gock221B

映画やドラマの感想ブログ 😺 殆どのページはネタバレ含んだ感想になってますので注意 😺 短い感想はFilmarksに https://filmarks.com/users/gock221b おしずかに‥〈Since.2015〉

『ワンダビジョン』全9話 (2021)/最終回直前までは「ツイン・ピークス」と「バイオレンスジャック 超高層の悪魔編」を足した感じで死ぬほど面白かったのだが…👩🏻‍🦰

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原題:WandaVision 製作総指揮:ケヴィン・ファイギほか
脚本&原案&製作総指揮:ジャック・シェイファー 監督&製作総指揮:マット・シャクマン
原作:スタン・リー、ジャック・カビー、ロイ・トーマス、ジョン・バスセマ
製作国:アメリカ 制作スタジオ:MARVELスタジオ 配信チャンネル:Disney+ 配信時間:各話約30~50分、全9話 シリーズ:MARVELシネマティック・ユニバース(Disney+制作ドラマシリーズ)

 

 

 
MARVELスタジオが制作するMCUドラマの一作目。フェイズ4の一作目、全23作かけて描かれたウェーブ1『インフィニティ・サーガ』の次のウェーブ2の一作目、通算で言うと24作目にあたる。本来ならコロナで一年以上延期になって今日から公開される『ブラックウィドウ』がフェイズ4一発目のはずだったが公開が遅れに遅れて本作と『ファルコン&ウィンターソルジャー』『ロキ』などが先に配信されてしまった。
何か随分、観るの遅れたしMCUとかディズニープラスの説明などWikipedia見れば読めるようなこと書いても仕方ないのでそういうのは省略。原作についてとか作品に散りばめられたイースターエッグ等についても、そーいうのは詳しいアメコミ系の記事やYOUTUBEで知れるので省略……。ここは個人の映画ドラマの感想ブログ。
もうかなり経ったしネタバレあり。
だが、なるべく婉曲的ネタバレで書きたい(その方がかっこよさげだから)。

 

 

 

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で初登場したワンダ・マキシモエリザベス・オルセン)とビジョンポール・ベタニー)を主人公にした作品。ワンダは来年公開される、監督がサム・ライミに代わってのドクター・ストレンジのシリーズ二作目『ドクターストレンジ イン・ザ・マルチユニバース・マッドネス』にもメインキャラとして登場する。僕はMCUのフェイズ4では、このミスティック(魔術)路線を一番楽しみにしてたので本作も楽しく観れた(次が最終回の『ロキ』も絶賛楽しみ中)。
本作は往年のシット・コムの様な愉快なファミリードラマが1話毎に年代順のシットコムの雰囲気で展開される。
第1話は、ニュージャージー州郊外にある人口3892人の小さな町〈ウェストビュー〉に住む魔女の若奥様ワンダ・マキシモフと人造人間の夫ビジョンによる愉快な夫婦と愉快な隣人アグネス(キャスリーン・ハーン)による1950年代の愉快な白黒シットコム
第2話はワンダとビジョン夫婦が催し物でマジックを披露する『奥様は魔女』風の60年代白黒シットコム
第3話は夫婦に双子の息子トミー・マキシモビリー・マキシモが産まれる映像がカラーになった70年代風シットコム
第4話は、外部の人間がウエストビューの秘密に迫る外部の話のためシットコムは中断。
第5話は双子の赤ちゃんトミー&ビリーが一気に少年に成長するが犬のスパーキーが亡くなってしまう80年代シットコム
第6話は『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で戦死したワンダの死んだ兄弟ピエトロ・マキシモエヴァン・ピーターズ)を居候に迎えて『フルハウス』っぽい90年代風ドタバタコメディ。
第7話は2000年代のリアリティショー?っぽいインタビューを交えてのドラマ。元々危うい世界だったが、いよいよもって壊れ始める。
第8話第9話(最終話)は内外から世界を壊そうとする者が現れたため最早シットコムの形式を取れなくなった只の現実……視聴者である我々から観れば最後の2話はさしずめ素顔が顕になった「現代のMCUドラマ」。

 

 


