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gock221B

映画その他の感想用ブログ(2015年開設) http://gock.flavors.me/

「ハイ・ライズ(2016)」カッコいいし面白かったが混沌とした状況があまりに長いと割とどうでも良くなるね

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原題:High-Rise 監督:ベン・ウィートリー 製作国:イギリス 上映時間:119分

 ↑この超カッコいいポスター。
J・G・バラードによるインテリたちのセックスや暴力が横行する退廃的な小説が原作のヨーロッパ映画、というカッコいい要素ばかりのこの映画を観た。

Story
医師のラング(トム・ヒドルストン)は40階建ての高層ビル”タワー”に引っ越してくる。
”タワー”内にはスーパーマーケットもスポーツジムもある。
上層階に住むものほど裕福で、下層階に住む者は不満を募らせている。
ラングはシングルマザーのシャーロット母子や粗野なジャーナリストのワイルダー達と知り合う。
最も偉い者は最上階に住むロイヤル(ジェレミー・アイアンズ)。
ラングは下層民ではあるが、釣りバカ日誌的な気まぐれを起こした彼とスカッシュ仲間になる。
上層部も下層部もしょっちゅうパーティを開いている。
上と下の格差は闘争に繋がり、お互いの妻をレイプしたりペットを殺したりしながら対立は日に日にエスカレートしていく。
それが臨界点に達して、ラングの嫌味な同僚が飛び降り自殺をする。
それが引き金となり完全におかしな状況に突入する。
電気が止まり、スーパーマーケットやゴミ捨てや清掃などが機能しなくなり、タワーは僅かな期間で荒れ果てた廃墟の様になり住民たちの生活レベルは中世に近づいていく。そこかしこでセックスや暴力が横行し、死体が転がる荒れ果てたタワーとなった

みたいな話。
始まった瞬間から「タワーを一つの国として描いたものなんだな」とわかるので観やすい。おとぎ話とか日本昔ばなしみたいなもんだ。
登場人物は皆オブセッションに憑りつかれており、‥というかハッキリ言って映画が始まった最初っから殆ど全員が狂ってるので無茶苦茶な状況になった後の方が正常の状態に思えてくる。
とある二人の人物だけが正常。主人公は、誰とも違う異物の様な存在。
当然、ラングが教えている大学が前半で少し映る以外は外の世界は映らない。
人が死んでも警察とかは介入してこないし、殺されそうになってもタワーから逃げ出す者もいない。タワーそのものが世界だからそういう事は起きないわけです。

前半でタワーや登場人物の紹介をして、中盤では既にカオティックな荒れた感じになる。
そんで後半で色々な事にとりあえずのカタがついて終わる。
観てる感じは「地獄の黙示録・完全版」に近いものがある(またはニュース番組とか)
個人的には中盤まではカッコいい画面も相まってかなり面白かったが、後半少し飽きてきた感じがある。
というのも混沌とした状況になって殆どの登場人物が狂った事してる時間が長すぎる。
ここまで、あまりに何もかもが無茶苦茶になって殆ど全員が狂ってしまうと、誰と誰が何をしようが誰が死のうが誰が犯されようが正直どうでもいいじゃんという感情になってしまう傾向があるよね。
そんな気持ちになってから終わるまでが結構長く感じました。
ラストも割と古臭い感じだったし。
素人考えだし原作読んでない上で言いたいが、この映画は
前半は普通の映画、皆和気あいあいとしている→中盤で徐々に狂ってきたり上と下のいがみ合いが始まる→第三幕で無茶苦茶になりつつ秘密が明らかになり一気に収束して終わる。。といった感じの方がメリハリあったんじゃないだろうか。
アメリカ映画脳すぎか?
だけど、最後まで飽きずに観れたし面白かったです。
人を喰ってもよかったかもしれない。
どうでもいいが「ニンフォマニアック」でシャルロット・ゲンズブールの若い時役を演じてた女優がスーパーのレジ打ち役で出ていて主人公と付き合うのかと思ってたが、そんな事はなかった。

 

そんな感じでした
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「パッセンジャー(2016)」あまり大っぴらに擁護したら嫌われそうだが共感できる主人公

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原題:Passengers 監督:モルテン・ティルドゥム
製作国:アメリカ 上映時間:116分

面白かったのか面白くなかったのかよくわからなかった映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 (2014)」の監督による最新作。先週観た
藤子F不二雄のSF(すこし・ふしぎ)短編のような設定一発、そのワンアイデアスター二人で突っ走るB級SF映画で期待が高まった

