読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

gock221B

映画その他の感想用ブログ(since 2015) http://gock.flavors.me/

「クーデター(2015)」 妻と幼い娘を連れてる時に異国で野蛮なアジア人共に襲われる嫌さ‥

(サスペンス) (アクション) 〈アメリカ〉 【映画】

f:id:gock221B:20160201153924j:plain
原題:No Escape 監督:ジョン・エリック・ドゥードル

シャマラン原案のエレベーターに悪魔が降臨する面白くなかった映画「デビル」や「REC」の三作目(観てない)の監督作。
水道の会社に勤めるオーウェン・ウィルソンとその妻子が、東南アジアの架空のタイっぽい国に赴任した当日にクーデターが起きる。西洋人は皆殺し、水道会社に勤める主人公はもっと皆殺しという状況になってしまい、家族を連れて何とかアメリカ大使館か国境を越えようと逃げる。
行きの飛行機で知り合ったピアース・ブロスナンも逃避行を助けてくれる。


‥というあらすじだけで凄い怖い。怖いというより嫌さが強い。
日本人の世間知らずの学生が海外に行き暴行されて惨殺される(チクられない様にレイプしたらそのまま殺すニュースが数年に一回はあるが読むたびにウンザリする。
そういうニュースの中には、怪しいタクシーや薄暗い路地とかじゃなくても、公共の場や昼間の観光名所にいたのに輪姦→惨殺される事があるんだからマジで怖い。
自分は海外行った事ないんだが、普通に観光してたり電車乗ってたら巨漢に突然ブン殴られて金を奪われた知り合いが二人いるし、車に乗ってたら安全だろうと車に乗ってたら差別主義者団体に追突されて車から引きずり出されてリンチされてたらパトカーが来て半殺しで済んだ人も知ってる。そんな話ばかり聞いたので「ツアーとかじゃない限り絶対に海外行きたくない」と思うようになった

劇中のアジア人は西洋人男性を見つけたら即殺す、女はレイプする(直接そういうシーンはないけど)子供を見つけたらその子供に自分の親を銃殺させようとするので「この野蛮な土人ども!」と思う。
知恵と悪意を持った走るゾンビ映画のような感じ。
ゾンビや食人族はまだ自然災害に近いのでまだマシかもしれん、こういう文化基準の低い悪意を持った野蛮人に襲われるのが一番嫌かもしれん(アフターショックとか)
自分だけ逃げてて殺されるならまだしも、美しい妻と二人の可愛い娘を連れているという状況が嫌さに拍車をかけている。

だが中盤、主人公家族が捕まって妻がレイプされそうな時にピアース・ブロスナンが颯爽と現れてアジア人共を皆殺しにしてくれる(さすが先代ジェームズ・ボンド)彼は言う
「このクーデターが起こったのは我々のような者のせいだ。我々はこのような国にインフラ整備のための巨額の金を融資する、とても返せないような巨額をな。発電所やら何やら色々作る。当然彼らは返済できない、そこを支配する」
「彼らは我々の事を、水道を使ってこの国の人間を奴隷化しようとしていると思ってる、その通りだ。あの野蛮人共は自分達の子供を守りたいだけだ。君と同じように」
そして自分のような者がこんな状況を招いた。せめて、それに巻き込まれてしまった君達を逃がす、と言う。
なるほど、この国の者にとって西洋人は、侵略してくるエイリアンと同じなのだ。
それにしては野蛮すぎるので全く同情できないが。。
只の蛮族に襲われる映画かと思ってたら思いのほか現実を反映していて好感度が上がった
ピアース・ブロスナンは、主人公を助けるためだけのキャラだからとはいえ、主人公に親切にする様子や自分が危険な時、何の感傷もなくそれをあっさり受け入れすぎなところがカッコいい。殆どスーパーヒーローみたいな人物で現実味はないが、しかし、こういう感傷は少ないが人助けもできる人になりたいと思った

主人公家族とピアース・ブロスナンが凄く高潔で、アジア人が野蛮で鬼畜すぎるので、クーデターの動機を配慮してあるとはいえ、観てたら「アジアの土人共は死ね!」という気分にしかならなかった。というか、この映画は最初からアジア人をゾンビ代わりにした映画で配慮はおまけ程度だと思う。そして、こういう事態もありえないわけでもないのであまり差別的とも思わなかった
よく出来てるけど、主人公家族の安否が気が気じゃないのと、アジア人が憎たらしすぎる度合いが高すぎて「早く助かってくれ」という気持ちが先走りすぎて、あまり楽しめなかった。楽しく観賞するというよりも早送りしてさっさと最後を観て早く安心したくなってしまうというか

そんな感じでした

www.imdb.com

www.youtube.com

 

 f:id:gock221B:20160203231126g:plain

広告を非表示にする