gock221B

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『ライト/オフ』(2016)/それなりには面白かったが、短編と予告編で全てを出し切ってた印象👻

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原題:Lights Out 監督:デヴィッド・F・サンドバーグ 制作会社:アトミック・モンスター・プロダクション 制作国:アメリカ 上映時間:81分

 

 

今、ホラー界でとても面白いジェームズ・ワン製作ホラー。
Youtubeで1億5000万再生された短編ホラー動画の長編映画化。

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これ当時観たわ。
何か短編ホラーを募集してた企画かなんかで、いっぱいあった中の一つだった気がする
要は電気が消えてる時に活動できる”何か”が襲って来て、電気点けたら消える‥という一発ネタ。
そもそも、このだるまさんが転んだ的な近づき方は誰がやっても怖い。
可愛い猫ちゃんがこれで近づいてくるだけで怖い。俺だけか?
猫ちゃん

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本作の監督は当然短編と同じ人。
つべ短編→長編化→‥という「クラウン(2014)」と同じパターン。
クラウンの人はクラウン長編→コップ・カーの2本撮って、次のMCUの新スパイダーマンの監督!だもんね。ドリームが凄い。まあこの人はもともと業界の人だが。。

それで本作
女の子と、その幼い弟。2人の両親。女の子のボーイフレンド‥という殆ど5人だけで話が進む。
あと父親の部下役の太ったオバサン(短編に出てたオバサンと同じオバサン?)。
むしろこのオバサンが主役でよかった気もする。
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電気を消してる間だけ動ける存在ダイアンに父親とオバサンが襲われ、姉弟にも魔の足音が近寄って来る‥みたいな話。
正直、YOUTUBEや予告編の時点が全てだった気がする(これもクラウンと同じだね)
と言ったら貶してるようだが、そうではなく別につまらないわけではなくそこそこ面白かったです。ただ短編や予告編に出てる場面がMAXという意味で言いました。
若者の部屋にある点いたり消えたりしてるアクセサリー、スマホ、車のライト、ブラックライト‥など色んな灯りを使って楽しませてくれました。
この”ダイアン”の正体は、中盤で具体的に明らかになるが、そのせいで霊的な怖さは半減してしまう。
そして、このダイアンは終盤「電気が消えたら動けるというルールを完全に守る得体の知れた霊」という、完全にジェイソンみたいな只のモンスターとかジョジョのスタンドみたいな感じになってしてしまい、怖さは殆どなくなりました(更に最後にはもっと見せちゃうし)。
得体が知れないという要素が、暗闇の中で近寄って来るものの怖さを増幅させていたので正体を明かす必要はなかったんじゃないだろうか。
そういう諸々の事を総合すると、この監督は心霊的なものに興味はないんだろうと思い、そこが不満でした。
個人的には正体も顔面も曖昧でいさせて欲しかった。
あと電気消した瞬間にクッキリした輪郭が瞬間的に現れるのだが、これは普通にカットを繋いでるだけに見える。
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やっぱり従来の「一回視界が塞がれて、視界が直ったらそいつが居る」という普通のパターンの方が怖い気がする。やっぱり輪郭がパッと瞬時に現れるのは怖くないかも(下手したら最初の方に貼った猫ちゃん動画の方が怖いかもしれん)。
あと短編の時は霊が灯りのルールを勝手に破るところが、コミュニケーションなんか取れないこの世の者じゃない理不尽感が出て怖かったので、本作も途中からルール破りして欲しかった気もする。
これはジェームズ・ワン監督映画の5分の1くらいしか怖くなかったかな。
でも消灯した時だけ襲ってくるモンスター映画としては、それなりに楽しめる気がする。
この監督は、ジェームズ・ワン組に入ったようで、次回作は「アナベル 死霊館の人形」の続編らしい。

 


そんな感じでした

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