gock221B

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『ラ・ヨローナ ~泣く女~』(2019)/良作だが、もう何十回も繰り返さし観せられたテンプレに飽きてきた。霊より中年の男女のキャラが良かった👰

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原題:The Curse of La Llorona 監督: マイケル・チャベス 製作: ジェームズ・ワン。ゲイリー・ドーベルマン 制作会社:アトミック・モンスター・プロダクション 製作国:アメリカ 上映時間:93分 シリーズ:「死霊館」ユニバース

 

 

 

中南米に古くから伝わる怪談「ラ・ヨローナ(泣く女)」を扱ったらしい。
そのうち日本から来た日本人形とかも扱ってほしい。
ジェームズ・ワン制作の〈死霊館バース〉というMCU以外で唯一成功してるシネマティック・ユニバースの6作目。「インシディアス」とかも合わせると10本目くらいかな。
「これは新規タイトルかな?」と思ってたら「『アナベル 死霊館の人形 (2014)』に登場したペレス神父が2分くらい登場してるので死霊館バースの一つ」という強引な理由で死霊館バースだとわかった。舞台を70年代にしてペレス神父とか他の既存キャラを一瞬でも出せば死霊館バースに組み込めて信頼のブランド力により客足も伸びるという‥上手いこと考えはりましたね。
時系列としては「死霊館」の後、「死霊館 エンフィールド事件」の前くらいの出来事らしい。ふーん‥そうなんだ。
監督はこれがデビュー作らしいが、はっきり言って初めての人が監督しようが誰が監督しようが、どれもほぼ同じルックほぼ同じ一定以上の面白さなのであまり関係ない。ジェームズ・ワンが監督したらさすがに力入ってるなと感じる気がしないでもないが、ジェームズ・ワン以外の人が撮る時も恐らく、このジェームズ・ワンのホラー制作チームには「こういう時はこう撮る」みたいなマニュアルが行き届いていて誰が監督やろうと大体同じようなものになるんだと思う。「初めての監督」みたいな新人監督がジェームズ・ワン監督時と大差ない感じに仕上げてくるし、そんな感じでデビューでいきなりアナベル一作目みたいな傑作撮った新人監督がジェームズ・ワン組の外部でホラーじゃない二作目撮ったらめちゃくちゃつまらなかったりするのでそういうことやろなと気付いた。‥だけど逆に死霊館バースで一番つまらなかったアナベル二作目の監督は外部で「シャザム!」撮ったら面白かった。これはホラー撮るのが得意か不得意かって事なのか?よくわからない。ファミレスやファストフードの映画版みたいな感じ?完全に推測だが多分合ってると思う。

 

 

 

1963年。夫に浮気された妻が嫉妬に狂い、夫が最も愛するもの‥つまり夫と自分の間にできた子供2人を溺死させ、直後に後悔した女は泣きながら川に身を投げた。それ以降、女は白いドレスを着て泣く悪霊〈ラ・ヨローナ〉となって水辺に現れ、自分の泣き声を聞いた子供をどこかへ連れ去ってしまうという。
これが中南米に伝わる怪談「ラ・ヨローナ〈泣く女〉」。

