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映画の感想ブログ 🤴 おしずかに‥〈Since.2015〉

「ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金 (2013)」前半だけなら世界一面白い。マイケル・ベイはGTAを映画化して欲しい✊

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原題:Pain & Gain 監督:マイケル・ベイ
配給:パラマウント 製作国:アメリカ 上映時間:129分

 

Huluにあったので観た。
大勢のスタッフを仕切ってアクション大作を数多く手がける優れた手腕、爆破シーンや演出やMV的カッコいい映像も素晴らしい‥のだが映画の内容は全然面白くない事で有名なマイケル・ベイ監督。
そのマイケル・ベイ監督作品の中でこれだけは絶対に面白いと言われてる本作を観た。実際に死ぬほど面白かった。特に前半までなら「あれ?これ世界一面白い映画?」とまで思った。

 

Story
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筋トレだけが生きがいの
ジムトレーナーのダニエル(マーク・ウォルバーグ)は自分の平凡な人生にうんざりしていた。
「こんな凄い筋肉の俺が大金持ちになってないのはおかしい」
一攫千金のアメリカンドリームを掴まないと気が済まなくなったのだ。
彼はジムで共に働いているステロイドの打ち過ぎで勃起不全に悩むエイドリアンアンソニー・マッキー)とジム新会員の前科者ポールドウェイン・ジョンソン)を仲間にして、ジムの客である大金持ちヴィクタートニー・シャルーブ)を誘拐して財産乗っ取りを決行する。
一瞬だけ計画は成功したかに思われたが、命からがら逃げ出したヴィクターは私立探偵エド・デュボイスエド・ハリス)を雇い、ダニエルらに逆襲を開始する

 

 

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✊バカのボディビルダー三人組による杜撰な犯罪という実話を元にした話。
バカっぽい映画を得意とするマイケル・ベイ監督が「これ本当にマイケル・ベイの映画?」と思うくらい批評性豊かに作り上げてて面白い。
そして彼本来の快楽性高いカッコよくもアホみたいな映像でグイグイ引き込まれる。
汗まみれの筋肉やブロンド美女の濡れた乳や尻がスローモーションでシズル感たっぷりに揺れる。筋トレしまくりコカイン吸いまくり。全編コカコーラのCMみたいだ。
✊バカにしか見えない上に性格も良くないマーク・ウォルバーグがバカの主人公を演じる。
正直マーク・ウォルバーグあまり好きじゃないので酷い目に遭うであろうラストも楽しみに待てる。
筋トレマニアで、金と権力と金髪グラマーにしか興味ないアメリカンドリーム馬鹿。
トランプ大統領ステロイド打った感じのバカ。
特に加虐性があるわけではないが善良な心も持ち合わせていない系バカ(つまり我々大多数の一般人と同じ)。
「誘拐で成り上がるぞ!」と決めたらそのまま突っ走ってしまう。
✊ファルコンの人は、主人公よりバカなインポ黒人。主人公の劣化版。
ステロイドと小心のせいでチンコが勃たないのでバカ高い精力剤欲しさに犯罪に協力する。
ザ・ロックは心に善良な部分もあるが2人よりもバカで小心者ゆえ常にコカイン吸ってて、2人の言うことを聞いてしまうカトリック大男。
✊一財産築いた元移民の大金持ちヴィクターは主人公のジムに入会して主人公と知り合う。
主人公「俺は努力してこんなにカッコいい筋肉なのに平凡な暮らしで、何故このオッサンは大金持ちなんや!?」
バカなのでオッサンが勉強したり努力したことにまで頭が回らない。
とにかく「財産と名声はふさわしい男のものであるべきだ。たとえばカッコいい筋肉を持つ俺のようにな!」
精力みなぎるバカがアホな野望を抱いてアクティブになってしまい、更に自分より数段バカな2人の筋肉マンを従えてしまい、バカの壊れたダンプカー状態となった。
馬鹿ダンプカー筋肉号となった彼らは爆走を開始!邪魔なやつは轢き殺すのみ!
誰も‥彼らを‥とめる‥ことは‥‥デキナイ‥‥‥