Story
近未来。冷凍睡眠された5000人の乗客を乗せた宇宙船アヴァロンは地球から遠く離れた移住地に向かっていた。
小惑星がアヴァロンにぶつかった小さな機械トラブルで、エンジニアのジム(クリス・プラット)の冷凍睡眠装置の冷凍が解除されてしまった。
しかし、ジムが目覚めた地点は地球を離れてまだ30年しか経っていなかった!
他の乗客が目覚めたり移住地に到着するのは90年後!
再び、冷凍睡眠で寝ようとするが睡眠装置は完全にぶっ壊れており不可能!
乗務員を起こそうとするが、彼らは超厳重で開けられないブロックで眠っておりコンタクト不可能!
どうしようもないので宇宙船の会社に苦情のメールを出したが
「メールを送信しました。届くのは19年後、返信が返ってくるのは最短で55年後デス」
と言われる。
つまりジムは残りの一生をアヴァロンの中で過ごさなければならなくなった。。
仕方なく一年間ダラダラと金持ちニートのような暮らしをするジム。
そんな彼は睡眠装置で寝ているジャーナリストのオーロラ(ジェニファー・ローレンス)に惹かれ、彼女を目覚めさせたくなる。。

という話。
この映画「ドクター・ストレンジ」の時に予告編で観たときから気になっていたぜ?
これはもう設定やストーリーが、もうアホにでもわかるハイ・コンセプト。
予告編で、誰が見ても好感度しかないクリス・プラットが「一生ひとりぼっち‥泣」と言ってる数秒だけで同情感が高まりまくって今すぐにスクリーンの中に飛び込んでいって「僕もいるよ!」と言ってあげたい感じだ。
そしてそんな彼の前に健康なジェニファー・ローレンスが現れて‥というこの予告編には否が応でも期待が高まりました。日本はまだまだ豊かになりますぞ~
「自分以外が目覚めるのが90年後」「宇宙船会社へ出した苦情への返信が帰ってくるだけで74年かかる」という設定の意地悪さが絶妙すぎて笑ってしまう。

動き出したら止められない巨大な機械のように世界そのものがSEXさせるよう迫ってくる世界
パツパツの肉体の30代半ばという一番SEXしまくりたいエロい年齢の男女が、Apple製っぽいツルンとした白い宇宙船内で二人きり。。
これはもうSEXでしょう。
田舎のお父ちゃんお母ちゃん。
クリス・プラットジェニファー・ローレンスは今から
セックルをする
短い予告編の中で凄く「孤独」と「SEX」を感じました。
ここで言うSEXというのはエロス全開の娯楽としてのSEXではなく、
純粋なコミュニケーションとしてのSEXの事です。つまりセックス
関係ないけど僕は最近こういう「世界そのものが自分を特定の誰かとSEXするしかない状況に追い込む設定」が凄く好きで、映画の設定で一番興奮したのはデヴィッド・クローネンバーグの「イグジステンヅ」で、VRゲームの中でヒロインが突然主人公とSEXしようとしてきて主人公が「ど、どうしたんですか?!」と言ったらヒロインが「ここでSEXするようプログラムで決められてるから仕方ない」と言った時でした。
「エロスとしてのSEX」ではなく「他にする事ないし、他に女性が居ないので彼女を見るしかない」という「決められ」による快感だと思った。
自分の目の焦点が完全にジムに同化してしまい、オーロラにしか目がいかない事から来るSEX感だ。
それは自分がいい歳をして非常にモラトリアムな性格だからかもしれない。
「この世界はある程度自由だから好きな事をせよ」という現代社会に生きていると、広大な自由を感じる反面「自分は今してる事以外に、本当は向いてるものがあったのでは?」という不安にも絶えずつきまとわれる。
一方「これだけやってろ」と言われるとそれをやるしかない(父親に言われれば反発したくもなるが世界=神そのものに命じられると従わざるを得ない)。
その場合、窮屈ではあるが自由からの恐怖からは逃れられる。
そう思うと俺のこの世界に方向性を決められることに覚える快感は、後ろ向きな感情でしかないのかもしれない。まあいい。
この話だけで延々と書けそうだが映画と関係なさすぎてきたし、この話はここまでにしましょうかね?こいつにスパゲティを食わせてやりたいんですが構いませんね!

