし まだ始まったばかりっぽいので今後、発展していった先ならもっと具体例を挙げて語れる気がする。今はここまでにしておく。今なら一気に読める。
本当は自分だけで楽しみたいので紹介したくなかったんですが、ブログ主本人が拡散して欲しいと書いてたので、自分のエゴと他者とを天秤にかけ、なるべく利他的な選択を取る事にした感じです。

 

👻

 

幽霊と言えば黒沢清を初めとしてJホラーの幽霊や、イーストウッドの映画に出てくる「幽霊のような人間」等、とにかく映画で楽しんでいるだけだが幽霊そのものについてはどうか。
これは一応、信じてない体で生きている。しかし、どっちかというと居て当然という感じでもいる。
つまるところ、あまりに幽霊の事を考えてると幽霊を見るようになってしまったり気が狂ってしまう気がするし、特にいい事ないのでどっちでもいいと言える。
そんな俺だが、自分の数少ない心霊体験?のように思えなくもない体験談を書いとこう

「タオルケットの下の奴」
20歳前半の頃、家で寝ていたが寝ながらふと目が醒めた。
横を向いていたので枕に耳を付けていて、自分の血脈の流れだか鼓動の音だかの「ドク‥ドク‥」という音が聞こえる気がした。
その自分の鼓動のような音を聞きながら再び寝ようとしていたら、その鼓動がどんどん大きくなっていった。
自らの鼓動は「ドンッ!ドンドン!‥」と聞こえ「何か変だな?この鼓動や血脈みたいな音って普段聞こえていたっけ?ヤバいな」と思った。
その音はどんどんデカくなり終いには軍隊の軍靴の足音そっくりの音になってきて
「音がデカすぎる!ナチスが攻めて来てるし!ヤバい」と思いバッとハネ起きて部屋の電気を点けた。
別に何事もない。
しかし2、3秒後に今自分が寝ていたベッドの上の青いタオルケットが突然、下に人がいるかのように人間の形にブワ~ッと膨れた。
布団乾燥機などで空気を入れて ただ球体に膨れた感じではなく、ハッキリと頭部、胴体、脚がある形で膨れた。男の体型。
俺は「え?何これ笑」と思って笑った。
恐怖というより不思議な事が目の前で起きてるので可笑しくなった。
Jホラーの怖いシーンを観ているような怖い気分にはならなかった。
そして「今これめくったら誰かいるのか?」‥と思うと一気に怖くなりそうだから、その事は思考する寸前にストップして考えないようにした(幽霊に遭う人というのは思考やシーツめくりなどの行動などよりも好奇心が勝ってストップできない人だと思う)
人の形の膨らみは1分間くらい見てたらプシュ~‥としぼみ、その後はもう何もなかった。
しかしまた寝るのは怖いので電気を点けたままジム・キャリーのコメディ映画を観て朝をむかえた
これはどうだろう?正直、自分の鼓動がどんどんデカくなったところは夢だと思う。
しかしハネ起きて電気点けた後からは、今こうしてブログを書いてるの同様、完全に覚醒していた。
その時期の精神状態はと失恋と失職を同時に喰らっていて精神が弱った状態だった。
だから「メンタルがやばいから幻覚を見たんだな」と言えなくもない。
事実、僕はこの事を他人に話す時は「メンタルやばかったから幻覚を見た笑」という体で話すようにしている。
しかしタオルケットがブワ~と男の形に膨れる光景はありありと思い出される。
幻覚でも何でもなく非科学的に膨れていくタオルケットをどう捉えたらいいのだろう。
それに対して「何で膨らんだんだと思う?」と訊かれても答えようがない。
自分の頭がおかしくなったか幽霊かどっちかしかない。
だから幻覚と言うしかない。「寝起きで一時的に」という言い訳付きで自分の頭がおかしくなったんだという事だ。
「それって幽霊だよ!」と言う人に対しては「やっぱそう?」という形で話すようにしている。どちらも本心だ。どちらの返答も正反対だが、真実は永遠にわからないので誠実でいようとすればするほど、グレーな回答になってしまう。
永遠にわからないのだからこれ以上考えても無駄だ。
タオルケットをめくってたとしたら自分自身がそこに居た‥みたいな光景を、その後よく妄想した。


