gock221B

映画その他の感想用ブログ

「ファインディング・ドリー(2016)」ドリーの病気を前面に出した事が素晴らしかったが後は割と強引

f:id:gock221B:20161130025835j:plain
原題:Finding Dory 監督: アンドリュー・スタントン 制作国:アメリカ 上映時間:96分

前作「ファインディング・ニモ(2003)」のサブキャラ、ドリーが主人公のスピンオフ。
前作は大ヒットした影響で、
迷子になって皆に探される主人公ニモ、と同じクマノミという魚が乱獲されて絶滅の危機に瀕した(酷いなぁ!と、思うと同時に俺はこの話が好きだ)
正直、前作は大体のあらすじと「なんとなく感動したような覚えがある」という事しか覚えてない。このドリーとかいうキャラの事はマジで一切記憶に残ってない。
「カーズ」のボロ車みたいな面白サブキャラだったんだろうという事しかわからない。

少し前の事をすぐ忘れてしまう障害を持って生まれた魚の女の子ドリー。
彼女が両親の元から迷子になりそのまま彷徨ってる間に急に室井滋のババア声に成長したドリーはニモ父子と出会い、そしてファインディング・ニモ」の後くらいまでがざっと描かれる。
「カールじいさん」とかと同じでこの冒頭が一番ウルッとさせるものがあった
ドリーの明るい態度がそれをより加速させる。
そして吹き替えで観たんだが、子供の頃の吹き替えこどもによる「わたし貝がらすき!」という台詞とかやばいものがある。その両親との思い出がちょくちょく挿入されるとそのたびにやばいものがあった。

彼女はニモとニモの親父と一緒にカルフォルニアを目指すがドリーだけ海洋生物保護団体っぽい人達に捕獲されてしまう。
その直前、いつもは優しいマーリンだが怪我したニモを心配するあまり、何度静止しても忘れて絡んでくるドリーに対して「もう忘れててくれよ!得意だろ!」と言い、それが原因というわけではないのだがドリーと離れ離れになってしまう。
この、優しいキャラが苛ついて他の優しいキャラに対してつい酷い事を言ってしまい、直後に「僕は何てことを‥」と後悔するシーンが、理由はわからないがめちゃくちゃ好き。

ドリーはタコのハンクと出会い、共に脱出しようとする。
このタコは、地上を移動出来て伸縮可能で擬態による変身や透明化が可能という、あまりにも強いキャラだった。
その代わり広い世界やコミュニケーションに対して希望が持てず一人で狭い所にいたいらしい。引きこもりっていうほどコミュ障だったり行動できないわけではないが、変わり者、世捨て人みたいな感じか?
あとジンベイザメシロイルカの幼馴染が通信機やレーダーの役目をはたす。
やっぱり、これらの新しい友達は便利過ぎる気がしないでもない。

色々あってドリーたちは冒険する。
ドリーの忘れっぽさをポジティブさに変換した「うじうじ考えてたって仕方ない」「ドリーならどうする?」という、前向きに行動しようとすれば何か閃くはずというポジティブなノリを軸に進んでいく。
だけど全体的にかなり強引だった。「けっこう強引だなぁ」と思うと定期的にドリーの子供時代の回想が流れて何だか許せちゃう気分にさせられて終盤まで進む。
それにしてもクライマックスで万能のタコが自動車を運転までするのはさすがにどうかと思った。
また吹き替え自体には問題なかったけど、ドリーの両親の声よりも明らかに室井滋の声がババア声なのは変だなと思った。ドリーより現在のドリーのママの方が若々しい声なのは何でだ?回想の時はいいけど、現在のドリーの両親の声は室井滋よりも更に年寄りの人に吹き替えさせた方がよかったのでは。
というかドリーは室井滋が声を当ててるのでかなりオバサンのキャラだとずっと思ってたが、観た感じ、彼女はたぶん人間に換算するとアラサーくらいの若い奴なんだろうな
ドリーの声が異常に老けてるのは苦労したから声が老けた、という風に思っとくか。

強引の後半展開の末にドリーは両親と「トップをねらえ!」的な再会を果たす。
しかしその後を見ても両親は、あまりにも何もない。
まるでドリーとはぐれて再会するためだけにこの世に生を受けた人物の様に見えた。
また前述した通り、両親の声は昔の若々しい声のまま。見た目も変わらない事もあって何だか「本当は両親は死んだんだがドリーにはニモ達や新しい友人たち、処世術も身についた。両親には会えなかったがドリーは成長したし皆もいて幸せなのだ」という話にしたかったんだが、それでは観たチビッコがブルーになるために無理やり両親キャラを生かして出したような気がした。
ドリーが両親と会えた事は良かったが、そんな感じがしたし映画全体が強引でした。

だけどドリーの忘れる病気やそれを全く気にしないドリー、病気を踏まえてどう難局を乗り越えるか‥みたいな問題を前面に出した事が素晴らしくてそのポイントだけで物凄い点を稼いでる気がした。ドリーというよりドリーのこの病気が主人公と言っても過言ではない
あとはドリーの回想は何か出るたびにウルッとしてしまう。この二つかな。。
別に悪い映画じゃないけどインサイドヘッドやズートピアよりかなり印象薄かった。なんとかの森と恐竜のやつは観てさえないが‥

そんな感じでした

www.youtube.com

 

━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ 

www.youtube.com

f:id:gock221B:20161130053656g:plain

広告を非表示にする
#sidebar { font-size: 14px; }