
2024年どころか2025年も後半戦だが、2024年日本公開映画の観たかった映画をやっと全部観たのでベストを決めた。
2024年の日本公開映画 - Wikipedia
2024年に日本で劇場公開、もしくは配信、もしくは劇場未公開で映像ソフトが発売されたやつ。「2024年にアメリカ本国などで公開されたが日本では2025年に公開された」はこのページに含まれない、たとえば『ロングレッグス』(2024)などはこれにあたるので『ロングレッグス』(2024)は来年度の(というか今年だが)ベストに含まれる。
なんか、あんまり書くことないなと思った作品はFilmarksに書いて済ます事が増えたので年々記事が少なくなってる。「これ見てないからベスト書けないな~」と積みっぱなしだった『ビートルジュースビートルジュース』とか『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』とか先日やっと観たけど結局書くことあんまないなと思ってFilmarks行きになってしまった。だが同様に「つまんなさそうだな~」と思ってた『フェラーリ』 (2023)がほぼ一位ってくらいに良かったので、つまんなさそうで積んでても実際に観るまで結果はわからない。「全部観て決めるといっても幾らなんでももうすぐ一年経つし遅すぎるだろ!」という感じはあるが個人の趣味のブログなのでね……そんなに最新映画全部観るお金もないし……あと昨年末に「現時点までに観たものだけで決めよう」とかXで一応決めたけど『SHOGUN 将軍』〈シーズン1〉(2024)だったので、まぁ全部観ようが観まいがあんまり変わってないとも言える。
本当は形式が違いすぎるので映画とドラマ(+アニメ)は分けた方がいいと思うけど、それするほどドラマ(+アニメ)が多くないので一緒にした。
※太字の映画のタイトル全部その記事にリンクしてある
なお、この「BESTのページ」は後から旧作観たら追加したり、順位を気分次第で入れ替えたりする随時更新ページ。
🥇01:映画『フェラーリ』(2023) 🍿
🥈02:ドラマ『SHOGUN 将軍』〈シーズン1〉(2024) 全10話 🍿 Disney+
🥉03:映画『陪審員2番』(2024) 🍿 U-NEXT
04:ドラマ『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』(2024) 全8話 🍿 U-NEXT
05:映画『ツイスターズ』(2024) 🍿
06:映画『奇才ヘンリー・シュガーの物語 他3編』(2024)
07:映画『憐れみの3章』(2024)
08:ドラマ『三体』〈シーズン1〉(2024) 全8話 Netflix
09:映画『カラオケ行こ!』(2024)
10:映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(2024)
BEST10から続くもの
映画『エイリアン:ロムルス』(2024) 映画『落下の解剖学』(2023) 映画『マッドマックス:フュリオサ』(2024) 映画『哀れなるものたち』(2023) ドラマ『アガサ:オール・ア・ロング』(2024) 全9話 映画『異人たち』(2023) 映画『関心領域』(2023) ドラマ『ドクター・フー』〈シリーズ14のシーズン1〉(2023-2024) 全9話 映画『ルックバック』(2024) 映画『フォールガイ』(2024) 映画『ヒットマン』(2023) 映画『アビゲイル』(2024) 映画『アメリカン・フィクション』(2023) 映画『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』(2023) 映画『チャレンジャーズ』(2024) 映画『オーメン:ザ・ファースト』(2024) ドラマ『極悪女王』(2024) 全5話 映画『オッペンハイマー』(2023) ドラマ『自由研究には向かない殺人』〈シーズン1〉(2024) 全6話 アニメ『スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・エンパイア』(2024) 全6話 アニメ『バットマン:マントの戦士』〈シーズン1〉(2024) 全10話 映画『ボーはおそれている』(2023) 映画『アイアンクロー』(2023) アニメ『X-MEN'97』(2024) 全10話 映画『Chime』(2024) 映画『恋するプリテンダー』(2023) 映画『Cloud クラウド』(2024) アニメ『ホワット・イフ…?』