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映画やドラマの感想ブログ 😺🐱 殆どのページはネタバレ含んだ感想になってますので注意 😺 短い感想はFilmarksに https://filmarks.com/users/gock221b おしずかに‥〈Since.2015〉

2022年の日本公開ドラマ&アニメのベスト5/というか殆どMCUドラマがつまらない理由を考えるページになった📺


「2022年の日本公開ドラマ&アニメ」の、自分が観たいと思ってチェックしてたものを全部観たのでベストを決めました。
あくまで2022年の日本公開されたものだけなので「今頃『ウォーキング・デッド』観たら面白かったのでウォーキング・デッド』がナンバーワン!」みたいな話ではないという話。
映画やドラマを観るのが好きな人はWikipedia見て決めると楽しい。
2022年の日本公開映画 - Wikipedia
僕は誰に見せるでもない個人的な色んな趣味をリスト化するのが子供の頃が好きだったので、その年観たいものは逐一ランク化してるので一年後には自動的にランキングができてて楽しい。ブログと同様に無料で出来る楽しい趣味です。
今までドラマ(とアニメ)は観る本数が少なかったから映画ランクに混ぜてましたがと今年からは10本以上に増えたから分けた。その理由はクソ高い金を出して観に行かなければならない映画と違いドラマは、サブスク戦国時代の現在、公開日に(サブスク料金さえ払っていれば)無料で観られるから増えていきました。というか主にDisney+のMCUドラマとSWドラマ乱発のせいだね(この話は後でたっぷりと)。サブスクは出たり入ったりしてやりくりしている。
だが同時にサブスクによって観るものが多すぎて、ドラマが配信されたら週末に全話一気観とかしてた。そうなると観ることが義務化してきて正直しんどいものがあるので、映画&ドラマをレンタルしてた時なら気に入らなくても一応最後まで観ていたようなものでも平気で一話切りするようになった(『仮面ライダーBLACK SUN』とか)。
映画のベストは、劇場で全部観れずレンタルや配信を待ってるものが多くて、いつも翌年の半年以上過ぎないと自分のランクを決められなかったのだがドラマ&アニメは配信日当日に自宅に届けられるので速やかに全部観終えることができた。だから本当は2022年内にUPしたかったが『裏切りの影』(2022)全5話だけ残ってたので年またぎになってしまった。しかも『裏切りの影』つまんなくて切ってしまった。これなら年内にUPできてたのに。でも観ないと面白いかどうかわかんないから仕方ない。
基準は、個人的な感動や好みで決めている。「客観的に良作かどうか」を第一に決めてしまうと個人のランクの意味が全くないので当然だ。
ブログに全部の感想書くのは不可能なので「観たけどブログに書くの面倒くさいわ」というものは映画SNSFilmarksに短文で感想書いている。『ペリフェラル~接続(コネクト)された未来~』(2022) 全8話とかがそうだ。
下の太字になってるタイトルは各感想ページにリンクしている

 

 

 


1位:ドラマ『ピースメイカー』〈シーズン1〉(2022) 全8話 U-NEXT(本国ではHBO Max) 🍅
2位:ドラマ『サンドマン』〈シーズン1〉(2022) 全10+1話 Netflix
3位:ドラマ『ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋』(2022) 全8話 Netflix
4位:ドラマ『ウェンズデー』〈シーズン1〉(2022) 全8話  Netflix
5位:ドラマ『シーハルク:ザ・アトーニー』(2022) 全9話 ※Disney+ 

 

5位以下も大体好きな順番を考えてみよう

 

 

ドラマ『彼を信じていた十三日間』(「モダンラブ・東京」(2022)の第5話) ※アマプラ
ドラマ『ミズ・マーベル』(2022) 全6話 ※Disney+
アニメジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』 (2021-2022) 全38話 Netflix
ドラマ『岸辺露伴は動かない』(2022) 第1話~第8話 ※NHK→配信
アニメ『スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・ジェダイ』(2022) 全6話 ※Disney+
ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』〈シーズン4〉(2022) 全9話 Netflix
ドラマ『ムーンナイト』(2022) 全6話 ※Disney+
ドラマ『キャシアン・アンドー』〈シーズン1〉(2022) 全12話 ※Disney+
ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』+『invert 城塚翡翠 倒叙集』 (2022) 全10話 ※地上波→配信
アニメ『ラブ、デス&ロボット』〈シーズン3〉 (2022) 全9話 Netflix
ドラマ『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』(2021-2022) 全7話 ※Disney+
アニメ『アイ・アム・グルート』(2022) 全5話 ※Disney+
ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』(2022) 全6話 ※Disney+