ジムはひとりぼっち
孤独な主人公ジムは身分が高くない労働者なので、朝食などはパッサパサな粗末なものしか食べられない(オーロラはVIPなので最高級のものが食える)
ジムの話し相手はバーテンアンドロイドだけ(人間そっくりだがジムをガッカリさせるために下半身だけ異常にわざとらしいロボ下半身なのが可笑しい)。
静謐な宇宙船のルックも相まって前半は若干「シャイニング」めいた雰囲気を感じる。
僕はApple製品そのものはともかく、SF映画に出てくる宇宙船がApple製品っぽく白くてツルンとしてるデザインは凄く嫌いなのだが(スターウォーズみたいにカクカクして汚れてるものが好き)本作に限ってはapple製品っぽい宇宙船が内容にマッチしていたね。
主人公ジムは、オーロラの寝顔を見たり彼女の文章を読んでる間に好きになってしまう。
一生の孤独。
しかし彼女の冷凍装置を解除すれば「究極の孤独→好きな女性と一生2人きり」という、正反対のものに変わる。
だが、それは彼女から残りの人生を奪ってしまうことになる。ある意味殺人に近い。
という事でしばらく「いや‥そんな事しちゃだめだ‥俺はしないぞ」とバーテンロボに語りつつも、ぼうぼうに伸びた髭を剃ったりして、日に日に彼女を起こす気満々な様子が伺える。
そして遂に彼はオーロラを起こしてしまう。。
これはジムのエゴのみの行動で100%彼が悪い事なのだが誰が彼を責められようか。
死刑囚だって看守とか他の受刑者と喋れるわけですからね。
毎日、寝顔や著作やSNSを見てて、遂には自分のために目覚めさせて黙ってる‥というこの役は世界で今一番好感度の高いクリス・プラットじゃないと不可能だっただろう。
他の人がやったら絶対にキモい。
いや後の行動込みのクリス・プラットであってもキモいという人は多そうだ。
ただ‥ジムは‥寂しかったんや‥
「寂しかった」という理屈も通じない世界なんだが、そもそもジムの人生これで終わりだからね。自分勝手な賭けに出ても仕方なかろう
‥と妙に擁護したくなる。
ジムは、自分がオーロラを目覚めさせた事は黙って偶然を装って知り合う。
ここまでが第一幕‥前半。

中盤以降
何か設定だけでいっぱい語ってしまったが映画はまだ始まったばかりだ。
第二幕、ジムとオーロラの人となりが語られる。
二人はゲームでバスケやダンスしたり、食堂で食事したりバーで飲んだりお喋りしたり宇宙遊泳したりしてどんどん仲良くなり、やがて結ばれる。
かなり段階を踏んでいる。初エッチの時もオーロラが「やっと?w」と言うくらいだ。
というか、そもそも僕に言わせれば会話やバスケやダンスや食事や飲み会とか‥全部SEXみたいなもんですけどね。。むしろ会話とかダンスに至ってはSEX以上にSEXな気もしますがね。。
SEXって一体何なんでしょうね!?ぼくのあの帽子どうしたでしょうね?
このSEX、一時預かりして(預かり?)「人間のSEX」と言い換えてもいいですかね!?(もし、それはダメでもナランチャにスパゲティを喰わせる事だけは許してほしいものです( ´・ヮ・`))
FUCKしてたらそれはもう畜生‥動物なら誰でも出来るそのままのSEXじゃないですか
それならば人間のSEXとは疑似SEXの事ではないでしょうかね。
伝わる人には伝わりましたね?ですから今日は説明は省きます
オーロラはジムの想像通り良い女性だったし、ジムの態度も爽やかな紳士そのもの。
ただ、ジムが自分のエゴでオーロラを目覚めさせ彼女の人生を自分のものにしてしまった事以外は‥。
勿論、しばらくしたら全部バレてオーロラはジムを殺そうとするほどキレまくる。
バレたら嫌われる事はジムが一番わかりきってるので彼女の怒りを甘んじて受け、二人は険悪になる。
大して広くない宇宙船内ですれ違い生活をするのはキツい。
いや世の上手くいってない夫婦もそうか、と一瞬思ったが世の夫婦と違って本作の二人は、お互い以外に愛し合う者が一生いないのだ。
つまりオーロラがジムを嫌うという事は、我々が(異性愛者だとして)世界の総人口の半分‥つまり36億9473万8450人を拒絶するも同然だ。大袈裟に言うなら
そして二人の仲に亀裂が入ると同時に宇宙船の設備が不調になっていく展開。
お洒落だね。
まあ映画好きなら、ここまでの展開はわかりきった事だ。

