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「トマホーク ガンマンvs食人族 (2015)」食人族の無音の接近が怖すぎる!他の何にも似てない映画💀

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原題:Bone Tomahawk 監督:S・クレイグ・ザラー
製作国:アメリカ 上映時間:132分

 

面白いという噂を聞いたしカート・ラッセルも好きなので観てみたが、実際めちゃくちゃ面白かった。
タイトル通り西部劇+食人族ホラーという感じの映画。
前半の荒野探索が長く、ホラー部分は凄く短いのだが凄くインパクトある。
しかもあまり似てる映画が思いつかない。
無理やり何か他の映画に喩えて言うならイーライ・ロスが超低予算で西部劇版「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」をゴアシーンありで撮った、みたいな感じ?
あまりジャンル映画のお約束に沿って作られてないオンリーワンでオリジナルな感じが良かった。

 


STORY
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アメリカの荒野にある小さな田舎町で、複数の住人が忽然と姿を消した。
さらに空き家の納屋で、惨殺された男性の遺体が発見される。
現場の遺留品や遺体の状態から、犯人は言葉を持たず「女は実の母親ですら犯して殺して喰う」という洞窟に住む恐ろしい食人族として恐れられている原住民であることが判明。

市長と同格以上の権限を持っている保安官フランクリンカート・ラッセル)は、片足を骨折している攫われた女医の夫アーサーパトリック・ウィルソン)、老いた副保安官南北戦争でインディアンを殺しまくった経験を持つ武装紳士ブルーダー‥それら4人組のチームを結成し、さらわれた者達を救うために荒野を進んで食人族の棲家である洞窟へと向かう。
そこで彼らを待っていたのは想像を絶する地獄の様に恐ろしい光景だった――

 

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冒頭、夜盗の二人組が盗みを行ってると突然音もなく現れた食人族にブッ殺される。
夜ではなく真っ昼間、しかも真正面から出てくる。だが逆光で少年漫画に出てくる未知の敵キャラの様に「真っ黒いだけの人影」が出てきて夜盗を殺す様に、ワクワクが高まった。
次に登場人物達のキャラ紹介が始まり食人族達は当分出てこないが凄く面白い。
中盤、攫われた女医達を救うために4人組が捜索に出かける。
この小旅行でメインキャラ4人の考え方や人となりが更にわかって面白い。
夜、寝ていたら突然知らないメキシコ人2人が近寄って来る。
保安官たちは警戒して銃を向けて、メキシコ人たちの銃を捨てさせる
保安官「よーし、じゃあゆっくりとこっちに向かって歩い‥」バンバンバン!
「こいつらは夜盗」だと確信した武装紳士ブルーダーが勝手に撃ち殺してしまった。
揉める4人。。
次の人の夜、寝ているオドワイヤー氏が物音で目覚めると、、
‥ブルーダー紳士がいきなり野党にブスブスと刺されている!
馬鹿な!いきなり刺されているーっ
仲間は慌てて撃ち殺しブルーダーも軽傷で良かった。
しかし全員の馬は盗まれてしまった。。
最初の夜のメキシコ人たちは夜盗だったのか?それとも無実の者だったのか?
翌日に復讐しに来たやつは前日、無抵抗で殺されたメキシコ人の仲間が復讐に来たのか?それとも最初から夜盗だったのか?全然関係ない奴だったのか?
全てわからない。そこが面白い(まあ、夜盗だろうけど)

 

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そして本作はこのように、何かに襲われる時は何の前触れもなくカットが変わると敵が音もなくこちらに猛ダッシュで近寄って来てたり(そいつと目を合うとめっちゃ怖い)あるいは気付いた時は既にブッ刺されてる最中だったりして、めちゃくちゃ怖い!
現実でも、誰かに襲われる時は高まったBGMが流れたりSEが鳴ったりカメラが襲撃者にズームしたりはしない。
その現実のように、本作の襲撃されシーンは何の前触れもなくて気づくと襲われており、臨場感がめちゃくちゃ高い。
後半は、食人族の洞窟に辿り着いて本当の闘いとなる。
ここからが本番でめちゃくちゃ面白いし衝撃的なんだが、まだ観てない人がこの感想で知ってしまうのは勿体ないので書かんとくわ。
「こいつは死ぬかな?」「こいつは生き残るのでは?」という予想も上手い事外されるし、脚本がかなり練られてる。
カート・ラッセルパトリック・ウィルソンのギャラに製作費をつぎ込んでしまったのか映画の前半は歩いたり寝てばかりの渋い映画だが、とにかく起きる出来事やら会話やらがリアルで飽きさせない(そういえば、せっかく持ってる事を強調してたダイナマイトも一回も使わなかった
でも終盤のゴアシーンは何も派手な事が起きない中盤を補って余りあるほど恐ろしい。

 

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この映画に限らず、食人族って怖くて嫌いだわ~。
しかし悪人や殺人鬼と違って、食人族は彼らの常識だとされる食人をしてるだけなのでピュアな野蛮人ではあっても邪悪な人間ではない。
だけど文明人の仲間がまるで食材みたいに雑に引きちぎられたり食われたりするとムカ~ッとして「ぶっ殺してやる!野蛮人ども!」と思わせられる。
悪人やゾンビに対して思う感情とは違うムカつきが湧いてくる。
「我々の種が攻撃されてる!何とかしないと」的な本能から来る感情か?
よくわからない
そして次の瞬間に「いや彼らは彼らの常識に乗っ取って行動してるだけで‥」と自分の中の「原住民にも理解ありたい自分」が目を覚ます、そして次の瞬間に「知るか!ブッ殺してやる!なるべく銃器などの近代的な道具でな」と思ってしまう。
食人族系の映画は大体いつもそんな感じで思考が右往左往する。
だけど、この映画の食人族は同情や理解を示す必要がないほど邪悪な食人族として描かれてる感じだった。
〈そういう習慣の異文化の原住民〉なんていう生易しい原住民ではなく「こいつらは根絶やしにしとかないとダメだな。俺らが寝てる時にいつ食われるかわからん」と思ってしまうタイプの食人族。

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興味あったら自分で観てほしいので面白い後半について殆ど書けなかった。
それにしても、この映画は怖かった。。
一切理解できない文化を持つ‥犯して殺して喰う以外のコミュニケーションを持たない食人族が、真顔かつ無音で猛ダッシュしてくるのは怖すぎる(裸足なので音がしない)
しかも、この監督はこれが処女作って凄いね。
中盤までは西部劇っぽくて、終盤は一気にジャンル映画っぽくなって、妙に骨太のアメリカ映画っぽく終わる。
とにかく観てほしい

 


そんな感じでした

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