本作が可笑しなシットコムとして描かれることは去年だったか一昨年だったかに公開された予告編で観てたので「あぁ、ワンダがまたメンヘラになって現実改変能力で死んだ夫や子どもたちを作り出すけど、やっぱダメでドクター・ストレンジのとこに行ってワンダも原因になってマルチバースが開かれる原因になるんだろうな」と思ってた。僕はワンダのメンタルが危うくなってMCU世界が危うくなる展開を早く観たかったので本作みたいな感じを楽しみにしてたが6年も待たされたのでやっとか……という感じ。
まず最初の2話は「愉快だけど、この世界ちょっとおかしいぞ」という雰囲気を少し出しつつ愉快なシットコムが展開され、第3~4話でシットコムもやりつつこの世界や世界の外部がかなり語られる。
この、中盤までのワクワク感は半端なかった。
特に序盤は「古き良きアメリカの幸せな家庭、しかし不気味な影を感じる……そしてそれを外部からアメリカ政府の組織が調査する」という展開が僕が一番好きなドラマ『ツイン・ピークス』(1990-2017)そっくりだったし、こんなの好きに決まってる……そんな事を予告観た時から楽しみにしてた。

ワンダを演じるエリザベス・オルセンの、カートゥーンのように表情がクルクル変わるコメディ演技が本当に可愛い。MCU本編では堅物だったビジョンもこの世界では間が抜けているのも愉快。

 

 

 

そして、このウエストビューで展開されるシットコムのような愉快だが不気味な世界を外部から観測しているのがキャプテン・マーベルの今は亡き親友マリア・ランボー……によって設立された外宇宙からの驚異に対処する為の組織『S.W.O.R.D.(ソード)』。『キャプテン・マーベル』(2019)では幼女だったが大人に成長したモニカ・ランボー(テヨナ・パリス)はS.W.O.R.D.エージェントになっておりサノスのデシメーション(指パッチン)で5年間、塵となっていたがアベンジャーズの活躍で肉体が再生され「消えた町ウエストビュー」の調査に赴く。
モニカは、S.W.O.R.D.長官タイラー・ヘイワードが、あまりにも強硬的なので疑念を抱き『アントマン&ワスプ』(2018)でアントマンの自宅謹慎を見張っていたFBI捜査官ジミー・ウー(ランドール・パーク)。そして『マイティ・ソー』シリーズに登場した天文物理学者ダーシー・ルイス(カット・デニングス)と共にウエストビューやワンダを調査する。中盤は精神が危うくなっているワンダではなくこの三人組が完全に主人公ポジションで物語が展開される。個人的にはこの辺りが一番面白かった。3人とも良いキャラだし、ダーシーはフェイズ1の時の人気サブキャラだったがソー3作目『マイティ・ソー バトルロイヤル』は地球外が舞台だったしソーが恋人ジェーンと別れていた時だったので彼女の親友ダーシーの出る幕など無く、同じく人気サブキャラのセルウィグ博士ともどもMCU世界から姿を消し「MCUで一番魅力的な女性ダーシーはもう見れないのか……」と思っていたところ、まさかの復活で嬉しかった。MCUには「良いキャラだけど本編を物語るのに精一杯で、描いてる暇がない!」って感じの勿体ないサブキャラがめちゃくちゃいるのでMCUドラマは彼ら彼女らを復活させる場としても機能することがわかった。

ダーシーに話を戻すが、彼女はカートゥーンみたいな甲高い声で空気読まない発言したりするコメディリリーフ……面白女キャラだった。本作でも面白キャラではあるのだが、本作では学生から博士になってるしワンダが町で演じているシットコムを受信する事に成功してワンダが支配する領域を〈ヘックス〉と名付けて流通させたりハッキングでモニカの身体に起きている変化やヘイワード長官の悪事を暴いたりと有能なところも見せた。またジェーン等のツッコミキャラがいないのでいつものようにボケた後セルフで突っ込んだりして全体的に有能度が大幅にアップしており、また演じるカット・デニングスが顔は細いまま身体だけ大柄化というブライス・ダラス・ハワードと同じ一番エロい太り方していて過去に出演してた映画2作より魅力がアップしていた。
モニカはヒーローとしてのオリジンにもなっていて、キャロルの声が鳴り響く中で覚醒……というジェダイみたいな覚醒シーンがぐっと来た。僕『キャプテン・マーベル』大好きだったので。モニカの次の活躍は来年公開予定のキャプテン・マーベル二作目『ザ・マーベルズ(邦題未定)』で観れる。マーベルズにはモニカだけでなく今年の年末あたり?に公開されると思われるMCUドラマ『ミズ・マーベル』のミズ・マーベルも出る。だからタイトルがマーベルズになってるわけ。僕はカマラも大好きなので凄く楽しみ。
鳥山明が描く顔の大きい親切なおじさんみたいなルックスのジミー・ウーは今回もよかった。近接戦闘もそこそこ強いところも見れた。
ヘイワード長官は、昔の映画によく出てきた「平和な宇宙人でもすぐ殺そうとする米軍の嫌なオッサン」みたいなキャラだった。ヘイワード長官の事なんか語ってる暇はないので絵に書いたような「嫌な強硬的な政府のおじさん」というキャラでしかなくて「この長官だけ30年前のキャラみたいだな」と思ってしまった。てっきりヒドラ残党とかAIM幹部だとかの正体が判明すると思ったら、只の嫌なオッサンで終わってしまって肩透かしを食った。

