gock221B

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『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)/素人もやし時代が面白くてキャップになって戦い始めると凡庸になる不思議なオリジン👱

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原題:Captain America: The First Avenger
製作:ケヴィン・ファイギ 監督:ジョー・ジョンストン
原作:ジョー・サイモンジャック・カービーキャプテン・アメリカ
製作会社:マーベル・スタジオ 製作国:アメリカ 上映時間:124分

シリーズ:「キャプテン・アメリカ」トリロジー。マーベルシネマティックユニバース

 

 

 

アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」がいよいよ明日公開なので‥というか半月くらい前から居ても立っても居られなくて特に改めて感想書いたりしてないがMCU作品を連日観ていた。
そういえばファーストアベンジャーはこのブログに感想ないなぁと思い書いてみた。
‥というかブログに感想がないMCU作品はあと5作しかないので、残りもそのうち再見して書こうと思う。
本作はマーベル・シネマティック・ユニバース第5作目。
第6作目の、ここまでの総決算「アベンジャーズ (2012)」に繋げる直前の作品。
「アイアンマンはともかく、ソーやキャップがヒットするとは思えない!」と当時、かなりヒヤヒヤしっぱなしてた覚えがある。
そこそこヒットそこそこ評価で何とかアベンジャーズに繋がり、アメコミ映画の流れは「ダークナイトの時代」から「MCUの時代」へと政権交代し、現在に至るまで快進撃を続けている。
今はなきバウスシアターのめっちゃ人少ない客席で若い友人D君と一緒に観た記憶あり

 

 

★Story★
1942年3月第二次世界大戦中のNYブルックリンに住む愛国心の強い青年スティーブ・ロジャースクリス・エヴァンス)は、軍に入隊し正義のため戦うことを願っていたが小柄で虚弱体質の”もやし野郎”のため入隊を拒否され続けていた。
ティーブは、既に軍に入った親友ジェームズ"バッキー"・バーンズセバスチャン・スタン)と共に訪れた未来技術展覧会で軍医アースキン博士と出会う。
ティーブの強い意思に目をつけた博士は、彼を軍の極秘実験スーパーソルジャー計画の被験者第1号に選ぶ。
ティーブはアースキン博士、後にアイアンマンの父となる発明家ハワード・スターク、軍人チェスター・フィリップス大佐(トミー・リー・ジョーンズ)、スティーブと惹かれ合う事になるイギリスのエージェント、ペギー・カーターヘイリー・アトウェル)‥らの下でスティーブは超人血清を投与され、スーパーソルジャー化する
実験は成功。スティーブは超人的な肉体と運動能力を獲得する。
しかしその直後、アースキン博士はナチス極秘科学部門から独立した秘密結社ヒドラのスパイに殺され、スーパーソルジャー計画はスティーブ一人を産んだだけで頓挫してしまう。
スーパーソルジャー部隊の一員としてアメリカに貢献する道を絶たれたスティーブは、意に反して国籍を売るためのマスコット“キャプテン・アメリカ”として星条旗を模した派手なコスチュームを着て軍のプロパガンダに駆り出される。

かつてアースキン博士から未完成の超人血清を奪いレッド・スカルとなった邪悪なスーパーソルジャー、ヨハン・シュミットヒューゴ・ウィーヴィング)。ナチスの将校だった彼は狂奔してナチスからヒドラを独立させ、無限のパワーを持つコズミックキューブを入手。アーニム・ゾラ博士トビー・ジョーンズ)と共に恐ろしい計画を進める。

 

 