「無視したら叩いてきた幽霊」
20代後半の時、上京して安い一軒家を何人かの青年でシェアしているボロいテラスハウスみたいな変わった物件に入れてもらい住んでいた。
町の住宅街の行き止まりにあるし、少しだけ気味が悪い家だったが敷金&審査なしでいきなり住めるのでそんな事は気にしなかった。
その家はボロいせいか、二日に一回の割合で震度3くらいの地震が起きていた。
「東京は地震が多いズラなぁ」と思っていたが、場所もあまり離れていない今の物件に住んでからはそんな震度3くらいの地震は月に1度あるかないかだ。ひょっとしてその家がボロすぎて多めに揺れていたのかもしれない。
また、毎日TVの電源が点いたり消えたり点いたり消えたり‥していた。しかしそのTVは実家に30年くらい置いてた古いTVなので壊れていたのかもしれない。そのTVはとうとう壊れて緑色しか色が出なくなったので捨てた。
また、天井の上をパタタターッと子供が走るような音が何度もしていた。
しかしこの手の音は近年、天井裏のネズミだという説が濃厚だ。ネズミは見た事ないが。
そんな感じで変な事が起きたりラップ音がしても全部、理由をつけてスルーしていた。
俺が住む前に同じ部屋に住んでいた人は「この家の家主は女の子が死んだから若者に安く貸してるらしい」と言っていたがジョーク好きそうな人だったので冗談だと思った。またその部屋の写真を親が地元で有名な知り合いの霊能力者?とやらに見せたら「無害な少女の霊が居る」と言ったという。
また友達がやってるバーに行った時に、霊が見えるという事で有名な女の子に俺も見てもらおうとして近寄ったら、その子は俺の顔を見て、漫☆画太郎の漫画の登場人物のように目鼻口を大きく開けて超ビックリした顔をして
「あ、あなたからは特に何も感じません‥」と目を逸らし、話してくれなくなった。
あからさまに怪しいが、これらの霊能力者を信じる理由がないし、霊がいるという事にしたら帰宅するのが怖いから信じないことにした。
そんなある夜、家で寛いでいたら窓ガラスにコツンコツンと何かが当たる音がした。
ノックのポーズで中指部分をぶつけてるような音で嫌だった。
俺は「灯りに誘われたカナブンが何度もぶつかってきてるな‥」と思った。
その後も何度もコツンコツンいっててカナブンの数が多すぎる気がしたが考えないようにして無視してた。すると俺の机‥父からもらったオフィスにあるようなデスクの表面を
掌で上から思いっきり叩いたようなバーーン!という超デカい音がしてビクッとした。
もう無視できない!
水道から水滴が落ちる音や冷蔵庫がウィーンと鳴ったり製氷機が氷を作ったり家がきしむ音は生活音なので無視できる、でも机をブッ叩く音は無視できない。
飼っている猫にもこんな音は出せない。人間じゃないと無理。
怖くなって飲みに行こうと財布を持って部屋をから慌てて出た。
すると階段を降りるところで変な感触‥その感触を何か喩えると人の手ではなく‥子供の時の学習机の上の紙とかを挟めるゴムでできた下敷きみたいなやつあるじゃん?
デスクマット。
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あれを丸めたものみたいな感触で肩をバシッ!と叩かれた。
他に適当な例が思いつかない。ゴムの塊ほどの質量は感じなかった。あくまでペラペラした‥デスクマットでも工場やデザイン学校に置いてあるようなデカいビニールを巻いたやつでもいいが、質量は少ないが厚みが感じられるゴムやビニールっぽい感触のもの。
驚いて振り返るが当然誰もいない。
ビビった俺はそのまま走って友人の家に行って飲んで、全てなかった事にした。
しかし人(幽霊)の掌ではなくゴムみたいな感触なのは何だったんだろう?
幽霊は違う次元にいるから人に触れるとゴムみたいな感触なのか?
そういえばその時期、友達の女の子が色々と危機的状態で凄く心配していた。
だからメンタルが不安定だったせいで幻聴と幻触だ‥と強引にいつもの忘れ方をした。
しかし机をブッ叩く音と肩を叩かれたのは確かだった。
しかし否定しきれないので今回もお得意の「幻さ‥」と思うしかなかった。
そして数年後に今住んでる明るい物件に引っ越した。


