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「L.A. ギャング ストーリー (2012)」ギャングスタ・スクワッドのトゥーマッチ暴力とカーチェイスがよかったです 🚙

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原題:Gangster Squad 監督&製作総指揮:ルーベン・フライシャー
原作:ポール・リーバーマン 製作国:アメリカ 上映時間:113分

 

もうすぐ公開の「ヴェノム (2018)」の監督によるギャング映画。
同監督の「ゾンビランド (2009)」「ピザボーイ 史上最凶のご注文 (2011)」はそこそこ面白かった(最後まで好感持って楽しく観れたが映像ソフトを買って3回も4回も観るほどではないという塩梅の良さ)。だが本作は観てなかったのだがHuluにあったので観た。これもまたそこそこ面白かった。
タイトル、原題の「ギャングスタ・スクワッド」のままの方がキャッチーでいいじゃん、と思ったがきっと「L.A.コンフィデンシャル」みたいに思わせたかったんだろうな。

 

 

Story
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1949年ロサンゼルス。ニューヨークのブルックリン生まれのギャングのボスミッキー・コーエンショーン・ペン)は、殺人、麻薬、銃、売春、賭博――あらゆる手段でこの街を牛耳っており、また彼の影響力は政治家や警察内部にも浸透し取り締まる事は不可能だった。
そんな状況を見過ごせずにいたジョン・オマラ巡査部長ジョシュ・ブローリン)は市警本部長の「少人数の極秘チームを結成してミッキー・コーエン帝国を秘密裏に壊滅せよ」という命によって、コーエンの情婦グレイスエマ・ストーン)に恋するジェリー・ウーターズ巡査部長ライアン・ゴズリング)を始めとする6人からなる攻勢チームを結成。
彼ら「ギャングスタ・スクワッド」はギャング顔負けの荒っぽい手段でコーエンに立ち向かうが――

 

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警官が少数精鋭のチームを作って街の顔役のギャングを追い詰める古き良き正義を描いた実話。早い話がデ・パルマの「アンタッチャブル」みたいなもの。というか話の構造的にもストーリー的にも「アンタッチャブル」に似ている。‥似ているというか全く同じと言ってもいい。殉職するメンバーが老兵と技術担当、というところまで同じ。しかし事実を元にしてるので仕方ない(武闘派じゃないメンバーと年寄りから先に死んじゃうのは悲しい)
七人の侍」を始めとするチームもの映画の一つ(というか全ての「民のためにメンバー集めて悪と戦う」系のチームもの映画は全部「七人の侍」)
古き良き時代なせいか、かなりストレートな‥「悪い奴がいたら獣の様に速攻で接近して熊のようにブン殴り、冬のナマズみたいに静かにさせる」というシンプルな古き良き正義。

 

 

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🔫リーダーのジョン(ジョシュ・ブローリン)は、かなり猪突猛進で「おれは闘うことしか知らん」と、闘いでしか自分を表現できない不器用系リーダー。
このジョンの妊娠中の奥さんは人を見る目があるようで、チームを人選したのは奥さんだ(ペーニャ以外)。この夫婦一組で一人のリーダーという感じ。
🔫ジェリー・ウーターズ巡査部長(ライアン・ゴズリング)は№2ポジション。やる気がなかったが、エマストーン演じるコーエンの情婦に惚れ、また顔馴染みの靴磨きの少年が抗争に巻き込まれて死んだ事から義憤に駆られてチーム入りする。
またコーエンの行きつけの店をやってる男?も親友で協力してくれる。
🔫コールマン・ハリス巡査(アンソニー・マッキー)は暴力的な正義感、ファルコン役の黒人俳優、残念ながら目立った活躍がなかった。
🔫子供たちの未来のためにチーム入りした技術担当のコンウェル・キーラー巡査(ジョヴァンニ・リビシ)は正直、リーダーと同じくらいチームに必要だったし活躍したと言っても過言ではない。コーエンの家電に盗聴器を仕掛けるというストレートな作戦(どうやって仕掛けたかというとゴズリングが押し入って仕掛けた)。時代が昔だから作戦がアナログなのが逆に新鮮だ。
🔫とにかく悪人を撃ち殺しまくったために本まで作られてるマックス・ケナード巡査(ロバート・パトリック)、彼は一芸に秀でた武人タイプ。七人の侍で言うと久蔵、ルパン三世で言うと五ェ門。人気が出るタイプ。
🔫メキシコ人、ナビダ・ラミレス巡査(マイケル・ペーニャ)はマックスの弟子ポジション。