時は過ぎて1973年‥、といっても劇中の様子は、はっきり言って40年以上前には全く見えず「これ現代の話だよ」と言われても、そのまま受け入れそうなほど「昔」感は無い。ナンバリングタイトルの死霊館シリーズは、アメリカに居る実在の有名霊能力者の若い頃を主人公にして実際にあったとされる心霊事件を扱ってるから70年代にせざるを得ないのはわかるが、完全に創作のスピンオフは「後で死霊館とクロスオーバーさせられるように70年代にはしとかないとな‥」といった感じで「スマホを出さない」とかそれくらいしか昔感はない。本作は更に現代と大差ない。正直、冒頭「1973年」というテロップを見逃したら昔の話だとは思わないだろう。
主人公はソーシャルワーカーのアンナ(リンダ・カーデリーニ)。警官だった夫を失ったばかりの女手一人で幼い男の子と女の子を育てているシングルマザー。
‥この妙にセクシーな感じの熟女「どっかで見たことあるな」と思ったら「アベンジャーズホークアイの奥さん役の人だった。MCUホークアイの子供も2、3人だし、本作の主人公アンナが「勇敢だった夫は居ないから私が守らなきゃ‥」って感じで頑張ってるもんだから「ホークアイが留守中、悪霊に襲われたので単身、撃退するホークアイの奥さん」という風に見えてくる。
アンナが自分の家の中に現れたラ・ヨローナと初遭遇した時。若い女だったら「きゃーー☆」とか黄色い声を出すところだが、アンナは「うぉっ‥?うおおぉあああああぁぁーーーーッ!」と本域の絶叫していて良かった。美人なのに「きゃー」じゃなくて、こんな風にオッサンみたいな人目を気にしない絶叫する方がリアルだし逆にセクシーだと思った。なぜだ?それは俺が、綺麗さを保つよりも荒い人間らしさを出すことの方がセクシーさだと思ってるからかもしれん(10代には共感されなさそうな感じ方)。そういえばラ・ヨローナに殺されるパトリシアの息子が施設で絶叫した時もめちゃくちゃ良い絶叫だった。この監督は絶叫に一家言ある絶叫好き監督なのかもしれん。
まぁとにかく、この未亡人アンナはソーシャルワーカーとして顔なじみだった、自分と同じくシングルマザーの南米系お母さんパトリシアのアパート家を尋ねる。子供2人が不登校を続けてるらしく「虐待の疑いがある」という事で、アンナは気が進まないながらも夫の部下だった警官と共に訪れる。
するとパトリシアは明らかに心神喪失気味で怯えており、子供たちを部屋に閉じ込めていた。そして子供たちの腕には火傷のような傷跡が‥。「子供たちを部屋から出したら殺されてしまう!」と喚くパトリシアは監禁虐待疑惑で逮捕され、同じく「あの『女』に連れて行かれる‥」と怯える子供たちは福祉施設に預けられる。
しかし、その夜、福祉施設に居たはずのパトリシアの2人の息子は川で溺死していた。
「隠してたのに、お前のせいで子供が死んだ!お前の子供たちも連れて逝かれるがいい!」と半狂乱で怒るパトリシアと困惑するアンナ。そしてアンナの息子は、泣いている白いドレスの女を目撃。勿論ラ・ヨローナだ。これでアンナの息子と娘はラ・ヨローナに目をつけられてしまった。
昨日までのパトリシア母子のように、今度はアンナ母子がラ・ヨローナを警戒する事になった。
ラ・ヨローナは、アンナの子供達の腕を掴んで火傷のような傷跡を付けた。恐らく目印のためにGPSのような効果があるのだろう。
しかし皮肉にも、自分がパトリシアにそうしたように今度はアンナ自身が「子供達を虐待してる?」などと、親切にしてくれていた夫の元同僚や自分の同僚たちからもDVを疑われる。
ラ・ヨローナによって、因縁をつける→社会との関わりを絶たれて孤立無援になる、といった感じでアンナ母子は知らない間にデス・スパイラルの渦の中に居た。北九州や尼崎の監禁洗脳拷問の順序と同じだ。逆に言うと、こういった困り事に巻き込まれないようにするには(因縁をつけられる→弱みを見せない、危険な局面に居合わせない)(社会との関係を絶たれる→外部との繋がりを持っておく、法的機関に提出できる証拠を残しておく)といった対策が必要なんだろうね。
だがアンナ母子が目を付けられたのは、そんな現実的な手段が通用しない数世紀もの間生きている不老不死の悪霊だ、そうなれば娑婆のやり方では対抗できない。
ラ・ヨローナに襲われる日々に憔悴したアンナは、パトリシアの子供達の葬式で知り合ったペレス神父を尋ねる。「アナベル 死霊館の人形 (2014)」にて呪いの人形アナベルに殺されかけた事によってペレス神父はアンナの話をすんなり信用する。‥話が早くていいですね、クロスオーバーの利点か。しかしエクソシズムを行う承認をバチカン本部に乞うて許可を得るまでには数週間かかる。その間にアンナ母子は殺されてしまう。そこでペレス神父は南米系の中年男性、ラファエルという民間療法師を紹介する。
果たしてアンナと子供達は滅びずにいられるのか―― そんな話。

 

 