レトロSFとか古き良き空想科学的な映画が得意なジョー・ジョンストン監督による本作。
期待通り、古き良き40年代アメリカ描写やレトロSFっぽいめちゃくちゃ良い感じの古めかしいメカや怪しいヒドラ兵などが観ていて凄くワクワクする。こういうの凄く好きなのでアメコミ原作ヒーロー映画の第一作は、その殆どがオリジン(誕生譚)を描くことになる。アメコミヒーローをよく知らん人にもわからせないといけないので、どうやって誕生したかの描写は必要なのだが楽しい活躍などの前に映画の前半まるまる使って描写せざるを得ないために、どうしても堅い内容になってしまいアメコミヒーロー映画が真に面白くなるのは二作目以降になりがち。
だが本作は、キャプテンアメリカになってからの後半よりも、もやし野郎スティーブの奮闘やキャプテンプロパガンダ国籍売るマンやってる前半の方が面白い。
もやしスティーブが素敵なレトロ機械から出てくるとパンッパン!の、針で突いたらパーンッ!とはじけとびそうなボディになってハァハァ言いながら出てくる場面は圧巻。
ティーブが「なんか‥背がのびちゃった」とか言うと、ペギーがスティーブのパイオツを揉もうと手を伸ばしてハッとなって瞬時に手を引っ込めるシーンに気付いて笑った(↑キャプチャしたその場面よく見るとナースもパイオツ見てたわ)
国籍売るマンに至っては多分誰が観ても面白い。
むしろアメコミヒーローに興味ない人の方が喜びそう。
キャプテン国籍としての日々に納得行かない思いをしていたスティーブが「バッキー達がピンチ」ということを知って国籍売るマンのコスプレのまま単身敵地に乗り込んでゴールデンエイジ的な‥勧善懲悪な殴り合いバトルの末にバッキー達を救ってペギーやトミー・リー・ジョーンズの元に帰還!
バッキー「( ´・ヮ・`)みんなでキャプテンアメリカを讃えようぜ!」
冒頭から、ここまでが本作のMAX。
皆を認めさせて本来のスーパーソルジャーとしての活動が出来るようになったキャプテン・アメリカ
彼は、救出したバッキーやダムダム・デュガンやピーターパーカーのハイスクールの校長のひいじいさん日系人らと共にハウリング・コマンドを結成。
そしてハウリング・コマンドは、ヒドラの兵器工場を潰して回る。
普通の映画だったら一番面白いのはここなのだが時間がないのでダイジェストで流されてしまう。ハウリングコマンドの面々も凄く面白そうな奴らなのだが残念ながら時間がなくて活躍があまり見れない。代わりといっちゃ何だが全体的に本作に似てる「ワンダーウーマン」のダイアナ&クリス・パインの部隊を観て溜飲を下げよう(本作と「ワンダーウーマン」は凄く似ている)。
このダイジェストになってるところめっちゃ楽しそうだな。
ドラマ形式で全13話くらいのボリュームで観たい。
ちなみにキャップのアクションだが、まだ次作でルッソ兄弟がヒーローのアクションに革命をもたらしてキャップが10倍くらい強く見えるようになる前なので、シールドもたまーにしか投げず本来の盾として防御するシーンが多い。
攻撃は普通に銃を撃つことの方が多い。まあ一作目だしこれは別にいい。
ウィンソル以前と以降では強さがあまりに違って見えるのは「過去には存在してなかった戦場格闘技を、あNY決戦の後に習得した」と思っておこう。

 

 


