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映画の感想ブログ 😺 おしずかに‥〈Since.2015〉

「ジャスティス・リーグ (2017)」ニチアサ感が強いがまとまってた。だけどワンダーウーマンのケツばかり映すのやめろや

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原題:Jutice League 監督:ザック・スナイダー 脚本:ジョス・ウィードン
製作国:アメリカ 上映時間:120分
シリーズ:DC・エクステンデッド・ユニバース

 

最初に言っときたいが、このアレックス・ロス風ポスター↑は全アメコミ映画の中で一番かっこいい。
アメコミ映画が多すぎるせいか、昔はジャスティス・リーグの映画化を夢見ていたはずなのに劇場にかけつけないばかりかソフトが出てもしばらく積んでいた自分が信じられないけど観ました。
映画公開時のポスターでは全員対等に載ってたんだけど、Blu-rayが出る頃には一番人気のワンダーウーマンがスーパーマンバットマンを押しのけてセンターになったのが面白い。
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※この下は感想ではないので飛ばしてOK
★Marvelスタジオにおける「Marvelシネマティック・ユニバース」みたいな感じで、DCのこのシリーズは「DC・エクステンデッド・ユニバース」と呼ばれて皆が使ってたが実は正式名称ではなく、キース・スタスキーヴィッチ氏という人がEntertainment Weeklyのウェブサイト記事で冗談で付けた名前だとわかった。
日本ワーナー・ブラザースのウェブサイトでも使われてたりもしたので正式名称だと思いこんで普通に呼んでいた人は何だか恥をかかされた気持ちになり赤面したが、
ワーナーは改めて正式名称を発表するわけでもなく皆の気もちは未だに宙ぶらりんのままになった(この世は名付ける事にパワーが秘められていることを全くわかっとらんな)
★「マン・オブ・スティール」「バットマンvs. スーパーマン ジャスティスの誕生」「スーサイド・スクワッド」「ワンダーウーマン」に続くDCエクステン‥じゃなかった。〈ワーナー・ブラザース/DCコミックスによるDCコミック映画ユニバース〉の4作目。
今までのこのユニバース作品は、評価が低いものでも全て大ヒットはしてたのだが、本作は大集合映画にも関わらず興行収入が初めてガクンと落ちた(5千万ドル~1億ドルの赤字)。
公開までに色んなことがあった。
ザック・スナイダー監督、身内に不幸があり完成直前で監督を降りて、「アベンジャーズ」のジョス・ウィードンが追加監督になり再撮影は2ヶ月間、費用は2500万ドルもかけて大幅に撮り直す。「ミッション:インポッシブル/フォールアウト (2018)」の撮影のためにヒゲを剃れないスーパーマンヘンリー・カヴィルのヒゲを莫大な費用をかけてCGでヒゲを消したら凄く間抜けな口元になってSNS炎上。そしてザックの色味が暗くてコントラストの強い画面を塗り替えて後半、画面が真っ赤になる。超大量に追加監督をしたジョス氏のクレジットは「脚本」。
★「ザ・バットマン」の監督を降りたベンアフ、バットマン役からも降りる?という噂が出てベンアフがそれを撤回するというくだりが2、3回あった。
★ベンアフ、公開直前にハーヴェイ・ワインスタインのセクハラを知らなかったと嘘をついて非難された上に、過去のセクハラを追求され、ベンアフはそれを事実だと認めて謝罪。多くのバットマンファンは「来週くらいに公開されるのに一体どういう気持ちでブルースのことを見ればいいのか‥」と困惑させられ、思考停止してバットマンを観る努力を強いられた
★ジョス・ウィードン「今後のDC映画ではバットガールを撮りたい!」と意気込んでいて僕も楽しみにしてた。だが、ジョス氏は昔、ドラマ「バフィー 〜恋する十字架〜 (1997-2003)」の話を死ぬほど作ってて、女の子が闘う話を作るのはお手の物だったし、バットガールの構想ありきで追加監督を引き受けたはずなのに、本作がコケた直後に「バットガールの映画、どんなお話にしたらいいのかわからないので僕はやめます」と言いだして突然ワーナー/DCから去った。
★ワーナーの人は、こんな風に、無理難題を引き受けてくれたクリエイターを「失敗した?はい失敗!おまえクビ~」とやってたら今後、誰も助けてくれなくなるぞ。
MCUケヴィン・ファイギみたいなプロデューサーになってくれるのを勝手に期待してたDCコミックの有名ライターのジェフ・ジョンズ、重役には残るが直接的な映画製作から遠ざかる(残念)
★新しいプロデューサーはジェームズ・ワン制作ホラー「死霊館」ユニバースを成功させたり「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017)」を大ヒットさせたウォルター・ハマダ氏。
これはこれで楽しみだし、身内のジェームズ・ワンが監督する「アクアマン」が楽しみになった

