gock221B

映画その他の感想用ブログ(2015年開設) http://gock.flavors.me/

「デアデビル〈シーズン1〉(2015)」第2話『カットマン』/ジャック・マードックの聖戦とラスト3分間の死闘が熱すぎる

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原題:Daredevil Season.1 Episode.2 "Cut Man" 制作国:アメリカ 放送時間:48~60分

 

Story
★1:ある夜、黒装束のマットは満身創痍でヘルズキッチンのゴミ溜めに倒れていた。
それを見つけた夜間勤務の看護師クレア・テンプル(ロザリオ・ドーソン)は、彼を自宅に連れて帰り手当をする。
マットは誘拐された少年を探して、ギャング集団と闘っていた途中だったのだ。
するとクレアのアパートに、ギャングの一人が捜索しに来た。
★2:フォギーは、仕事が終わっても帰宅しようとしないカレンを連れてバーに行く。
カレンのアパートには先日の襲撃の跡が残っており、彼女は自宅を恐れていた。
優しいフォギーはカレンとバーをハシゴして二人は楽しい夜を過ごす。
★3:マットの少年時代。事故で盲目となった代わりに超感覚を得たマット。
ボクサーである父ジャックは盲目となったマットをボクシングジムに連れてきていた。
ギャングにボクシング試合のメインイベントに出ないかと言われて喜ぶジャック。
しかし、その試合は「5Rで負けろ」というギャングの八百長付きであった。
‥という3つのストーリーラインが平行に進む。

やばい、マジで最高なんだが。。


看護師クレアとの出会い
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看護師クレアは「ジェシカ・ジョーンズ」「ルーク・ケイジ」にも出てくる(俺は今、三本同時に平行して観ている)。彼女はルーク・ケイジのキャラクターらしい。
職業柄、人体に詳しく治療や拷問のヒントを与えてくれる。
というか、どの作品を観てもクレアは異常な状態にすぐ順応して肝が座ってるし、真のいい女感が半端ない。
マットの超感覚を知って驚くクレア。
「貴方、普通じゃないわ」というクレアに対して、マットは「こんな格好の男を家に連れて帰る君もまともじゃない」と言う。
クレアのアパートを探りに来た偽警官(ギャング)をクレアは追い返す
というか一人だけで来てるから偽物でしかありえない。

アパートの階段を降りていくギャングの頭に、マットは階上から消化器落としてKO。
ここも最高だった。死んでもおかしくないよね
そのギャングを吊し上げ、クレアに聞いた人体の弱点(目玉の隙間)にナイフを突き立て拷問し攫われた子供の居場所を訊きだす。
そして訊きだしたギャングは屋上から下へ落とした。

その場所は今回、冒頭でマットが転がっていたゴミ溜めだった。

フォギーは良い奴
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フォギーの良い奴ぶりも最高だった、というかまだ第2話でマットのオリジンをゆっくり語っている状態なので少しの時間しか出てこないフォギーの良い奴っぷりが凄い。
今回マットは最初から最後まで黒装束のままだった。素顔も殆ど出てこない。
というかこの第2話は、ある夜の2、3時間だけを切り取っている(それと回想)という尖った構成も最高。
連続で襲われかけてPTSDみたいになっているカレンを馴染みのバーに連れて行く。
なぜ、このバーでタダで飲めるか、そしてバーにいる強面の客達を一人ひとり指差し、一人ひとりの身の上を説明していく。誰もが仕事を持った普通の男だった。
「この町は一見、怖く見えるけど怖い奴ばかりじゃないよ」という事が言いたいんだろう
※俺はアホなので初見ではフォギーの優しさに気付かず、ただ雑談をしてるだけかと思ってた。気づいたのでこの部分を書き足した