それからどったの
公開間もないから第三幕以降の事は書かないでおく。
ジムとオーロラは一旦仲良くなりました。しかしジムがオーロラにした事はかなり許されない事で、それをどうするか。
どうすればジムはオーロラに許されるのか?という事と宇宙船の不調がシンクロする。
見方によっては問題の棚上げ、問題のウヤムヤ化と言えなくもない。
違う映画だったら「アンチクライスト」的な悲劇になっててもおかしくない。
観る人によっては「そんな事してもジムがした事の動機とは直接関係ないから許されないでしょ!」という意見が多い気がする。
特に正論大好きな日本のネット民はジム否定派が圧倒的に多い気がする。
だけど、ジムがした事は完全に孤独、そして片思いから来たエゴなわけだが、そもそも恋愛の始まりや恋愛の行程自体が(よほどの人格者以外は)エゴから始まるものだったりしますしね。。恋愛自体がお互いのエゴをすり合わせて合致していく作業という言い方が出来なくもない。
どうもジムに感情移入してしまったために、何とかジムを擁護したい気持ちが抑えられない俺だった。死ぬしかない
そんな本作だが、こういう、あらすじを聞いたり予告を観て超観たくなるハイコンセプトな映画にありがちなんだが「前半最高!→中盤以降→ま、まあまあ‥いいんじゃない?」とテンションが下がっていく映画の枠からは出なかったのが残念だった。
最後まで観ると「何だったんだろうこの話‥」という気がしなくもない。
これはSF映画というよりも「孤独な都会人の恋愛」という側面をクローズアップさせるための舞台装置としてのSF設定だからだろう(しかも男側だけの)
好感度高いスター二人じゃないと成立しなかっただろうな。
結論だけ言うと大した映画じゃないが、観に行っても最後までは楽しめる。
何か相手をビンタしたら偶然相手の頬に蜂が止まっていて結果感謝されたみたいな力技なラストを感じたが‥。ジムに妙に感情移入してしまい嫌いになれない。だがジムを擁護するのはおそらく無理なので本作の感想からはもう撤退する事にする。

そんな感じでした

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「モアナと伝説の海(2016)」ベタな冒険もので楽しかったが、海賊がココナツ製な事だけは子供騙し感あった

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原題:Moana 監督: ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
製作国:アメリカ 上映時間:107分

これは全く全然興味なかったが近所でやってたので先週つい観に行った。

南海の楽園、モツゥヌイ島。
村長の娘、次期村長の16歳の少女モアナは、幼い頃のある体験がきっかけで海と特別な絆で結ばれていた。
村長(父)からは外洋に出ることが固く禁じられていたが好奇心旺盛なモアナは、いつか外の海を見てみたいとの思いを募らせていた。
そんな中、島で不穏な出来事が起こり始める。作物が枯れたり魚が獲れなくなった。
それは、かつて半神半人のマウイが命の女神テ・フィティの“心”を盗んだために生まれたという暗黒の闇が、島にも迫っていることを示していた。
モアナは祖母タラに背中を押され、伝説の英雄マウイを見つけ出しテ・フィティに“心”を返すために大海原へと飛び出していくのだった。

そんな話。
南国が舞台なので登場人物は皆、サモア的な顔つきの人々。
近年のディズニーアニメは、主人公であるプリンセスがどんどん自立していってるのが特徴だったが、本作では大海原へと冒険に出かける。
モアナの声優はモアナ本人
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ちなみに相棒となる半神半人のマウイの声優はドウェイン・ジョンソン
ロック様の歌はかなり魅力ある。彼の歌のコーナーでは
「か、身体が勝手に‥動き‥だす‥?」といった感じでついつい足で踊ってしまった(踊りのチャンスをできるだけ逃したくはない)。
2人は、ココナツみたいな謎の生き物の海賊たちや巨大蟹と闘いながらマウイにスーパーパワーをもたらす神の釣り針をゲットして冒険を続けて、テ・フィティの心と呼ばれる宝石を命の女神テ・フィティに返す。
ちなみに宝石はマウイが女神から奪ったもので近海を侵している災厄はそれが原因。
マウイは孫悟空的なパワーを封印されしダークヒーローでモアナは三蔵法師の役割。
それにしても初対面の時のパワーを失ったマウイは心が折れてるし、仲間になった後も何か失敗する度に毎回心が折れてしまう。彼の心が折れてばかりなのはストーリーを推進させるためだが結構古いやり方だと思った(その代わりすぐに復活するのでそこまで嫌じゃない)
これは彼のヒーロー譚ではなくモアナのストーリーなので仕方ない。
物語はよくある冒険譚。
アメリカ映画の常で、後半に一度敗北し復活して勝利を得る。
ベタだが舞台は海とか島なので美しい画面と表情豊かなキャラクター、アクションなどでかなり楽しく観れた。
カニのデヴィッド・ボウイ風(というかグラムロック風)の歌も良かった。


