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「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ (2016)」レイは弁護士と出会って狼になったのか元からか🍔🍟

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原題:The Founder 監督:ジョン・リー・ハンコック
製作国 アメリカ 上映時間 115分 🍔🍟

 
ハンバーガー帝国のヒミツ?
知りた~い
🍔マクドナルドが日本に普及し始めた頃に生まれた氷河期世代akaロストジェネレーションの中年男性なので糞マクドナルドだ~い好き(マ糞ナルド)
🍔(自分に関係ない)狂った実在の経営者だ~い好き
🍔狂人役のマイケル・キートンだ~い好き
🍔マクドx狂った経営者xマイケル・キートン最高!
この方程式。。
東京住みだけど20代の時大阪に住んでたからマクド読み。
「ド」の部分で言葉がピタッと止まるのがマック呼びより気持ちいい
好きなバーガーはチーズバーガー二個買った方が遥かに安いダブルチーズバーガー。もしくはビッグマック
そういうことで本国予告編の時から楽しみにしてたが大人なので「まあレンタルでいいか」と冷静に判断して今やっと観た。

 

 

Story
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1954年アメリカ。52歳のセールスマン、レイ・クロックマイケル・キートン)は、ディック・マクドナルド&マック・マクドナルドのマクドナルド兄弟が経営するドライブインレストランのハンバーガーショップ<マクドナルド>があった。
合理的な流れ作業“スピード・サービス・システム”や、コスト削減・高品質という革新的なコンセプトに勝機を見出したレイは、壮大なフランチャイズビジネスを思いつき、マクドナルド兄弟を説得し契約を交わす。
レイは忍耐で次々にフランチャイズ化を成功させていくが、利益を追求するレイと、品質を追求するマクドナルド兄弟との関係は急速に悪化。
やがてレイは、自分だけのハンバーガー帝国を創るため独走していく‥
そんな話

 

 

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1954年アメリカ。様々な商売を手がけたが成功した事がないレイ・クロック52歳。
そんなレイは現在、ミルクシェイクを一気に5本作れる大きなミキサーをドライブインに売ろうと営業中のセールスマン。だがなかなか売れない。
忍耐に勝るものなし」という思想を持ち、それを得意の売り文句にしている。朝目覚めたら「ポジティブシンキングを心がけよう!」的な自己啓発系の朗読レコードを聞いている男。
営業中にドライブインで飯を食うが、どの店も注文してから持って来るまでが遅い。
そんなミキサーが一台も売れない御時世にも関わらず、マクドナルド兄弟のドライブインレストラン「マクドナルド」とかいう店から「シェイクミキサー6台」もの注文が入る。
レイ「一台も要らないと断る店が多いのに6台も?一気にシェイクを30本作れてしまうぞ?これは発注ミスだな」
レイは確認のためにマクドナルド店に電話する
店「すまない、6台というのは間違いだった」
レイ「ハハハ!そうでしょう。よかった電話して‥」
店「6台は間違いだ。8台売ってくれ
レイ「なんですって
最高の導入部。
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「一体どういうドライブインだ?」と好奇心を刺激されたレイは店を実際に見に行く。
店に着いたレイ。そこには長蛇の列ができていた。
これがプロトタイプのオリジナル・マクドナルド店か。。
レイ「長蛇の列ができるドライブインだと?!」
レイはさっそく列に並んで注文する
レイ「ハンバーガーとポテトとコーラをくれ!」コインを渡す
店員「OK!お待ち!」一瞬で紙袋に入ったハンバーガーセットが登場
レイ「おいおい‥(笑) 私は作り置きじゃなくて今作ったものが食いたいんだが?」
店員「え‥?いま作ったものですが(キョトン面
レイ「なんだって
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驚き続きのレイ。
レイ「しかし‥この袋は?皿とかナイフやフォークはないのか?」
店員「あ、包み紙のままいっちゃってください」
レイ「なんと。
レイ「しかしどこで食えばいいんだ?」
このドライブイン”マクドナルド”には客席というものがなかった。
店員「車の中とか公園とか‥持って帰ってもいいですし‥お好きな所でどうぞ!」
レイ「オーケー‥こういうのもあるのか‥(こういうのもあるのか)」
とりあえず店の前にあるベンチに座って食べ始めるレイ。
近くや隣にカップルや家族が坐ってハンバーガーに(スローモーションで)かぶりついている。何だか素晴らしい光景。皆、幸せそうだ。
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そこへ経営者のマクドナルドの兄の方、マック・マクドナルドが通りかかったのでレイは正体を明かし厨房を見学させてもらう。親切にシステムを教えてくれるマック。
厨房では完全な流れ作業システムが確立しており、パティを焼く者、ポテトを揚げるタイム‥など、ありとあらゆる段取りがシステム化されていた。
このシステムによって30秒でハンバーガーを提供する事ができるのだ。
レイ「それなのに他のドライブインよりもうまいとは‥」
この店「マクドナルド」に衝撃を受けるレイ。
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レイはその夜、兄弟にディナーを奢ってマクドナルド店の成り立ちを教えてもらう。
マクドナルド兄弟が開発した、この人類史上初の「同じ美味しい料理を大量に素早く作る事を目的としたシステム」通称”スピード・サービス・システム”完成の流れがまた面白かった。
マクドナルド兄弟は最初、メニューが多い普通のドライブインをしていたが上手く儲からないので無駄を省くことにした。
たとえば「ハンバーガー、ポテト、コーラの3つばかり注文されるので思い切ってメニューはその3つだけにした」「人件費を削るためウェイトレスを廃止してセルフサービスにした」などなど、品質を保ったまま、あらゆる人件費や材料費を削った結果
色んなメニューがあるドライブイン→マクドナルド(の前身)と変化した。
この新たなシステムを活かした店への改装前、兄弟はテニスコートに厨房の見取り図を描き、どの配置が効率的か、そして店員が厨房内でどう動けば一番スムーズか、ダンスの様に店員たちにスピードサービスシステムを”振り付け”して何度も動かし、それによって厨房内の構造をどうするか決めた。
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レイは兄弟の店「マクドナルド」に惚れこみ、一緒にフランチャイズ化してアメリカじゅうにマクドナルドを展開していくことを決意する。
実はマクドナルド兄弟もフランチャイズ化は悲願でもあったのだが、兄弟は各地の雇われ店長を上手く管理できず断念したままだった。
とりあえず三人はフランチャイズ化のために手を組み、契約をかわした。
というこの辺くらいまでが前半。マクドの成り立ちを知らなかったので面白かった。
あまりの面白さに観たまま書いてしまった。しかし映画の話をする時、第一幕の話はどれだけ詳しくしても許されるので大丈夫だ。

