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『三体』〈シーズン1〉(2024) 全8話/YOU ARE BUGS


原題:3 Body Problem 企画&製作総指揮&脚本:デヴィッド・ベニオフ。D・B・ワイス。アレクサンダー・ウー 製作総指揮:ロザムンド・パイク。ブラッド・ピット 監督:デレク・ツァン(第1・2話)。アンドリュー・スタントン(第3話)。ミンキー・スパイロ(第4・5・6話)。ジェレミー・ポデスワ(第7・8話) 原作:劉慈欣『三体』(2008)全体と『三体II 黒暗森林』(2008)と『三体III 死神永生』(2010)の一部 配信サービス:Netflix 製作国:アメリカ 上映時間:各話約60分。全8話 配信日:2024年3月21日

 

 

中国人作家、劉慈欣のSF、地球往事三部作の1作目のドラマ化。ケン・リュウによる英訳が2014年に出版されてネビュラ賞・ヒューゴー賞を始め色んな受賞をされ全世界で6年前の時点で2900万部を突破した。

このネトフリ版は、地球往事三部作の第一部『三体』(2008)を元に、第二部『三体II 黒暗森林』(2008)と第三部『三体III 死神永生』(2010)の序盤の展開も加え、三部作の主要キャラクターを合成したりシャッフルするなどして再編したもの。
『トゥルーブラッド』(2008-2014)のアレクサンダー・ウーと、『ゲーム・オブ・スローンズ』〈シーズン1-8〉(2011-2019)で歴史に残る凄まじい人気を得ていたが最終シーズンで視聴者を落胆させてプラマイゼロになったベニオフ&ワイズの3.人が中心になって制作したもの。

読者としての僕は第一部『三体』(2008)を読んで第二部『三体II 黒暗森林』(2008)を読み始めたところです。
だから原作に忠実に第一部『三体』(2008)をドラマ化した中国のテンセント制作のドラマ版を先に観ようとしたがU-NEXTやアマプラでの配信が終わってしまっていた。公式YOUTUBEアカウントで第2話まで観れるので観たが、
FULL | 【ENG DUB】ENG SUB【三体 Three-Body】——惊喜重刷国产科幻巅峰IP,张鲁一于和伟演绎科幻悬疑 | Download WeTV / Tencent Video APP to Watch More - YouTube
「原作のことが好きすぎる」と評判通り登場人物がどれも原作イメージぴったりすぎた。だが展開があまりにじっくりすぎて30話もある。中国人は話数が長いのが好みらしく、また制作者が原作を好きすぎて何から何まで端折らず(どころかちょっと足して)その結果長いみたい。また配信が再開されたら観ようと思うが、キャスティングとか最高だが演出などが異常にねっとりしていてくどい印象(汪淼がゴーストカウントダウンにビビるだけで3話以上経過したり毎話ラストでエモい曲が5分くらい流れたり)。
だがネトフリ版はドライな描写で面白かったが8話しかない。だからネトフリ版とテンセント版を足して2で割って全16話くらいのドラマだったら丁度よかった気もするが、それぞれの作品の有り様はそういうものなんだから仕方ない。テンセント版は中国ドラマがこういうのが好まれるから仕方ないし、ネトフリ版もいきなりこのような一言で言い表せない物語を長めに配信しても視聴者がつかないだろうから圧縮するのも仕方ない。どちらも一長一短ある。だから原作+テンセント版+ネトフリ版という三体体制で観ていくのがいいのだろう。それに原作が物凄く強いので今後も数10年ごとに何度も映像化されるだろうし。
あと、ファンがマインクラフトで制作してシーズン2からテンセントが出資した『我的三体』も、シーズン2以降はYOUTUBEで英語字幕が付いてて観れたがかなり良さげだったので原作読み終わった後で観よう……と思った。

ネタバレあり
素直に面白いので未見の人がここ読んでて「面白そう」と思ったら読むのを止めてドラマを観てください。知らない方が絶対に面白いって箇所が多いので……。

 

 

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Story

1966-1976
虫けらを排除せよ!」学生たちが叫んでいる。
1966年
、資本主義やインテリを暴力で追放する政治運動〈文化大革命〉(1967-1977)。物理学の学生、葉文潔〈イエ・ウンジエ〉(演:ジン・ツェン)は、大学物理学教授だった父親・葉哲泰〈イエ・ジョータイ〉が近衛兵の少年少女たちに生きたまま撲殺される。その後、強制労働の場でも陥れられた後、専門的知識を見込まれ巨大なパラボラアンテナを要する施設〈紅岸基地〉に送られる。
1969年、人類に絶望しきっていた葉は地球文明の情報を外宇宙に送信。
8年後の1976年4光年先から返答が来た――