ディズニーやPIXERやドリームワークスとか、海外アニメはディフォルメされたキャラが現実の人間がよくする仕草や現代的なスラングを使ってコミュニケーションを取るのが凄く魅力的だなといつも思う(日本アニメだと、アニメの中でしか見られない特殊な喋り方を微動だにしないキャラが喋るので冷静に考えるとかなり変だ)。
喋ってるヒロインが、半目になったり喋ってる途中に変な顔になってるカットをわざと挟み込んでる、それが素晴らしいなといつも思う。
モアナに付いてるマスコットキャラは豚と鳥の二種類もいるのが興味深かった。
しかも普通っぽい豚は島に残していき冒険のお供にするのは鳥の方。
ここに何かこだわりがありそうだがわからない。鳥が凄い白痴キャラなのも良かった。
ドルマムゥみたいなルックスの巨大な邪神テ・カァと、命の女神テ・フィティのルックは素晴らしかった。
特に女神テ・フィティの立派なルックスは畏敬を感じつつ親しみやすさもあって素晴らしかった。金を取れるキャラと言える。
そんなに超感動するところはなかったが爽やかで面白かった。
文句があるとするとマッドマックス的な海の海賊が、何故かココナッツに手足が生えた謎の生物なのだが、こいつらは一体なんなんだ?
女神と邪神以外の他のキャラは皆、海洋生物なのにこいつらだけココナッツ。
人間の海賊が襲ってきたら怖いので小さな無生物にしたのだろうか。
暴力的なトーンにならないようにとの「お子様向け」な配慮ムードを強烈に感じて醒めるキャラだった。
あとは概ね楽しかった。普通に冒険するので男も観やすい。
モアナが最後に、マウイと一旦別れる時にハグする寸前に顔がグシャっと崩れるのだが、そこで釣られてウルっと来てしまった。本作のキャラは表情豊かなのがいいですね
僕は結構「アナと雪の女王」が好きで、どっちかというとアナ雪の方が好きだが本作もディズニーのプリンセスものの中ではかなり好きだった

 
そんな感じでした

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「ミッドナイト・スペシャル(2016)」監督の強い意思は感じたが本作の象徴してるものが全くピンと来なかった

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原題:Midnight Special 監督:ジェフ・ニコルズ
制作:アメリカ/ギリシャ 上映時間:112分 ※日本劇場未公開

この一ヶ月間、映画は殆ど観ずに積んでた音楽を聴いたりゲームしてたので更新できなかった。
なんか去年面白い面白いと噂を聞いてたSF映画。監督は「MUD マッド (2012)」の人。
知らん間にひっそりとDVDスルーで出ていた。
「MUD マッド」は面白かったので同監督の地味なSFと聞いて期待してた。

 

常にゴーグルで目を隠している超能力少年アルトン。
アルトン少年を狙い追いかけて来るカルト教団「ランチ」、そして警察や政府組織からアルトンを守るため、アルトンの父ロイ(マイケル・シャノン)と親友ルーカスは武装してアルトンを乗せた車を走らせ逃避行を続ける。
過激なカルト教団や警察や政府組織がこの父子の確保を急ぐ理由は?
そして一向は全てを犠牲にして「ある時間までに、ある場所」に向かおうとする理由は?

 

そんな話。
序盤、善良そうな警官が「あっ‥指名手配中の車‥」という顔をすると、一向はやむを得ないという顔をしつつも速攻で射殺。
何が何でも捕まらずに「あの場所」とやらへ行かなければならない様子。
少年がどういった存在であるかなどの謎は後でわかってくるとして、映画が始まると既に逃避行が始まってるというのが良い。
NSA国家安全保障局のポール(アダム・ドライバー)がアルトン少年の身内に聞き込みをすることで秘密がこちらに伝えられてくる。
このアダム・ドライバーという俳優は「フォースの覚醒」でカイロ・レン役をしていたホクロまみれの細長い男だ。
マイケル・シャノン演じる父親は実父で、養父はカルト集団「ランチ」の教祖らしい。
神懸かりになったアルトンが外国語や訳のわからぬ言葉を言うのを書き留めたものをそのまま経典にしたらしい。
出口なお出口王仁三郎大本教みたいなものか。
少年が口走った意味不明の言葉の中には国家の重要機密が含まれており、それで政府が調査しているという事だ。
少年はいつも懐中電灯で照らして「ティーンタイタンズ」「スーパーマン」などのコミックを読んでいる。この子はDC派か。
少年は、ラジオ電波を受信したり、目から謎の光を発したり、電子機器を操ったり、果ては軍事衛星を墜落させたりする。
マイケル・シャノンの妻も途中で合流するがキルステン・ダンストだった。
異常にオバサンくさく見える時があったかと思えば凄く艶めかしく見えるカットがあったりして相変わらず不細工なのか美人なのか判断できない不思議な女優だと思った。