 

 

こうして並べるとアメコミ原作ドラマとかSFばかりで、それらが好きだから良いけども大学生のランキングみたいで恥ずかしいものがある。でもそれが現実なので仕方ない。

 

 

📺『ピースメイカー』(2022)と、DCスタジオ代表になったジェームズ・ガン
ジェームズ・ガンが作った『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)のキャラの一人〈ピースメイカー〉のスピンオフドラマ。『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)も、全編や全キャラを足したよりピースメイカー一人が最高だった。ジェームズ・ガンのファンでもあるし、これは激楽しみにしててこれ観るためだけに配信期間中はU-NEXTに入って観てた。『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)は、面白くはあったけどMARVELスタジオを一時的に追い出された時に作ったせいか妙に露悪的表現があったり混乱している感じだったが、こっちは完全に腰を据えて作った印象。エロやグロなどの露悪的表現もあるが今回は批評性のある使い方してたし。「正義のためなら女子供も殺す」ようにナチ礼賛レイシスト毒父に育てられたピースメイカー。『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)同様に「政府のもとで外宇宙からの驚異に立ち向かう、だが外宇宙からの驚異よりアメリカ政府の方が汚かった」という筋書き。そしてジェームズ・ガンお得意の「はぐれ者達が共闘していくうちに友情が芽生える」という愚連隊チームの絆もの。ジェームズ・ガンの友情描写はクサイな……と思うものの方が多いのだが、これは素直に好きと感じられるものだった。
主人公のピースメイカーはアホで下品でマッチョ金髪白人男性ヒーローだが偏見まみれで割とすぐ殺す……という非情に危なっかしいキャラ。同時に批評性が異常に高いキャラ(そこに気づかず真に受けてしまう人は1、2話で切ってしまうかもしれない)。
個人的には「過ちを犯した者は許されるべきか?たとえどうしようもない人間でも」というテーマだったと思う。現実のジェームズ・ガン本人の状況を逐一追ってた者にとってはこれ以上ないほど感動できる楽しかった。ここ30年くらいのDCコミックの映像作品で一番好き。2022年の日本公開映画ランキングに混ぜても1~3位のどこかに入るくらい良かった。
そんなジェームズ・ガンは2022年10月26日、DCフィルムズ改めDCスタジオのクリエイティブ面の代表になった(MCUにおけるケヴィン・ファイギのポジション)。
これはジェームズ・ガン、DCコミックどちらも好きな自分にとって物凄いニュースだった。でも一般ではあまり話題になってない、今後の10年以上のDC作品に影響する事なのに何故なのか?。
DCEUは終了しDCUが始まった。続いてたタイトルの終了とか旧キャストの解雇などショックなこともあるが全面的に期待している。
MCU映画は7月の『ザ・マーベルズ』(2023)から来年5月の『キャプテン・アメリカニュー・ワールド・オーダー』(2024)まで10ヶ月近く無い、だからジェームズ・ガンはこの期間にDCU立ち上げ数作ぶち込んで流れを引き寄せるんだ。
ジェームズ・ガンDCUで一番出して欲しい好きなDCキャラはタイタンズのレイヴンとキャプテン・コールドかな。コンスタンティンとかザターナなど魔術系が観たい。……そういえばキアヌ・リーブスコンスタンティン2作るらしいけどDCUに入るのかな?

3位の『サンドマン』(2022)も一応DCコミック原作ドラマ。原作者のニール・ゲイマンががっつり関わってるし原作もそこそこ好きだったので嬉しかった。シーズン2制作も決まったので続きも楽しみ。

 

 

📺『シーハルク:ザ・アトーニー』(2022)と、MCUやSWなどDisney+ドラマ
ハルクの従姉妹がハルク化してしまい、ヒーローやヴィラン専門の弁護士として活躍するというコメディ。
これはMARVELコミック……しかも昔のMARVELコミックがそのまま映像化されたような、アメコミがそのままTVで連載されてるかのような楽しいドラマだった。
「『MCUのドラマが始まる』と最初に聞いた時に期待してたのはこういうものだった」というものが、そのまま映像化されて楽しかった。
ここでMCUドラマ全体の話に脱線するが、