2024
2024年、オックスフォード大学の物理学の同期で現在各分野で活躍していた5人組オックスフォード5の周囲で、また基礎物理学界全体で不可解な出来事が次々と起きていた。5人組の恩師ヴェラ・葉(演:ヴェデット・リム)が自殺したのを皮切りに、ナノマテリアル研究者オーガスティナ・“オギー”・ザラザール(演:エイザ・ゴンザレス)の視界には謎のゴースト・カウントダウンが現れ、理論物理学上級研究員ジン・チェン(演:ジェス・ホン)はヴェラの母である葉文潔から「死の直前までこれをよくプレイしていた」という謎のVRゲームを譲り受け、解決不可能と言われている「三体問題」に挑むが――


……といつものようにあらすじ書いたが、読んだり観てない人が読んだら目が滑りそうだし、既に知ってる人にとっては読み飛ばすだろうから、このあらすじ書く所ってブログに必要ないよな、と昔から思ってるのだが無いと話が繋がらないので仕方なく書いておいた。
まぁ、とにかく全体の流れは、

・葉が異星人を呼び寄せることになった全ての切っ掛けを見せる過去パート。それと並行して現代パートでは、オックスフォード5の周辺で奇怪な出来事が次々と起こり、ジンがVRゲームを解くことで「三体人」の生態と目的を知る前半。

・三体人を迎え入れて地球を侵略させようとしている「三体協会」を追っているPDC(惑星防衛理事会)がジンを使って創始者を捕えたり、オギーが作るナノマテリアルを使って「古筝作戦」が行われる中盤。

・ジン、オギー、ウィル、ソールがPDCや国連に協力して「星群計画」「面壁計画」「階梯計画」が行われる後半(これらはシーズン2以降への準備といった傾向が強い)
……って感じで進んでいく。

 

 

虫けらどもが「虫けらを排除せよ!」と叫んで松明を持ったのが全ての元凶

序盤(第1-2話)、1966~1976の過去パートは葉文潔(演:ジン・ツェン)、以降の2024年の現代パートはオックスフォード5が主人公格にあたる。
葉は父親が少女たちに嬲り殺しにされたり気になる男子に見殺しにされたり、殺された父を更に貶める不本意な書類にサインしなかったら寒い牢で水かけられて凍死しそうになる、だが才能を見込まれて紅岸基地に拾われ、死なずに済んだので幸いだったがここでも上官に才能を搾取される。ここは実は異星人の探索のための施設だった、太陽を利用して広範囲に電波を飛ばせることを発見した葉は、人類に絶望しており生きる意味も見いだせないでいるので秘密裏の内に地球文明の情報を全て飛ばす。8年後「不要応答」と返事が来る。葉の通信を受け取った異星人が「通信を受けとったのが自分だから良かった。もう一度きみが返信すれば自分以外の者も知ってしまう、そうなると我々は地球を侵略しに行くことになる。だからもう返信するな」という忠告だった。
人類(中国政府)に絶望している葉は「私達は自分で自分の面倒も見れない。だから来て。地球の侵略に手を貸してあげる」と返信。最高に盛り上がる。
葉が通信してすぐに三体人が「よっしゃ!行くぜー」となるのではなく、地球を気遣った三体通信員が「僕らに通信したら危ないよ!もう返信しないで」と言ってくれる。ここでワンクッションあるものの葉は「いいいいもういい、地球人に、そんな価値はない。来い!」と呼んでしまう。この、三体通信員が一回止めるのを押しのけて呼ぶところが、葉の絶望と人類に対する怒りが詰まっていて響きますね。人類に絶望した不動明が「地獄へおちろ人間ども!」と叫ぶ『デビルマン』(1972-1973)みたいで盛り上がる場面。でも、この場面観たら「滅ぼしてくれ!」みたいなノリに見えるが後の葉を観たら「三体に導いてもらおう」と思っていたみたい。原作では三体人を迎える三体協会には三体原理主義派閥「降臨派」、三体人が「三体問題」を解けるように協力したり共生を目指す派閥「救済派」などがあり争っている。その辺はややこしいので本作ではボンヤリさせている。とはいうものの創設者・葉は救済派、会長マイク・エヴァンズ(演:ジョナサン・プライス)や構成員タチアナ(演:マーロ・ケリー)などは明らかに降臨派なのだが三体協会内の事情は詳しく説明しないので「三体協会の祖である葉は尊敬されてるみたいだけど、なんでエヴァンスから蚊帳の外に置かれているの?」などよくわからないところが多い。とはいえ、本作は次々と展開していくのでその辺は細かくわからなくてもあまり困らない。
ヤング葉の辛い過去は本当に辛い。この言いたいこと言えない独裁国家みたいな描写が昔から本当に辛い。精神的にだけでなく物理的にも辛いので原作ドラマ共にかなり疲れる、シンプルに辛気臭いし(本だと序盤で一旦本をしてしまう人が多い)。
だが最初にここを踏まえておくと、三体を呼ぶのもやむなし感とか終盤出てくる「面壁者(ウォール・フェイサー)」などの説得力が桁違いになるのでやはり必要。
辛気臭い過去パートの中で三体との通信が良かったことは述べたが、葉の父を殴り殺した近衛兵の女性と再会するシーンも凄く良かった。女性は他の近衛兵同様に過酷な労働をさせられ片腕を失っている。紅岸基地で働く葉と再会した近衛兵女性は革命時のオーラは失われて荒みきっており、葉の父を殴り殺したことも懺悔せず「何度でも喜んでやってやる」と嘯く。この時、葉はこの女性に対してどんな復讐でもやろうと思えば出来るだろうが何もしない。それが良い。この近衛兵の女性には今後もろくな人生が待っていないだろうし何もしない。葉はただ怒りと共に「あぁ、また新たに、人類に絶望する要素が増えたわ」という感情が混じったような複雑な表情を見せる。ここで安易に近衛兵女性に殴りかかったり陰湿な復讐したりしないのが葉の「こいつに復讐してスッキリしてどうする?こいつを生んだものへ復讐したいのに。それにこいつは既に罰を受けている。生まれた時から死ぬまで」とでも思っていそうな人類への絶望と知性の高さを同時に感じさせる(ちなみに原作でこのシーンは三体星域に通信した後で「もう既に全人類に復讐し終わった後だから特に腹も立たない」という感じだった、原作では変わり果てた姿の近衛兵たちが威光を放っていた時の制服を着て葉にいきがる姿がより哀れに感じる)。
原作で紅岸基地は別名「レーダー峰」と書かれていて、個人的に原作『三体』で一番最初にハマったポイントがこのレーダー峰(という名称)。三体人を呼び寄せることになる。