少年は「上の世界」を目指している。
我々の常識から見ると、高度な文明を持つ宇宙人に見えるが実のところよくわからない。
「神」のような描かれ方をしている。
我々よりレイヤーが上の世界なのでよくわからない。だから神にも見えるし高度な宇宙人にも見える。まあどちらでも意味的には同じ存在だ。
ストーリー的には、ジョン・カーペンターの「スターマン/愛・宇宙はるかに」っぽい。
ただひたすらに「上の世界」である「光の世界」を目指す少年を大人達がサポートする
終盤「ひょっとして少年は上の世界を市井の人達に見せることで、我々の世界をアセンションしようとしたのか?」と思ったがそういう事にはならなかった(人間は愚かだからな‥)。
少年は中盤で覚醒した後、目だけでなく両の掌も光りだしたのでますます救世主のイメージが強くなった(キリスト)。
この少年や光の世界や、大人達の頑張りに何か文学的なものを言下に匂わせているし、その方向性はわかるのだが、正直言ってよくわからなかった。
本編では「車で移動する」「歩いて‥辺りを見回して戻ってきて椅子に座る」「座ってお互いの顔を見合わせる」「右を見て‥左を見て‥また右を見る‥」などの、何かと何かの合間の動作みたいなシーンが異常に多く、またじっくりと描写されてるので「それはいいよ」という気分になるときもあった。
だからと言って本作はつまらないわけではなく最後までワクワクして観れたけどね。
少年や光の国に象徴させているものや両親やルーカスの愛情を描写している監督のなみなみならぬ強い意思だけは感じるものの実際のところピンと来なかった。
そもそも自分はこの手の「未知との遭遇」とか「E.T.」みたいな高次元の世界を目指す系の映画にはあまりピンと来ないから得意なジャンルじゃないのかもしれない。
「スターマン」には感動したが、それは主人公カップルを手助けして国家に反抗する科学者のオッサンのジョン・カーペンター魂に感動しただけで主人公に感動したわけじゃないし。いや、ゼメキスの「コンタクト」は好きだったぞ
いま軽く検索してみると本作を観た映画が好きな人の殆どが「今年のベスト!」って感じで猛烈に感動してる人が多く、そうなると感動しなかった自分の感受性が不安に思えてくるが、、まあピンと来なかったものは仕方がない。
あっ、一度ある銃撃シーンは凄く良かった。
凄くアホみたいな感想になってしまったが。。

 
そんな感じでした

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「DENKI GROOVE THE MOVIE ? -石野卓球とピエール瀧- (2015)」 大人の男だけ‥

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監督:大根仁 製作国:日本 上映時間:115分

先月出た新作「TROPICAL LOVE」で17年ぶりに熱心に聴くようになったので本作も観た
劇中の細かいトピックは一個一個拾うとキリないし、そもそも電気自体に関しては前回に散々書いたし。あとドキュメンタリーなので映画観れば面白い要素は一目瞭然なので、ざっとあらって映画が好き&電気ファンとしてのざっくり感想でも書くことにした。

過去の膨大な映像、そして音楽での関係者たち‥まりん、CMJK、ケラさん、WESTBAM、TASAKA、スチャの三人、小山田圭吾天久聖一、担当マネージャーとか山崎洋一郎などの音楽業界の人達、サカナクション山口‥などが電気について語っていく事で映画が推進していく。 DENKI GROOVE THE MOVIE? SPECIAL SITE

現在のまりんはアラフィフに見えないね
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本作は電気グルーヴが国内外の音楽業界とどう関わるか、彼らの音楽家としての成長は?という部分のみに焦点が当たっており、そこを一本の線として話が進む。
だから彼らのサブカル方面や芸能方面での活動は殆ど描かれない。ましてや彼らのの生い立ちや結婚や交友関係などの私生活は一切描かれない。
伊集院光などが出てこないのはこのせいだろう。
だがこの方がわかりやすくていいと思う。音楽活動だけに絞ったのは良かった。
だけど卓球について語る篠原ともえは見たかった。
牛尾憲輔のインタビューもないがそれは今現在、彼も電気の一員だからだろう。
あと電気の2人が自らについて喋るところも一切ない。
本人達が自分について語らないのは、きっと映画に客観性を持たせて映画としての強度を高めて後世に残したいがためかな。
ドキュメンタリー映画は大抵、前半はめちゃくちゃ面白いのだが、後半の「それからどした」部分がつまらなくて「これ前半だけ一時間のTV番組でいいよな」というものが多いが、これはフィクションを多く撮ってる大根監督がキッチリと劇映画として観れるように撮ってるので最後まで面白かった(大根氏は大の電気ファンでもあるらしい)。
といってもファンでも何でもない人が観てもはたして面白いのかどうかというのはよくわからない。きっとそこそこは面白い気がする。
全編、海外のドキュメンタリーっぽく外国人による英語のナレーションに字幕が付いている。
最初は「何で?」と思ったが日本人は字幕に慣れているし、ヨーロッパの卓球とか電気のファンが字幕を変更とかしなくても普通に観れるから丁度いい気がした。
映画はなかなか面白かった。なかなか面白い理由もわかった。
冒頭はフジロック2014、「コンニチワ電気グルーヴデス」といういつもの音声が流れてシルクハットの瀧が出てくるところから始まって‥