〈シーズン3〉(2024) 全8話 映画『ロボット・ドリームス』(2023) 映画『アクアマン/失われた王国』(2023) 映画『デューン 砂の惑星PART2』(2024) 映画『蛇の道』(2024) 映画『悪魔と夜ふかし』(2023) 映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』(2024) 映画『ARGYLLE/アーガイル』(2024) 映画『パスト ライブス/再会』(2023) 映画『ザ・ウォッチャーズ』(2024) 映画『デッドプール&ウルヴァリン』(2024) 映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』(2024)
あまり好きじゃない
ドラマ『地面師たち』(2024) 映画『マダムウェブ』(2024) 映画『Ultraman:Rising』(2024) ドラマ『スター・ウォーズ:アコライト』(2024) ドラマ『エコー』(2024) 映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(2024)
まぁ当然、日によって順番は変わるだろうが大体こういう感じということで……
・『SHOGUN 将軍』〈シーズン1〉(2024) 全10話
『SHOGUN 将軍』(2024)は、内容もさることながら日本でスターだった真田広之が何十年も欧米で訳わからん役とか日本語監修を無料でやらされたりと泥水すすってたの見てたし本作も「真田広之がこんなに目立つこともうないだろうし面白くなくても観よう」みたいな、今からして思えば大きなお世話すぎる死に水的な感じで観てたら普通にクオリティ高くて面白いし更にめっちゃ欧米でバズり最終的にはエミー賞で最多受賞する要素をリアルタイムでSNSで観て喜んだりした。だがそれと反比例するかのように日本人は全く観ない!……という、Disney+入ってる人はディズニー作品やMARVELやSW目当てだからわからんでもないが時代劇好きな人も全く観ないのが未だによくわからない。金かかるから?そういった感じで「世界では大人気なのに肝心の日本では圧倒的不人気」、そして「勇猛果敢な”武将”やサムライは実はアホ、女性は女性のまま実は全ての勝敗を握ってた」という内容もポリティカルコレクトネス的にも受けそうなのにリベラル系の人も全く観ない、という……一言で言えば「日本人は『SHOGUN 将軍』(2024)など誰も観てない」。出演者も自嘲気味にそう言ってる。
そういった状況も「あぁ、せめて自分は応援しなきゃ!」という焦る気持ちを未だに掻き立てられる。
浅野忠信は本作で、今までの「普通っぽい演技」を強要された浅野忠信ではなく、更には時代劇でよくある演技でもなく日本人にはお馴染みの彼独自のナチュラル演技(実際には計算されてそうしてるのでナチュラル演技という言い方は正しくないが)そのままで演じて、海外で「アサノってただ要るだけの日本人と思ってたけど、こんなに良かったの!?」と作中で一番人気出たのもエピックだった。日本では割と「棒読み演技」とか言われがちだが自分のやり方を続けて結果的に世界を獲ったのはこのドラマ自体や真田広之もそうだが感動した。
シーズン2は原作がもうなくて不安だがきっと面白くしてくれると思う。制作者や真田広之は多分、リミテッドシリーズだけのつもりだったと思うが日本人俳優やスタッフの躍進を考えてる真田広之的には「日本人の俳優やスタッフが出ていくにこれ以上のものはない」という感じで作品という以前に日本映画人プラットフォーム的な意味合いでシーズン2以降を成功させたいのではないだろうか?浅野忠信はもう出れないのが残念だが藪茂と二分して世界で人気出た藤様はまだ居るので尼さんとしてきっと出るだろう。「彼女の物語はもう終わった!」そういう人も居るだろうが、フランチャイズ的には大人気の藤様を出さない手は無い。絶対に。