 

 

「シーズン1の主人公ジンとオギー」「本作が面白さの割に人気ない理由」

主人公集団オックスフォード5の中でもジン(演:ジェス・ホン)とオギー(演:エイザ・ゴンザレス)の2人が特にシーズン1での主人公濃度が高い。
2人は原作の第一部『三体』(2008)の主人公・汪淼〈ワン・ミャオ〉を女性にして2人に分裂させるという改変されている。
ジンは前半の見せ場であるVRゲーム「三体」を仲間のジャック(演:ジョン・ブラッドリー)と共に問いていく「ゲーマー汪淼」「三体協会創始者を捕らえる作戦」へ参加する要素。そしてジンは汪淼だけでなく第三部『三体III 死神永生』(2010)の主人公・程心〈チェン・ジン〉要素も入っているので、PDCの中心で「階梯計画」も行う。今後もずっと中心人物なんだろうし実質的に主人公濃度が一番高いキャラ。演じてる人は初めて見たけど魅力ある感じ、個人的に昔の友達に凄く似てて親近感あった。

オギーの汪淼要素は序盤「三体」を象徴する「ゴースト・カウントダウンに怯える汪淼」「ナノマテリアルでPDCに協力する」といった要素。ゴースト・カウントダウンに驚いたり「古筝作戦」にドン引きしたり「虫けらメッセージ」や「天空の眼」に驚いたり……とにかくメキシコ出身の派手な美人エイザ・ゴンザレスが演じてるオギーが煽り気味で眼と鼻と口を開けて美しい驚き顔を見せる……このためにキャスティングされた気がする。だがオギーはそれらビビるシーンだったりPDCのトマス・ウェイド非情な作戦に何度も反発して離脱したりソールにやきもち焼いたり会社に反発したり……といった普通の人間的なシーンが多い。恐らく一般視聴者が感情移入しやすいキャラというつもりなのだろうし彼女はおかしな事してるわけではないのだが、オギーが憤る度に物語が停滞してしまうし「そもそも会社の上司の人が怒っても仕方ないだろ」といった感じであまり応援する展開にならない。オギーが反発するトマス・ウェイドの前進あるのみといった非情な攻撃性が観てると爽快なので「またオギーが文句言ってるよ」などと思ってしまうことも多かった。最後も、PDCから二回目の離脱をしてナノマテリアルを使って色んな地域の水道を治していた。「400年後の侵略よりまず目の前の人を助ける」これも至極まっとうな行い、それはわかるるのだが、いかんせん本作は「三体人との戦い」を描いたものなので「オギーが人助けという”現実逃避”をしている」というように見えてしまう。そういう感じで主人公格ではあるものの常に活躍してるジンと違って、オギーはいまいちカッコいいシーンがない主人公だった。汪淼要素も尽きちゃったし。だがオギーはソールと恋愛関係あるので、次シーズンから活躍していくソールとの人間ドラマ要因として(あとナノマテリアル要員として)活躍するのだろう。

