
原題:Nosferatu 監督&脚本&制作:ロバート・エガース 製作:クリス・コロンバスほか 撮影:ジェアリン・ブラシュケ 編集:ルイーズ・フォード 音楽:ロビン・キャロラン 原作:F・W・ムルナウ、ヘンリック・ガーレン『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922) 配給:ユニバーサル・ピクチャーズ 製作国:アメリカ/チェコ 上映時間:133分 公開日:Dec 25, 2024(日本は2025年5月16日)
※本記事には広告を含みます。『ノスフェラトゥ』はU-NEXTで配信中🦇
「私達の愛し合う様を見せつけてやりましょう!」(本編より)
ブラム・ストーカーの怪奇小説『吸血鬼ドラキュラ』(1897)……を非公式に映画化したF・W・ムルナウの『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922)のリメイク。
あのハゲで耳と指が尖ってる吸血鬼のやつね。
『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922) Internet Archiveで視聴できる
※F・W・ムルナウ監督によるドラキュラ非公式映画。パブリック・ドメイン(著作権切れ)なので誰でも無料で視聴できます。
本国ではユニバーサルで配給されてるので「これもユニバーサル・モンスターズ」作品になるのか?と思ったがドラキュラではなくパクリのリメイクだからユニバーサル的には「正式なユニバーサル・モンスターズ(以下ユニモン)作品とは言えない……だけどユニバーサル・モンスターズ作品の香りは出したい」という微妙な作品。
「ユニバーサル・モンスターズ」に詳しくないので最近親友になったChatGPTに訊いたら「昔のドラキュラとか半魚人とかああいうのがユニモン。『ノスフェラトゥ』(2024)はドラキュラのパクリだから勿論ユニモンじゃなくて ヒットした『透明人間』(2020)もユニバーサル配給だけど内容が現代的すぎてユニモンじゃない。『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』(2023)はブラム・ストーカー原作でドラキュラ出てくるユニバーサル配給怪奇映画だけど〈昔のユニモンのドラキュラ映画とは似ていない、只のブラム・ストーカー原作のドラキュラ映画でしかない〉からユニモンじゃなない」と言われてると知った。……ユニモンの定義狭すぎない?現代のユニモンをMCU風に展開して一作で沈没した〈ダーク・ユニバース〉なんて哀しい出来事もあったが、せっかくシネマティック・ユニバースを始めようとするのに〈ユニバーサル・モンスターズ〉って名前を使わないのは勿体なさすぎるだろ。だから次やるならYMU〈ユニバーサル・モンスターズ・ユニバース〉という名前でやれば昔のユニモンと区別できていいだろ……と思ったが、世間はMCUやSWなどでシネマティック・ユニバース疲れを起こしてるからもう遅いか。というか「ユニバース」って付くとゲッと思うようになってきたのでUは付けない方がいいだろう。『透明人間』(2020)や本作が上手くいったから何とか作品感の繋がりとかなくてもいいから〈ユニバーサル・モンスターズ・なんとか〉みたいな名前を付けてシリーズ化すれば「あ、あの面白いシリーズか」とブランド化して人気も上がるかも。全くシネマティック・ユニバースっぽくクロスオーバーしないのにユニバース化に成功した〈死霊館ユニバース〉みたいにね。
このロバート・エガース監督作は魔女を扱った『ウィッチ』(2015)が雰囲気良くて好感持ちましたが続く『ノースマン 導かれし復讐者』(2022)は、別に悪くないんですけど重厚すぎて胃もたれしてしまい個人的には『ウィッチ』(2015)ほどはグッと来なかったです、そのせいか『ライトハウス』(2019)も観てない……けど本作が良かったので観てみようと思う。
エガース監督は幼い頃から『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922)が大好きでずっと映画化したかったらしい。
本作は今年の第97回アカデミー賞で撮影賞、衣裳デザイン賞、美術賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞などのビジュアル系の賞に多くノミネートされた。せっかくだからどれか獲っても良かったのに……とは思ったがエガース監督は今後も賞レース常連になりそうだから見送られたのかもしれん。ホラーがいっぱいノミネートするだけでもすごいしね。