 

 

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中盤は、レイがフランチャイズ化に向けて奮闘する様が中心に描かれる。
マクドナルド兄弟は営業とかそういう外向き仕事は得意じゃないので自分たちの店を今まで通り経営して、たまにレイの報告を受ける。
レイは次々と増やしていくフランチャイズ店を隠居した金持ちなどに任せるが、彼らはプライドが高くレイの事を山師だとしか思っておらず舐めており言う事を聞かない。
勝手にメニュー増やしたり、ハンバーガーに勝手にレタス挟んだりしてる、というかマクドナルド兄弟が作り上げた神のマニュアル通りやってない。これでは何の意味もない
レイ「俺のマクドナルドを破壊するつもりか!」
激怒したレイ。そこで彼はやる気満々だが思うように就業できていない恵まれてない者達をスカウトして店を任せる。
彼らはやる気もあってマクドナルドのシステムも守り、レイの思ってたように店を切り盛りしてくれてフランチャイズは軌道に乗り始める。
順調にフランチャイズ店は増えていくのだが、最初に兄弟と交わした契約によってレイの取り分が少なすぎて儲けが出ずフランチャイズが増やせなくなった。
レイは電話で兄弟に交渉するが、兄弟は全体的に堅い態度で話に乗ってこない。
他にも幾つか問題があって、レイは電話で激しく兄弟に詰め寄る。
レイのやりたい事は明確で「アメリカじゅうのそれぞれの町に、まるで教会の様にマクドナルドを建てる。そこにアメリカ国民が集まる事」
だから店舗をわーっと増やしたいのだが、品質や管理にこだわり保守的なマクドナルド兄弟は二の足を踏んだりして逡巡する。そういったやり取りが何度も繰り返される。
この中盤では、何度も挫折しかけたり馬鹿にされても、へこたれずに頑張るレイを見せられてるのでレイの味方をしたくなる。キチガイ経営者を想像してたが何だか思ってたキャラと違うな‥だがいいぞ
スカウトした高級レストランのオーナー、ロリー・スミスパトリック・ウィルソン)の妻ジョアンに恋をしたっぽいレイ。しかしピアノを一緒に弾いたり店に応援に行ったり電話したりと控えめに、だが確実に仲良くなる様子も描かれる。
成功への妄執に囚われたレイは仕事ばかりなせいか、ローラ・ダーン演じる妻との仲も冷えかけてるのだがレイは彼女を食事に連れて行ったりと努力している。
金持ちが集まる高級レストランで嫌味な旧友達にバカにされると「こっちの方がずっといいさ」と言って妻を大衆食堂に連れて行く。この中盤までのレイはハッキリ言って好感の持てる良いオッサンだ。
フランチャイズ店を増やすため、許可を取ろうと凄い勢いで兄弟に電話するレイ。
レイの勢いはマクドナルド兄弟の想定を超えていたようだ。兄弟は思った
兄弟「おれたちは羊の群れの中に狼を入れてしまった
フランチャイズは順調に進んでいるのにもかかわらず運営サイドに暗雲立ち込める。

 

 