そういえば第1話で初登場した2人のバーのシーンが印象的だった。2人が話してるとロン毛の男が「君たち何してる人~?」と話しかける。ジンとオギーは自分たちがしている難しい研究や立ち上げた会社の話をして男を追い返す……。よくあるシーンなので「ナンパ男を経歴で追い返す痛快シーンだな」と最初は思ったものの、よく見ると別に男は2人を舐めてかかったり変なことしようとしてるわけではない。というか割と最後まで良い人そう。偶然良い人そうってわけじゃなくて明確に良い人っぽい演技してる。だから「ナンパ男を経歴で追い返す痛快シーン……だと思ったけど2人の方が感じ悪いなな」と思う。
その次のシーン、オックスフォード5が集まった時に物理学教師をしているウィル(演:アレックス・シャープ)が「授業で僕の話を聞いてくれるのは各クラスに一人しかいない」と笑う。するとオギーかジンだったかが「私達だね」と言う。
だから「あぁ、このドラマの主人公は”大学で一番賢い孤独な天才”たちが主人公なんだ」とわかるという。だからさっきのナンパ(というか話しかけただけの男)を追い返すシーンは「私達は頑張って登りつめたんだ」と言いたかったんだよね多分「特に頑張ってなかった善人」に。といっても別に見下してるわけでもなくて「学校で16年間話しかけなかったよね?私達が上り詰めて綺麗になるまでは」みたいな感情もあるのかなと思った。それと、嫌な意味で見下してるわけではなく「私達とあなた一緒に座ってもいいけど会話ないよね?やめましょう」って事だと思った。子供同士ならまだしも大人になると”コード”が違うよね?わかりやすいので言うと結婚して子育てしてる人と独身のまま好きなことしてる人、両者は仲良かったとしても段々話し合わなくなるよね。それを地味に表現したんだと思った。「本作の主人公はそういう人らですよ」という。
本作は当初の予定より人気出なかったんだよね。「5週連続ナンバーワン!」にはなったというけどこんだけ制作費かけて5週ナンバーワン程度じゃ足りないよねNetflixでは。そしてNetflix版『三体』のX公式アカウントを見ればわかるがフォロワー数やポストのイイネやリポスト数が圧倒的に少ない。観た人の数に反比例して人気が全く無いといってもいい。シーズン2制作決定のお報せも配信1年後にようやく発表された。これも「制作費が回収できるかどうかギリギリだなぁ、シーズン2以降は更に金かかるし……」といった感じでかなり悩んで、まぁやるか……とようやくGOが出た感じ。
本作は、原作が面白いのは勿論、本作も大胆に改変しまくってるが本質を捉えたものであまり文句もない、原作より優れてる部分もあるし。だが、やはり前述のジンやオギーの描写に代表されるように一般視聴者が共感できるポイントやキャラがかなり少ない。Netflixの人気作を観てると大抵、共感できたりキャラ人気が高いものばかりだし。
僕は本作を凄く面白いし気に入ったのだが、Netflix視聴者層のことを考えるとやはり最も一般人テイストが強くて原作でも人気キャラでもあったダーシー(演:ベネディクト・ウォン)をもっとメインにして汪淼(又は汪淼を改変したキャラ)とのバディ感を強調して親しみやすい内容にした方が親近感出て人気も出たんじゃないだろうか?(原作やテンセント版では汪淼とダーシーのバディ感が人気だった)。
そして本作は非常に面白いのだが、観る前(読む前)に一体どういう物語なのかわかりにくい。いざ始まっても、文革のお辛い過去、その後謎の数字、謎のVRで三体学習……など、僕や他のファンの人は「なんだなんだ?」とグイグイ惹き込まれたが、実際のところ「なんだろうこの話」というのが……なんというか一般的ではない。「エイリアンによる侵略SF」ということが段々わかってくるが、多くの人がイメージする「エイリアンが攻めてきた!反撃して撃退だ」といったわかりやすいものではない。僕は原作で「三体人が攻めてくる……ただし400年後に!」というところで「えっ!攻めては来るけどそんなに先!?すごい!」とめちゃくちゃワクワクしたが、多くの人はよく掴みにくいものというものは人気が爆発しにくい。このストーリーの掴みどころのなさが長所であり短所でもあったのかもしれない。
また本作の制作が始まったのが2022年くらいでポリティカル・コレクトネスを重視したキャスティングが飽きられ始めた頃だったが本作のキャスティングがモロにそんな感じ。これがトレンドの移り変わりの時期に配信されたがために「なんか少し前の作品っぽいな」という印象を与えたのではないか?
それと本作を手掛けたのが『ゲーム・オブ・スローンズ』〈シーズン1-8〉(2011-2019)最終シーズンで多くの視聴者を落胆させたベニオフ&ワイズだったのもあるのではないか。ベニオフ&ワイズは直前にディズニーのスター・ウォーズの新三部作に選ばれたが、『ゲーム・オブ・スローンズ』最終シーズンでしくじったのを見たディズニーが「やばいやばいこいつら!おお、神様!」とばかりに速攻で作る前にクビにしたし、世間の空気的に彼らに期待する感じじゃなくなってたのもあるかも。僕も本作が気になりつつ「ゲースロの人か……まぁ今観なくてもシーズンが進んで人気が出て安全牌になったら観ようかな」と思って放置してましたからね、そういう人は多いかも。
何が言いたいのかと言うと、『三体』といえば一番面白い話といってもいい話だし、で、このドラマも観たら凄く面白かった。それなのに人気なさすぎるのが納得いかなくて自分を落ち着かせようとして乾燥の途中に分析を始めてしまったのかもしれない。
物語の順番通りに話す予定が、記事のラストに書くようなことを話し始めてしまった。
総括は一旦中断して面白かったところの続きを話そう。

