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『ビーキーパー』(2024)/狂人ステイサムによる即堕ち2コマみたいな展開が全編にわたってエスカレートしながら拡大しづけるので何の罪もない人たちが大勢死んでも痛快な気持ちになる危険な映画🐝


原題:The Beekeeper 制作&主演:ジェイソン・ステイサム 監督:デヴィッド・エアー 脚本&制作:カート・ウィマー 製作国:イギリス、アメリカ 上映時間:105分 公開日:公開:2024.1/12(日本は2025.1/3)

 

 

ちょうど一年前にアメリカ本国で公開されて観た人が「めちゃくちゃおもろい!」と評判良かったが遅れに遅れて一年後の今公開された。
デヴィッド・エアー監督といえば『フェイク シティ ある男のルール』(2008)、『サボタージュ』(2014)などの渋い犯罪アクション映画は良かったが、戦車映画『フューリー』(2014)が死ぬほど嫌いで、あとDCEU『スーサイド・スクワッド』(2016)はDCEUで1番か2番かに大嫌いな映画だった(だがスースクは本来ダークで渋い映画の予定で撮ったのに、ワーナーによって当時ヒットしてた「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)みたいにポップにしちゃえ」と監督の意図とは反対にめちゃくちゃに編集されてしまったらしく、まるで冤罪になった受刑者のように未だに「ワーナーはクソ!エアーカット版を公開させてくれ!」と言い続けてるのでエアー監督はワーナーによる被害者の可能性が高い)。
本作の脚本と制作してるのはデヴィッド・エアー監督の良かった方の映画『フェイク シティ ある男のルール』(2008)の人。
「面白い!」と評判いいし「ステイサムがめちゃくちゃ強い!」という声も期待が上がった。ステイサムは常に強いわけだが、割と作品によって「常人より少し強いステイサム」「超人としか思えない強さのステイサム」など開きがあるのだがポスターや予告を見ただけではわからない。そして「めちゃくちゃ強いステイサム」は多いようで意外と少ない。久々に「めちゃくちゃ強いステイサム」が観れそうで新年早々エキサイテッドしてこの正月向きの映画を観に行きました。

ネタバレあり

 

 

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アメリカの片田舎に住む養蜂家アダム・クレイ(演:ジェイソン・ステイサム)。
彼の隣人である老婦人エロイズ・パーカー(演:フィリシア・ラシャド)がフィッシング詐欺に遭い、世の中の子供たちのために使おうと思っていた預金が全て奪われ、絶望したパーカー婦人はピストル自殺してしまった。
養蜂家クレイの怒りの炎が一瞬でMAX温度で着火た。実はクレイの正体は秘密組織ビーキーパー〉を引退した伝説の工作員だったのだ。
クレイは手始めに詐欺を行うコールセンターをビルごと爆破した――

そんな話。

要は『イコライザー』(2014)とか『ジョン・ウィック』(2014)とかと同じ様に、元プロフェショナルのエージェントもしくは殺し屋が社会に溶け込んで暮らしていたら彼の親しい罪なきものが傷つけられたのでプロへと復帰して復讐しまくる……という例の「舐めてた相手が」系のやつ。
本作の場合、優しい老婦人が国の子供たちに充分な教育を与えるための総預金数億円相当が、いけすかないフィッシング詐欺コールセンターに全て抜かれる。
しかもコールセンターの奴が「このままではクビになってしまう……子供がいるのに……」などと老婦人の同情を誘い、老婦人は優しいがゆえに全財産を奪われる。直後に盗まれた事に気がつき「あぁ……」と頭を抱える。老婦人の家の様子が変なのでステイサムが入ってきたら彼女は拳銃自殺していた。
年寄りを狙う詐欺、というのが現代日本の風潮にもマッチして身近に思えるので一般人からは少し現実離れして見える『イコライザー』(2014)『ジョン・ウィック』(2014)よりもリアリティのあるムカつきが湧いてくる。

