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「ツイン・ピークス The Return (2017)」第12章/気の毒なオードリー。狂人セーラ・パーマー

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原題:Twin Peaks: A Limited Event Series (Part 12) 通算第42話
監督:デヴィッド・リンチ 
脚本:マーク・フロスト、デヴィッド・リンチ
制作国:アメリカ 放映時間:59分 シリーズ:「ツイン・ピークス」シリーズ

 

場所ごとにまとめてるので、ストーリーはこの順番通りではないです
感想というよりも、話を反芻したり忘れないためのメモみたいなものです

前回までの「ツインピークス」は‥
★ダギー(クーパー)、ドッペルゲンガーがクーパーを殺そうとダンカン・トッド経由で差し向けられたカジノ経営者ミッチャム兄弟を幸せにしてチェリーパイで和解。
★FBIとバックホーン警察。ビルの証言で座標の場所に行き、ルース・ダヴェンポートの見つからなかった首から下の死体を発見するが、ビルはウッズマンに惨殺される。
★ボビーの周囲で妙なことが幾つか起こる

ツインピークス保安官事務所。25年前のブリッグス少佐から「座標」を受け取る。
★クーパーのドッペルゲンガー、仲間のハッチとシャンタルと暗躍中。

 

ネタバレ全開です

 

サウス・ダコタ州バックホー
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★FBIが滞在してるホテル🏨
ゴードン・コール副所長
デヴィッド・リンチ)、アルバート・ローゼンフィールド捜査官ミゲル・フェラー)、タミー・プレイストン捜査官(クリスタ・ベル)らお馴染みのFBI三人組。
滞在中のホテル?の同じ部屋。異常にカッコいい部屋。
ゴードンはアルバートに「タミーに君から説明してくれ」と言う。
以下、アルバートはタミーを改めて仲間に誘い直すだけなのだが、僕はアルバートのやたら遠回しな台詞回しが好きなので全部書いておこう。
アルバート1970年、アメリカ空軍はブルーブック計画を封印した。20年に渡ってUFOの調査をしたが実在するという確たる証拠はなく、国への脅威には成り得ないと判断したからだ。言い換えれば隠蔽だな。乾杯。
韻を踏みつつワインで乾杯する仲良し三人組。
アルバート数年後、軍とFBIは極秘チームを立ち上げブルーブック計画が残した不可思議な事件の捜査に乗り出した。関わった女性が死ぬ前に発した言葉から、それらを青いバラ事件と呼ぶようになった。それは今までと違う道を進まない限り、答えに辿り着かないことを意味している。
フィリップ・ジェフリーズという捜査官がチームリーダーを任され、三人のメンバーを選んだ。私とチェット・デズモンドデイル・クーパーだ。
「気づいているだろうが私以外の全員が何の説明もなく姿を消している。そのためゴードンとしてはチームに新たなメンバーを加えることをためらってきた。今夜まではな」
フィリップ・ジェフリーズは映画版で出たデヴィッド・ボウイが演じたFBI捜査官。失踪したがローラが殺される一年前にFBI本部に突然現れ再び消えた。チェスター・”チェット”・デズモンドは同じく映画版での前半の主人公、歌手のクリス・アイザックが演じた捜査官。彼も劇中、神隠しに遭い「Let's Rock」の文字を残して消えた。
プレイストン捜査官。マサチューセッツ工科大やFBIアカデミーでの抜群の成績は勿論、高校の優秀者リストに載った時から君には注目していた。
タミー「‥私にその青いバラチームに入れと?
アルバートそうだ。
タミー「やらせてください‥!
喜びで上気するタミー。
「タミーと青いバラに」「タミーと青いバラに」再び乾杯する三人。
そこへ入ってきたダイアン・エヴァンスローラ・ダーン)。
ゴードン達は「過去クーパーと組んでいて色々知っている君は、もうFBIの人間ではないが一緒に調べて欲しい」と改めてダイアンを青いバラチームに勧誘。
ダイアン「よし。やろうぜ(Let's Rock)」
Let's Rock」は小人が言ったりデズモンドが失踪した後書かれているのをクーパーが見たりしていたからダイアンもブロックロッジ関連の事を知っているのかな。
FBIが滞在してるホテルのバー🍸
バーで飲むダイアン。例によってよくわからない人物からのメールで「ラスベガスは?」という問いが届き「まだ訊かれてない」と答える。差出人は誰なんだろう。ダイアンはクーパーのドッペルゲンガーに騙されるふりをして彼から情報を引き出そうとしていると思っていたがフィリップ・ジェフリーズかもしれないし、収縮する謎の機械かもしれない。
FBIが滞在してる部屋:ゴードンの部屋🏨
セクシーなフランス人女性を連れ込んで武勇伝を語っているゴードン。
アルバートが来て、フランス人女性に席を外してくれるよう言うと、フランス人女性はワイン飲んだりゴードンとイチャついたりしながらたっぷり5分くらい無駄に時間を使って出て行く。
アルバートは盗聴中の、ダイアンの先ほどのメールの報告だった。
二人とも思い当たることがない。
今夜はもうわかんないのでお楽しみに戻りたいゴードン。
アルバート、真顔で長時間静止してゴードンが心配する。
FBIのシーンは楽さばかりで安心して観れるな。
同じホテルのバー(閉店間際)🍸
やはり閉店までバーで飲んでいたダイアン。
前回、ルース・ダヴェンポートの死体に書いてあった座標を思い出し、地図アプリに打ち込むとツインピークスが出た。
恐らくホーク達がブリッグス少佐から譲り受けて数日後に突入する座標と同じ場所だろう。しかしFBIはまだ日時を知らない。
ツインピークスに全員集合して最終決戦が行われる期待が高まる。