という6人がギャングスタ・スクワッド。協力者も何人かいるな。彼らの上にはニック・ノルティ演じる市警本部長がいる。彼が「手段は問わない。証拠がどうとかは後で何とかするから、とにかくコーエンをぶっ潰せ」という武闘派な手段に出た事で物語が始まった。ちなみに全て非公式に行われた事なのでギャングスタ・スクワッド達は昇進も昇給もない。ただただ純粋な正義感でもって命がけでコーエンを追い詰める。
有名エンタメ作品的に言えば‥
リーダーがサノス!ララランドのカップルが№2、ファルコン、ターミネーターT-1000、アントマンの親友ルイスというメンバー。盗聴の人は知らない。

🎩ラスボスのコーエンはショーン・ペンが演じている。ショーン・ペンって、本人はどういう人なのかよく知らんが若い時から顔が苦手だわ~憎たらしい顔してるよな。久々にみたけど妙に老け込んでてエルム街の悪夢のフレディそっくりになってた。
だけどショーン・ペンだから、凄い迫力だった。
コーエンは、部下が失敗したら速攻で残虐に殺してしまうという「こんな奴がトップの組織は長く持たんだろ」と思わせられる系ラスボス。
ちなみにフィクションなので当然、要所要所をかなり盛ってる感じが伺える。

 

 

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何度か言ったように古き良き時代のシンプル正義なので、ギャングスタ・スクワッドは頭に来たら速攻で突っ込んでいってボコボコにする。
リーダーのジョンや副リーダーのジェリーからして、2人とも無策でいきなりコーエンを衆人環視の中でブッ殺そうとするしかなり血の気が濃い。
ギャングスタ・スクワッド”というだけあって雑魚を倒す時もめちゃくちゃ荒っぽいのが観てて気持ちいい。
何しろ秘密裏に行動しているので法を守る必要がない。
尋問して必要な事を聞いたらチンピラの両足を撃ち抜いて坂から転げ落とす。ちなみに失敗した彼らは全員コーエンに処刑される(俺が失敗したチンピラだったらさっさと町を出るね)。エマ・ストーンの裏切りに気付いたコーエン配下は彼女に硫酸をかけようとするがゴズリングはボコボコにした後でそいつのチンコに硫酸をかける。
前半だか中盤に、カーチェイスがある。凄く古めかしいクラシックカーでのカーチェイス。だけどそんな古い車が現代的な撮影テクニックでカーチェイスする様がめちゃくちゃ良かった(このシーンが一番良かったかも)
あとコーエンの貯めこんでる大金を見つけて燃やすのが、見ていて凄く気持ちよかった。持ち去ればいい大金をわざわざ燃やした事でコーエンは「金を燃やすって事は、こいつら正義感でやってる‥ずっと襲撃して来てる奴らは警官だったのか!」と気づくところも良かった。「アンタッチャブル」的な展開を経て最終的にはジョンとコーエンの殴り合いだ。昔のアメリカ映画ではよくあったけど久々に観たな、このラスト殴り合い。大雨も降ってボコボコになったコーエンが濡れネズミみたいになって気持ちよかった。
基本的には面白かったんだが、最後まで観るとシンプルかつストレートすぎるので一度観ればいいかという程度の面白さだった。あと何度も言うように展開がアンタッチャブルすぎて「これならアンタッチャブルで全部観たよ」という感じもあり盛りすぎ感もあったし、後半は結構飽きてました。
良かったところは、中盤のクラシックカーチェイスギャングスタ・スクワッドの過剰な暴力に酔いしれられた事か。
これでこの監督の過去作全部観たが、全部ほどほどの面白さだったので‥「ヴェノム」はレンタルでいいかと思いました

 

 

そんな感じでした

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L.A.ギャング ストーリー〔上〕

L.A.ギャング ストーリー〔上〕

L.A.ギャング ストーリー〔下〕

L.A.ギャング ストーリー〔下〕

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