殆ど全てのMCUドラマは「勿論面白いところや感動する箇所」は各作品にあったのだが最後まで観終わる頃にはどれも「全体的に60点くらいのパッとしない印象」で終わる事が多かった。TwitterMCUドラマの感想とかもずっと見てたが、MCUドラマが始まった2021年の頃はまだ観てる人が多かったが、この2022年の『ムーンナイト』(2022) 『ミズ・マーベル』(2022)『シーハルク:ザ・アトーニー』(2022)あたりになると観てる人が殆どいなくなった。MCU全作品観てた人ですら切ってたからね。はっきり言って「MCUの始まりから終焉まで全部観るガチ勢」しか観ていなかったといっても過言ではない。というか2022年のDisney+の売上高は前年比で42%減CEOボブ・チャペックは退任前任者ボブ・アイガーが復帰したからね。MCUドラマは完全に失敗だったと証明されている。
「その割にはあなたのランキングの『ミズ・マーベル』(2022) の順位は妙に高くない?」と思われるかもしれないが、これは主人公カマラとカマラを演じた俳優の子と最初の1~2話が大好きだったと言うだけで、客観的に観ると『ミズ・マーベル』(2022)は破綻しており失敗作だと思う(詳しくはリンク先で)。
MCUドラマが駄作……とまでは言わないけどパッとしない理由を考えたが、まず
「作品数が多すぎる」
という事がある。MCUガチ勢は平気だが、何となく観てるライトなファンは疲れてしまう。そしてMCUのCG作成してる各CG制作会社がMCU仕事したいあまり値下げ合戦した結果「尋常じゃなく忙しい上にギャラが低いからMCUの仕事したくない。でもMCU作品を受けなければ仕事なくなる」という悪循環に陥っている。MCUは巨匠などよりもフレッシュな感性のインディ作品の監督を連れてきて監督させがち、それ自体は良いのだが、そういった監督はCG制作の大変さをよくわかっておらず納期ギリギリまで抽象的な指示でリテイクさせまくってしまう……という現場もCGが段々しょぼくなっていく一因となった。『シーハルク:ザ・アトーニー』(2022)の頃には、弁護士というシーハルクを活かして法廷コメディにしたり「シーハルクがあんまり戦わない」「シーハルクに変身シーンはなるべくカメラの外でプシューという音だけ聞かせる」等の涙ぐましい努力が見られた。
MCUドラマは殆ど全て、ドラマというよりも「予算少なめの長いMCU映画を(要らんところをカットせず)6分割して毎話のラストにクリフハンガー(毎回ラストにある急展開)をくっっ付けて〈ドラマ〉として週一で配信してるだけ」なので、これもまた最後まで観たらパッとしない印象になる理由の一つだろう。パッとしない印象のMCUドラマも2時間にまとめて観たら多分ずっと良い気がする、逆に映画の……例えばMCU映画を6分割して毎週配信したら映画で観るよりずっとつまらなかったと思う。そういう事。 MCUドラマを乱発させたのは恐らく退任に追い込まれたボブ・チャペックがDisney+を推したかったからと見て間違いない。映画にすればそこそこ面白かったはずのMCU作品を分割してドラマにでっちあげてた理由は単純に「Disney+を解約させないため」だろう。全部推測ですけど、でも実際「MCU全部観るマン」である僕は「やばい、毎週MCUとSWドラマあるからDisney+解約できない!」という事を肌で感じましたからね。ここ最近の年末年始はMCUとSWのドラマが無いので解約してるし「今、MCUとSWのドラマの配信がないから観なくて済んで快適だなぁ!」とすら思っている。僕にこんな事を思わせないで。
だが前述した通り前から気に食わなかった無能CEOボブ・チャペックが退任して有能だった前任者ボブ・アイガーがCEOに復帰した。次のドラマは『シークレット・インベージョン』(2023)だったが配信時期が未だに未定だったり(ボブ・チャペックのままだったら多分今頃始まってる)、ドラマの予定だった『アーマーウォーズ』を映画に変えたり、と「何だか評判も売上も全部落ちたボブ・チャペック指揮下でのMCUドラマの流れを立て直してるな」という雰囲気を感じる。だから引き続き期待して応援していきたい。僕がMCUで最も楽しみにしてる『デアデビル:ボーン・アゲイン』(2024)は、全18話なので「つまんない映画を分割しただけじゃなくてドラマとして作ってるな」と期待が高まっている。