 

 

 

本編の話の途中だったのにサブキャラの話してたわ……話を戻そう。
とにかく愉快かつ不気味なシットコムを見せられる第1~3話。モニカたち三人組が外部からヘックス内を探り全貌がかなり明かされる中盤。
そんな中盤、ワンダ達が演じるシットコム内ではウルトロンによって殺されたワンダの死んだ兄弟ピエトロ・マキシモエヴァン・ピーターズ)が登場!しかもアーロン・テイラー=ジョンソン演じるMCUピエトロではなくFOX版『X-MENでピエトロを演じていたエヴァン・ピーターズがピエトロとして登場!
ピエトロは、本作に期待していた大きなものの一つだった。
そもそも『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でのピエトロの戦死は何だか納得いかないものだった。彼の死はワンダを奮起させる役目があったがピエトロの死はそんな事以上にMCUへの損失がデカすぎる。僕はシスコンのピエトロがワンダに近づく男とかビジョンに牽制したりワンダを過保護する様がめちゃくちゃ観たかったので死んだ時ガッカリした(噂ではFOXとの取り決めでMCUピエトロは退場させざるを得なかったらしい?そう言えばFOXでは逆にワンダが出てこないし痛み分けだったのか?)。そして『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』もしくは『アベンジャーズ エンドゲーム』ここで実は生きてたピエトロが、ワンダのピンチに地球の反対側から走ってきて加勢してくれるのを期待してたが無し……だが本作の制作が決定「なるほど!ワンダのドラマにピエトロを置いといたわけか」と思うのは当然だろう。しかもFOX版X-MENの方のピエトロ!ちなみに2人のピエトロ(どちらも映画『キック・アス』出演者。ワンダもわざとらしく「Kick Ass……」とか呟いてた)。わざわざFOXのピエトロを出すんだからこれはもうどうしたって「ワンダが無意識に、死んだMCUピエトロじゃなくマルチバース……別の平行世界のピエトロを召還しちゃった?」と期待しちゃうよね。
ワンダの精神やヘックス内の仕組みが明らかになる様子、モニカたちのワクワクする調査、ワンダが作り出したと思われるビジョンと双子、そしてピエトロ!一体どうなっちゃうんだ?
間違いなく、この、ピエトロが加わっての第5、6話?あたりが本作の面白さのピーク。
だがピエトロは「俺の姿が違うのは、俺の死を思い出したくないからじゃないか?」とワンダに言う。そこで「あれ?ピエトロをマルチバースから召還したのではなく、ワンダが作り出したピエトロなの?」と最初のガッカリ。更に2話くらい後でこのピエトロはワンダが作った存在ですらなく魔女アガサ・ハークネス(キャスリン・ハーン)が洗脳して操ってるだけの只の一般市民だと判明し、これには心底ガッカリした。期待を最高潮まで高めてからの「嘘でした」という、このスカしは無いでしょう。誰も喜ばず良い結果を産まない。これでは最初からピエトロ出さなかった方がいいくらいだ。
「ワンダ主人公の幻の世界……今度こそ絶対にピエトロ出そう」→「ピエトロ出た!しかもマルチバースのFOX版ピエトロ!?想像の10倍すごい……どうなるんだ?」と期待ガン上がりさせられてからの「あ、ワンダが作ったピエトロか……」と、この時点で相当テンション下げられて「ワンダが作ったピエトロですらない」というガン下がり。作品の評価に影響するレベルでテンション下がった。
A「100万円あげるよ」→B「ほんと!?やった!」(誰だってテンション上がる物凄い喜び)
A「100万円あげると言ったの嘘だよ」→B「……」(その高度からの落差)
そういうレベル。
出すにしてもFOXピエトロというマルチバースを想起させて期待値が無限大に達するピエトロはやめてMCU版ピエトロの方がまだ欲しかった。