そういう感じの、殆どのジェームズ・ワン制作ホラーのテンプレ通り、前半はじわじわと悪霊が忍び寄ってきたり色々なビックリ要素で脅かせられ続け、中盤で悪霊退治できる人を探して一回戦、後半で倒しきれなかった悪霊が襲ってくるところを迎え撃ってラストバトル‥!といういつもの流れ。本作もこのテンプレ通りで非常に手堅く面白いのだが、幽霊屋敷ものが好きな僕とはいえ10本近くこのテンプレ観てきたのでさすがに若干飽きてきた。だが、こういう幽霊屋敷ものに向いてるけどジェームズ・ワン制作ホラーをまだ数本しか観てない人は、すれた僕よりも楽しめるだろう。だが人には向き不向きというものがあって、Jホラーとか幽霊屋敷ものを見ても「思わせぶりなシーンばっかりで何も起こらんやん」と面白がれない人はいる。そういう人が言う「思わせぶりなシーン」というのは実は既に本番の最中なのだが、そういう人にとっては「思わせぶりだが何も起きていない」と感じるらしい。だからそういう人はこういうオカルトものは無理なので走るゾンビとかを観たほうがいいのかも。
こういう悪魔や悪霊ものは人間が負けて終わる(もしくは何とか退けるだけ)というのが基本だが、ジェームズ・ワン制作ホラーの場合「前半はJホラーっぽくじわじわと怖がらせつつ、後半では皆で協力して悪霊を退治しちゃう」というJホラーとアメリカンホラーの良いとこどりみたいな構成をしており、この怖がりつつスッキリして家に帰れる、という構成がアメリカ人にウケたのだろう。ほぼ全作大ヒットしている。
この前半のJホラーっぽいビビらせ要素、だんだんと「新しいアイデアが出なくなってきたな」「ベッドの下とクローゼットの中覗く場面もう10回くらい観たぞ。もう覗くのはやめたら?」などと思ってたら去年辺りから「エクソシスト3」「呪怨」などの超メジャーなところからモロにパクり始めたので「もう、そろそろこのフランチャイズも店仕舞いが近いかもしれん」と懸念し始めた今日この頃。でも次回作の「死霊博物館」とか来年の「死霊館3」は、何となく派手なモンスターがじゃんじゃん出るっぽいし「Jホラー表現ネタが尽きてきたのでモンスターものに移行しようとしてる?」と俺は推測している。
そういえばアンナの娘がシャンプーしてたらラ・ヨローナが娘の頭を触る‥という「呪怨」みたいなシーンがあったが、いつも入浴を手伝ってくれるアンナママだと思いこんだ娘は「ママ、頭洗って~」と言う、するとシリアス悪霊のはずのラ・ヨローナがちょっとだけ娘の頭を「わし‥わし‥」とシャンプーする場面が何だか可愛かった。
ペレス神父に紹介された南米系の中年男性ラファエル。彼はもともと神父だったが教会と対立して辞め、今では民間療法やまじない師などをしている。
オカルトものには定番の霊能力者キャラだ。霊能力者キャラは、一般人である主人公にオカルト要素の事を解説してくれるし、一瞬でやられて勝敗を一般人主人公の手に委ねたり逆に勇ましく悪霊を退治したりと、如何様にも使い勝手の良いキャラだ。
ところで、このラファエルおじ、最初は如何にも〈無口な霊能力者だが、これといって特徴のない南米系のたっぷりした体型のオッサン〉っていう記号的なキャラとして出てきたと思ったけど、無表情でギャグを言ったり無表情な霊能力者のくせに実はラ・ヨローナを怖がってたりアンナ母子を囮にして闘ってアンナに怒られて「でも上手くいっただろ?!」と言い訳したりと、凄く立体的で人間臭い魅力のあるオッサンとして活躍した。霊能力者って超然としたエキセントリックなキャラもしくは只の無能として描きがちだがラファエルは凄くそこら辺の電気屋さんの店主でもしてそうな普通のおっさん感が素晴らしかった。この映画で一番拾い物だったのはこのラファエルとアンナだと言っても過言でない。という事はこの監督は中年男女を描くのが上手いのかもね。
映画に出てくる霊能力者キャラの中でもかなり好きなタイプ。
アンナの亡き夫の同僚には懐かなかった子供達がラファエルには懐いて抱きついたり、夜食を作るラファエルにアンナが「夫を思い出すわ」と言ったりと、空白の父親ポジションをラファエルが一夜だけ埋めた‥という淡い感じで終わった。アンナがラファエルおじと安易に恋に落ちないのが現代の映画って感じで良かったわ。‥別にラファエルおじならアンナとくっついてもいいけど悪霊退散は悪霊退散、恋愛は恋愛、と分けてやりたいものだ。関係ないことを同時に行うとおかしな事になるからな、特に恋愛。これが10年前の映画なら絶対ラファエルおじとアンナをくっ付いてただろう(そして、その場合ラファエルは絶対にイケメンの白人男性だっただろう)。それにしても、もし自分が独身っぽいラファエルおじだとして、助けを求めてきた美人シングルマザーの家で卵焼き作ってて「死んだ旦那に似てるわ‥」と言われたら、ただちにデートに誘ったり‥は良識ある者としてしなくても勃起‥はしないまでも男性器に血液が2、3滴流れ落ちて男性自身が一回り大きくなる気がする。そうだろ?
後半、アンナ母子はラファエルのオカルト知識やオカルト民間アイテムの助けを借りてラ・ヨローナと戦う。アンナもまたラ・ヨローナとの闘いで「ラ・ヨローナが実の子供に生前プレゼントされたネックレス」というアイテムをマジカルアイテムをGETする。
「ラ・ヨローナは水があるところに現れる」というルールに則り、最初は水たまりやバスルームやプールなどで子供を襲うが後半になるともう水とかどうでもよくなって家の中や屋根裏部屋にも現れる。まぁ動物が森を通って獣道ができるかのように何度も襲って強い因縁(えん)を付けたので侵入範囲が広がり出現できる時間やパワーが高まったのだろう、そのように見える。
冒頭に出てきた人物が、ちょうど忘れた頃にラ・ヨローナのように再登場するくだりや、あんまり活躍されたらアンナや子供のピンチが描けないからラファエルが怪我してしばらく気絶したりしてラストバトルを盛り上げて終わる。
感想書いてないけど最近「MAMA」を観た時もあったが「子供が原因で怨霊となった女性の悪霊に思い出グッズを渡すと一瞬成仏しそうになるけど何か邪魔が入って悪霊に戻る」っていうくだり、これはママ悪霊によくあるパターンだね。
それにしてもラ・ヨローナも自業自得とはいえ何世紀も発狂した状態で彷徨ってて何だか可哀相だ。さっさとブッ殺すしてあげるしかない。
ラ・ヨローナは浮気されて子供2人殺した人妻。パトリシアはラ・ヨローナに子供2人を殺されたシングルマザー、アンナはラ・ヨローナに子供2人を殺されそうになるシングルマザー。本作はやっぱり「ババドック 暗闇の魔物」同様、世のお母さんが一番感情移入して楽しめそうなホラーだったね。「ちょっと目を離したスキに子供が車に轢かれたり変な奴に連れて行かれたりプールで溺れたらどうしよう」という、幼子を育てている時ずっと続く不安をホラー映画にしたものとも言える。観てるとひたすら辛くなる「ババドック」と違って本作は、子供達が勇敢だったりラファエルおじがいるからババドックよりは気軽に楽しめる。
そんな感じで、前半の「幽霊でビックリさせるアイデアがもう枯渇してるんだなぁ」という懸念や「作品自体は良作だけどシリーズや関連作全部観てる身からすると正直飽きてきました‥」という倦怠感は感じたが全編手堅くまとまっていてジェームズ・ワン制作ホラーの中でも上位に入る気がする。
ラ・ヨローナという悪霊や怪異は正直面白くなかったが、アンナやラファエルといった人間臭い中年男女が魅力的だった。ラ・ヨローナはもうこれっきりでいいけど2人はまた出てきてほしい。それにしてもパトリシアはどこ行ったんだろ。普通に帰宅か?