 

VRゲーム「三体」

まだまだ前半……ジンは、葉からヴェラの形見としてVRゲームを貰う。
このゴーグルは被るだけで神経接続され、プレイヤーは仮想世界へとフルダイブしてVR体験できるという三体文明の技術で作られたVRゲーム。
……ゲームという触れ込みだが実際のところゲームとは言い難い。
これは「”三体問題”を解いて滅亡を繰り返す三体惑星を救う」という体験シュミレーションのようなもの。しかし三体問題は「解決不可能」が前提なので実際には解けない。
三体問題 - Wikipedia
ただ三体惑星で色々試行錯誤しながら滅亡を繰り返す体験させられるだけだ。
ジンやジャックなどのプレイヤーがそれを体験する面白い様子を通して、我々視聴者も「過酷な三体惑星」「ワカメのような脱水&再水を行う体質で滅亡を乗り越える三体人」が自然と叩き込まれるというわけよ。
口上で三体惑星について長々と解説されてもつまらないからね。
原作と違ってNetflix版はゴーグルを被ったプレイヤーは自身のルーツとなる古代世界を舞台に三体問題に取り組む。
アジア系のジンは古代中国、ジャックは中世イングランドを舞台に滅亡を体験する。
2人同時プレイの場合は中世イングランド、これはジンのルーツにイングランドもあったから共通するステージが選ばれたようだ。
どのステージにも同じ少女の従者(演:イヴ・リドリー)が居る。そしてプレイヤーを頼りつつも毎回滅亡に巻き込まれて死んでしまう。これによってプレイヤーを「死にたい気持ち」にさせ「今度こそ助ける!」という意欲を湧き起こさせる。
その正体はとある人物がモデルになっていたことが後半わかる、これらは原作にはなかったが「こっちの方がいいじゃん」と思わせるナイス改変だった。
VRゲーム「三体」に挑戦するのはジンだが、オックスフォード5の一人でスナック菓子「ジャックス・スナックス」を創立して大儲けしているお調子者、ジャック(演:ジョン・ブラッドリー)も参加する。ジャック役のジョンは『ゲーム・オブ・スローンズ』〈シーズン1-8〉(2011-2019)でジョン・スノウの相棒サムウェル役を演じてたジョン・ブラッドリー。オックスフォード5の中でジャックだけは原作『三体』主人公たちを膨らませたキャラではなくIII『三体III 死神永生』の脇役・胡文〈フー・ウェン〉をモデルにしてベニオフ&ワイズがジョンをイメージして当て書きした殆どオリキャラに近いキャラらしい。だがエリート揃いのメインキャラの中で世俗的なジャックは本作の清涼剤となる心地良いキャラだった。それだけに途中で退場してしまうのが本当に惜しかった。いや、ウィルの動機付けでそうするのはわかるが……単純にもっと観ていたかった。本作が8話しかなかったのが惜しまれる。せめて2倍の話数あればもっと観れてたのに。
この現在の人類には制作不能な技術で作られたVRゲーム「三体」は三体人の超技術を教わった三体協会が作ったもの。見込みがありそうな物理学者などをスカウトするためのもの。ジンが欲しくて狙い撃ちしている、ジャックは「ついで」だったのだろう。
ジャックはあくまでもゲームの目的である「三体問題の解決」をクリア条件とみなしていたがジンは毎回死んでしまう少女の従者を見て「違う、これは三体問題ではなく一般の人達を救うのがクリア条件だ」と悟る。だが三体問題の解決も一般人を救うこともゲーム内では不可能、「人を救うのが解だ」という、その悟りに至るこそこそがクリア条件だったのだ。ジン(とついでにジャック)は三体協会に招かれるが……。
そーいう感じで三体惑星をジン達や視聴者に学習させ、三体協会との対峙へと繋げるのが本作のVRゲーム「三体」の目的だった。
VRゲーム「三体」内の描写は、三体人の脱水&再水、それと人間コンピューターのシーンが特に見せ場。
原作だと最初ゲームの舞台が「解がない三体問題を抱えた惑星」だとわかってないのでプレイ開始した原作『三体I』主人公・汪淼は「ずっと真夜中だしそろそろ夜が明けるかなぁ」とか言うとNPCキャラが「また、予言者ぶって……」「予言者きどりか!」などと汪淼をなじる。この時点を読んでる読者からすると「ごく当たり前の常識を言っただけなのに”予言者きどり”だと非常識だと言われる」というゲーム序盤が凄く面白い。原作は過酷なシーンも含まれている緊張感あふれる作風なのだが、劉慈欣の人柄を反映したのか凄く牧歌的で間抜けな雰囲気のシーンが時折顔を覗かせる、そこがすごく好きだ。前述の東芝のエアコンみたいな名前の「レーダー峰」、退屈な企業名だとジャックに貶されるオギーのナノマテリアル企業名、あと原作で出てくる普通すぎる名称「科学フロンティア」など全体的に劉慈欣のネーミングセンスが普通すぎて逆に魅力になっている。僕、個人的に平易すぎる名称好きです。天才が「凝った名前とかどうでもいいわ」と適当に付けた感じするから。