ここで話を『シーハルク:ザ・アトーニー』(2022)に戻すが、最初に書いたMARVELコミックのような楽しさは、多くの長い映画を分割してドラマにでっち上げた感じのMCUドラマと違い、かなりドラマっぽく作られてたのが良かった。1つの話で1つの裁判を取り扱うので一話完結っぽくなってるのが良かった(『ワンダビジョン』全9話 (2021)も一話完結っぽく作ってあるのが良かった)。この、一話完結で個々の愉快な事件を扱いながら毎回ラストにクリフハンガーそして大きな事件が背後で進行中……という造りが、正にコミックをTVで連載してる感じ。これが僕が「MARVELコミックを映像化した感じだなぁ」と感じた理由かもしれん。
内容的に、ストーリーもキャラクターもスタッフや出演者も女性中心。「言い訳としてのポリコレ」ではなく「真に面白くて内容のある女性主人公の話」って感じだった。
で、そんな感じで僕はめちゃくちゃ面白かったのだがimdbとかロッテントマトなど批評サイトでは異常に評価が低い……だが白人男性ヒーロー以外の映画やドラマは毎回のように低評価爆撃を受けて低評価になりがち。更にMCUドラマへの不満が高まってきたところに『ミズ・マーベル』(2022)
『シーハルク:ザ・アトーニー』(2022)という非白人&女性ヒーロー2連発でMCUファン男性の不満が高まってきたせい?かと思う。
そして昔の原作のシーハルクは、デッドプールに先駆けて第四の壁を破るキャラだった。最終話まではデッドプールみたいな「視聴者に話しかける」程度のオタクが喜びそうな、なんちゃって第四の壁破りだったのだが最終話では赤塚不二夫的な大きく第四の壁を破る大きなメタ展開ギャグがある。普通に終わっても良かったけど、ここまでやるとは思わんかったので、これはこれで不思議な感動があった。
これが、真面目な人が多いMCUファンに大不評だった。比較的、褒めがちな日本のファンも「馬鹿にされた」と感じる展開のようで賛否両論になった。劇中でも「こういう第四の壁破りは今回限り」ってエクスキューズがあったし、デッドプールもクロスオーバー作品では どのMCU作品も配信終了してしばらくすると評価が上がるのだが『シーハルク:ザ・アトーニー』(2022)は上がらなかった(ロッテントマトの批評家の評価だけは回復したが)。だから一般のファン的には完全に失敗作扱いになってしまった。
僕は好きよ。

 

 

そういう感じでDisney+のMCUドラマの話に終始してしまった。
ちなみに単発の『ウェアウルフ・バイ・ナイト』(2022)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル』(2022)もDisney+のMCU作品だがドラマじゃなくて〈中編映画〉のカテゴリーに入るっぽいから映画ランクに入れることにしてドラマからは外した。
4位『ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋』(2022)は単純にどの話もクオリティ高くて良かったです。5位『ウェンズデー』(2022)は面白いしキャラも好きなんだが、恋愛要素とかウェンズデーがダークヒーローっぽくなってしまう展開とかが少しだけ古臭く感じました、シーズン2はあまりヒーローっぽくない展開にして欲しいかも。とはいえオルテガ氏が演じるウェンズデーが良すぎる、イーニッドも。
『彼を信じていた十三日間』というのはアマプラの恋愛オムニバスドラマ「モダンラブ・東京」(2022)の第5話です。黒沢清の監督回。”モダンラブ東京”ってタイトルなのにホームレスとか炊き出しとかいっぱい出てきてめちゃくちゃ面白かった。
一番つまらなかったのは『オビ=ワン・ケノービ』(2022)でした。どうしようもないですね。ブログ書くのが面倒で書かなかった『ペリフェラル~接続(コネクト)された未来~』(2022)の方が『オビ=ワン・ケノービ』(2022)に比べるとずっと面白かった(ただしペリフェラルクロエ・グレース・モレッツが可愛い事以外特に書きたいことがなかった……)。

映画のランキングの方は、観たいけど未見のやつがまだ20本くらいあるから半年くらいかかる気がする……。

 

 

 


そんな感じでした

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