ワーナー/DCのこのユニバースは、ワンダーウーマン以外ピンチを迎えている
ネタバレあり

 

 

Story
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前作、スーパーマンヘンリー・カヴィル)の犠牲によって守られた地球。
ステッペンウルフとかいうヴィランが、3つ揃えると凄いパワーをもたらすマザーボックスを集め始める。
世界滅亡の危機をいち早く察知したバットマンベン・アフレック)は、ワンダーウーマン(デル・ガドット)と共に超人たちのスカウトに乗り出す。

こうして集められたのは、世界最速の青年フラッシュアトランティスの王アクアマン、全身の殆どが機械化されたサイボーグなどの超人たち。
バットマンワンダーウーマンは、我の強い彼らをチームとしてまとめ上げ、ステッペンウルフを倒して地球を護れるのか?
みたいな話

 

 

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構造的には6年前の「アベンジャーズ (2012)」と同じ。
第一幕:巨大な敵に立ち向かうため、ヒーローを集めてチームを作る
第二幕:敵に苦戦する
第三幕:チームがまとまって敵を撃破してジ・エンド
で、今まで殆ど出てきてないフラッシュ、アクアマン、サイボーグの背景を短時間でちゃちゃっと説明する必要があるので第一幕でササッとやってた。初めて観る人はそれで了解したのかどうかよくわからんが僕は別にいいと思った。この前半が一番好き。
今まで散々「明るくした方がいい」と言ってたジェフ・ジョンズを初めとしたスタッフの忠告を無視してたワーナーは、気が変わったのかジョス・ウィードンを招聘して「アベンジャーズみたいに明るい内容にしてくれ」とでも言ったのか明るくなった。フラッシュやアクアマン等の明るいキャラのギャグも多めで、ついでに画面の色彩も明るく着色された(殆ど推測)。
以降「このシーンはザック?あのシーンはジョス?」みたいな話は、推測は出来るが推測の域を出ないのでやめておく。終わりのない言い合いに発展して最終的には自分が好きな監督を推してそうじゃない方の監督を貶すだけの不毛な千日戦争になるだけだ。トビー・フーパースピルバーグの「ポルターガイスト」みたいに。。
だが、そんなジョス・ウィードンもワーナー/DCにもういない。
中盤、ジャスティス・リーグは苦戦を強いられて打開策を練ってるうちにちょっとした波乱があり、後半は総攻撃して「三國無双」の敵兵くらい弱いパラデーモンを倒していく。ステッペン氏は結構強い。
結構、ニチアサ感あふれる単純な話だったので何度も観る気はしないが「これぞヒーロー映画」って感じで、まとまってたので良いと思う。子供や子供の心を大事にしてる大人が観たら夢中になれる気がするし破綻したところもない。ワーナー/DC映画の中では「ワンダーウーマン」の次に良い気がした。

