gock221B

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『ノクターン』(2020)/唐突にシドニー・スウィーニーが好きになったので観た。昭和の少女向けホラー漫画みたいな話。彼女は怒りで歪んだ顔の演技が良かったです🎹


原題:Nocturne 製作:ジェイソン・ブラム 監督&脚本:ズー・クアーク 製作国:アメリカ 配信時間:90分 配信開始日:2020年10月13日

 

 

急に若手女優シドニー・スウィーニーにハマってアマプラにあるシドニー・スウィーニー主演作を観ています。
半月後に公開されるSSU(ソニーが作るスパイダーマンが出てこないスパイダーマン・シネマティック・ユニバース)第4作目『マダム・ウェブ』(2024)を楽しみにしておる者です。その登場人物の一人を見てめちゃくちゃ可愛いと思ってシドニー・スウィーニー作品を観てるのが今日この頃です。
一言で言うとフランス人みたいな日本人みたいにも見える不思議な顔をしている、顔のパーツが大きすぎずほうれい線が目立つ、でもそれが却って魅力的という顔。あと痩せてるのに凄く胸が大きいということも後から知ったが更にその後で思春期の頃にそれを悩んでたが今は乗り越えて今はグラマーっぷりを出しまくってるという記事を読んで何か悪かった気持ちになった。いまグラマーな白人で売れてる人居ないので「グラマーな白人なのに今ブレイクしたなんて凄いな」とも思った。

彼女は欧米の若(わか)中心に「ここ10年で最もツイートされた作品」という「11年前のツイートは今より少なくて当然なのでは?」と一瞬思わなくもないがとにかく超人気の『ユーフォリア/EUPHORIA』(2019-放送中)で大ブレイクして受賞もした。『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾート』(2021-放送中)というコメディでも受賞したらしいが二作ともU-NEXTでしか観れない。いま入ってないのでとりあえずアマプラで観れるものを観ている(全作微妙っぽい評価だが)。

ネタバレあり

 

 

 

 

STORY
音楽学校に通う双子の姉妹。若いピアニストジュリエット(演:シドニー・スウィーニー)は優秀な双子の姉の陰に隠れていたが悪魔と取引をして姉の座を奪う

という話。
主人公ジュリエットは緊張しがちというピアニストにとって致命的な欠点があり、彼女の優秀な姉は、ピアノの評価も、優れたコーチも、ジュリエットが好きな男子とも付き合っておりジュリエットが欲しい物を何でも持っている。全てにおいて劣っている(と思い込んでいる)ジュリエットは姉の陰に隠れ続けて生きてきた。
そんなコンプレックスまみれの彼女が、魔術っぽい手記?を見つけて事態が思い通りになってくるが……みたいな話。
悪魔だなんだと言ってるが、全部ジュリエットの中の話。
かりそめの自信を手に入れたジュリエットは、優秀な姉のものを一つづつ奪っていく。具体的に言うと魔術などではなく今まで遠慮してた出来なかったことをやり始める。
まぁ芸術家が「悪魔と契約して才能を手に入れた」って話はド定番ですからね。
当然、最後には破滅する。自業自得版『ブラック・スワン』(2010)という感じか(だが『ブラック・スワン』よりかなり下回っている)。
寓話的な話だが、色んな描写も凄く寓話的な雰囲気に拍車をかけている。たとえば双子の両親は、双子や双子がやってるクラシック音楽に全く興味がなくしょっちゅう旅行で留守にしてたり心無い事を言ったりする。この両親の描写もちょっと変だし「ジュリエットの妄想でそう見えてるだけなんじゃないの?」という感じはある。
正直、あんまり面白くなかった……が、僕が中年男性っていうのもある。10~20代のドロドロ青春ものが好きな女の子なら楽しめるかもしれない。
それよりシドニー・スウィー二ィー目当てで観たので、当然彼女が出ずっぱりなのは良かった。彼女は、笑ってるよりも姉やコーチになじられて怒りのあまり顔をめちゃくちゃ歪ませる。どういうわけかその演技と歪んだ顔が凄く魅力的だった。
コーチと言い合うシーン二回もあるし通算三回も観れる。ラストの破滅した顔も良かったし、彼女は不幸な役が似合うタイプなのかも?

 

 

 

 

そんな感じでした

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www.amazon.co.jpNocturne (2020) - IMDb
Nocturne | Rotten Tomatoes

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