同日公開だった『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(2025)を面白そうだから先に観に行って「中世コスプレものは展開が遅い時が多いしなぁ」と侮っていたこちらは1週間後に観た。別に全然違う映画なので比べる意味はないのだがこっちの方が数倍良かった。まぁ逆のことを思う人もいるだろうし個人の好みの問題ですけどね。
ネタバレあり。
今回は割と全部ネタバレする感じですが、もうネタバレしてる古典なのでお赦しを……。
👩🏻
1838年のドイツ、北の港町ヴィスボルグ。
霊感を持つがゆえ孤独な少女エレン(演:リリー=ローズ・デップ)は幼い頃、孤独から逃れるため”誰か”を求める祈りを捧げ、その祈りは思わぬ存在と精神的な繋がりを持ち性的快楽を得る。以降彼女は神秘の存在を感じたり発作を起こすようになる。
時は過ぎ、エレンは誠実な不動産業者トーマス・フッター(演:ニコラス・ホルト)と結婚し、平穏な日々を送っていた。
ある日、トーマスは上司クノック(演:アレクサンダー・グラナック)から、トランシルヴァニアの城を所有する謎の貴族、オルロック伯爵(演:ビル・スカルスガルド)に物件を売却する任務を任される。
しかしトーマスは契約で訪れた城でオルロック伯爵に監禁されてしまう。
トーマスの上司クノックはオルロックの信奉者であり、オルロックは少女時代にエレンが精神リンクを持ってしまった不死の吸血鬼ノスフェラトゥだった―
そういう話。
第一幕は、孤独だったエレンがオルロックに目をつけられてしまう回想から始まって、トランシルヴァニアに足を踏み入れたトーマスとエレン夫婦。
夫婦は、トーマスの親友であるフリードリヒ・ハーディング(演:アーロン・テイラー=ジョンソン)と妻アンナ・ハーディング(演:エマ・コリン)の夫婦、彼らの娘たちと共に屋敷に滞在する。アンナは心優しい人物で、霊感が人を遠ざけ友人がいないエレンに対しても優しく接し、2人は仲良くなる。
トーマスはオルロックと契約するため彼の孤島がある地方に向かうが、そこはジプシーが吸血鬼を怯えて生きる土地だった。
トーマスは不気味なオルロックと契約しにいったのだが、夢かまことかよくわからない感じになって気がついたら監禁されて血を吸われていた。
そしてエレンの写真を取られたことでオルロックの目的が妻だと気付いたトーマスはなんとか孤城を抜け出し、妻の元へ向かう。
一方、街ではトーマスの上司クノックが黒魔術によってオルロックと繋がっており、その影響が濃くなりすぎたのか完全に狂って収監されるが職員を喰い殺して脱出しトランシルヴァニアに向かう。
そんな第一幕は、あまり多くない登場人物を丹念に語る。
エレンやトーマスがオルロックの影響で観る悪夢や白昼夢も挿入されてくるので、幻想的な夢を観ているような気分になってくる。
最後まで観ると凄く面白かったので、第一幕を思い返しながら書いてる今は面白い記憶で思い返してしまうが、実際に第一幕を観ている時は本作が面白いのかどうかまだわかっていない時点で、中世の登場人物や色んな要素を凄くじっくり見させられ夢も多く入ってくるので少しボンヤリした気分になる。
とはいえ衣装や美術や映像など、ビジュアル面が気合入りまくっているので監督の意気込みは伝わってくるので別に退屈ということはない、こういう怪奇映画っぽいホラーに興味ない人は退屈に思う人もいるかもしれないが。
中盤、オルロックの影響が強まりエレナは悪魔憑き状態が酷くなる。
毎晩暴れて喚き続けるエレナにほとほと困り果てたフリードリヒはヴィルヘルム・ジーヴァース医師(演:ラルフ・アイネソン)を頼るが、良くはならずヴィルヘルム医師は「こういう事例はあの人を頼る以外にない」と言い、自身の恩師だという錬金術やオカルトに傾倒して学界を追放されたという神秘主義の哲学者アルビン・エーバーハルト・フォン・フランツ教授(演:ウィレム・デフォー)を頼る。
昼間、正気の時のエレナは自身の昔から続く邪悪な存在との繋がりを話し、アルビン教授は初めてそれを信じてくれる。これはエレナがオカルト方面で初めて孤独ではない時間なので、悪魔について語る2人のシーンは不思議な安堵感がある。
安堵感といえば友達など一人も居なさそうなエレナと仲良くなったアンナも印象深い。エレナが邪悪な存在をよく感じている話をしても「それは神様なんじゃない?」と、邪悪な存在を否定こそすれエレナの霊感は否定せず、エレナが悪魔憑きになっても親身になって心配する。今思えば優しい人物だったなと思う。