以降はキャラ個別の感想
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バットマン
物理的には一番弱いがキャラ的にはアメコミ界でも最強の部類のブルース氏。今回はおとなしくニック・フューリー的なブレイブ&ボールド的なまとめ役に徹してた。たまにパラデーモンをフックで引っ張ったりバットモービルをぶっ飛ばすくらい。
本当ならバットマンにはもっと活躍してほしいところだが、ベンアフ氏には男尊女卑セクハラクソ野郎のイメージが付きすぎたので今回はこんなもんでいい。
ワンダーウーマン
彼女は相変わらずめちゃくちゃ美しくてカッコよくて目立っていた。世界で一番美しい
バットマンジャスティス・リーグの父なら、彼女はママ役を演じる。
ところで本作、ワンダーウーマンのケツや股間やフトモモをやたらとドアップにしたり煽りでスカートの中を撮ったり、乱戦中に覆いかぶさってしまったフラッシュがドキドキするという90年代香港映画みたいな場面が多すぎる。男だしワンダーウーマン好きなので最初は「おっセクシー」と視線を奪われたが、それが6回も7回も続くと次第にウンザリしてきて「いい加減にしろよ!」と思った。女児が尊敬するヒーローなんだし、僕もワンダーウーマンを憧れのまなざしで見たいのであって、性的な目では見たくないので、こういう時代に逆行した性的な撮り方はやめてほしい。セクシーな女体は勿論好きだが、今は男性からのエロ目線でワンダーウーマンの下半身を見つめる時じゃない。ワーナーDC映画の評価を一人で上げて女児に希望を与えたワンダーウーマンをもっと敬って大事にしろよ。
というか、そんなワーナーっぽいエロ目線もそうだがキャラクター性も、元カレの事言われたらブチギレたりママ役に徹したバブみ要員といい、どれも旧態依然としたマッチョな男目線で、MCUより確実に勝ってた「男に頼らないカッコいい女性ヒーローの躍進」までかなぐり捨ててご苦労なこったな。
マザーボックスを守るアマゾン族はすげえ美しい。それにしても「ワンダーウーマン」単独作ではドイツ軍に撃たれただけで死んでたのでダイアナ以外のアマゾン族は普通の人間並かと思ってたが今作のアマゾン族は超人みたいに強く見えた。彼女達の強さはファジーなものなのかも知れない。製作中の「ワンダーウーマン2(仮)」も楽しみ
★スーパーマン
何といってもスーパーマンだし、「バットマンvsスーパーマン」終盤で命を落としたスーパーマンは数分後のラストシーンで息を吹き返していた。
だから映画を観てる観客は誰一人スーパーマンが死んだと思っていないのに予告編やポスターでスーパーマンを隠し続ける意味がよくわからなかった。そして公開数日で客足が芳しくなかったので急遽スーパーマン入りのポスターを公開した(このページ最上段のトップ画のやつ↑)。
寝起きで記憶が飛んでブチギレたスーパーマンが暴れるシーンはよかった。
特に超高速のフラッシュを目で追う場面と、ワンダーウーマンを殴ったら彼女が斜めに地面にめり込む場面は恐ろしくて良かった。サイボーグにヒートビジョン撃ってたがスーパーマンはよっぽど極悪な敵に激怒した時じゃないと他人に向かってヒートビジョンは撃たないのでギョッとした。それと全体的にスーパーマンの態度が原作より高圧的な気がした。
中盤で皆が苦労して蘇らせたが母と妻に会いに行き、後半でドラゴンボールの悟空みたいに皆が苦戦してる時に再登場して敵をやっつけた。
CGで消したスーパーマンの口元はマジで不自然で、彼が出てる場面ずっと口元を見ていた。こんな事なら今回のスーパーマンはヒゲ生やしたキャラにした方が良かったのでは
★フラッシュ
フラッシュは現在ドラマも放送中なので映画とドラマで2人のフラッシュが存在する事態になった(感想書いてないがドラマ版は好き)。 この映画版フラッシュは高校生だっけ?かなり若者。そして戦闘経験ゼロのお調子者キャラになっていた。キャラ立ちのためにお調子者にするのは別にいいが、こいつのチョケ方はムカつく。高校生というよりも「ストレンジャー・シングス」の小学生が言うようなギャグを言う。やたらとキョロキョロ見回したりチョコマカ動き回る感じも好きになれなかった。
だがこんな彼が可愛くてたまらないという女性も勿論いるだろう。