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後半‥第三幕はこれまで頑張ってきたレイの中で何かが変わり‥もしくは本当のレイが表に出てきたのか‥よくわからないが様相が変わって来る。
レイ愛しのロリーの妻ジョアンの助言で、ミルクシェイクを格安で作る方法を行おうとする(水で溶かせばミルクシェイクと寸分たがわぬ味になる粉末)
これによってアイスクリームを貯蔵する必要も人件費も削れてかなり儲かるようだ。
だが、品質にこだわるマクドナルド兄弟がそんなものを認めるわけはなかった。
「ミルクが入ってないミルクシェイクなんかありえない!」
マクドを拡大する色んな妙案に対してなかなか許可してくれない兄弟。
フランチャイズが拡大して有名人になっているにも関わらず金が全くなく家を担保に借りた金の返済もままならないレイ。そんなレイを銀行で見かけた弁護士ハリーはレイに声をかける。
後にマクドナルド最高財務責任者となる弁護士ハリー・ソナボーン(B・J・ノヴァク)。この男と出会ったところから映画の風向きが一気に変わる。
ちなみにこの俳優は「イングロリアス・バスターズ」でブラピ率いるバスターズにイーライ・ロスと共に居た痩せっぽちの兵士役の彼が演じている。
‥というか前半あらすじそのまま書いたから同じようにずーっとあらすじそのまま書くダサいスタイルになってしまってた。この先はボンヤリとしか書かないのでどうなるのかは映画観てください
とにかく、レイがこのハリーと出会ったところから何もかもが変わる。
という事はハリーは一種の悪魔‥メフィストフェレスの役割なんだろう。
スーツを着て常に微笑をたたえてる‥様に見えてよく見ると無表情のハリーは悪魔に見える。単純な見方をすれば、法律が悪魔が役割をしているのが面白い。
そして中盤までは仕事に他者に全力投球で好感持てる奴だったレイも悪魔になってしまう。
必要なものを手に入れるためなら何でもして不必要なものはバッサリと切り捨てる。
演じているマイケル・キートンバットマン役やバルチャー役の時の様な、猛禽類の様な恐ろしい形相になっている。明らかに演技が変わっているので全て意図的なものだろう。
マクドナルド兄弟と出会ったあの日。
ディックはレイに「厨房の見学と俺らの解説で全てを把握したはずなのに、何故スピード・サービス・システムを黙ってパクらなかったのか?何故、持ち家を担保に借金しなきゃならない程の苦労をしてまで俺たちに助力したのか?」というディックの問いについて驚きの返答をする。
そして、その後、豪邸に住み始めたレイの傍らにも‥。
ラストでレイは冒頭に言っていた「忍耐に勝るものなし」とかいう思想を再び我々に向かって言う。‥という演出をわざわざするって事はレイは最初から、こういう奴だったのか?それとも弁護士(悪魔)のハリーと出会って人が変わってしまい、自己の思想の文言はそのまま台詞の内容のベクトルだけが変わってしまったのだろうか?
とか色々考えさせられる(まあ最初からこういう奴だったんだろうけど)
レイの前半の良い奴(に見える)っぷりと後半の酷いレイ。マクドナルド兄弟の努力と保守的すぎて中盤でイライラさせられるところ。など両者公平に一長一短描いてるので本作はフェアだったんじゃないだろうか。
でも終盤のレイは急に酷い事を積極的に兄弟にぶつけて傷つけるのが不思議だった。
迷いを断ち切って自分のライン通り生きる事にしたから過剰にそうし始めたのかな?
この終盤のレイの様なキャラは10数年前くらいまではビンス・マクマホンとかジョブズの酷い面を見た時の様な「カッコよさ」を感じた奴かもしれないが今は‥とてもじゃないけどカッコいいとは思えない。2000年くらいまでならカッコいいと思ったかもしれないので「時代が変わった。それに伴って自分の意識も変わってるな」と思った。こう思う事は最近多い。

🍔それにしてもマイケル・キートンハンバーガー食い顔がめちゃくちゃ良い↓
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それとマクドナルドの店舗とか各種デザインが良かった。どれもピカピカしていてやたらと曲線があって‥50年代アメリカのデザインって良いですよね。「黄金のアーチ」が付いた流線型の夜のマクドナルド店とかエドワード・ホッパーの絵みたいでうっとりする。
どれも虚構、虚飾っぽいんだけど凄く幸福感がある。
実際には本作のローラ・ダーンの様に内はお寒いものだとしても「幸福そう、豊かそう(に見える)」‥というだけで良いな、と思ってしまう俺の心がお寒いのだろうか?こういったしょうもない自問自答状態から抜けるため、くだらない感想文はここまでにする。マクドナルド好き。
だがオリジナルの兄弟のマクド食ってみたい。どんな味だったんだろう


そんな感じでした

🍔🍟🍔🍟🍔🍟🍔🍟🍔🍟🍔🍟🍔🍟🍔🍟🍔🍟🍔🍟🍔🍟🍔🍟🍔🍟

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