「貞子のような女」
上の出来事と近い時の出来事。
今年の夏と同じくらい記録的な暑さが何年か前にあったと思うが、その年の出来事。
いま検索してみたら2010年だった。
あまりに暑い昼下がり‥16時くらいだったか、コンビニに行こうと出かけた。
あまりの暑さで、日陰などを転々として進んだ。それくらい暑かった。
コンビニの前の信号が赤だったので止まった。
横断歩道の向こう側を見てビビった。
信号の向こうに長すぎる髪で顔を完全に隠した、白く汚いワンピースを着たデカい女がボーッと立っている。
ちょ‥貞子やん!!笑
貞子の画像を貼っておくが↓、本当にモロに90%くらいこのまんまの人が現実に立っていたと思ってくれていい。ポーズもこういう異常なポーズ。
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思わず真田広之風に目を伏せて「お前がやったのか?」と訊きたくなる状況。
信号は青になった。貞子はずっと立ったまま。この暑さで立ったままなんて考えられん。
暑くなくても町中でずっと立ってるだけの人は異常だ。
監視カメラ的にはハチ公などの待ち合わせ場所でも何でもない町中で何分も同じ所に立っているとテロリストかも?とチェック第一段階に入るらしいゾ。
第一、一切見えないほど髪で顔を隠した女なんているか?
髪の長い女の子が風呂上がりにふざけてやる以外にこんな奴はいない。
しかも町中をこれで歩いてるんだから幽霊かキチガイかのどっちかだ。いやこいつは歩いてさえいないが。。
もしくはTVのドッキリしかありえないがこんな中央線で最も何でもない町(武蔵境)で撮影をしているとも思えない。
ヤバい‥とうとう初めて幽霊見た!しかもこんなモロにJホラーな感じのモロ貞子を!
貞子は信号の向こうに立ったままなので、コンビニに行くには貞子に向かって歩いてすれ違わないといけない。
「こいつが幽霊なのかキチガイなのかはわからん‥しかしどっちも嫌だ」と思った。
ヤンキーやヤクザや酔っ払いやきまってる奴ならどうって事ない。しかし幽霊とここまでのキチガイはちょっと。。
だから踵を返して違うコンビニに行こうかと思った。
しかし次の瞬間思った。こいつが只のキチガイだとしても、ここで帰ったら「幽霊に遭った」という怖い記憶と共に残りの一生を過ごす事になる。「あの時の貞子です」って感じで突然家に来られたら怖いし
キチガイなら、しがみつかれたり噛んだり刺したりしてくるのだけ注意しながら通り過ぎればいいだけだ。
しかし引き返してしまうほど嫌なのは幽霊。だから引き返してしまったら(真偽はどうであれ)観測者である俺は自分の中でこいつを幽霊だと結論づけた事になってしまう。
だから引き返すわけにはいかない。
俺は「コンビニで何を買うか」という事だけを考えて自分の意識を、自分の上空3m上くらいに飛ばした。それによって貞子を意識しまくってるというオーラを減らしたかったのだ(これは異性に下心を隠して明るく話す時に使う自分で編み出したマインドコントロール法だったが幽霊に使う事になるとは‥)
そんな感じで貞子の横を通り過ぎた。何も起きなかった。
貞子は同じ姿勢でずっと立っている。
自分の前方から10代の男子2人が歩いてきた。そして2人は貞子を見てギョッとした顔をした。
だから俺は「ああ、他に2人もの他人が見たんだからきっと幽霊じゃないな。ただのキチガイだ」と結論づけてコンビニでビールとアイスを買って帰った。
今思えば、幽霊だったとしても「複数人に見える幽霊だった」という事もあり得る。
だから本当は、知らん奴らも一緒に見たからと言って「幽霊ではない」という事にならない。
しかし「幽霊を見た」という記憶を自分の中に残したくないのでそう結論付けた。
引き返して違うコンビニに行ってれば今頃、貞子の事はモノホンの幽霊だと結論付けてたと思う。引き返さなかったことで多少強引にとはいえ「ただのキチガイだ」という結論にする事が出来た。
しかし当然ながらそれは自分の思い込みの方向性を変えてるだけで、事実に影響を与えてるわけではない。
だとすれば幽霊って一体何なんだ?どうすれば定義付けれるんだ?
これまで起きた出来事と自分の考えを総合して考えると幽霊を幽霊たらしめてるのは「自分の考えと行動次第」という事になる。それでは幽霊の主体性はどこにあるんだろう?しかし温度計とかガイガーカウンターなどの確かな数字で計測する事ができないのでどこまでいっても幽霊はよくわからないもののままだ。
幽霊みたいな奴が「わたしは人間です」と言ったとしても裏が取れない。人間のふりしている幽霊だとしたらどうする?
触ってスカッと透過したらさすがに幽霊だと信じられるだろう。
しかし近年は「幽霊=触れる」という解釈の方が多いし触れたからと言って幽霊じゃないと決めつける事もできない。
フワ~と浮いたり水平移動したら幽霊だろう、しかし宇宙人とかキチガイの超能力者という可能性もありうる(それはそれで幽霊じゃなくても同じくらい興味深い奴だが‥)
よく心霊体験である「一目見てヒトじゃないと思いました」みたいな実感もなかった。しかしそんな実感を感じた事がないので、はたして本当の幽霊を見てもそのように感じるのかどうかわかんないしね。
だからアイツはやっぱり只の、記録的な猛暑の太陽の日差しに頭をやられた気の毒な女性だったのかな。
ちなみに2日後の夕方、歩いてたら件の信号のこちら側にボーッと、その貞子が立っていた。鳥目なので近くに行くまで気が付かずクソビビった!
また居たぁ!やめてぇ
怪談的に考えて「ひょっとして一日づつ俺ん家に近づいてる?!俺ん家の前まで来て死ぬまでドアをノックで連打されたら怖くて気が狂っちまうよ!」とビビったが、怖いから努めて彼女の事は考えないようにしようとエロい事だけ考えたり、何したか忘れたけど夏の日を友人と楽しく過ごした。そうして忘れてたらその貞子は二度と姿を見る事はなかった。きっと病院に連れられて行ったんだろう。元気になっているといいが。