……という感じで作品も面白かったが多角的に色んな感情や好きが乗っかってるので『フェラーリ』 (2023)よりこっちを押し出したい気持ちでした。無論俺が押し出そうが引こうが何の影響もないのだが、まぁ気持ちの問題ですよね?影響あるなしで考えると個人個人に対した影響はないので皆死ぬべきですしそれを言ったら何も始まりませぬ。
・映画……というか2024年の1位『フェラーリ』 (2023)
これは映画なら1位、作品形態としては連続ドラマより圧倒的に映画の方が好きなので、もし仮に『SHOGUN 将軍』(2024)が全く同じような内容だったとしても舞台がどっか別のアジアで出演者も全部知らんその国の人だったとしたらこっちが一位でしょう(……というかそこまで何もかも違ってしまってはもう違う地球なので違いすぎる仮定はしても意味がないが)
これは「つまんなさそうだな~車とか興味ないしエンツォ・フェラーリ本人とかも興味ないよ~」と激烈に興味なくて何ヶ月も積んでた、そこから面白かったのでギャップもあって評価が跳ね上がったというのもあるかも。アイスコーヒーだと思って一気に飲んだら醤油だったら嘔吐しそうなほどに―というか俺の喩えがさっきから上手くないな?やめよう―。でも積んでたのは多分アダム・ドライバーがグラサンかけてオールバックでムッとしてるポスターとか見て「めちゃくちゃデカく進化したタモリみたいだ……」と無視できないものがあったからかもしれない。
でも何でずっと積んでたんだろ?別に評判も良くないしね、褒めてる人ひとりも観かけたことないしFilmarksとかチラッと見ても3.5くらいか、まぁFilmarksでこれは「普通」か。観終わった後ならまぁわかるよね、面白くないから。「面白くない」というのは正確ではなくて「誰しもが面白いって感じのものではない」という意味。
しかも観てる間も1時間半くらい?「面白くないな~」と思いながら観てたからね。
何しろ主人公のフェラーリ中年夫婦のギスギスした険悪ムード、又は興味のない中年エンツォが愛人とコソコソいちゃつく場面が大半だからね、そしてたまに俺が興味ないレースシーンが挟み込まれる。だが事故のシーン凄すぎるな……とは思いつつも全編の8割くらいは面白くないなぁと思って観てたんだがクライマックス、そしてその後の会話観たらそれまで「面白くない」と思って観ていた時間も全部ガーン!と裏返って一気に全部面白くなったからね。ついでに今まで生まれて何十年間も一度も興味なかった車やカーアクションに興味出てきたからね。ついでに鈴鹿のチケットとかフェラーリ自社ブランドの服とか調べ始め、フェラーリの赤は#CC0000、黄は#FDE600とかカラーコードしを認知したりして……人間が変わってしまった。そしてそれも本作が『トップガン マーヴェリック』(2022)、『F1®/エフワン』(2025)みたいな明るく前向きな作品だったんならともかく『呪術廻戦』の呪いが発生するかのような因業な話なのよ、それなのに急に車やフェラーリに興味出てきた自分自身も面白いし。「フェラーリが好き」というより何か「こんなに美しいのに地獄みたいなものがあったとは、どういう形でもいいから接続したい」という狂った感情?なんか説明が難しいしあんたにわかってもらわんでも別にいいから話やめるわ。だがこうやって話していくと『SHOGUN 将軍』(2024)より明らかにこっちのテンション高いな。最近観たから?あと『SHOGUN 将軍』(2024)は天下を獲ったからもうええでしょという感じもある(日本では全く人気ないとはいえ)。だから一位逆にして『フェラーリ』 (2023)一位にしよ。
そういえば先日、今まで観てなかったので『フォードvsフェラーリ』観て「暗黒の『フェラーリ』 (2023)と違ってこっちは『F1®/エフワン』(2025)みたいな痛快レース映画だろう」と思って観て、途中まではそうだったとはいえ結果的には『フェラーリ』 (2023)より地獄な映画だった。というかよく観たら『フェラーリ』 (2023)のマイケル・マンが制作だった。そのせいか?
