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映画の感想ブログ 😺 おしずかに‥〈Since.2015〉

「バンブルビー (2018)」初期アニメっぽいデザインが10年経ってやっと観れた嬉しさや欠点のない良い物語のはずが凄く退屈なのは何故だろう🚕

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原題:Bumblebee 監督:トラヴィス・ナイト 脚本&原案:クリスティーナ・ホドソン
製作国:アメリカ 上映時間:114分 シリーズ:「トランスフォーマー」シリーズのスピンオフ

 

 

トランスフォーマー」実写長編映画シリーズ6作目。プリクエルかつスピンオフ。
監督は「KUBO/クボ 二本の弦の秘密 (2016)」を撮った監督トラヴィス・ナイト
トランスフォーマーは幼少期にトランスフォーマーの元になったタカラのダイアクロンとかミクロマンで遊んでた。その後オモチャの版権がアメリカに行って作られたTVアニメ「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」のTVアニメを観てた。
幼い時から異国情緒のある海外アニメの方が好きだったので海外アニメなのはよかったけど、僕が小さい時はダイナミックプロとかガンダムとかロボットアニメ全盛期で、かつ「ロボは人間が搭乗して操縦するもの」という認識だったので、独自の意思を持つトランスフォーマ-はとっつきにくく、また「どのロボも全然壊れて死なないな」というところとスタースクリームが嘘ばかりついてたのが、今ならナイスキャラと思うだろうが子供心に嫌だった。あとメガトロンが小さい銃に変形して配下のデストロンに撃たせてたが「変形するのはいいけど『小さくなる』って、それ変形のルールから外れてない?」と納得いかなかった。結果あまりハマらなかった。
キャラも、コンボイ、ロディマス、バンブルビー、メガトロン、ショックウェーブスタースクリームなどの有名すぎるやつしか知らない。ハマりはしなかったが、この初期トランスフォーマーのデザインは未だに好きだ。特にサウンドウェーブ
コンボイとかスタースクリームなどの人気キャラ達がバンバン死んでしまうアニメ映画は、大人になってから観た。
そんでトランスフォーマーの事はすっかり忘れてたが20代前半くらいの時、動物がロボットに変形するTV3DCGアニメ「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」が始まって、その時CGアニメも初だったし毛がふさふさした動物がロボになるというLSD的な発想にしびれた。吹き替え声優が好き勝手なアドリブしてたのも特徴で、普通に楽しんでたが今思えばあまり良いとは思えない。トランスフォーマーのアメコミ邦訳もその頃から始まった気がするが「MARVELとDCだけにしとこう」と思って買わなかった。一言で言うとガチハマリした時がないのでよく知らないに等しい。
マイケル・ベイの実写映画版トランスフォーマーは「俺が観たいのは一番昔のカクカクしたロボロボしたトランスフォーマーなのに何だよこのゴチャゴチャしたやつ‥」と気に入らなかったので観に行かなかった。だけど後でDVDで観たら一作目の前半「主人公が親からオートボットを隠す」「主人公が女の子と知り合う」みたいなくだりが意外な面白さで結構好きだった。だけど後半、敵味方がトランスフォームしながらの集団戦になると誰が誰だか、誰が誰に向かって何してるのかサッパリわからず眠くなった。
マイケル・ベイ映画としてはそこそこだがトランスフォーマーとしては?」という、よく言われる意見だが、僕もこの意見。
やがてベイのトランスフォーマーは人気が落ちてシリーズが終わる噂が流れたあたりで本作が公開された。このシリーズは観ないぞと思ってたけど本作のオートボットたちは、アニメ一作目を思わせるカクカクしたロボロボしいオートボット達だったので若干楽しみにしていた。

 

 