👰死霊館バースの次回作は今月20日に「アナベル 死霊博物館 (2019)」。これはウォーレン夫妻の娘や子供達が、心霊保管室にあるアナベル人形を始めとした悪魔や悪霊を一度に全部相手するみたいで今までよりも派手で面白そう。霊感もある夫妻の娘が、泊まりに来た友達に「触ったら呪いが解けちゃうアナベル人形に触ったの?」「いや、他にも‥」「どれに触ったの?!」「全部。」という予告編が最高に面白かった。ここ数年の予告編で一番好きだね。
映画『アナベル 死霊博物館』US版予告【HD】2019年9月20日(金)公開 - YouTube

そして来年のちょうど1年後にウォーレン夫妻が狼男を調査するらしい「死霊館3」が公開される(監督するのは本作の人らしい)。あと「インシディアス5作目」「死霊館のシスター2作目」「へそ曲がり男」なども公開されるらしい。こんな4本も乱発して大丈夫なのかな?

 

 

 

そんな感じでした

死霊館ユニバース〉
『死霊館』(2013)/Jホラーっぽい前半とアメリカ映画っぽい後半の組み合わせが良すぎる👿 - gock221B
『アナベル 死霊館の人形』(2014)/舐めてたが凄い良かった。悪魔を倒せない理由。隣の部屋と駆け寄る幼女の怖さ👧🏻 - gock221B
『死霊館 エンフィールド事件』(2016)/横綱相撲みたいな洗練されきった貫禄ホラー!👿 - gock221B
『アナベル 死霊人形の誕生』(2017)/ジェームズ・ワン制作ホラーの中では最も凡作だったかな‥👧🏻 - gock221B
『死霊館のシスター』(2018)/これ以上ないほどシンプルな、おにぎりみたいなホラーで好感触➕ - gock221B
『アナベル 死霊博物館』(2019)/呪いアベンジャーズ状態を期待してたけど予告編でいいとこ全部観せ終わってた印象でした👧🏻 - gock221B
『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』 (2021)/3(8)作目にして安定テンプレ捨てて挑戦したのは偉いが、それでもさすがに飽きた感ある👿 - gock221B
『死霊館のシスター 呪いの秘密』(2023)/14年で14本も殆ど同じ内容の映画を作ってるので僕も5年前に飽きてて本家の死霊館やインシディアスやアナベルは完全に味しなくなったけど、これはまだ若干いけるかも✚ - gock221B

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The Curse of La Llorona (2019) - IMDb

www.youtube.com

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