 

「霊感人妻美人不動産レディの思い出」
僕は今住んでる武蔵野市のアパートに数年前から住んでるが、友人から教えてもらった最寄りの親切な不動産屋さんを紹介してもらった。
僕を担当してくれたのは見た感じ30代半ば~後半くらいの凄く美人でサバサバした明るい女性Aさんだった。夫と幼い子供がいるそうだ。
内件で何件か回っていて、林に囲まれた薄暗い物件に行った。
「薄暗いなぁ」と思いつつ部屋の中に入ったが、何か嫌な感じがした。
僕は何も自分に霊感があると言いたいわけではない、しかし誰にでも何となく嫌な感じの建物や部屋の雰囲気はあるでしょう。
部屋に入って「何か嫌な感じだな」とボンヤリ部屋を見ながら内心「この部屋はないな」と思った。
しかも俺は1Kの部屋と言ったのに、その部屋はどう見ても四畳半くらいの広さしかない。
「間違えたのかな?まあいいや、この部屋には住まないけど、せっかく連れて来てくれたから一応、部屋見てるフリだけでもしとくか」とキョロキョロ見回していたら、その人妻不動産レディAさんが
「ここはナイですねっ!こんな所住まなくていいですよ行きましょうっ!」と言う。
俺は「( ‘_ゝ‘)?」という顔でいると、Aさんは「早く出ましょう!こんなとこ一刻も早くっ」と言うので部屋を出た。
共に車に乗り込みながら「まるでオバケでもいたみたいだな」と思った僕は半ば冗談で「なにかオバケでも居ました?笑」と訊くと
「はい、いましたっ。小柄のオジサンが部屋の隅に体育座りしてましたっ!」と言う。
部屋も後から内見図を見ると四畳半ではなく1Kだった。
地縛霊とやらのネガティブパワーで狭く見えていた‥?
「ひょっとして、そういうものが見える人ですか?」と訊くと、Aさんは「見える人です笑。よく見えますっ!」と言う。
ここは常識に習って「そういうのって小学生の頃によく見たりするって言いますよね」と言うと、Aさんは「いえ、私30代ですけど未だに見ます(^o^)昨夜も主人と子供と夕食を食べてる時、壁の方を見ると人がすり抜けて入って来ましたっ!黙ってましたけど」と言う。
どのように見えるのかと訊くと、我々が人間を見るようにハッキリクッキリ見える、しかし明らかに人間ではない事だけはわかるのだと言う。
そこまで話すと「すみません!笑 気持ち悪いですよねっ!?こんな話っ!すみません!私、気持ち悪くてすみませんね~っ!( ´・ヮ・‘)」と言った。
僕はAさんを魅力的な人だなと思った。
この後飲みに行ってオバケの話をもっと聞きたかったが、人妻だし食事に誘うのは非常識に思えて、やめた。
この文章を読んでいる貴方は「大人ならAさんを統合失調症と断ずるべきだ」と思うかもしれない。しかし彼女からは、霊感があることを語る人特有のヤバい雰囲気は感じなかった。
というのも、そういうヤバい人が放つバイブスをAさんからは感じなかったし、物凄く明るくサバサバした‥寅さんみたいな下町っ子的な喋り方する女性だった。
そんなキャラにも関わらず霊が見えると言い切るのが心にヒットしたのかもしれない。
同じ美人でも中谷美紀とか橋本愛みたいなミステリアスな女性が言ったならキャラに合ってるが、長澤まさみみたいに明るい‥しかも不動産屋がそんな話をし始めたので意表を突かれた。
幽霊がいるのかいないのかは知らない。
一応、大人なので幽霊は居ないと思っているし、たとえこの目で見たところで「霊を見た」と思っていても良い事など何もないので忘れるようにしている。妙なものを見た事も数回あるが全部目の錯覚だと思っている。
しかし、もし友人などが「霊を見た!信じてくれ」と言ったら信じる(何故なら、そういう時に信じないという選択肢に良い事がないからだ)
とにかくAさんは霊視や美人という事を抜きにしても、面白そうに見える人だった。
別の良い物件に住み二年後、契約更新の時にAさんの事を訊いたら、もう辞めてしまったと聞いた。
彼女は本当に霊が見える人だったのだろうか?
それとも精神的な要因や育児ノイローゼかなんかで調子悪くなってたのだろうか?
よくわからない。しかしとにかく魅力的な人だった。