もうピエトロは出ないのか?
もう次のチャンスは『ドクターストレンジ イン・ザ・マルチユニバース・マッドネス』で、ワンダのピンチにマルチバースの裂け目からピエトロが走って助けに来るくらいしかない。というかピエトロ復活を6年待って今回もダメだったからもう正直どうでもいい。
凄く落胆した、物語はこの後ワンダがスカーレットウィッチに覚醒したり色々あるが、落胆しすぎて砂を噛むような思いのまま物語を観終えてしまった。
何らかの事情があって出せないなら、出せないと言って欲しい。

 

 

 

何か気付いたらピエトロの話してた。
僕あんまりキャラに思い入れない方だけどシネマティックユニバースの歴史が長いからか、ついキャラの話になって作品の感想がなかなか書けないね。ワンダは好きなキャラだしね。

キャラと言えばアガサ・ハークネス。僕は今まで「アガサ・ハークネスは『インシディアス』おばあちゃんが演じてほしいな。若くても『死霊館』おばさん」とか思ってたけど思いのほか若いアガサでした。イキイキと演じてたけどこんなギラギラしたアガサやだな……おばあさんが良かった。
本来ワンダの師匠ポジションのアガサだが本作では一応ヴィランやってました。
だがやった事と言えば「ワンダをトラウマや自分自身に直面させて目を覚まさせる」「結果的に〈ソーサラーシュプリーム(至高の魔術師)〉をも超えるケイオスマジックの使い手〈スカーレット・ウィッチ〉を覚醒させる」「結果的にスカーレット・ウィッチに魔術の結界の使い方を教える」「結果的にヘックス内に囚われてたウエストビュー住民たちを開放させる」など……全て結果的にではあるが良い事ばっかりしている。

ヴィランではなく悪役っぽい役回りってだけでワンダに稽古つけてただけかも。
ワンダに最後、封印されるが「なんか困ったらまた聞きに来るわ」とかワンダに言われるしドクター・ストレンジ2で絶対再登場するやろ。やっぱ只の師匠なのかな。アガサが覚醒した回想シーンも仲間の魔女たちのビームを無意識に吸い取った感じで故意に殺した感じじゃなかったし、ワンダからしたらヴィランだが客観的に見たらヴィランという感じは薄い、さっきも言ったが客観的には良い事だけしてる。スカーレット・ウィッチのヘックスパワーを欲しがる理由も「その力はこの世を滅ぼしかねないけど、あんたは視野が狭くてヤバい」って感じだったので、ワンダからこの世界を護ろうとしてるように見えたし。良い人だと思ったらヴィランだったミステリオとは逆で、たぶんヴィランに見える良い人なのかも。

ラストバトルで、サノスより強いスカーレット・ウィッチとタイマンさせるためにはS.W.O.R.D.はおろかホワイト・ビジョンでも役不足、だからアガサと対決させるしかなかった。それでアガサが悪役っぽく立ち回ってた……という制作上の都合ってだけの気がする。
ちなみにラストバトル、アガサと火球の撃ち合いするのは何だかなという感じした。
というかワンダが赤い弾をドッジボールみたいにぶつけるあの技そろそろやめてほしい。何かアホっぽいから……。だけどコマ送りで近づいて耳元で手をユラユラさせる幻術は好きだわ。あんな近づかなくても幻術かけれると思うが、映画の画的に「顔の横で手をユラユラさせる=幻術」こっちのアホっぽさは好き。

このラストバトルだが、ピエトロが偽物だったガッカリを引きずってたので、ワンダが魔導書ダークホールドによってスカーレット・ウィッチに覚醒するくだりとかアガサとの魔術対決などの燃えるべきシーンは全部醒めた感じで観てましたね……。というかヒーローの映画やドラマを数多く観て思うのだが、ビーム出たりするバトルは長かったりビーム撃つ回数が多ければ多いほど微妙になっていくな。ビーム出すベストな映像がまだ見つかってない気がする。ニチアサみたいな雰囲気になる。色々バトルしたり化かし合いした上のトドメとしてビーム撃つくらいが丁度いいのかも。実写映像作品に置いては。
だが夜じゃなく日の差す昼日中の空をアガサが飛び回る「ディズニーの悪い魔女」感、そしてワンダがアガサに教わった領域展開ルーン文字は素直にカッコいいと思った。「実はワンダにはインフィニティストーン関係なく最初から現実改変能力があった」という新事実も熱かった。しかもスタークのミサイルのエピソードでそれを語るのも上手かった。
2人のヴィジョン vs.ビジョン戦は、暴力じゃなく「テセウスの船」問答によって平和的解決……これは高潔で聡明なビジョン同士の戦いって感じで良かった。あと見た目は白い方がカッコいいね。