アーマースーツは結構カッコよかった。でもやっぱドラマのフラッシュの方が好き
★アクアマン
WWEのレスラーみたいなタトゥー入れまくりのワイルドバッドアスキャラになっていた。原作とは似ても似つかないし原作のさっぱりアーサーの方が好きだが、これはこれでカッコいいから別にいい。活躍シーンは思ってたより少なかったので敵を水中に引きずり込んでボコるシーンが欲しかった。ウイスキーラッパ飲みする場面がカッコよかった。ワンダーウーマンを可愛いと思ってるという愉快な事実も判明した。アンバー・ハード演ずるメラも出た(アンバー・ハードはそうでもないが原作のメラは好き)。
「アクアマン」単独作はジェームズ・ワンが監督だし新プロデューサーはジェームズ・ワンの身内なので楽しみだ。面白い予感
★サイボーグ
ティーンタイタンズのキャラだったのに黒人枠なのかNEW52から急にジャスティス・リーグ入りしたキャラ。コミックやアニメだと印象薄くて気にした事なかったが、コミックそのままのルックスが凄くカッコよかった(というかザックの監督作ぶりは好きじゃないがザックが採用するデザインは凄く好き)。演じてる黒人俳優の顔もカッコいいし手が銃に変形するのもカッコいい。顔面の半分が機械でそっちの目がずっと赤く光ってるのも、フードで身体を隠してるのもカッコよくて小二的感性をくすぐられた。
★ステッペンウルフとかいうCGのかたまり
こいつは典型的な中身空っぽの強いだけの悪の魔王キャラ。
ワンダーウーマンのアレスとか、ヒーローがわーわーと総攻撃して倒されるためのキャラ。だけど今回はジャスティス・リーグ初の勢揃いなのでそれでいいと思う。「アベンジャーズ」のチタウリも全く中身ないし。でも最後の方で「ばかな‥破滅の魔王であるこの私が‥」みたいな事言ってたのは赤面した。こいつが妙にショボいのは、最初「ジャスティス・リーグ」は前後編の予定だったのが急遽二時間以内の一本になったので本来ならこいつは中ボスだったのではないかと専らの噂。
★グリーンランタン・コァ
そういえば太古のグリーンランタン・コァ出てたね。グリーンランタン・コァが昔のステッペンウルフにやられて指輪が飛んでるのを観て「ブラッケストナイト」がめちゃくちゃ観たくなった。「シネストロ・コァ・ウォー」でもいいがグリーンランタンは絶対に映画向きだと思う。ワーナー/DCは以前大失敗した「グリーンランタン」の失敗を踏まえてか次は「グリーンランタン・コァ」という最初からチームものにする模様。多分「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」風味にしてくると予想。グリーンランタンがヒットしてスター・ウォーズみたいになるのをマジで期待している
★デスストローク
若ハゲクソ野郎ことルーサーと組んで悪役チームを作り、それが「ジャスティス・リーグ2(仮)」もしくはバットマン単独作、もしくは「マン・オブ・スティール2(仮)」このどれかの悪役になる模様。というかコミックそのもののデスストローク、マスクも素顔もめっちゃカッコ良すぎる。というかデスストローク本人。

何かこの感想‥貶してる部分の方多いように見えると思うが、最後まで一気に観れたし楽しめた(特に前半)。
一言で言うと、悪くはないがそこそこ、古臭いという感じ。
6年前の「アベンジャーズ」から下ごしらえ要素を抜いた感じとでもいうか。
アメコミ映画が氾濫する今年では平凡な一作に思ったが、本作が6年前に公開されていたら絶賛してた気もする。10年前だったら神アメコミ映画だ。
ファンを無視したワーナー上層部ないのしょうもない社内政治のせいで常にゴタゴタし続けてるワーナー/DCだが、アメコミやアメコミ映画を好きになったきっかけは29年前の「バットマン (1989)」だし今後も朽ち果てるまで応援したい。
ユニバースの屋台骨が崩れてきて危機的状況だが、何とか建て直して欲しいし。
というかアメコミに興味ないしDCの意見を無視してきたワーナーの偉い人たちは自分がマウント取ることばかり考えてないで、いい加減自分の秘を認めてジェフ・ジョンズ等のDCクリエイター達の意見聞けや

そんな感じでした

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