父ジャック・マードックの聖戦
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回想は、デアデビル第2のオリジンとも言える、ボクサー父ジャック・マードックが死を覚悟してギャングの八百長を反故にして対戦相手をぶっ倒すストーリーだったが、あまりにも熱すぎるだろう。
あまりにも熱くて赤い炎じゃなくて青い炎がボッ‥と静かに燃え続けている様な種類の熱さで最高だった。
まず八百長を持ちかけるギャングのシーンからしてよかった。
ギャングは優しい口調でマシューの機嫌を取りながら八百長を持ちかける
だが「息子の失明は気の毒だったなぁ、可哀想に。なぁに、子供なんてまたすぐできるさ!」と言い、ジャックが一瞬キッと睨む(しかも引きの画で)
静かなシーンだがこれだけで、この穏やかに喋っているギャングがどれだけのカス野郎なのかが一発でわかる。
マットは離れたところにいるが、八百長の話を全て超聴力で聴いている。
恐らく「パパはわざと負けちゃうの?」とか、勝った時も「八百長を受けなかったんだ!」とか思ったと思うがそういったことは一言も言わない。画面を観てればわかる事だからわざわざ台詞で言わないスタイルにじーんときた(このドラマはまだ第二話だがこういうシーンが多いね)
表面上は八百長を飲んだジャックだったが試合前日、別れた妻に電話して「マットに俺への声援を聞かせてやりたい。すまんが明日からマットの面倒を見てくれ」と頼むのだった。
このシーン、マジで震えた‥。
何がヤバいって「俺、明日死ぬから」という事をめっちゃさらっと言うところ‥
あと「自分への声援を聞かせたい」っていう台詞に色んな事を集約させてたり‥。
普通だったら、この父の八百長破棄をドラマチックにしてラストに持ってきそうだが(勿論それでもかまわないが)マットに、父への思いを一言も言わせずにラストでギャングをボコボコにするワンカットを父の闘いに対してどう思ったか表現してる、このやり方がヤバい


3分間の死闘
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ギャングから訊き出した子供が攫われているボロアパートに乗り込んだマット。
ワンカットで全員殴り倒し、そのまま奥の部屋に入って子供を抱いて出てきてボロアパートを出る、その瞬間に第2話は終わる。。
マジで最高すぎて思わずあらすじ全部書いてしまった。
書いてしまったがストーリーは元からシンプルなもので、あらすじよりも各描写が凄いわけなのでうっかりこのページを読んでしまった人も是非観ていただきたい。
マットのワンカット(もしくはワンカット風)格闘だが、一体どう撮ってるのかよくわからない、観たまんま取ってるとはとても思えないからどこかに編集点があるのか?
物をブン投げたり散々殴り倒した末に胴回し回転蹴りまでしてるが‥「オールドボーイ」の廊下ワンカット金槌アクションは、まだ頑張れば撮れる感じだが、コレはちょっと難しそう。

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また、マットは反撃もされてるのでフラフラになりながらも敵を殴り倒す時、地味に背後の壁を蹴って威力を増したパンチを見舞ってるところが狂おしく好き。
そして、このワンカット格闘は、父の回想へのマットの回答というのがヤバい。
色んなシーンが共鳴して乱反射している。
ちょっと前にネットで「デアデビルみたけど、なんか殴ってばっかりで面白くないなぁ」という書き込みを見たことがあるが、居場所を見つけて今から黒装束に身を包んで急行したくなった

よかった
それにしてもサブタイトルの「カットマン」とはどういう事なんだろう?
もちろんボクシングの止血師の事だとは知っている。
第1話は「闘いのゴング」第2話は「カットマン」どちらも、生きてた頃のボクサーの父が出ているからボクシング用語を付けたんだろうがカットマンなのがよくわからない。
「マットは流血し続けているヘルズキッチンの血を止める者」という事?
まだデアデビルになっていない、このサナギマン状態の黒装束を第1話で見た時は「ただの泥棒じゃん」としか思わなかったが、この第2話を観たらめっちゃカッコよく見えてきたので俺も筋トレしようと思った。
第2話から最終話まで全部観た後で一気にまとめて感想書こうと思ったが、あまりに最高だったので2話だけ観て「記事を書く」ボタンをいつの間にか押していたよ。
正直、映画は好きだが連続ドラマは、形態自体があまり好きじゃないんだが、アメコミ原作ものが増えてきて、何か一応観とかなきゃいけないという義務感から、かなり不真面目な態度で ながら観してたが、本作は面白すぎて一つ一つの回が一瞬で観終わった。
この第2話も前半まで、ながら観してたんだが途中で「これはヤバいやつ!」と思ってフルスクリーンにして最初からちゃんと観た。
もし残りの11話がつまんなかったとしても、この第2話があるから最後まで応援しようと決めた。

 

そんな感じでした

「デアデビル〈シーズン1〉(2015)」第1話

ジェシカ・ジョーンズ〈シーズン1〉(2016)」全13話

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デアデビル:マン・ウィズアウト・フィアー (MARVEL)

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