gock221B

映画その他の感想用ブログ(2015年開設) http://gock.flavors.me/

「シンクロニシティ(2015)」ブレードランナーっぽい雰囲気のバック・トゥ・ザ・フューチャーもしくはシュタゲ

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原題:Synchronicity 監督:ジェイコブ・ジェントリー 製作国:アメリカ 再生時間:101分

BGMはヴァンゲリス風のシンセサイザー流れまくりスモーク炊きまくりタバコ吸いまくりという80年代回顧趣味のSF映画。
主人公は前髪の量が多いジャケット着たギョロ目系ハンサムだし、ヒロインは刈り上げ風味のショートカットの女性だし、敵はマイケル・アイアンサイド
劇中ほとんど夜もしくは昼間でも閉め切った暗い部屋にいつも居てブラインドの隙間から強くて白い光が入り込んでる。そして大きなファンがよく回っていがち
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この映画はタイムスリップ系SFものなんだけど、ハッキシ言ってそれよりこの80年代テイスト出しまくり美術&BGMの方に力が入っている。SFじゃなくこっちがメインだろう
まあ予告編を数秒でも観れば一発でわかるだろう。
映画ブログを始めるにあたって絶対に使わないぞと決めていた「映像がきれい」「ツッコミどころ満載」「おバカな」「カッコして(褒めてます)」等と同時に封印した形容詞を今回初めて使ってみよう。つまりこの映画は

雰囲気がいい

深夜にソファーで横になって観ながら途中でウトウトしながら観る‥それを二夜連続で続けて観ると気持ちよさそうな映画。結構好きでした
逆に言うとSF要素は結構ゆるゆるで曖昧なので、この見た目や照明やBGMなどの俗に言う映画の雰囲気が気に食わなければ面白くも何ともないだろう(しかしそれら映画の雰囲気も金かけて努力して意図的に作ってるので、雰囲気などという曖昧な言い方は使いたくない。でもいい雰囲気と言えばすぐ伝わるのであえて使った)。
予告編を観て、このノリを二時間以上観たいと思わない人は観ても暇なだけなので観ない方がいいだろう。


Story
主人公ジムと仲間二人はタイムマシン開発に執念を燃やしていた。
スポンサーである宇宙開発企業のトップ、クラウス(マイケル・アイアンサイド)を読んで実験開始。無事にタイムスリップのためのワームホールが開いたがジムは昏倒。
撮影していたカメラには人影が映っており、カプセルに入ったダリアが出現していた。
そして謎の美女アビーと知り合ったジムは、ワームホールが開いた事をクラウスに報告する。
しかし、その事が仇となりジムはクラウスの罠にハメられ、タイムマシン実験技術を全て盗まれてしまう。
ジムは、過去の自分に警告するため、タイムマシンで過去に戻る。
戻った場所は、数日前に実験してアビーと出会ったところだった。
そして「同一世界で同一人物が複数存在できるのは48時間だけ」という事が判明。
衰弱死に向かうジムはそれでも何とか、アビーの正体暴き、クラウスの企みにハマった事実の修正‥などに奔走する。
そういう話。

ジムが最初にワームホールを開けた時点から、複数のジムが同時に存在する時間が続き、後半までは整合性が取れててよく出来てるっぽいが、後半で「同一線上のタイムスリップではなく、並行世界の過去へ移動していた」とわかり一気に複雑化。
今現在の状況を脳内でまとめようとすると脳がショートしそうになりながら観た。
それにしても過去に行ったジムが仲間に自分の携帯に電話かけさせたら、過去のジムの携帯にかかって、未来から来たジムの携帯は鳴らないのは一体どういうこと?
全く同じ携帯なんじゃないのか?どうや違う時間から来た奴は時空の異物‥っていうか「質量のある幽霊」みたいな存在なのだろうか?
それにしても登場人物は皆、曖昧でカッコいい言葉遣いで話すのが可笑しい。
それは事情を知らないはずの各人が、矛盾やタイムパラドックスが起きないように気を遣ってそうしている様に見えて来て可笑しかった(言ってる意味わかる?)
‥というか文章で上手く説明するのが難しいし、そもそもこの映画観てない奴はもうこの辺読んでも意味わかねーだろう。そろそろこのページ締めるか‥

結局は、アビーの働きかけ(再び過去に行くジムに手帳を持たせる)によって、過去に行ったジムが過去アビーに働きかける事によって新しい世界線が生まれてハッピーエンドという事なんだろう。
そもそもタイムパラドックスものはどうしても矛盾するものだし、あまり細かく考えない方がいいだろう。
そして、途中やラストを見るにつけ、これはハードなSFノワールなどではなく君の名は的な、軽いSFテイストの恋愛映画と見た方がいいかもしれない。
惹かれ合うジムとアビーのバカップルの行動で、上手くいくっぽい世界線へ移動できたようだからね。。
全然傑作とか上手い映画ではないが結構好きかな。
とりあえず雰囲気がいい

そんな感じでした

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