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「ツイン・ピークス The Return (2017)」第4章/ボケしかいないコントを観てる感じで疲れてきました

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原題:Twin Peaks ”The Return: Part 4” 通算第34話
監督:デヴィッド・リンチ 
脚本:マーク・フロスト、デヴィッド・リンチ
制作国:アメリカ 放映時間:59分 シリーズ:「ツイン・ピークス」シリーズ

 

前回までの「ツインピークス」は‥
★ブラックロッジから脱出したクーパーは不思議な部屋で目のない女性の協力を得てネバダ州ラスベガスにいたクーパー第2のドッペルゲンガー、ダギー・ジョーンズと入れ替わる事によって25年ぶりに現世に帰還したが記憶喪失になっていた。
★クーパーの悪のドッペルゲンガーはサウス・ダコタ州バックホーンで、現世に戻ろうとするクーパーの波動を受けて交通事故を起こし警察に捕まる。
FBIに「クーパーを発見した」という連絡が入り、ゴードン、アルバート、タミーら三人の捜査官は面会に向かった

 
※ネタバレ全開です


ネバダ州ラスベガス
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ダギー・ジョーンズと入れ替わって現世に還れたが記憶喪失になったデイル・クーパーカイル・マクラクラン)。
霊感でジャックポットを当てまくって大儲け。
ダギー・ジョーンズの住所へと帰ると、ダギーの妻ジェイニーE・ジョーンズナオミ・ワッツ)がいてダギーをビンタ!
ダギーが黙って留守にしていたので初めは怒っていたジェイニーEだったが、ダギー(クーパー)がジャックポットで大金を手にしているのを見て泣いて喜ぶ。
本当は別人なのだがクーパーに突然、妻が誕生してしまった。
しかし
ナオミ・ワッツは「マルホランド・ドライブ」の主人公だったのでリンチ濃度が非常に高い。個人的にナオミ・ワッツ好きなので、このまま重要キャラになって欲しい。

 


FBIフィラデルフィア支部
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主席補佐官室。女装趣味のデニス/デニース・ブライソン首席補佐官(デイヴィッド・ドゥカヴニー)が再登場。副長官ゴードン・コールデヴィッド・リンチ)と話している。
デニースは、ゴードンがクーパーとの面会に、わざわざ美人のタミー・プレストン捜査官(クリスタ・ベル)を連れて行くことを揶揄する。
ゴードンは、浮いていたが才能があった若い時のデニスを周囲の反発を押し切って重用した話を持ち出し「プレストン捜査官を使うのは若い時の君同様、美人だからではなく有能だからだ!」と、いかにもリンチっぽく持って回った言い方で自己弁護する。
デニス再登場と、タミーに対する言い訳だけのシーンで微笑ましい。
前回「この自分がプロデュースした歌手の人をいきなりレギュラーキャラにしたのはリンチの現恋人なんだろうか」と書いたが、それを自覚するリンチは先手を打ってセルフいじりしたんだろう。ずっとそういった感じが気になって仕方なかっただろうから、ノイズにならないようにセルフいじりしてくれてよかった。

 


ワシントン州ツイン・ピークス
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★受付嬢ルーシーが「釣りをしている方のトルーマン保安官」と電話で話している。
そこへその釣りをしているはずのフランク・トルーマン保安官ロバート・フォスター)がスマホで会話しながら入ってくる。
ルーシーは「いま山で釣りしている」とばかり思っていたトルーマンが目の前に現れたので絶叫して昏倒する。ルーシーはスマホに不慣れなようだ。
そしてこの、ハリーじゃない方のトルーマンロバート・フォスターだった。
新キャラは大物俳優がやってるケースが多いですね。ハリーの兄らしい。
ハリー役の俳優は本作に主演しないそうだからハリーは「病気で療養中」という理由で本編に出てこない。このロバート・フォスター演じる兄のフランクは完全にハリーの代理キャラか。田舎の立派なリーダーキャラ。
★フランクは保安官事務所の奥に行ってツインピークスで起きた小さな事件の報告を受ける。本編にはホークやアンディらメインの保安官以外が出てくる事が殆どないため、ここには彼ら数人しか居ないイメージだったが実際は他の保安官や職員が大勢居た。まあ当然ですが、。
そして彼ら「普通の保安官」代表の髭の保安官は、ホーク達が行っている霊的捜査を白眼視していた。
まあ冷静に考えたらそりゃそうだ。この場面は彼ら普通の保安官を出して「ちゃんと客観的視点もありますよ」という事を示していていいシーン。
★そしてボビー・ブリッグスがバーンって感じのカメラワークで再登場した。
街一番の不良は保安官になっていた。あと白髪が異常に多い。
ボビーは、ホークが行っている霊的捜査中のローラー・パーマーの写真を見て、彼女を思い出して狼狽える。そして「ローラ・パーマーのテーマ」が流れる。
★アンディとルーシーの24歳の息子ウォーリー・ブランドマイケル・セラ)が訪ねてくる。
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ヒッピー的バイカーらしい彼は、両親と名付け親フランクに向かって、いかにもツインピークスの若者っぽいポエティックな独白をする。
このドラマには「ツイン・ピークス」に出たい大物俳優がチョイ役でよく出ているが、このマイケル・セラのキャラもかなり一発キャラっぽい雰囲気。
あまり出番は無いが、せっかく出したので(あまり意味なさそうな)長台詞にしてもらったのでは?だけど、まとめ撮りなので、また出てくるかもしれない。
 