第一幕
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初公開だという大阪のファンダンゴでの初ライブ映像。
卓球のMCは、客の方を観ず下を見たまま早口で瀧にだけ話しかけて瀧は緊張してるのか「おう」とか「うん」としか言わないMCがキモかった。そして異常にエネルギー溢れたパフォーマンスなども良い意味で凄くキモい。初期の瀧はガリガリでキモい。
瀧とバナナマン日村さんは絶対に太ってないとダメだと思った。
デビュー前はパッと見、ラップユニットっぽい要素の方が多かった(パブリックエネミーっぽく首からブリンブリンめいたものをジャラジャラぶら下げていたり)。
卓球の活きが良すぎて怖い。

瀧は今観ると「カラテカ」とかオールナイトニッポン開始くらいまで、自我が固まってないね。終始「何してんだろ俺」って感じの、ぼーっとした顔してる。当時は自分より年上だったしわかんなかった。
ナゴムでの人生にも触れつつ、デビューして毒舌面白バンドを経て、卓球がレイブで覚醒して帰国して「VITAMIN」を作った辺りまでが第一幕。
しかしレコード会社は「せっかく面白バンドとしてウケてるのに曲の半分がインストなんてありえない。人気の曲『N.O.』を入れよ」と命じて卓球はしぶしぶ入れる。
VITAMINはヒット。卓球は「自分のやり方は間違ってなかった」、会社は「NOを入れたからなんとか売れた‥」と、思った事が食い違っているのが可笑しい(実際には両方か?)
電気グルーヴ担当のチーフマネージャーが「『N.O.』は『VITAMIN』に入れるには浮いてたし遅すぎた。かといってビタミンに入れなきゃ今後入れる時がない。本当は『カラテカ』に入れるべきだった」と言っていた。当時の僕もそう思った。
本作を観ててわかるのは、そんな風に卓球をよく理解しているマネージャーやサポートメンバーの人たちは殆ど全員、卓球がヘッドハンティングした者たちだという事がわかった。最初から現在まで電気だけが好き勝手に活動できたのはここから来てるんだな。「卓球は音楽だけじゃなくて要領がいい」とかよく聞くがナルホドと思った
ビタミンの方向性を推し進めた「DORAGON」は「虹」も入っているし好評。
しかし次の全曲歌入りに戻った「ORANGE」ではセールスも観客動員数も激減。更に所属事務所の消滅と移籍。
レコード会社やスタッフと揉めてた事が語られる。
何年か前のラジオで卓球は「オレンジの曲作り合宿は全然やる気なくて一ヶ月間ほとんど曲作らずに遊んでた」と言っていたし、アルバムの方向性を決められてたのかな。