「赤ずきんちゃん」「古筝作戦」「お前らは虫けらだ」

三体人と三体協会との間に亀裂が生じる第4話と、「古筝作戦」が展開される第5話。
この中盤の2話は本作の一番面白いところだろう。
人類に絶望して環境保護を行っていた石油王マイク・エヴァンズ(演:ジョナサン・プライス)は、人類を見限って三体を呼んだ葉と意気投合して三体協会を設立した。
紅岸基地のような巨大パラボラアンテナを搭載して三体人と交信できるジャッジメント・デイ号を本拠地とした。
エヴァンズはその後、思想の相違で葉と決別したっぽいが三体人との交信を続けていた。
エヴァンズは三体人に対して「人間は人を騙すこともある」という事を伝えたくて『赤ずきんちゃん』を読み聞かせして会話する。
するとどうやら三体人は「嘘がつけない生物」である事がわかる。
ここが面白い、面白いし三体人が嘘も付けたら人類に勝ち目はない、ここが三体人に漬け込むポイントになるんだと予感させられる物凄くワクワクするポイント。また、こういった差がないと「異星人」と言ってもそれはフィクションの上では「外国人」と大差なくなるからね、そういった意味で性格も体質も文化も違う三体人は凄く面白い。
そして『赤ずきんちゃん』を聞かされた三体人が「狼に話を訊きたい、狼を連れてきて欲しい」と言う。ここで「ああ、嘘をつけないから三体世界にはフィクションもないんだ!」とわかり物凄くワクワクさせられる。
三体人は「赤ずきんちゃんを食べたいから嘘をつく狼」「『赤ずきんちゃん』は何と、作り話らしい」「どうやら人類は嘘をつくらしい」という事を学ぶ。エヴァンズは「やっぱり、主には私達が必要ですねぇ」と得意げなのだが三体人は「嘘をつく人間は恐ろしい。共生できない」と言い交信を絶ってしまう。「人間は嘘をつく」それなら三体協会が嘘を言っていても三体人には見破れない、だからエヴァンズも信用ならないというわけだ。
この読み聞かせで三体人との信頼関係を強化しようとしたエヴァンズは「取り返しのつかない事をしてしまった」自分に気がつき青ざめる。ちなみに本作で一番ぐっときたのがこのシーン。しかも「『赤ずきんちゃん』を読み聞かせる」という牧歌的すぎるコミュニケーションで断絶してしまい、これが更にとんでもない惨劇に繋がるというのも最高。

ジャッジメント・デイ号に「三体人との通信」データがある事を掴んだPDC(惑星防衛理事会)トマス・ウェイド会長(演:リーアム・カニンガム)と諜報捜査官ダーシー(演:ベネディクト・ウォン)は、オギーのナノ・マテリアル技術を使ってパナマ運河を通るジャッジメント号をナノ・マテリアルの刃で斬り裂き、船の乗組員全員を同時に皆殺しにする「古筝作戦」を決行する。
今まで三体人は微細粒子探査機ソフォン(演:シー・シムーカ)を使って人類の全ての動きや通信や会話をリアルタイムで把握していた(二対で一つのソフォンは量子で繋がっており距離は関係なく地球で起きたことはリアルタイムで三体人が知ることが出来る)。しかしエヴァンズが「赤ずきんちゃん」読み聞かせによって三体人の信頼を失ってしまったので三体人はPDCの古筝作戦をエヴァンズに報せなかった。ナノ刃で斬り裂かれる船を助ける者は誰もいない。
古筝作戦は事前に「ジャッジメント・デイ号には三体協会員の(現時点ではまだ)罪のない幼児たちや協力者が多数乗っている」ことを見せる。その後で全員バラバラに斬り裂いて皆殺しにする。
「エヴァンズが持つ三体人のデータを奪うためには船内の人間を全員同時に殺害し、なおかつデータを奪取する必要がある」それを可能にするのがこの作戦だった。
船は結局あちこち大破してたしデータもよく無事だったなという感じはあるが、VRゲーム「三体」を作る技術があるくらいだからデータが入ったあの赤い端末も物凄く丈夫だったのかな。原作では「ナノ刃は鋭利すぎるのでたとえデータが斬り裂かれても復元は余裕」とか書いてたがほんまかいな。
原作や(未見だけど)テンセント版では、船を斬り裂く古筝作戦は「外から見た描写」しかなくサラッと終わってしまう。だが本作では「ここがシーズン1のサビ」と言わんばかりにパニック状態で斬り裂かれる船内の様子をメインに描かれる。さすがに子供が斬り裂かれる描写はないが作戦が終わった後オギーは現場で幼児の斬られた足が落ちているのを見つける。エヴァンズに至っては逃げ惑い、その道中も船内のものがスパスパ……と斬れていき逃げ惑うエヴァンズは高所から飛び降りて足が折れたり最終的に斬り裂かれたりして見どころたっぷりだった。
トラウマを負ってしばらくPTSDになるオギーなども合わせて、目的のためには手段を問わないエヴァンズの非常さを見せる素晴らしいシーンだった。しかも「幼児がいっぱい居るよ」なんて特に必要ないのにわざわざたっぷり見せるあたりがベニオフ&ワイズって感じ。『ゲーム・オブ・スローンズ』でもやたらと子供が無惨に死んでたもんね。
先に囚われていた葉は、エヴァンズと三体人との「赤ずきんちゃん」時の会話を聞き、共生が不可になってしまったことをしり絶望する(前述したが葉は人類滅亡を願ってたと思ってたので「あ、導いてもらって共生する派だったんだ」とここで初めてわかった)。