 

 

他の場所
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連邦刑務所のマーフィー所長の家の前🚙
クーパーのドッペルゲンガーの部下、ハッチティム・ロス)とシャンタルジェニファー・ジェイソン・リー)のハッチンス夫婦
ドッペルゲンガーに命じられた「刑務所長の暗殺」に来たようだ。
2人は、さくっと刑務所長を狙撃し、食事に行く。また一人孤児ができた
ネバダ州南部ラスベガス:ジョーンズ家🏠
ダギー・ジョーンズとして暮らすデイル・クーパーカイル・マクラクラン)、息子サニージムとキャッチボール。先週、大活躍したせいか今回の出番これだけ。

 

 

ワシントン州ツインピークス🗻🗻
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森🌳
慌てて走り去るジェリー・ホーン
ジェリーはもう一ヶ月くらい、きまった状態でこうしてる。
まるでマリファナできまった時のように一瞬なのか長い時間なのかよくわからん感じでどうでもいい事をし続けているので可笑しくなってきた。
しかし、さすがに森で何かを見つけたのだと思う。

スーパーマーケット🏬
買い物をする故ローラ・パーマーの母セーラ・パーマー。
レジで金髪女子店員と話していると、今は亡き娘ローラを思わせるルックスの彼女を見て脳を刺激されたのか突然、情緒不安定になる。
めちゃくちゃ怖い。
ただでさえ顔が怖いのに気狂い演技したら更に10倍くらい怖い。
だがセーラは調子悪くなった自分をどこか自覚していて帰宅する。

★パーマー家🏠
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後で通報を受けたホーク保安官補長がセーラを訪れると少しは落ち着いていた。
ここでも狂人演技するがめちゃくちゃ怖い!
キッチンから何か物音がする。
「ホークは中まで見に行けよ‥」と思ったが、中に入ったら普通に死んでしまいそうなほど瘴気が漂ってるので入らなくてよかったのかもしれん。

★「ニュー・ファット・トラウト・トレーラーパーク」🚚
金がなくて血を売ったという貧乏住人に「血を売るのはやめろ、今月は家賃払わなくていいよ」と親切にする管理人カール・ロッドハリー・ディーン・スタントン)。彼は出てくる場面全てで素晴らしい人柄を発揮している。

病院🏥
リチャード・ホーンが子供を轢き逃げしたのを目撃したのでリチャードに殺されかけたが一命を取り留めた保育士ミリアム・サリバン
集中治療室に入っている。

★「グレート・ノーザン・ホテル」🏨
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ベンジャミン・ホーンを、フランク・トルーマン保安官が訪ねてくる。
リチャードの轢き逃げとミリアム殺害容疑の件で来たようだ。
警察はリチャードの件を全て把握しており、本作にしては展開が早い。
ベンの話では「リチャードは昔からまともだった事がなく、フランクの弟ハリー・トルーマン保安官とよくやりあっていて、その度に悪化していった」という。
ベンはそんなハリーに、25年前クーパーが使っていた鍵(現世に帰還して落としたものを娼婦のジェイドが送ってきたもの)を、クーパーと仲の良かったハリーに記念としてプレゼントしようとしていたらしい。
代わりに鍵を受け取ったフランクが帰った後、秘書のビヴァリーアシュレイ・ジャッド)にリチャードの話をして「リチャードには父親がいない」と話し、いつものように幼少期の思い出に浸って現実逃避するベン。
ふと我に返ってミリアムの治療費を全額負担するようビヴァリーに言う。
ミリアムは保険に入ってないし重症だし、保険医療制度が酷いアメリカなので恐らく家一件買えるくらいのとんでもなく莫大な金額だ。
ベン「あの自転車が大好きだった‥。ははは‥。父さんが買ってきてくれた、あの自転車が大好きだった‥」なんだか可哀想になってきた。本シリーズのベンは完全に善人みたいなので同じく苦労人っぽいビヴァリーと幸せになって欲しいところ。