第二幕
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「ORANGE」の失敗から起死回生の一発を狙った電気グルーヴはそれまでの最高傑作「A」をリリースして今までで一番売れた。そして大ヒットを飛ばしたシングル「シャングリラ」、そして卓球や電気がヨーロッパで世界的に活躍するという名実ともに頂点を迎えた様が描かれる。
この「A」と「シャングリラ」の全てが揃ったコンボで、もう会社からは何も言われなくなり好き放題できるようになった模様。
まりんが語る卓球とのシャングリラ作成中の話が面白くて、
「この曲ヤバイんじゃない‥?手がキラキラしてるよ(手汗で)」
と両の掌を見るジェスチャーをするが、まるで産まれてくるシャングリラを指して言ってるように見えてドラマチック
卓球がラブパレードで150万人を踊らせる凄い映像も観れる
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というか昔からDJの人の感覚を想像したりするが、DJは大勢の群体となった人間を「一つの巨大な生き物」として捉えてるのかな?と思ったりしていた。
DJにならないとわからないんだろうが、きっと素晴らしい感覚に違いない。
つぶさに読み取らないといけないので「DJにはサイコパスはいない」と思ってるがどうか
卓球や砂原がソロをバンバン出したり自由に好きな事をやっている。
この辺で、まりん脱退が訪れる(この瞬間、まりんと電気の楽しそうな写真や映像がバババッと超スピードで入る様が感動的)。
バンドは、メンバーの脱退とか解散などは夫婦の離婚みたいに様々の要因が積み重なってのものだから大抵の場合ほんとの事はよくわからない。まりん脱退の事も当時よくわからなかったが本作のインタビューによると、まりんはイギリス寄りの音楽活動がしたかったがドイツ方面で活躍する卓球や、彼が主体の電気グルーヴでやってく事に違和感を感じたためという事だった。
前からそれは感じていたが、殆どまりんのおかげで出来たシャングリラが大ヒットした事で自分の役目は終わった様に感じたから抜けた。。という事のようだった。
これは、バンドの脱退理由としてはかなり具体的に語っている方ではないだろうか。
卓球は、WIREを開催して凄い勢いで日本にテクノを根付かせる様が観れる。
その後、デビュー以来初めて二人っきりになってしまった電気グルーヴは異常に濃い(俺が好きな)「VOXXX」をリリースし、ツアーをする。
「VOXXX」もツアーも異常に濃いのでチーフマネージャーは「すげーけどもうこの後やる事ないだろう」と思ったという。当時の僕もそう思ったし休業に入っても「そりゃそうだろ」と思ったし「電気グルーヴは満足しきったからもういいや」と離れたのだった。
「A」でバンドとしての最初の頂点、「VOXXX」で更によく分からない魔の領域まで極めてしまい卓球は「もうやる事全部やってしまったし、このまま活動を続けるのは現状維持でしかない」と言い前向きな活動休止に入るのだった


第三幕
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第三幕は、休業してたがスチャダラパーとコラボしたり何本かのライブなどで復活の準備が整い復活して今に至る様子が描かれる。
しかしフジロック2006での凄いライブを見て復活したと思ってた周囲に反して「これで電気の活動に締めくくりができた」としか思っていなかった電気の二人。
ケラが監督する大槻ケンヂ原作映画の主題歌を電気が担当する。
「一時期ナゴム出身だって事言われんの嫌がってたと思うんだよね‥」と優しく語る
関係ないがラジオやインタビューで、ケラさんがやって来て電気の話をする時はいつも「電気は本当はこんな子達なんだよ‥」といつも電気の柔らかい内面の話をいつもしてる。保護者感覚なのかな
更に「モノノケダンス」を出した後、8年ぶりに「J-POP」を作成。
そうして2人組の電気は復活し、デビューの時みたいな勢いで短期間にアルバムを三枚も出す。ライブも凄いし正に三回目の全盛期が来た感じが描かれる
と思ったらKAGAMI氏の死を迎えて電気グルーヴは喪に服す。
しかし再び復活して傑作「人間と動物」を作って
フジロック2014のバックステージ。
「コンニチワ電気グルーヴデス」という音声を聞いたシルクハットを被った瀧がステージに出て行く冒頭の続きが描かれる。
そして心底楽しそうな卓球がN.O.をプレイして映画が終わる。
映画の頭と終わりがループしている構造は、彼らの活躍がずっと続きそうな感じがするし生と死が内包される感じがしていい終わり方だなと思った。
この映画ラストの続きは先月出たアルバム「トロピカルラブ」か



それからどったの
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第一幕:活きのいい誕生
第二幕:絶頂を迎え、そして死ぬ
第三幕:死からの蘇り。そして再び飛翔する

という、西部劇やカンフー映画みたいな三幕構成になっている。
面白い映画として観れた理由はこのおかげだろう。
実際に電気グルーヴの歴史がそうなのだが、ただドキュメンタリー番組を二時間に引き延ばしただけなら半分くらいでダレて来ると思うがこの黄金のパターンにより飽きる事はなかった。
フィクションのドラマや映画を撮っている大根監督はただ膨大な事実を並べるだけじゃなくて、狙ってそうしたんだろうと思った。
そんな理由で僕は映画好きとしても電気ファンとしても面白かった。
ファンじゃない人にも多分そこそこは面白いと思う。まあファンじゃない人がわざわざ好きでもないバンドの映画を観るとは思えないが。。俺だって知らんバンドの映画なんて観ないし。
特に文句はないし、この映画のコンセプトには賛成したものの、やっぱり2人自身が語りまくるの様子も観たいなと後で思ったりもした。
ブルーレイを買えば副音声で喋ってるだろうから買ってみようと思う。
そういえば瀧はラジオで、幼い自分の娘(エリザベス瀧)を連れて観に行くといっていたが、若い頃の自分が「マンコ」って言ってる部分や、女性スタッフに陰部を見せつけている場面や卓球がシモネタ連発してる場面ではどうしたんだろう?そこだけ娘の目や耳を塞いだりしたのかな

そんな感じでした

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