三体人は智子〈ソフォン〉の存在を明かし、全世界に向けて「お前らは虫けらだ」とメッセージを発して巨大な眼を天に表示して宣戦布告する。
三体人に虫けら扱いされている人類に自分も含まれてるのだが妙な興奮があるのは何故だろう。本作のような「敵が人間より遥かに強いSFやクトゥルー神話」はどれも独特の魅力がある。でも万能感の強い若い時はそういう作品あまり好きじゃなかったので、加齢によって万能感が消えてむしろ皆死んでしまえばいいという気持ちが自分に生まれてきているのかもしれない。
三体人が「侵略しに行くぞ。ただし400年後に」などと言わなければ、人類が三体戦争に向けてたっぷりと備えることもできず三体人が楽に勝利できた気もするが仕方ないね、嘘がつけないから。
とにかく第4~5話は「嘘つき人類が信用できない正直な三体人」「古筝作戦」「虫けら宣戦布告」のコンボがあまりに良かった。世界一面白い。

 

 

「星群計画」「階梯計画」「面壁計画」「虫けらに乾杯」

「400年後、地球より遥かに発達した科学力を持つ三体人が攻めて来る」ことが確定し、今までと違う世界になってしまいパニック状態になった世界。
そんな後半も普通に面白いが、第4~5話があまりに面白すぎたため割と落ち着いた印象。
クラブで遊んだ後、アフターパーティーでチルアウトした後にマクドナルドや富士そばで食事して帰宅してるような感じだ。

ジンに片思いし続けていた癌で余命数カ月になったジャックの親友のオックスフォード5のウィル(演:アレックス・シャープ)が「星群計画」「階梯計画」に関わる。
ウィルとジン、ウィルとソールやオギーなどの友情がウェットな感じで描かれる。全体的にドライでそこが良い本作だが、ウィルのパートだけは最後まで異常にエモくてしっとりした感じ。彼の今後も楽しみ。
……と5行しか書いてないないがウィルはかなり好き。だが彼の片思いは結構な長い時間の末に……という見せ方ならもっと感動したはずなのでもう少し話数が欲しかった。
でも彼が星群計画に参加した時に流れる曲『Video Games』が異常に良くて歌詞を読む前に感動した。