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時代は80年代、惑星サイバトロンでサイバトロン‥じゃなかった今はオートボットか‥達とデストロン‥じゃなかった今はディセプティコンだっけ‥が戦争中。
アニメ一作目っぽいデザインのコンボイ‥じゃないオプティマスプライムやら色んなオートボットディセプティコンが大量に登場して非常に満足。
やっぱりめちゃくちゃ良いデザインだよなぁ。
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やっぱり今でもサウンドウェーブが一番好きだし↑
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あとホイールジャックとか↑
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ショックウェーブミクロマン的というかハヤカワSF文庫の表紙に居そうなデザインが好き
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名前忘れたけど女性型のオートボットもいいですね↑
めっちゃトランスフォーマー!メガトロンとかスタスクとか温存。
そんな画面が10年めにしてやっと観れたが、正直もっと早く‥10年前にこんな感じのが観たかったな‥と感じた。「ロボットだから残虐にブッ殺してもいい」という描写にはマイケル・ベイっぽさも感じた。
劣勢のオートボット。地球をオートボットを立て直す本拠地とすべく、オプティマスプライムバンブルビーを地球に逃がす。

 

 

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バンブルビーは地球に落下。ディセプティコンの追っ手?と戦闘しバンブルはこれを撃破。更にディセプティコンから赤と青のロボットも地球に降りてくる(この赤青二体のディセプティコンは知らんけどガオガイガーの氷竜&炎竜みたいだな)
WWEスーパースター(WWEでのレスラーの呼び方)のジョン・シナが軍人として登場。
WWE、ここ10年くらい主だったイベントと日本人スパスタ(カイリ、ASKA、中邑、イオなど)の動向しか観なくなったけど、シナはWWE運営の露骨なプッシュや品行方正キャラやあまり捻りのない試合運びで人気なかったが、客のブーイングさえもウェルカムして知らん間に愛されキャラになった印象。
ハリウッド俳優として超絶大成功したWWEスーパースターの代表格は、ロック様(ドウェイン・ジョンソン)やバティスタデヴィッド・バウティスタ)だろう。レスラーとしては格上のストンコとかトリプルHは、レスラーとしてはブレイクしなかったしね。
シナは顔がマーク・ウォルバーグに似てるからトランスフォーマー度高いと言える(しかもシナはアホっぽい風貌だがガチでどうしようもないウォルバーグと違って良い奴だし頭もいい印象)
黄色のワーゲンに擬態して地球に紛れ込むバンブルビーを拾ったのは、最愛の父を失った悲しみから立ち直れず、新しい環境に慣れないでいる女子高生チャーリー(ヘイリー・スタインフェルド)。
‥という役は、やはり同じようにヘイリー・スタインフェルド演じる女子高生が、父を失った悲しみから立ち直れない女子高生を演じた楽しい青春映画「スウィート17モンスター (2016)」の役柄と偶然か全く一緒。オタクっぽいボーイフレンドがと出来るところや可愛い服装まで同じなので、まるで同一キャラに見えてくる。
ヘイリーはどの映画でも服装がめっちゃかわいいな。このヘイリーは顔面から漂う大物オーラがすごい(フローレンス・ピュー同様、二年以内にエマ・ストーンと同じくらいブレイクすると思う)
最愛の父を失った悲しみから、飛び込み選手だった本来の自分の持ち味を発揮できず社会に馴染めないチャーリー。彼女のぽっかり空いた穴に、異性に降りて居場所がないバンブルビーが入り込み、2人は親友になる。
チャーリーとバンブルビーは、ドライブしたり「ママにロボットを見つけられないように隠す」など、一作目みたいな流れで友情を育む。
そしてバンブルビーを追って地球に降りた2体のディセプティコンは、ジョン・シナ達、米軍を騙してバンブルビーを探す。
まぁ「E.T.」とか「ヴェノム」と殆ど同じ話と言ってもいい。

 

 