ネバダ州ラスベガス
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ダギーとしてダギーの家で目覚めたクーパー。
ブラックロッジの幻影が現れてマイクが話しかけてくる。
マイクは「お前は騙された」と言いダギーが变化した金の玉を見せる。
続けて「もう一人は死ぬことになる」と言う
よくわからないが推測するなら「本当はミスターCと入れ替われば元のクーパーとして復活できたのだが、ダギーと入れ替わったことでアホになってしまった。ミスターCが死ねば真のクーパーとして元に戻れる」という事なんじゃないかな。
ダギーは太っていたのでダギーの服を着るとブカブカなクーパー。
家にはダギーの息子サニー・ジム・ジョーンズも居てクーパーと仲良くなる。
この一家はこのままクーパーと一緒にいてほしいな。
クーパー捜査官だった時に、クセでよくやってたサムアップしたり大好きだったコーヒー飲んだり鏡で自分の顔を見ることによってクーパーだった時の記憶が刺激されているらしい。
この入れ替わりは「ロスト・ハイウェイ」っぽくもある。
何だかツインピークスに慣れて観てるからこの展開を普通に受け入れて観てるが、冷静に考えたらあまりにも無茶苦茶な事が起きている。
‥我に返ってそう考えるとかなり可笑しい。



サウス・ダコタ州バックホー
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★コンスタンス鑑識官がルース・ダヴェンポートと一緒に発見された「太った中年男性」の指紋を検索したら「アクセスには軍の許可が必要」と出て検索不可能。やはりブリッグス少佐の死体のようだ。
クーパー(ドッペルゲンガーと面会しに来たゴードン、アルバート、タミーの三人。   
前回ドッペルゲンガーが吐いたものは毒物だった。
所持品はコカイン、マシンガン、犬の足一本だった。
ドッペルゲンガーはゴードンに「今まで行方不明になっていたのはフィリップ・ジェフリーズ捜査官デヴィッド・ボウイ)と組んで潜入捜査をしていた」とゴードンに語る。フィリップはローラ事件より遥か前に行方不明になっている(というかクーパー同様、悪のドッペルゲンガーに入れ替わられてると思われる)
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面会後、アルバートはゴードンに語る。
「黙ってましたが、何年も前にフィリップから電話があって『クーパーがまずい事になっているので情報が欲しい』と電話がありコロンビアの男の名前を教えました。するとその男は死んだ
重大なことを黙っていたアルバートに絶句するゴードン。
そして2人はさっき面会したクーパーがどうしても本物のクーパーとは思えない。
困惑した2人は「クーパーをよく知る人物」をクーパーに面会させようと考える。
アルバートは、その人物はバーにいると言う。
そしてゴードンがタミーを連れてきたのはやっぱりデートするため?という感じをふりまきつつ
ロードハウスAu Revoir Simoneというバンドが演奏して終わる


Au Revoir Simone - "Lark" (Twin Peaks 2017)

 

 

 

Part 4
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旧キャラや新キャラが出てくる中、個人的にはナオミ・ワッツ参戦が大きい。
始まってからずっと続くカオスが収まらない印象。
物語の中心である主人公が白痴のまま続くので観ていて疲れてきた。
ボケしかいないコントを観ている感じ。ツッコミ役FBIの活躍に期待したい

 

ツイン・ピークス The Return (2017)」
#1
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www.imdb.com

Ost: Twin Peaks

Ost: Twin Peaks

 
Ost: Twin Peaks

Ost: Twin Peaks

 

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