老婦人の娘はFBI、しかしFBIをもってしても詐欺グループの身元が判明しない。
ステイサムは、どこかに電話する。それは彼がかつて所属していた秘密組織〈ビーキーパー〉だった。ビーキーパーのオペレーターは数秒で詐欺を行ったコールセンターをつきとめる。
次のシーンではもう既にガソリンを持ったステイサムがコールセンターのド真ん中に到着。そして親愛なる隣人を始め全米の人たちから金を巻き上げていたコールセンターのビルを吹き飛ばす。
あまりのスピードに「はやっ!」と脳内物質が湧いた。
展開の速さは敵も同じで、コールセンターの代表はステイサムの居場所を突き止めて7人の殺し屋と共に殴り込みをかける。しかしステイサムは素手で全員を皆殺しにした。
彼らのCEOは、どうやらいけ好かない億万長者の青年デレク・ダンフォース(演:ジョシュ・ハッチャーソン)。
デレクCEOは同様のコールセンターを10個くらい持っているという。1個潰しただけではダメージにならない。……しかし、この映画に限らず、悪は永遠に潰えないものなので「悪いグループひとつ潰してハッピーエンド」とはならないのは御存知の通り。
クレイはコールセンター所長から聞き出したデレクCEOに狙いを定める。
クレイ自らデレクCEOに「行くから待ってろ」と予告しているし既に正体はバレている。というかそもそもクレイは正体を隠すつもりがない。コールセンター襲撃の際も「おれは養蜂家だ」と触れ回って積極的にコールセンター従業員を逃がしている。
デレクCEOは「詐欺られて怒ったオッサンがちょっと暴れてるんだろう」くらいに軽く考えていたが、デレクの警護主任であるウォレス・ウエストワイルド(演:ジェレミー・アイアンズ)は「養蜂家=ビーキーパーの伝説の工作員アダム・クレイ」だと気づき「これはアカン……」と頭を抱える。『ジョン・ウィック』(2014)で「息子が伝説のジョン・ウィックが彼の子犬を殺して愛車を盗んだ」と聞いて頭を抱えたマフィアと同じ流れ。
だが実はこの次点で既に『ジョン・ウィック』(2014)より大幅にエスカレートしていた。デレクとの会話で、どうやらウォレスは只の警護主任ではなく、CIAだかFBIだかの長官を勤め上げた後にデレクの警護主任を務めているらしい。アメリカのそういった機関のトップということはつまり「表の世界最強」という事になる。裏の世界の住人である養蜂家は世界最強を超える真の世界最強……といった感じのインフレーションが、デレクとウォレスの短い会話で行われた。行動を開始したクレイが数分でコールセンター大爆破して薄々気づいていたが、どうやら渋い復讐劇などではなくもっと頭のおかしな映画であると宣言している。
なぜウォレスのような偉いさんがデレクなんぞの警護をしているかというと、どうやらデレクの母親に片思いしているらしい。そういった個人的な理由でもないとデレクの警護などするわけもないので丁度いい設定だ。というかもう少し後で明らかになることだが、ろくでなしのデレクの母親でウォレスが惚れている女性はこの世界の合衆国大統領(演:ジェマ・レッドグレーヴ)だ。つまりデレクやウォレスは文字通り世界最強と言ってもいい。このダンフォース大統領はデレクとは違って罪悪感とか持ち合わせてるのだが、それがなければさすがにステイサムも勝てなかっただろう。
そんな感じで、ウォレスは「めちゃくちゃ偉い人」なので、クレイの古巣〈ビーキーパー〉に手を回す。クレイを超えるウォレスの頼みなのでビーキーパーは仕方なくクレイに刺客を放つ。
その刺客はアニセット(演:メーガン・リー)という女性の工作員。何やらド派手なヘアスタイルとグラサンとドレスでキメており最初からハイテンションでガソリン補給しているクレイのクルマや邪魔してきたパトカーにマシンガンを喰らわせ、更にはクルマに積んでいた1秒間に100発の弾丸を発射する戦場でしか使わなさそうなガトリングガンでクレイを狙って撃ちまくる。
もともとマンガみたいな映画だったが、こいつの登場で更に無茶苦茶になってきた。
1秒間に100発の弾丸をばらまくガトリングガンで襲われた丸腰のクレイだったが、丸腰のままアニセットをやっつけた。