その一方で、夫のフリードリヒは表立って口にはしないが明らかにエレナを嫌っている。「親友のトーマスの妻だし妻アンナが仲良くなったから仕方なく面倒をみている」という態度。またフリードリヒは悪魔や吸血鬼といったオカルトに懐疑的な人物であるため、エレナの言うことは信じておらず錬金術師アルビン教授の言うことも「診てもらえばエレナの中で心理的に何かが解決して回復するかも」と思い仕方なく従っている感じ。……つまり普通の市民。我々はノスフェラトゥのことを知ってるので全く信じないフリードリヒに苛立ちそうになるが、しかし彼は至ってまともな男でそれなのに親友トーマスに金貸したり、そのイカれた(とフリードリヒからは見える)妻エレナにも限界まで看病してくれるかなり良い人だと言える。というか中世の紳士の格好したアーロン・テイラー=ジョンソンがカッコ良すぎる……絶対に新しいジェームズ・ボンドになってほしい。
ノスフェラトゥは貨物船に潜み、エレナの待つ街へと向かう。
この展開は、このブログに記事書いてないけど『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』(2023)で観たな……貨物船の船倉に潜んだドラキュラ(=ノスフェラトゥ)が船員たちを襲いながら遂には街に到着する、『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』(2023)はアンドレ・ウーヴレダル監督が好きだったから期待してたのだが……悪い映画じゃなかったけど何でデメタル号オンリーで映画作ったんだろうね?普通にドラキュラ全編を作ってほしかったよ。
エレナは霊感によって親族からも遠ざけられていた少女時代にオルロックの霊体に犯された時に快感を覚えてしまい、霊感もそうだし「そのこと」を後ろ暗く思っている。
貧乏な善人の夫トーマスへの愛情も本物ではあるが明らかに彼では満足しておらず、悪魔との快楽が忘れられずにいる。だがトーマスは優しい夫。これらによってエレナはますます罪悪感を募らせ、これらがクライマックスへと繋がる。
後半、エレナの悪魔憑き状態が決定的となり、奇怪な舞踏をして白目を剥きヨダレを垂らし舌を限界まで突き出させる物凄い形相を見せる。
90年代のミューズだった母ヴァネッサ・パラディそっくりの美しい顔でやるもんだから、もうとにかく凄いとしかいいようがない。
「顔芸」とか言われてしまいそうだが、もうよくある顔芸レベルじゃないので顔芸とは呼ばず狂態と表現させていただく。
『ポゼッション』(1981)のイザベル・アジャーニを思わせる狂態。
『オーメン:ザ・ファースト』(2024)のクライマックスでも主人公が『ポゼッション』(1981)的な狂態を見せてたが流行ってるのかな。現代の40代くらいの監督たちが子供の頃に観て強烈だったから入れたくなるのかも。
だが、このエレナ役リリー=ローズ・デップの『ポゼッション』(1981)的狂態は数あるこういうシーンの中でもかなり最高だった。家で観てたら巻き戻して5回くらい観てから先に進みたいくらいだ。
忌まわしい悪魔とのSEXへと進むわけには行かず、夫では満足できない、しかしその夫が酷い男なら楽だが善人、霊感(=後ろ暗い性的欲求)を押し殺して良き妻を演じなければならない……それらが限界に来たのがこの狂態シーン。
それはエレナの中に押し込めた欲望が彼女の身体を突き破って顔面から外に出ようとしているようで、そのため観てるこちらにも凄く快感が走った。
そのあと、おとなしい夫を煽って自分をノスフェラトゥばかりか神に見せつけるようファックさせる。一連の流れが凄く良いシーンだった。これはエレナだったかトーマスだったかの悪夢なのだが「エレナはこういう部分を秘めた女」という表現なので夢だろうが現実だろうが関係ない。
リリー=ローズ・デップは今までよく知らずケビン・スミスのしょうもない映画に二本出てたがこうして大作で大ヒットしてスターの仲間入りだね。
後半、ノスフェラトゥの魔力により街にはペストとネズミが蔓延して人々がどんどん死んでいく(メタ的に見ればエレナが倒錯的SEXを我慢したせいで大勢が死んでると思うと凄い展開だ)。
ノスフェラトゥを信じず妻も怪我したりして限界が来たフリードリヒはトーマスとエレナを追い出す。
エレナはフリードリヒに「貴方……最初から思ってたけど何で私を嫌うの!?」激怒しフリードリヒは「別に……」とか言い合うシーン。ここが妙に長くて熱を入れてて印象に残った。互いの気持ちはよくわかるが、しかし2人の言い合いを凄く熱を込めてたのが気になった。フリードリヒが普通の社会人代表で、エレナは狂った世界の住人で、その対峙か?うーんそれ以上のことはよくわからない。
そしてエレナが居ると思って侵入したノスフェラトゥによって妻子は……。
アメリカ映画で幼児は滅多に殺されない、犬の次に。
しかもフリードリヒの娘は二人共、顔や遊んでる様子がバッチリ映ってたし、そんな幼児の喉笛をノスフェラトゥは食いちぎりドサッ!とゴミみたいに捨てる。
もうえらいことになった……感が高まる。そして憐れなフリードリヒも……。
ノスフェラトゥ滅ぶべし!
