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映画の感想ブログ 😺 おしずかに‥〈Since.2015〉

「バトルフロント (2013)」スタローン制作&脚本でステイサム主演の、荒らしを論破してプライドを傷つけたら被害が増えるという話😼

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原題:Homefront 脚本&制作:シルヴェスター・スタローン 監督:ゲイリー・フレダー
原作:チャック・ローガン 
製作国:アメリカ 上映時間:100分

 

 

😼なんか先週「そういえば『MEG ザ・モンスター』て変な映画だったけどステイサムよかったなぁ」と思いたちステイサムブームが自分の中に来て色々観てる。
ステイサム自体は昔から知ってるし観てるものもあったのに一体何故だろう?と考えたが、きっと今アクションとかSFなどのエンタメ映画の主流がアメコミ映画になり「スターじゃなくキャラの時代」で、アメコミじゃなくても映画監督自体がマニアックな人が増えて「オタクの方が多い時代」って感じで、でも自分もオタクだしアメコミ映画は元々好きなので問題ないんだけど、そればっかだと何だか不安になってきたのでオタ要素の少ないステイサムに目が行ったのかも知れない。というかステイサムは元々、俳優を目指してすらいないもんね。
😼俳優として魅力的なスタローンだが彼の監督とか脚本っぷりも凄いですよね。
本作ではエクスペンダブルズでは弟分であるステイサム主演作の手掛けたもの、だと今知ったので期待して観た。ジェームズ・フランコウィノナ・ライダー等、第一線から落ちてきた元大スターたちをささっと起用している点も注目。
まぁまぁネタバレあり

 

 

Story
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元麻薬潜入捜査官フィルジェイソン・ステイサム)は、ある事件をきっかけに現役を引退し、一人娘マディと2人で、亡き妻の田舎で静かな生活を送り始めた。
そんな矢先、マディが学校でいじめっ子とケンカしてしまう。そのいじめっ子は町を裏で牛耳る麻薬密売人ゲイタージェームズ・フランコ)の甥だった――

 

 

 

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ステイサム演じる元麻薬捜査官の娘が、学校でウザ絡みしてきた大柄のガキをボコボコにしたことがきっかけとなって話が始まる。
学校に呼ばれたステイサムといじめっ子大柄の両親。大柄の父親はホワイトトラッシュ(貧乏白人)っぽい清掃業の男とその妻。夫が頭上がらない気の強い妻はジャンキー。
ジャンキー母はステイサムの娘を部熟し、更に妻にけしかけられた夫は渋々ステイサムに殴りかかるが、当然ステイサムに一撃で倒されてしまう。これがいけなかった。
横で見てきた警察官も言う「お前さんが強いのも、あのバカ夫婦が悪いのは誰が見てもわかる。だが子供が見てる前で父親を完全敗北させちゃいかんよ」
この序盤で出た警官の台詞、割とこれがこの映画の重要メッセージかもしれん。
気が済まないのはジャンキー母親、夫は当てにならないので兄に電話してステイサムを懲らしめてくれと頼む。
ジャンキー母親の兄はジェームズ・フランコが演じてる‥彼は覚醒剤を精製して売りさばき町を牛耳っていた。
町一番の不良がそのまま年取った感じの小悪党。
わざわざ好き好んで引っ越してくる者などいないような田舎町なので、何の仕事してるかわからないが小金を持ってるステイサムは目立っていた。しかも新入りの父子揃って町の父子をボコってしまった。ずっと住む予定なのに、変な噂立てられ、この町で余計に孤立してはいけない。
悪いのはいじめっ子父子の方だが、ステイサムは自分から折れて状況をさっさと解決しようとする。いじめっ子の両親といじめっ子に謝罪する。いじめっ子親子は「お、おう‥。それならまぁ‥」という感じ。いじめっ子大柄も娘の誕生日パーティに呼んで仲直りする。まぁ最初から深刻ないじめではなく「帽子を取った取られた」みたいな可愛いものだったからね。ついでにステイサムも娘の美人担任教師と良い感じになる(この美人の担任はチラシ等にも印刷されてるしヒロインだったのかもしれないが上映時間節約のためか、これ以降まともに出てこない)
ここまで見て「もし自分がステイサムだったら‥」と考えたが、娘が大柄をボコった時点で仕返しは済んでるのだから呼び出された時に大柄の両親に、まず最初に自分の方から「いやぁ、じゃじゃ馬の娘がすみませんでした~」という感じで自分の方から謝罪してホワイトトラッシュ家族のプライドを満足させて、帰宅後に娘に「よくやったぞ」と褒める‥そんな感じでいいかな(こっちが謝ったことにホワイトトラッシュ一家が乗っかってきたり何か要求してきたら、それは子供同士の件とは別の話なのでそっちはそっちで撥ね付ければいい)
とにかく自分よりも相手に落ち度がある場合って相手の逃げ場はないので、むしろそういう時に逃げ場を作ってやった方が、息継ぎしたい相手はそこにハマってくれるはずだ。言ってる意味わかる?