「世界で最も偉い男が放った、今までの展開を超えるマンガのような殺人マシーンが1秒間に100発の弾丸をばらまくガトリングガンを持って開けた場所で丸腰の主人公を撃ってきた」という展開が出てくるというインフレに主人公がどう立ち向かうのか?と思ったら「ステイサムは素手でやっつけた」という結果で強引に「そういった事象を上回るステイサム」を提示してきた。1秒間に100発の弾丸をばらまくガトリングガンをばーっとばらまくだけで勝手に死にそうなもんだがクレイ(というか以下ステイサムと記述)……ステイサムは死ななかった。何故かと言うと弾が物理的にステイサムに当たらないフィールドが形成されているからだ。そして本作のステイサムは当然のようにワープもする。どうやら『エクスペンダブルズ』や『ワイルド・スピード』シリーズ『MEG ザ・モンスター』(2018)などの「最高レベルに強いステイサム」を超える「もはや人間を超えた、死や破壊の擬人化」のようなキャラクターである事が明らかになった。こうなると『グラン・トリノ』(2008)以前のクリント・イーストウッドが演じていたキャラや、シルベスター・スタローン演じるジョン・ランボーなどと同レベルのキャラ。「ストーリーによる死亡イベントが起きない限り死にません」という宣言のようなもの。……とは言っても、もう一段上のレイヤーから見れば実のところ弱い主人公であっても映画のラストまでは大抵生きてるので「どの主人公も不死身」ではあるのだが、まぁ描写の話なので、何となく言いたいことわかるだろう。
最初に言ったようにステイサムのキャラは映画を観るまでどんな感じかわからない。『ハミングバード』(2012)の主人公みたいに「普通の男より少し強いだけ」というキャラもいるが、どうやら本作は最強レベルのステイサムのようだ。
話を戻して、ステイサムが刺客を倒したらガソリンスタンドに引火して大爆発した。
なぜ大爆発したのかというと「インフレして出てきた凄い強敵を更に上回る強さだった主人公ステイサムが勝った」からだ。ただ刺客がバタッと倒れるだけでは収まらなくなったのだ。
ここで映画はまだ半分?くらいだったと思うが、この刺客は本来ならラスボスや、ラスボス前の一番強い用心棒ヴィラン」でもおかしくない。
なんといっても「ビーキーパーで、ステイサムの後任のエージェント」なんだから。つまり「二代目ステイサム」「ステイサムのダークサイド版」みたいな敵だ。「主人公のダークサイド版の敵」といえばMCUとかアメコミ映画では定番のラスボスだ。そんな奴を映画の中盤で素手で倒してしまったのだから、もう「本作でステイサムはストーリーによるイベントくらいでしか死にませんよ」という宣言になる。ストーリーによるイベントとは、たとえば「護ってた子供をかばって死ぬ」とか又は「護ってた子供が、暴走してるステイサムを止めるために小さいナイフで刺してくる」とかそういうの。こういった「ストーリーによるイベント」の力は絶大なので、1秒間に100発の弾丸をばらまくガトリングガンを乱射されてもかすり傷つかなかったステイサムもポケットナイフで突かれただけで絶命する。それがストーリーによるイベントの力だ。
そして本作にはそんな「ストーリーによるイベントの刃」を持ったキャラがいる。
それは冒頭で亡くなった気の毒な老婦人の娘、ヴェローナ・パーカー(演:エミー・レイヴァー=ランプマン)だ。
ヴェローナFBIの捜査官。母を死に追いやった組織を追っている。
「FBIの捜査官」と言われたら現実世界なら憧れの職業だが(僕も一年に一度は「FBI」と書かれた帽子やシャツを買いそうになってやめるのを数十年間くりかえしている。そんなの着てたらコンビニの店員に「またFBI来たぞw」とか言われるから)、本作で普通のFBI捜査官というのは凄い存在ではない。
この映画の世界ではFBIの上に存在する〈ビーキーパー〉や、ビーキーパーに命令できるウォレス、更にそんなウォレスやビーキーパーを凌駕するステイサムがいるのだから通常のFBI捜査官などは本作ではおまわりさん程度の存在だ。
そんなヴェローナは、母の旧友だったステイサムがコールセンター襲撃や、その後の殺人事件の犯人だと突き止めステイサムを追っていく。
ヴェローナは、本作を観てる一般人の観客と「ステイサムやウォレスが戦う非日常の世界」を繋げる橋渡しのキャラ。我々とともに驚きながらステイサムを追うキャラだ。