2024年の傾向。昨年より更に落ちたMCU。DCEUひっそり終了
あと、この年くらい?から賞レースにノミネートされた作品は興味なくても全部観ることにしたがアカデミー賞作品賞ノミネートが殆ど面白かった。昔はアカデミー賞に入るような映画はつまんないのばっかだったが、最近はむしろエンタメ映画より面白い。これは加齢のせい……ではなく5年くらい前からノミネートされる作品がバラエティ豊かなものになったせいだろう。
その一方で5年くらい前から右肩下がりのMARVELの面白くなさが加速して一番よかったのが『アガサ:オール・ア・ロング』(2024)というのが元気の無さを示している。アガサは面白かったけどね。ちなみに今年……2025年のMCUも映画全部つまんなくてドラマやアニメはまぁまぁ……最初は「MCUはDisney+作品が粗製乱造しすぎてダメ」とか言ってて、それはそうなのだが最近は映画が輪をかけてつまらないので逆説的に「Disney+作品の方が面白い」という逆転現象が起きている。といってもDisney+作品が飛躍度的に良くなったわけではなく、ただ全体的に落ちてて映画は特に落ちている。しかも実験作が失敗した……というのならチャレンジ精神を買えたりするが最近のMCUは「全部爆死してるから絶対に外せない!」とばかりにめっちゃ安定の造りで置きにいってめちゃくちゃつまらないので、これはもう一番つまらない滑り方をしている。Disney+作品はこの現象が起きてないのは「注目を集めるにはMCUを監督すべし!」という時期が過ぎて一人のクリエイターが好きに作れるから、現場で3つも派閥ができて足を引っ張りあった結果MCU全作品中最低の作品ができた『シークレット・インベージョン』(2023)のようにイナゴが集まってないせいだろう……というのが僕の推測です。
だが数年に渡って「全体的に面白くない」とdisってはいるものの、ドラマやアニメなどもちゃんと全部観てることはお伝えしていきたい。10年くらい前に「物凄いダメになってもその情けない死骸になるまで観よう」とライフワーク化している。だが粗製乱造になったとしてもその変換やMARVELスタジオやDisneyが如何に駄目になっていったかの変遷も、それはそれで面白い。ギャング映画や伝記映画や歴史映画の後半って没落していくけどそれもまた美しいじゃん、MCUは今そういう感じで楽しんでいる。
DCはDCUが始まる直前。DCUとは別の『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)のユニバース〈バットマン・エピック・クライム・サーガ〉……略してBECSの『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』(2024)。ノーマークだったこれは普通に傑作でした……というか本体の『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)の数倍面白いので制作が遅い『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)は見守るとして、このスタッフでドラマシリーズをどんどん作ってほしい気もする。
DCU開始の一年前だが、DCEUが映画『アクアマン/失われた王国』(2023)でひっそりと終わった。一作目『アクアマン』(2018)は超絶ヒットだったのに誰も観てないのがすごい。一旦「終わったシネマティック・ユニバース」の烙印を押されてしまうと「DCEUを観るなんてダサい」という風潮が生まれ誰も観なくなるという……それにしてもまるで犯罪でも犯したかのような凋落ぶり。DCEUファンじゃない僕が完走したのにDCEU初期にあれだけいたファンはどこに行ったのだろうか。
「DCEU全ての終わり」を示すシーンが、アクアマンの弟オーシャンハンターがゴキ◯リ食ってうまいうまい言ってるシーンというのが、振り回されたジェームズ・ワンの凄くパンクな表現で痺れましたね。誰も観てないのが残念な素晴らしいラストカットだった。とにかく最初期はMCUより興行収益が上だったのに終わり際がこの寂しさ……まぁ人間と同じですね。殆どの人は誰にも顧みられず痛がっても誰にも気づかれないままひっそり死んでいく、それが人生です。
賞レース映画を強制的に観るようにしたら実際面白いしバラエティ豊かになってよかった。好きな監督とかジャンルだけで観てたら2020年のランキングとかひでぇから……高校一年生みたいなランクで……。
来年は……つーか2025年はこんなに遅れないようにがんばるぞー。
そんな感じでした
2014年の日本公開映画ベスト10(ついでに2010~2013年も) - gock221B
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