「Dr.アンプのスタジオA」🏡
「Dr.アンプ」を名乗り、映像配信をしているローレンス・ジャコビー
陳腐な嘘から開放し、君に正義の意味を散布する。自由のランプに火を灯す者!」韻を踏んで、大企業や政治家の欺瞞を罵倒しつつ金のシャベル通販に精を出している。
今回も、うっとりして放送を観ているネイディーン・ハーリー

★オードリー・ホーンの家🏠
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第12話にしてやっと出てきたオードリー・ホーン
オードリーは、自分の小人症の夫のチャーリーを終始口汚く罵っておりビリーという愛人を一緒に探してほしいようだ。
しかし二人が話しているビリーチャックティナなどの人物が誰なのか、何について話しているのかよくわからないままオードリーの激しい罵倒を聞かされるのでイライラがたまる。
リンチは多分わざとイライラさせるような描写の仕方をしている。
初見でわかりにくい状況も数話見ていく内に意味がわかる、そしてわかった時に「なるほど」と思わされてはまっていく。
しかし話を聞いていると、どうやら「チャック」とはオードリーの酷い不良息子疑惑のあるリチャードの愛称のようだ。
そしてビリーとはトラックの運転手らしい。何話か前にアンディと話してた運転手か、それともまだ出てきてないキャラなのかよくわからない。
ティナはさっぱりわからない(だが、どこかで名前だけ出てきたらしい)
そしてオードリーとチャーリーはどうやら偽装結婚しているような雰囲気がある。それをオードリーは解消したがっているがチャーリーは気が進まないようだ。
やっと登場したオードリーは他の同年代ヒロイン達よりも、老けて見える。
それは事前の写真で知ってたからいいのだが、息子のリチャードは人殺しのカスだし彼女の周りは全てがめちゃくちゃ。
オードリー自身も不幸せで人生を見失っている雰囲気、旧シリーズの彼女は不思議少女で、不思議なダンスでドラマの人気キャラで、クーパーに救出される姫的役割したり、と人気キャラだった。
他の女性キャラと違ってカスの男に惚れなかったし過去と現在の差が激しい。
まあオードリーには何かあるだろ。
しかしキャラの名前も出てこないし、演じてた女優も整形し過ぎで顔面崩壊したドナよりはマシだろう(というか映画版の女優使ってドナ出せばいいのに)
とりあえず旧シリーズのヒロインで幸せになった者はいなさそうだ。

ロードハウス」🎵
今回もまたツインピークスによくいるタイプのマイルドヤンキー男女による荒い会話で終わる。男のやつが言ってる交通事故は何かに関係してそうな気もするし若干右手震え現象が現れてた気がしなくもない。
ステージではCHROMATICSが何度目かのLIVEして続く
CHROMATICS "SATURDAY" TWIN PEAKS: THE RETURN PT. 12 - YouTube

 

 

▲▲
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オードリー再登場と、ローラの母親セーラのめちゃくちゃ怖い気狂い演技が印象に残った。緊迫したシーンの合間でFBIが緩和していく感じ。
今回は繋ぎの回といった感じだった。
あと出てない旧キャラはエド・ハーリーだけかな?
今回はツインピークスの場面がメインだった。
バックホーンでやる事はもうなさそうだし、FBIの目的もツインピークスに行くことになるだろうし、ここからラストに向けて各員がツインピークスに集合してクライマックスに突入する感じだろう。

 

そんな感じでした

ツイン・ピークス The Return (2017)」全18話
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 #2 #3 #4 #5 #6 #7 #8 #9 #10 #11 #13 #14 #15 #16 #17 #18(終)

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TWIN PEAKS: MUSIC FROM THE LIMITED EVENT SERIES (2017 SOUNDTRACK) [CD]

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TWIN PEAKS: LIMITED EVENT SERIES (2017 SOUNDTRACK/SCORE) [2CD]

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