gock221B

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「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015)」心の分解を提案され実際に物を壊し始める変な邦題の変な映画

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原題:Demolition 監督:ジャン=マルク・ヴァレ 製作国:アメリカ 上映時間:101分

エリート銀行員の男(ジェイク・ギレンホール)は若くて美しい妻や楽で給料がめちゃくちゃいい仕事や豪邸など、全てを手にして裕福な暮らしをしていたが妻が運転する車で出勤中、交通事故に遭い妻は死ぬ(この事故に遭う瞬間怖い)。
ジェイク・ギレンホールは、涙が出ず悲しみも湧いて来ない。
というか完全に心が壊れてしまったようで奇行が増える。

彼を心配した義父兼上司(クリス・クーパー)は「心の修理も車の修理も同じだから、一度分解して原因を探して組み立て直したらどうだろう」と言われて、色んな機械を分解し始める。
また、彼はシングルマザー(ナオミ・ワッツ)と知り合い、彼女と彼女の息子と触れ合う

そんな感じの話だった。
ジェイク・ギレンホールは死んだ妻とは、若くて優しくて自分の事を好きだし上司の娘だから結婚していただけで、実際に彼女に深い愛情を抱いたわけではなかった様子。
この主人公は「俺は今気付いたが妻の事も自分の事もよくわからない」という自分探し状態になってしまい訳のわからん思春期の子みたいになってしまう。
彼は、自販機から商品が出てこないので自販機の会社に文句の手紙を書くついでに、妻が死んだが悲しみが湧いてこない自分に困惑しているくだりを手紙に書いて送る。
彼は恵まれてはいたが、心を許せる友達が一人もいなかったのだ。

するとカスタマーセンターの女性(ナオミ・ワッツ)から電話がかかってくる。
どうやら手紙を読んで感動し、主人公に興味を持ったらしい。
文章だけ読んだ美人のシングルマザーに好意を持たれるって何気に凄くいいね。
心だけ興味を持たれたことだからね。。。
彼女はジェイク・ギレンホールに直接会おうとはしないが、その代わり彼の周りをスパイのようにウロチョロする。
こんな事されたら盛り上がるに決まってるので主人公は、彼女の家を探し当てる。
www.youtube.comハートのこの曲で盛り上がる辺りは観ててもかなり盛り上がる。
彼女はシングルマザーで、どうやら職場の上司と付き合っている様子。
主人公と彼女は仲良くなり、彼女からは不登校の不良息子と、メリーゴーランドを復活させたいマリファナ大好きじいさんを紹介される。
ナオミ・ワッツマリファナ大好き女という設定だが別にマリファナ好きなのは構わない。だけどストーリーにあまり関係がないので何でこんな設定にしたのか正直よくわからない。 
「ハードドラッグをやってるジャンキー」とかなら映画にはそういう役割がよくあるが、そうではなくただ健康的にマリファナ吸ってるだけなのでますますこの設定の意味がわからなかった。
‥と思ってると、彼女はマリファナ吸って思い切って主人公の家にやってくるので
「カスタマーセンターに手紙を出してきた客にコンタクト取ってくる」という、かなりあり得ないキッカケをアリにするために「その時ナオミ・ワッツはブリってて思い切りがよかった」という説得力のためにマリファナ大好き設定にしたんじゃないかと推測した。

そして会社を休むよう言われた主人公は、彼女の息子と遊ぶようになる。
初めて会った時の会話、この不良少年は”FUCK"連発していた
主人公「あらゆる言葉にFUCKを付けすぎだ」
「FUCKは素晴らしい言葉だが使い過ぎたら台無しになってしまう」
少年「FUCK」
二人はお互いを気に入ったようだ。
ここからはナオミ・ワッツほっといて少年ばかり出てくる
ハンマーやらブルドーザーを買って、死んだ妻との思い出の詰まった屋敷を破壊する。
そうしてると死んだ妻の秘密を発見し、それがきっかけで自分の心にも気がつく。
「心を分解して原因を見つけてまた組み立てろ」というアドバイスを聞いて、それは比喩でそう言われたんだが物理的に自分の心(屋敷や妻のドレッサー)を粉々に分解して原因を見つける‥という、そういうところが本作のミソだったんだろう。
そのワンアイデアを長編映画サイズに拡大して一本の映画に仕立てたような気がする。
熱烈な興味をお互い持ってる主人公とナオミ・ワッツだが、彼女は家まで押しかけて来といて「SEXするのはやめておきましょう」と言って主人公とSEXしないのだが正直これも意味がわからなかった。
彼氏がいるからではなく、主人公が
ナオミ・ワッツとモロに付き合い出すとそっちの恋愛がメインの恋愛映画になってしまい、主人公と死んだ妻の心を探すストーリーがブレるからだろうか?
だから後半ではナオミ・ワッツじゃなくて不良息子との触れ合いがメインになったのかもな‥と思った
そういえば義父が、ジェイク・ギレンホールに分解される事を恐れてアンティークの高価な時計を実家に移動させてたのは後から思い出すと可笑しいな
それとメリーゴーランド大麻じいさんの存在もいらなくね?という気もする
妻を亡くして空虚な気分になった主人公が奇行を繰り返し、心が壊れてるっぽい母子と知り合って皆が一斉に自分探しをしてる印象の映画で、そんな気分や状態になった事のない人にはよくわからない映画だろうという気がした。
だけど、まあ劇中のジェイク・ギレンホールが社会から浮いてるように、この映画も若干浮いてる気がする。正直あまりジーンと来なかった
「この男は、そういう精神状態です」って事を劇映画の映像で示してるだけなんだろうけど、主人公が電車止めたりする奇行が多すぎて、しかもジェイク・ギレンホールが全力でやってるもんだから
「この男は妻の死がどうこう以前に元々イカれてるのでは?」と思えちゃいましたね
ナオミ・ワッツは可愛かったです

そんな感じでした

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ame-hare-movie.jp

www.imdb.com

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