歌詞はやはり報われぬ悲しい恋をしてる女性の歌で。タイトルにあるように「(自分はゲームなんか興味ないのに片思いしてる男に合わせて)ビデオゲームが好き」と言ってる歌詞だった。ビデオゲームは愛のないSEXのメタファーの意味もあるかも?すごい切ない曲調だが「なんで女性の切ない歌詞でサビがビデオゲームなんだ?」と引っかかって調べてよかった。ありきたりな単語だったら多分検索してなかった。やっぱり「何かを強調する時にはそぐわないものとくっつけた方がいい」という持論が更に強化された。
オギーと互いに想いつつ上手くいかない遊び人ソール(演:ジョヴァン・アデポ)、彼は最終話まで、余命僅かなウィルや古筝作戦でPTSDになったオギーの介護をしていた目立たない心優しい遊び人(全然そう見えないけど)というだけのキャラだったが最終話で急に「面壁計画」に抜擢されることとなる。
その直前、娘も三体協会も三体との繋がりも失った葉文潔〈イエ・ウンジエ〉(演:ロザリンド・チャオ)は最後の旅に出るがその前にソールに会い難解なジョークを伝える(このジョークあまりに訳わからんかったが、よくよく考えると三体人との戦いがどうなるか多分わかっちゃったかもしれん……)。
その翌日、いつものように女性とワンナイトしたソールだったが、自動運転の車に相手の女性が轢かれて死ぬ。この女性役は先日観た『エイリアン:アース』(2025)のニブス役の女優さんだったね。
ダーシーに国連に連れて行かれたソールは、地球から三人だけ選ばれた面壁者〈ウォール・フェイサー〉に指名される。
地球の全ての通信や会話は智子〈ソフォン〉によって三体人に知られてしまう。だから「頭の中は覗けない」三体への対抗策を導けそうな地球の英雄2人に加え、物理学を学んで賢くはあるが只それだけの遊び人ソールが抜擢された。
原作、まだ第二部『三体II 黒暗森林』(2008)を読み始めたばかりなのでソールのモデルである主人公・羅輯が何をするのか知らないので普通に読むのが楽しみ。「暗黒森林理論」は知ってるので前述の葉のジョークと合わせて何となく予想はつくが……まぁ先がわかろうがわかるまいが凄く面白いのでどっちでもいいんですが。
「口に出せないから思っておくしかない」という面壁者という設定は、「何も出来ないし話せないので強力な外部に働きかける」という本作の発端となる葉が行った三体惑星への働きかけ、どちらも「中国のSF」ということを念頭に置けば物凄く感動が数倍になる。そういう意味では面壁者〈ウォール・フェイサー〉である羅輯役のソールが黒人のイギリス人というのは合ってないような……、ソールは絶対中国人キャラじゃないと(もしくは他の締め付けが強い国のキャラ)駄目だった気がするんだが……まぁもう動き出したものは仕方ないのでソールの今後も応援していきたい。

葉の紅岸基地での夕焼けも、これもっと話数が多ければもっと感慨深かった気がするが……それに老いた葉ってあまりに思ってることを言わないキャラなのでよくわからないうちに終わってしまった感がある。それともソールに墓地で言ったように心の内は言えないことだらけでまともに話さないようにしてたのだろうか。心のうちはそれでもいいとして色んな設定もわからないことが多かった。もう語られないのかな。
しかし娘のことを愛してたってのは伝わった。
一方、三体協会の狂信者タチアナは、これ三体協会の狂信者キャラ複数の集合体ですよね。まさかの続投。まだ物理的な手が出せない三体人の代わりの暴力装置になるんだろうか。他にはダーシーの息子とか章北海が元ネタのジンの彼氏とかいるがまだ大した活躍してないので特に何もないです。
出番が少なくはないが原作ほど目立たなかったダーシーだが原作にもあるラストの名台詞で上手く締まりました。素直に感動。それと本作を観て思ったがベネディクト・ウォンの英語の発音めちゃくちゃカッコよくない?AIに訊いたらマンチェスターなまりで実際にかっこいいと言われてるらしい。Ho-ho-ho

「侵略しに来るが400年後」「どうしようもない国だから強力な外圧を頼る」「全て聞かれている」「すごい科学力だが嘘がつけない」「口に出せないが脳内で思っていることは誰にも手が出せない」……などの劉慈欣のアイデアが素晴らしいと思った。
あと久々にめちゃくちゃテーマ曲が良いと思った。OPもどうせ飛ばされるから5秒くらいしかないのも良い。
007とかバットマンやスター・ウォーズなどの定番テーマ曲に匹敵するくらい好き。深刻そうで壮大でウェットな感じが『三体』に凄く合ってる。

「原作にいない子供をわざわざ出して悲惨さをUPさせた古筝作戦」や主人公をシャッフルして再編したオリジナル要素なども概ね良かったです。
本作の各種改変もいざ観てみると良かった。もう少し人気出てほしい。
もう今さら言っても仕方ないけど「HBO MAXで全16話」が良かったんじゃないか?
Netflixならストシンやウェンズデーくらい大爆発!しないと意味なかったよね。だがネトフリで人気になるには内容が渋すぎたのか?
やはりネトフリで覇権を狙いたい作品(覇権にならないとより金のかかるIIとIIIが映像化出来ない)なのだから一般人が感情移入しやすいダーシーを主人公格にするとか主人公&ダーシーの関係性萌えなどわかりやすい人気要素が必要だった気がする。
それと全8話に上手く圧縮して破綻してないんだけど、単純にもっと長く登場人物を観ていたかった。2倍は欲しかった。
だが今さら言っても仕方ない、シーズン2&3制作も始まったし見守っていこう。

 

 

そんな感じでした

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〈デヴィッド・ベニオフ&D・B・ワイス制作作品〉
『ゲーム・オブ・スローンズ』〈シーズン1-8〉(2011-2019) 全73話/長いスパンで変化する人間描写や女性の描き方、全体的な嫌戦ムードが良かった、が‥🐺 - gock221B

 


 

3 Body Problem (TV Series 2024– ) - IMDb

3 Body Problem | Rotten Tomatoes

三体 - ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarksドラマ

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