そんなハウリングコマンド無双ダイジェストの後、雪山でのバッキーの悲劇(当時、劇場でウィンターソルジャーや!と思った)を経て、キャップvs.レッドスカルとのラストバトルが行われる。
正直言ってこのヒドラ基地~上空でのラストバトルは観る度に毎回眠くなる。
キャップは好きなのに何故だろう?と思ったが、やはりヒドラが弱すぎるからだろう。
まあキャップの無双はいいとしても、バッキー達が救出された時、彼ら米軍はほぼ丸腰なのに光線銃などのオーパーツ武装したヒドラ兵たちを簡単にやっつけてしまう。
まあこの時はキャップ初陣で「皆で脱出だ!」って時だったからいいわ。
これ以降のダイジェストでもヒドラは連戦連敗だ。ヒドラ兵は最後までストームトルーパー級に弱い。何か俺でも倒せるんじゃないかと思えてくる。
この雑魚の弱さは「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」まで続く。
未知の兵器で武装してるはずのヒドラ兵達は丸腰の米軍に全滅させられ続け、極悪スーパーソルジャーのレッドスカルでさえも「ここはもうだめだ」と早々に諦めてすぐ逃げてしまう。
途中でキャップと初対面して、キャップに偉そうなことを言うが
キャップ「だったら何故逃げる!?」と正面から正論ツッコミされ、スカルは何も言い返せないからかササッ‥と逃げる場面は、親に怒られた中学生みたいで笑った。
だがヒドラ兵はまあやられ役だから弱くても許せる。
やはり本作の後半のつまらなさはレッド・スカルのせいだと思う。
ごらんの通り見た目は最高!完璧。本物。通称うめぼし。演じる俳優も大物。
だがこのレッド・スカルはMCUでよく言われる欠点の一つ「敵が空虚」最有力者の一人だ(ちなみに最も空っぽで最もつまらなくて最も人気ないのは「マイティ・ソー:ダーク・ワールド」のマレキス)
役割的には「悪者だぞ!俺は悪いぞ~」という単純悪の他にはヒーロー映画のヴィランの定番「ヒーローのダークサイド」要素しかない。悪のスーパーソルジャー。「キャップが邪悪な心を持ってたらこうなるよ」というだけの存在。
まあ舞台設定が昔かつキャップ一作目なので、こんな感じの内容の薄いヴィランでも仕方ない。
だがそれならせめて、めちゃくちゃ強いところを見せてほしかった。
キャップ並の戦闘力を持ってるはずなのだが戦闘シーンがない。ひょっとしてこのMCUバージョンのスカルはただの悪巧みキャラなのか?
だがその知性面でさえ、キャップに全敗して逃げてるだけなのでアホの印象しかない。
しかもキャップ達はトンチを利かせて対抗してるわけでも何でもなく
キャップ「いい作戦がある‥。正面突破だ!」
バッキー「最高だぜ!スティーブ( ´・ヮ・`)」
こんな感じで普通に全敗。
原作だと結構カリスマあるキャラなんだけど本当に良いところなかった。
コズミックキューブの奔流に飲み込まれて死ぬ場面、これは当時まだサノスも出てなかったので「わかった。キャップ2、3作目で、スカルがキューブから戻ってきて今度こそキャップと闘うんだな」と想像してたがそんな事は起きなかった。
それにしてもレッドスカルとかウルトロンとかの大物ヴィランをこんな風にどうでもいい弱いキャラにして使い潰し続けてるのは勿体無い。
‥と思ったけど最近はバルチャーやキルモンガーみたいな地味キャラを名ヴィランに出来るてんだから、出来る人がやれば幾らでも出来るんでしょうね。
フェイズ4以降はヴィランの内面をもっと充実させて欲しいですね
‥とか何とか言いながら次のアベンジャーズで突然、次元の狭間からこの梅干しが出てきたらマジでビビる
レッドスカル=悪キャップであることは、アースキン博士が「超人血清で強化されれば、心正しき者はより良き者に。悪しき者はより邪悪になる‥」と丁寧に説明してた。
その以前にブートキャンプ中、トミー・リーが「あんなヒョロガリをスーパーソルジャーに?それならあっちのマッチョ兵をスーパーソルジャーにしたらどうだ?」と言って信管を抜いた手榴弾を投げる。
マッチョ兵は逃げ出してしまうが、スティーブは手榴弾に覆い被さって身を挺して仲間を守ろうとする。この自己犠牲シーンによって「超人血清を与えられてスーパーソルジャーになるのは絶対にスティーブじゃなきゃダメ」という事がわかる。
同時にアメコミヒーロー映画で一番大事なのは主人公ヒーローの精神性だという事もわかりやすく示してくれる(むしろ極論を言うなら大事なのはそこだけだと言ってもいい)。
アメコミヒーローに疎い人は大抵、ヒーローチーム内にいる人間と大差ないフィジカルのヒーロー(キャップ、ブラックウィドウホークアイデアデビルバットマン‥など)を指して「こいつ要らなくね?w」みたいな事を言ったりするが全くわかってない。腹立つという以前に、そんな理屈が煽りになると思って言ってるのが滑稽で可哀想にさえなってくる。そういう人が何故そんな事を言うのかというと物理的な強さの数値が上か下かで全てが決まるドラゴンボール等の少年ジャンプ的な考えだからだろう。
それにしても「パワー!」って感じのアメリカが生むヒーローは信念や知性や工夫で勝利するのが多いのに対して、繊細そうな日本の漫画キャラは単純パワーや精神論で闘うものが多いのは何故だろう?自分にないものを求めるってことなのかな

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細かいとこだとペギーが、アースキン博士殺害犯を銃撃する場面や、キャップにキスする女性兵士(ナタリー・ドーマー)を見た後に嫉妬してシールド持ったキャップに実弾をぶっ放す場面はいつも良いな(こんな事されたら勃起するしかない)。
あとペギーはクールな態度を終始崩さないのが良いですね。男性社会で気張って生きてる感じがカッコよくもありセクシーでもある。
あと何度か観てると、チョイ役なのにトミー・リー・ジョーンズが良すぎるなぁとトミー氏ばかり観てしまうのでやっぱ名俳優は凄いなと思った。
ステーキを食いながらゾラ博士を尋問する様も良すぎる。めちゃくちゃうまそうだし
あと今更だけど、ガリガリのボディにクリス・エヴァンスの顔を当てはめてる前半のCG凄すぎる。

そんな感じで毎回思うのだがバッキー達を救出するところまでは最高で、そのまま右肩下がりにテンション下がっていってラストバトルで眠くなる‥という感想は今までと同じだった(だけどチビッコがゴミ箱の蓋でキャップごっこをしてるのはジーンとした)
そんな感じで微妙に終わった後は「アベンジャーズ」一作目への橋渡しの流れになってしまうし余計に単体作品としての価値が下がった感もある(劇場公開版では更に、最後にアベンジャーズの予告編みたいな映像もくっついてたので余計にそう思った)
だけど、そんな終盤と敵の弱さ以外は文句のない。特に前半はかなり名作だと思う

 

 

そんな感じでした

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Captain America: The First Avenger (2011) - IMDb

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