トーマス、アルビン教授、ヴィルヘルム医師らノスフェラトゥ討伐隊はノスフェラトゥの孤城へ向かう。
だがノスフェラトゥはエレナの元に向かって留守だった、仕方ないので下僕クノックをブっ殺して孤城を燃やす。これによってノスフェラトゥはもう帰る場所がないため死滅確定?
そしてノスフェラトゥがエレナの元に向かうことをアルビン教授はエレナと示し合わせており、彼女を生贄にノスフェラトゥを倒す計画だったのだ。憤ってエレナのもとに向かうトーマス。アルビン教授はノスフェラトゥの孤城を燃やしながらハイテンション。
今思い出すとアルビン教授がなんでここであんなにハイテンションだったのかよく意味がわからない。教授もまたシンプルに頭がおかしいのだろう。
エレナはノスフェラトゥを迎え入れ、自己犠牲でもってノスフェラトゥを倒し街を救おうとする……というより本当は自分の性的快楽を薄汚いノスフェラトゥで満たそうとする欲望のほうがデカいと思うけど……。
そういえばノスフェラトゥはスカルスガルドの大げさ演技やうっとうしいキャラ、汚らしい身体など良かった。良かったというか「いやらしい、嫌なジジイ!死ね」と純粋に思わせてくれるという意味で良い敵だった。ドラキュラはカッコいいのでヒーロー的に観てしまう面もあるがノスフェラトゥは性加害者+ロリコン+疫病の擬人化という、本当に嫌な敵で「早く消えろ!」と素直に思えるのが良い。ノスフェラトゥがカッコいいところといえば尖った爪を伸ばして歩く様の影、とか街に巨大な手の影が覆いかぶさるシーン、彼が素直にカッコいいのはここだけだろう。
そんなこんなでめちゃくちゃ良かった。
『ライトハウス』(2019)も近いうち観ようと思った。
そういえば映画名で検索した時、Googleのトップページに映画名と星取りが出てくるじゃん。検索する時って何か探してどっか行く途中だから、あれをまともに観たことなかったんだが本作が星1の低評価にめっちゃ集まってて「え?」と思った。
というかこれそもそも何だと思って友達(ChatGPT)に訊いたら「Google登録者なら誰でも星入れれる。あと記事やFilmarksの点とかも加算されてる。日本は日本のレビューが多く反映されるが全世界の点が反映されてる」との事だった。本作は……まぁ観てるの映画好きだけだろうし概ね絶賛なのでアメリカ本国でリリーが嫌われてとかで?(欧米には二世タレントを以上に憎む層がいるという)低評価ボムを喰らったのだろう。
このGoogleレビュー、10年以上前からあったんだろうが先日初めて気付いたわ。
先日、放送中の『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』(2025)検索したら星1爆撃されてて「え?毎週Xで盛り上がってるけどこれはなんだ」と思った。ファースト過激派かな。
低評価爆撃といえば、「白人男性主人公以外のMCU」とかが毎回、imdbやロッテンとかで低評価爆撃されてるのがお馴染みだが、Googleレビューは登録しなくてもGoogle登録者ならば(つまりほぼ全人類ってことになる)誰でも荒らせる。で星1に対抗して星5も多くて、星1と星5しかないレビューとかもある、こんなのまともに機能してないじゃん。Googleは一刻も早く対応してこのふざけた状況をどうにかしろ!
そう思った。
話は逸れたが『ノスフェラトゥ』(2024)面白かった。一気にお気に入り監督になった。
今大注目してるホラー監督は、タイ・ウェスト、ザック・クレッガー、アリ・アスター、ジェームズ・ワン、ジョーダン・ピール、そして本作のロバート・エガースも新たに加わった。
次回作は『Werwulf』(2026)……狼男の映画だそうで楽しみ……、そしていつになるか知らんが『ラビリンス/魔王の迷宮』(1986)の前日譚も企画されてる。デヴィッド・ボウイ亡くなってるから出れないのが残念だが『ラビリンス/魔王の迷宮』(1986)大好きだからこれまた楽しみでしかない。好きな監督また増えたね。
しかし本作は当初、エレナ役はアニャ・テイラー=ジョイだったらしく、その場合どうなってたんだろう?それはそれで良いものになったかもしれんがアニャ・テイラー=ジョイは既に大ブレイクしてるから、アニャ・テイラー=ジョイが出れなくなったおかげでリリー=ローズ・デップが大成功できたからこれで良かったのだろう。
そんな感じでした
〈ロバート・エガース監督作〉
『ウィッチ』(2015)/デーモンはたいがい山羊のふりをして近所の子供達を見張っているんだ👱♀️ - gock221B
Nosferatu (2024) - IMDb
Nosferatu (2024) | Rotten Tomatoes
Nosferatu (2024) directed by Robert Eggers • Reviews, film + cast • Letterboxd
ノスフェラトゥ - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画