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そんなこんなでチャーリーとバンブルビー、おまけに家が隣でバイトが同じの、チャーリーに恋する男子も加えた3人は、冒険したり楽しみつつディセプティコンと戦う。
冒頭のサイバトロン星での戦闘や、チャーリーがバンブルビーのために飛び込むリープオブフェイスシーンとか、予告にもあった「背後でロボが格闘してるのをバックに逃げるチャーリー」のカットは感動した。
‥という流れできっと良い映画なんだろうとは思うが「KUBO/クボ 二本の弦の秘密 (2016)」の時にも感じたが、この監督の映画ってやるべき人間ドラマをきちんとやってオタ要素も出す‥という何の文句もない、引っかかるところもないから子供に安心して観せられる内容にまとめあげるんだけど二作とも死ぬほど退屈に感じるのは僕だけでしょうか。
何でだろう?ベタ過ぎるのかな。去年のキッズ向けエンタメ大作映画だと「ランペイジ 巨獣大乱闘」「ヴェノム」などにも感じた事だが、本当にいい内容なのだが、観る前に「こうなって、こうなるかな」と想像したそのまんまが二時間展開されて何の驚きもないまま終わる‥妙に退屈なのだが特に文句つけるところは無いので悪く言う気もない‥という感じの感想になった。俺が、童心を失った中年だからなのかな?
バンブルビーと仲良くなったチャーリーは物語の途中で同級生たちの目の前でリープ・オブ・フェイス(無心に何かを信じて飛び込むこと)的シーンを迎えるが‥まだ吹っ切れてないので飛び込めない。だが終盤のラストバトルで自分のためではなくバンブルビーという他者のためになら飛び込む事ができた!それによってチャーリーは、父を失った悲しみなどを吹っ切ることができて成長して終わる‥、という感動的な展開なのだが、正直その展開が異常にかったるかった。ラストバトルの後のバンブルビーとお別れ後のまとめシーン(家族と和解したり、新しい車を手に入れたり)なども異常に長く感じた。
さっきから何度も言うように「ここがダメ!」と具体的に指せる悪い箇所はないし良い物語なので悪く言いたくはないんだが相当に面白くなかった。
「めちゃくちゃ良い人だが会話すると全然面白くない善人の知り合い」みたいな映画。
「KUBO/クボ 二本の弦の秘密 (2016)」の時も似たような事を感じ「凄く良い話だし、物凄い努力でストップモーションアニメをこさえてて偉いけど二度と観ないだろうな」と不思議と思った。
初めて観てるはずなのに「既に一回観た、良くも悪くもない普通の感じの映画をもっかい観てる」ような気分になった。本作が10年前に公開されてたら良かったと思いますが。。
何故だろう?最初から最後まで、どこかで観たようなよくある定番の展開がそのまま繰り広げられるだけだからなのか。
何故か80年代が舞台なので80’sミュージックも多くかかるが、80年代オマージュ映画があまりにも多すぎて「かかる80年代曲、いつも一緒だな‥」「またスミスか」とも感じてしまった。
ロック様主演エンタメ大作ファミリームービーとかキッズ向けムービーとか、「パシフィック・リム」「ヴェノム」「アクアマン」などの中国で大ヒットする系ファミリームービーとか怪獣映画とかどれも、客観的には「良い映画だ!親戚の子供に見せたい」などと思いはするものの「‥良い映画だけど死ぬほど退屈だな」と思う俺は童心を失った中年だからなのかな?まぁ多分おれの性格が悪いんだろうという結論を出しとこう。
というか80年代の意味ほとんどないし、舞台を現代にしてリブート一作目にすればよかったのにね。時制が現代になったらチャーリーもう出せないじゃん。だから舞台を80年代にするんじゃなくて「死んだ最愛の父が、青春時代だった80年代の曲ばかり聴いてるからチャーリーも80’s音楽好きになった」って設定で充分だったのでは。
これってトランスフォーマーシリーズの前日譚なのかな?それなら本作のカッコいいオートボットたちは将来ベイ版の微妙なオートボットになっちゃうのかな。
まとめるとクラシックなデザインに戻ったオートボットたちはカッコいい、チャーリーやジョン・シナなど人間キャラも良いしストーリーも良い話、‥だけど映画全体は死ぬほど退屈。なのに理由を具体的に指すことも出来ない‥という何とも煮え切らない感想になってしまった。同じ監督による続編が作られても観ないと思う。
ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」三作目は、めでたくジェームズ・ガンが復帰する事になったが、一時期この監督がやるかも?という噂があった。そうならなくて本当によかった!と思った

 

 

そんな感じでした

「KUBO/クボ 二本の弦の秘密 (2016)」

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Bumblebee (2018) - IMDb

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