 

 

そんな感じで8話くらいまでは大興奮で観てたんだけど、最終回が何か……単純に悪い奴を叩いて終わるという平均的なMCU作品って感じで終わっちゃった印象でした。映画やドラマというのは最後がめちゃくちゃ良ければそこまでがイマイチでも評価が上がる。逆もまた真なり。殆どずっと面白かったのだが最終回だけ今ひとつでした……悪いわけじゃないし最終回もいい場面いくつもあったんだけど、最終回が良すぎたのかもしれん。
ヒーロードラマ的にも、ワンダのした事がイカれすぎてたしスカーレット・ウィッチに覚醒するのもアガサが覚醒を促してくれた印象だし、夫と子供を再び自ら手放して元に戻したのは偉かったけど、それってマイナスをゼロにしただけだし住民に謝りもしないしね。住民の苦しみがデカすぎる、泣いてたやん?『ゲット・アウト』の被害者みたいに。いつも良い感じの事が起こったら次には不幸が起きてメンヘラ度が高まるワンダ、今回は過去最高にヒーロー度が低い。というか今回のワンダほぼほぼヴィラン。キャップやナターシャなど話聞いてくれそうな人もいなかったしフューリーは宇宙行ってて居ない。これはひょっとして『ドクター・ストレンジ2』でヴィランになっちゃうのかもしれんね。「ノーモア・ミュータント」的な……。だから本作で真のヒーロー誕生!って感じに描かなかったのかな?ヒーロー誕生はむしろ新ビジョンと双子とモニカだ。さっきも言ったが敵のアガサの方が良い事してるくらいだからね。やはり伝説の真紅の魔女スカーレット・ウィッチを覚醒させつつ、町の皆を開放するために尽力してくれたと見るべきだろう。本作中に良いことしてる事を明かさずヴィランみたいな雰囲気のまま封印されたのは、次出てくる時のサプライズかもしれない。……と思ったけど「実はアガサ良い人」展開するならワンダビジョン内でやるべきですよね。何か悪い魔女のまま終わったけど観終わっても未だに「ワンダを覚醒させて導くために悪役を演じてた」って感じにしか思えないんだよね。
この「ピエトロ生きてた?→偽物でした」「アガサはワンダを導いてる?→只の悪い魔女でした」の2つのスカしは全く面白さに繋がらない意味のないスカしでしたね。だから最終回で一気に熱が醒めました。

そんな感じですわ。
第8話までは『ツイン・ピークス』と『バイオレンスジャック 超高層の悪魔編』を足した感じで死ぬほど面白かったが、ピエトロの残念なスカしや、ヘイワードがこれといった正体のない只の嫌なオッサンでしかなかった事など最終回でめっちゃ下がった。同時に「前半~中盤の死ぬほど面白かったのも殆ど幻みたいなものだったのだろうか」と思えてしまう。元々、傑作だったけどワンダビジョン自身がそれを嫌って変な着地したように見えて勿体ない気がする。
でも良いところもあってエリザベス・オルセンの百面相は可愛かったし、ダーシーたち三人組の中盤の活躍は最高だったし、ワンダとビジョンの別れ、ワンダと双子の別れのシーンとか良い場面は凄く良かった、初のMCUドラマ作品というのも劇中での強制シットコムと上手くシンクロしてて映画じゃなくてドラマでやる意義がありすぎてハマってたし、何だかんだ言って2日で一気観するまで観るのが止められないくらいには楽しめた。良いところと悪いところが今までのMCUの中で最も両極端な作品だった。前半~中盤あたりを観てる時は「これMCUで一番面白いんちゃうか?」と思うほどだったけど最終回では「いつもの、単純悪にビーム撃つだけになっちゃいましたね……」という感じで終わった。一体なんでアガサをただの悪いオバサンにしちゃったんだろう、さっきも言ったが凄く勿体ない。
そんなワンダの次の登場は来年3月の『Doctor Strange in the Multiverse of Madness』(2022)。これは制作が発表されたフェイズ4以降のMCU全25作品の中で最も期待してるのは最初からこのストレンジ2、サム・ライミが監督することが決まる前からなので期待していよう。きっと本作の終盤に感じた不満も払拭してくれるだろう。

 

 

 

そんな感じでした

※↓MCU関連作品の感想もう多すぎるので今回から直接関連してる作品の感想だけ貼る

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WandaVision (TV Mini-Series 2021) - IMDb

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