ちなみに「優しかったお年寄りパーカー婦人を騙して死に追いやった奴らは許せん」と、詐欺グループや刺客を次々と葬り去る本作の主人公ステイサム。彼は正に全編こちらをスカッとさせる痛快作である本作の主人公でダークヒーローと言っても良い存在だが、だが実は明確にヒーローではない。
というのも、法を無視して詐欺グループをやってるデレクを追い詰める……だけでなく、ステイサムの大暴れでめちゃくちゃ巻き添えが出ているからだ。
コールセンターの警備員とか、ラストバトルのパーティ会場でも詐欺とは何の関係もない人たちが多分いっぱい死んでいる。それこそコールセンターの清掃のおじさんとかパーティ会場にいたパーカー婦人くらい立派な老婦人とかも死んでる可能性は高い。ステイサムを止めようとする警護や工作員とかをステイサムがやっつけて身体がバラバラになって、こちらとしては「ステイサムがんばれ!ステイサムを邪魔するな!」と思ってみてるから笑っちゃうけど、実のところ彼らは仕事してるだけ何一つ悪いことしてないからね(あんまりそれに気づかせないようにステイサムに楯突く警備員や工作員は好感が持てない「横柄な態度」で描かれている)。
つまり本作のステイサムは完全にイカれている。
本作では蜂のたとえを語りまくる。そんで巣の中に異分子としての「不良の蜂」みたいなのがいると言ってた(聞き流してたので忘れた)。大統領の庇護のもとで年寄りを食い物にする上級国民デレクが不良の蜂であるし、また正義のためとはいえ巻き添え無視して皆殺しにしまくるステイサムもまた不良の蜂なのかもしれない。
「幽霊のように社会に存在しておらず、そんな比喩すら超えて誰よりも強い〈死〉の擬人化のような存在」というだけでなく制作者が思う「お年寄りを騙す奴ら許せん!そいつらをブッ殺す映画を作る!」というところだけを突出させたのがこの映画。だから「そんなに暴れたら犠牲者が……」とかそんな口うるさいこと僕は言わん。
というか映画に映ってない「清掃員のおじさん」とか「パーティ会場にいる立派な老婦人」とか多分おらんしな。そういったところまで作られてるような映画じゃないという意味。『グランド・セフト・オート』などのオープンワールドゲームは、主人公がその遠くの町に近づいたらその時にやったその町が描画され存在し始める。そういった感じで、特に画面に映ってない被害者はおらんやろう。その程度のリアリティの映画だ。
だが暴力や紛争にうるさいデヴィッド・エアー監督もその辺は頭によぎったみたいで最初のコールセンター襲撃で「数人死んだ」とわざわざ言っている。「本作のステイサムは悪を倒すヒーローだ!」と思う人ならこんなニュースを2回も言わん。だから監督も「本作は英雄譚ではなく、私怨で人殺しする男の映画だ。ただし気持ちのいい」と言いたいのだろう。もしくは「こんなに大暴れして被害者ゼロは白々しすぎる」と思ったのかも。明るく痛快な一作目の『アベンジャーズ』(2012)でもアベンジャーズが勝利した後のニュースでわざわざ被害者が出たニュースとか流してたよね、あれも誠実だと思ったので『アベンジャーズ』(2012)の好きな部分だったわ。
話が逸れて忘れてるだろうから言い直すけど、パーカー老婦人の娘ヴェローナが「ストーリーによるイベントの刃」を持ったキャラという話の続き。
そういう感じでステイサムは正義が暴走したタイプのダークヒーロー。それを追うヴェローナ。ということは「デレクをブッ殺すステイサム」……を最後に止めるのはヴェローナか?というのが最後の焦点になる。
こうなると「ストーリーのイベント」のパワーが、物語の起点である気の毒な老婦人の娘という聖なる存在であるヴェローナに集まった。
こうなると、1秒間に100発の弾丸をばらまくガトリングガンを食らっても無傷、フル武装した特殊部隊に襲われても素手で皆殺し、終盤で最強の刺客?っぽく出てきたエージェント・ラザラス(演:テイラー・ジェームズ)にデカいナイフで思いっきり腹刺されても20秒後には完治していたステイサムといえどもヴェローナの攻撃だけは通る。
開けた場所で1秒間に100発の弾丸をばらまくガトリングガンを撃ってもステイサムには一発も当たらなかったが、ラストシーンでヴェローナが「ストーリーのイベント」のパワーが集まった豆鉄砲を撃ったらステイサムに当たる。たとえステイサムがしゃがんだら弾道が曲がってステイサムに当たるしステイサムが防弾チョッキ着ていても隙間に弾丸がめり込む。そういうものだ。ヴェローナが撃ちさえすれば。本作ではどうなる?
それは御自分で確かめてください。
もし死ななかったとしてもどうやって逃げるのか?というか凄い数の警護がいるのにどうやって侵入するのか?いちいち書いていくとページが長くなるのでもうやめとく。