👻

そんな感じですね。
他にもあるが‥たまたまかもしれず「おばけなんてうそさ、見間違えたのさ」度が高い。
この三つの「タオルケットが人の形に膨らむのを見ていた」「机をブッ叩かれた音とゴムで肩を叩かれた感触」「貞子みたいなやつ仁王立ち」は、明らかにシラフで覚醒してる時に確かな五感で感じたもの過ぎるのでピックアップしてみた。
まあ正直、貞子はキチガイの可能性が高いけどね。
でもタオルケットの奴と幽霊に叩かれたのは‥もし幽霊じゃないとしてもかなり超常現象っぽい。
一生懸命、幽霊じゃなくする俺の才能をもってしても説明がつかない。
怪現象っぽいものにあっても否定してきたが、この二つは幽霊‥かな?と思う。
三つとも驚きの方が先に来てあまり怖くなかった。
その理由を考えたが、Jホラーみたいに怖いBGMが付いてなかったせいかもしれない。
何度も言う様に、幽霊だと結論付ける事は我々には出来ない。
だから幽霊について考えると「俺が居ると思うか、思わないか」の二元論になりやべー事になってくる。「居る」の方向でマジになりすぎればただのやべー奴になってしまう。かといって何もかも全部否定するのは面白くない。
だから普段「幽霊なんていないさ」という体で生きているが、内心は「居るかもな~」と思っていて「幽霊いるぞ」派の人と話す時は「俺も居ると思うよ」という感じで接する。しかしあまりに霊に対してガチすぎる人とはあまり話したくない。自分と同じレベルの人がいいかな。
水木しげる先生は、悲惨な事や戦争が起きる現世を嫌ってるところで南方の人と出会い子供の頃から好きだった妖怪譚や悪魔に、よりハマっていった感じですが、水木先生はそれで漫画を通して国民に妖怪の存在の知らしめた。
そんな神秘家であるにも関わらず普段の生活で人と話してる時には「妖怪?いるわけないだろ笑」と言っていたとも聞くし、それと一緒かどうかは知らないが自分も時と場合に応じて意見を変える事にしている。
これを「幽霊が居る」という方向のみで楽しく昇華するには最初に紹介した 根暗山 (id:jidaraku91)さんの「LOGIC OF GHOST」のように一つの形にして扱うしかない。
紹介したブログが好きな理由はそういったわけだからです。
ちなみに根暗山 (id:jidaraku91)さんは、幽霊がいると思いたいから探しているという、観方を変えれば幽霊を否定していると言えなくもない考えを持っていそうで、それも魅力のひとつです。
こういった不思議な体験談とかをTwitterとかに書くとシーン‥としてしまうので(誰も反応しないという事)「やっぱこういう話しちゃいけないんだな」と思ったが、かといってガチの心霊好きとも特に話したくもないので話す機会なかったが、このブログを読んで書いておくことにした。
クソ長くなってしまったが、これで僕の幽霊感はわかっていただけただろうか。
最初の挿絵は僕が描いた「LOFT」の絵。


そんな感じでした

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