gock221B

映画その他の感想用ブログ

「映画 ビリギャル (2015)」ロッキーみたいに慶応に落ちたハッピーエンドに改変した方が盛り上がった気がする

f:id:gock221B:20171015214316j:plain
監督:土井裕泰 製作国:日本 上映時間:117分

 

よくネットのまとめ記事とかで女優やアイドルが、ちょっとした不細工になった瞬間の画像があったり、ヲタ切りのためにパッツン前髪ボブなどの男性ウケしない髪型にして同性受けを狙ったら「【悲報】xxちゃん終了!【劣化】」みたいな足を引っ張る記事が出来る。それらを書いてるのは果たしてライバル事務所がカネ出したのかブスの僻みなのかよくわからない、真に受ける側も書いてる人と同じくらいアホだと思うが、どちらにしてもそういった記事はネガティブすぎて嫌いだ。
たとえば夏帆とかは108回くらい終了している。実際には終了していない(終了してるのはお前だけだ)
数ヶ月前に有村架純が朝ドラ「ひよっこ」のために5kg増量して役作りして更に今までエラ部分を隠していた髪もよけて完全なる丸顔‥名付けてパンパニズム現象が起きた。
当然その顔も「有村架純終了!」と何度かネットニュースになっていた。
有村架純は20代の正統派女優によくありがちな売り方‥自分を出すことを一切許されておらず、適材適所で可愛い表情をしているだけだ。
正直言ってそんな彼女たちは人間だと思えなくて皆、嫌いでもないが好きでもない。
有村架純もそんな感じで、嫌いでもないが興味もなかったが、アンチが得意げに晒したパンッパンに膨れた顔を見て、ここで初めて「彼女も人間なんだな‥」と思えてきた。
「可愛いが一体何を考えてるのか、どういう人間なのか全くわからない」というのは変わらないがパンパンの顔を見て興味が出た(そもそも顔パンパンではあるが常人より顔が二回り小さいことも考慮に入れなければならない)。
それと僕は判官贔屓なところがあって叩き記事を見るとムカついて応援したくなるし。
ひよっこ」も終了間際だったが観てみた。
有村架純が他のアイドル女優と違う気に入った点といえば、徹底してもっさりした髪型やファッションをしている事だろう。
いつの時代の人間なのかよくわからない(多分わざとダサくさせられている気がする)
あと演技も、やたらと目を伏せて「xxですか?」「xxじゃないですか?」などと、自己完結したかのように妙にもっさりした演技が多い。
興味を持ったが基本的にアメリカ映画好きで、白人のオッサンが殺し合ったり幽霊やヒーローが出る映画ばかり好きなので有村架純が出てる映画とかドラマ全然興味ない。
そこで「そういえば黒沢清監督が『2015年ナンバーワンの邦画はビリギャル』って言ってたな」と思ってビリギャル観た。

 

f:id:gock221B:20171015234850j:plain
学習塾の塾長の体験談を綴ったベストセラー「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」を有村架純主演で映画化した青春ドラマ(原作やモデルになった塾講師やビリギャル本人の事はよく知らないので以下では触れない)。監督はTV局の人。。
中高大一貫私立学校の高校2年生、工藤さやか(有村架純)。
中学入学以来、ギャル仲間と遊んでばかりで全く勉強しなかったので成績は学年ビリ。
心配した母親(吉田羊)が学習塾に通わせると学力は小4レベルだった。
彼女を受け持つ塾講師の坪田(伊藤淳史)は、第一志望をノリで慶應と宣言した彼女を巧みな指導でやる気を引き出し、徐々に本気にさせていく。
こうして慶應大学合格を目指し、二人三脚の受験勉強が始まる。。
という話
f:id:gock221B:20171015235214p:plain
原作のタイトルになってるので最初に結論から言うが、さやかは慶応に合格する。
予め定められた栄光への道のりを辿っていく映画。
母親は気が小さいが家族に寄り添いたい人物。父親田中哲司)とは不仲。父親は自分の夢を長男に投影して、彼に野球をやらせる事に躍起になっていて、そちらはそちらで小さいドラマがある。
さやかは、その努力で学力がメキメキと上がり映画開始30分くらいで高卒の僕より賢くなったのでビリギャル様と呼ぶことにしよう。
さやかのギャル友達も「うちらと遊んでると勉強できないからしばらく遊ぶのやめよう」と、さやかに協力する。
塾の同士であるチャラい男子も、さやかに触発されて勉強にのめり込んでいく。
さやかを軽んじている担任教師(ヤスケン)は、さやかをクズと呼び馬鹿にしているが最終的には全裸で謝ることになる。
さやかの努力が周囲に伝播して変化させていくというお話。
f:id:gock221B:20171016000311j:plain
さやかは小さな挫折と大きな挫折を経て、立ち直り慶応に合格する。。という西部劇やカンフー映画によくある展開。
当然、さやかを応援しながら観てたし、毎日寝ずにがんばる塾講師、運送会社でバイトするカーチャン、家族のドラマなども見てたので結果をわかっていても「さやかが合格してよかった~」と思ったが、正直フィクションとして考えると少し物足りない気がする。
映画的には、事実を変化させて「映画ロッキーのように惜しくも不合格になるが、さやかの努力で周囲の人達の意識を変えた、それは世界を変えたに等しい事だし、それによって得た何かで、さやかは今後も羽ばたいていく」
‥といった話のほうがドラマチックだったのではないか?と思った。
本作の周囲の人々は、正論を言うと2ラリーくらいで「それもそうだな」と皆、正しい考え方になってしまう。努力はそのまま結果に結びつくし。
勿論さやかには慶応に受かってほしいし、現実は全てこうあって欲しいものだがフィクションと思うと、あまり面白くない。という話。
それと、演出があまりに日本のTVドラマ的だし、台詞は全部説明台詞で思ったこと全部言うのも物足りない。
塾講師は、さやかに好感を持って指導してるのだが何度も「工藤さんは素晴らしい女の子」「頑張る君のような子は大好きだ」みたいな事を何度も口にする。
彼がそう思っていることは言わなくてもわかるのに、わざわざ口に出して言うので感動できるチャンスがどんどん失せていく(言われたさやか本人は感動するだろうが‥)
会話に出てくるものも異常に古いし「ギャルが、こんな喋り方しねーだろ」という感じはかなりあった。
オッサンが考えてるのでそうなったんだろうが正直それは別にいい、表面的なことだからね。。
そんな感じでストーリーや演出があまり好きじゃないので映画としては正直かなりつまらなかったが、観ていて「勉強したいなぁ」とか「真面目に努力するのっていいね」とか「親のありがたさ」など道徳的な事は思ったし「さやかが慶応に受かって良かったな」というような事は感じたことを一応書いておきます。
道徳的な内容なので道徳の時間、お子さんに見せるといいかもしれない。
奇跡体験!アンビリバボー」内での再現VTRとかでいい気がする。
有村架純に関して書くの忘れてたが、もっさりした演技や「意外と脚ながい!」というところを堪能した。

そんな感じでした

www.youtube.com

f:id:gock221B:20171016001509g:plain

広告を非表示にする
#sidebar { font-size: 14px; }