 

 

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そんな感じで、いじめっ子一家の方はあっさり解決してしまったのだが、最初にジェームズ・フランコに話が行ってるので事態は収拾しない。
ステイサムはフランコの息がかかったチンピラから嫌がらせを受ける。
ガソリン入れてたら、囲まれて「もうガソリン入れなくてもいいよな?」とガソリン注入を止めさせられる、とかそういうセコいやつ。
だが、まぁステイサムなのでガソリン注入を再開し「‥誰がガソリンいれていいつったぁぁ!」と殴りかかってきたチンピラ達を瞬殺。
またステイサム父娘が留守中に、ジェームズ・フランコが忍び込みステイサムが元麻薬捜査官である事などを知る。
そして、たまたま、ステイサムが射殺した犯罪者の父親である大物ギャングが、ジェームズ・フランコの知り合いだったので、そいつに息子の仇であるステイサムの情報を売ることによって違法薬物売買としての地位を上げるチャンスだと野心を燃やす。
その際、ステイサムへの嫌がらせとして娘のぬいぐるみを移動させたり、飼ってる黒猫を誘拐したりする。
ちょうど僕も黒猫飼ってるので、この嫌がらせがめっちゃ嫌。
自分と娘の身の危険も感じるし、猫が見つかるまで気が気じゃないし精神ダメージがでかい。
ステイサムは町のダイナーでジェームズ・フランコに会い「おい、いいかげんにしろよ」と忠告しに行くがフランコは知らんぷり。交渉決裂だ。

 

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その後、ガソスタでのチンピラに不意打ち喰らって拘束→ボコられるものの、ステイサムなので拘束された状態で全員瞬殺した。
ステイサムは作品によって強さの表現に幅があるが本作のステイサムは比較的、多少強すぎるものの、鍛えた人間なら実現可能な程度の強さ。具体的に言うとこの「拘束された状態でチンピラ複数人を瞬殺」というのがそれだ。
黒猫は無事だった。というか餌も与えられてた(ジェームズ・フランコもネコチャン好きだったのかな?)
ジェームズ・フランコは、さっき言った大物ギャングに紹介された中ボス的なギャングに自分の女を差し出してまで殺しを依頼する。
ちなみに、このジェームズ・フランコの女というのがウィノナ・ライダーだったんだけど、あまりにもショボくて惨めな役だったので、観てる間ウィノナ・ライダーだと気づかなかった。今知ったわ。
小品のステイサム映画って印象だが結構、有名な人達が出てるよね。
スタローン制作のおかげか?
ジェームズ・フランコが頼んだこのギャングはキャップの敵としてウィンターソルジャーとかシビル・ウォーに出てたクロスボーンズ/ラムロウ役の人。
クロスボーンズは頼んでもないのに殺し屋を更に5、6人余計に連れてくる。
「やるしかないな‥」と武器を取り出すステイサム。
ジェームズ・フランコが苦労して集めたクロスボーンズ達だったが、怒ったステイサムには叶わず全員2、3分で皆殺しにされる。後はまぁ色々あって解決。

 

 

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それにしても「ランボー」一作目とかでもそうだがスタローンは、田舎のホワイトトラッシュの小悪党ぶりとか嫌~な絡み方、嫌がらせとか書くの上手いよね。スタローンも若い時にそんな揉め事が多かったのかな?
とにかく相手をやりこめてしまえば恨みや仕返しや町の孤立を呼んでしまう。
かといってこちらが折れても「紳士ぶりやがって!オラたちをバカにしてんのけ?!」
それが田舎。そんな田舎の嫌な感じがタイトにまとまって出てたわ。
別にリアル対人の処世術ってだけでなくネットやSNSの対応でも同様。
昨年、真正面から論破したり叩き潰すのを何年も続けてた著名人が相次いで殺傷事件にあったりアカ凍結されて顧客を失ったりするのを見て、
「やっぱり実害が出てないのに、論破や訴訟で相手を直接叩いてプライドを傷つけても良いことないな」という結論に達した。「論破すればSNSを見てるそいつが即死する」とかいうのならまだしも、プライドを潰された相手はその後も生き続けるんだからね、恨みを持って。やはり、なあなあな感じで流したり気持ちよくしてお帰ししたりして、それでも何か調子くれてきて実害が出たら、やっと実力行使に出るくらいでいいんじゃないか?さっきも言ったが相手が悪い時ほど逃げ場=落としどころを作ってやれば相手はその穴に逃げ込むはずだ(食堂の厨房の灯りを付けたら物陰に隠れるゴキ○リのように‥)
論破して自分が溜飲を下げても、それは一時のことだし「やっぱ○○さんはすげーや!」などと自分のファンや身内に褒められたところで一文にもならない。
本作のステイサム見て更に、その自論が確信に変わった。
本作の作風は90年代までイーストウッドがよく撮ってたようなB級映画っぽいというか、ランズデール的なアメリカの田舎での嫌な軽犯罪ものみたいな感触があった(‥というか本作もそういうアメリカ犯罪小説が原作だっけ)
観てると「どん百姓どもがステイサムと娘に嫌がらせしやがって!」「ネコチャンがさらわれた!ネコチャン無事か?!」みたいな、心配を煽られて続きを観ずにはいられない系の求心力で一気に観させられた。スティーヴン・キングの小説を読んでる時も似たような感じで手が止まらなくなるね。本作もそんな感じよ。

 

そんな感じでした

《ステイサム主演映画》
「MEG ザ・モンスター (2018)」異能生存体ジェイソン・ステイサムが巨大鮫と対決!良くも悪くも18年前の作品みたいな映画🦈🦈 - gock221B

「ワイルド・スピード SKY MISSION (2015)」「ワイルド・スピード ICE BREAK (2017)」ステイサム目当てで初めて観たけど普通に面白かった🚗 - gock221B

「ハミングバード (2012)」イースタン・プロミス脚本家によるアクションよりドラマ中心のステイサム映画➕ - gock221B

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