イムリーなことに日本でもアホの若が闇バイトで年寄りを殺したり、三菱UFJ銀行の行員が自由自在に年寄りの貸金庫の中身をとんでもない額着服していたり(捕まった行員は、牢屋に入れられたとしても出所した後海外に隠したその金で幸せな老後が過ごせる)そういった絶対に苦しんで欲しい悪い奴が多いので、どうしてもそんな悪者を殺すステイサムを応援してしまう。ついでにそんなステイサムを止めようとする罪のないエージェントなどをステイサムがグチャグチャの肉塊にする場面までも痛快に感じてしまう危険な、しかし楽しい映画だった。

『フューリー』(2014)『スーサイド・スクワッド』(2016)がめちゃくちゃ嫌いで、ここ10年くらい苦手な監督だっていたデヴィッド・エアーだったが、『フェイク シティ ある男のルール』(2008)や『サボタージュ』(2014)の時のように楽しめて良かった。嫌いになるようり好きになりたいのでこういう結果になって良かった。
そういえば終盤でステイサムにナイフを刺すという物理的には最も強敵だったオッサン、あいつもどうせステイサムより弱いキャラなのに、わざわざ更に「義足」というハンディキャップを持った敵だったのが謎だ。「ステイサムと遭遇したらこうなったぜ。でも負けないぜ」と、ステイサムの怖さとコイツの不屈の精神を現したかったのか?そんなコイツの義足をわざわざヘシ折って殺すという際どいシーンをわざわざ差し込むのもデヴィッド・エアー的だね。

 


そんな感じでした

デヴィッド・エアー監督作〉
『フューリー』(2014)/戦車以外は全体的にキモい映画だったのでスーサイド・スクワッドが不安になった - gock221B
『スーサイド・スクワッド』(2016)/めちゃくちゃ面白そうな予告編から繰り出された信じられないほど面白くない映画🤡 - gock221B

 


 

The Beekeeper (2024) - IMDb
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