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✊三人はヴィクターを誘拐し見よう見まねで拷問する。
ヴィクターも「お前らには一銭もやらん!殺すなら殺せ!」と耐えるが、一ヶ月間くらい監禁されて、さすがに根負けして財産分与的な書類にサインさせられる。
三人はヴィクターを誘拐する時もちろん変装してたのだが主人公がいつも付けてるバニラの香水と三人のムキムキの身体で、正体が秒速でバレてしまう。
これではヴィクターを殺害しなければならなくなった。
三人の犯罪はバカ故に杜撰(ずさん)極まるものだった。
全体的に杜撰なのだが、ヴィクター殺害は特にグダグダだ。
まず飲酒運転に見せかけ激突させて車炎上。殺ったァ‥
いや、生きとる!
インポ黒人がヴィクターにシートベルトしていたためヴィクターは軽傷。
インポ黒人「だって車に乗せる時はシートベルトしないと‥」
仕方なく車でひいて轢死させる!
だめだ!
それでも生きてたのでバックしてヴィクターの頭部をタイヤで踏む!
ここまでやってもヴィクターに上手くヒットしておらず死んでいない。
三人はヴィクターの脈の確認もせず放置して帰宅。大金をせしめてパーリナイ!
ヴィクターが生きて入院してる事がわかったので病院に殺しに行くが、警察はヴィクターの証言を虚言だと思ってることがわかるとそのまま安心して引き返してしまう。
そして不安を感じたらとにかく腹筋して現実逃避!(まるで色んな不安を感じつつも映画やドラマを観まくったりブログを更新しまくって現実逃避する俺のようだ)
その後も邪魔者を殺して(バカ故にうっかり殺してしまう)遺体の処理をするが三人は全ての行動でボロが出ている。ザ・ロックがバラバラにした遺体を焼却する際など、表に出てバーベキューグリルでコカコーラのCMみたいに爽やかな笑顔で焼いていて主人公に叱られる。そしてそのシーンで「ここまでの描写全て真実」というテロップが出るところなど最高。
実話を元にしたずさんな凶悪殺人映画といえば去年の邦画「全員死刑」が思い浮かぶ。まだ観てないけど。観てないけど多分似たような内容だと思う。それをコメディ調に撮ってるところとかね。。
ボロが出まくってるのでエド・ハリス演じる本物のカッコいい男、有能な探偵に追い詰められる。。

という、チンピラ成り上がりもの定番の流れ‥発端→頂点!→没落という美しいへの字型を描いて終わる。
犯罪(一瞬だけ)成功!という中盤までは「世界一面白いかもしれん‥」と思ったが成功以降の没落描写は、別につまんないわけじゃないけど少し面白さが落ちて終わる。
というのも三人は何度も言ってきたようにバカだし、筋肉信仰以外の美学は一切持っていないのでゴッドファーザー的な美しい没落描写にならないからかな?と思った。
「無限にやったバカな行動のアレとアレとアレがバレた!逃げろ~」という感じだからね。
だが三人を捕まえたエド・ハリスが言う台詞が良かった。
「捕まった三人にはありとあらゆる罪状が付いた。だが奴らの一番の罪は問われなかった。それは奴らが『バカ』だという罪だ‥」
何か、今回はあらすじをそのままなぞっていくというバカそのものの感想になってしまった。
だがそれはそれで三人のバカが活躍するこの映画にふさわしい気もする。
それに彼らの思想や映画が示すものとか、全てわかりやすく提示されてるので、それを指してこれはこうだ!とか書くとそっちの方がバカみたいだ‥
とにかく結構内容書いてしまったで未見なのにうっかりここまで読んでしまったあなたには悪いことしてしまったが絶対に楽しめるので、まだ観てなかったらおすすめです。
✊これ観ながら思ったが「グランド・セフト・オート」シリーズを始めとするアメリカのオープンワールド犯罪ゲーム、そういうGTAをバカが初見プレイしてるかのような映画だった。
「作戦読まずに飛ばしちゃった。このオッサン撃ってもいいんだっけ?まあ良いやゲームだから撃っちゃえ」みたいなそんな適当プレイ。
それを本当にやったムキムキのバカ達がいた。
プロテインステロイドが脳まで染み渡ったバカ達がな‥そんな映画。本当に面白い

マイケル・ベイ監督には今後トランスフォーマーとかおもんないのやめて、こういう面白い小品ばかり撮ってほしいね。というかGTA5とか映画化して欲しい。いやロックスターはこだわり強いからベイによる映画化を嫌がるかもしれん‥。だめならセインツロウIVとかでもいい✊


そんな感じでした

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