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gock221B

映画その他の感想用ブログ(2015年開設) http://gock.flavors.me/

「エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2016)」魅力を説明しにくいがとにかく傑作!

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原題:Everybody Wants Some!! 監督:リチャード・リンクレイター
製作国:アメリカ 上映時間:117分

この映画、公開された昨年末に「どう良いのかうまく説明できないがとにかく良い!」という評判をちょくちょく聞いてたやつ。
観てみると確かにいい。最高と言ってもいい。そしてやはり上手く説明しにくい。
リンクレイター監督作品は今までいくつか観たが、中でも「ビフォア・サンセット」「ウェイキング・ライフ」「スクール・オブ・ロック」「ビフォア・サンライズ」「スキャナー・ダークリー」「ファーストフード・ネイション」などが好きだった。
だけど2010年代に入っての「バーニー/みんなが愛した殺人者」「ビフォア・ミッドナイト」などが自分の中でいまいちだったので彼の映画への興味を失っていた。
本作の魂的前作「がんばれベアーズ」は観てない。
この監督は作品によって題材や作風が大きく違いすぎるので捉えどころのない印象。
何となく「人間に興味あるんだろうな」って感じや瑞々しいノリだけが共通している。
あとリンクレイター作品と言えば、会話シーンが豊富で長い事が有名だった。
同年代で同じく会話シーンが売りの監督といえばタランティーノがいるが、会話のノリがタランティーノとは大きく違う。こっちはもっと人生の機微を表現した会話が多い
それはこの体育会系キャラによる本作でも顕著だった。

 

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1980年9月、野球推薦で大学に入学する新入生の投手ジェイクは野球部の寮へ来た。
寮にいたのは野球エリートだが変人の先輩たちに手荒い歓迎される(根っからの変人というわけではなくエネルギーが有り余っている体育会系という感じ)
入学して寮に入ったが新学期が始まるまでの3日くらいあるので彼らが遊んでるだけの3日間が描かれる。
ラストで新学期や野球の練習が始まるが、それまで劇中ずっとクラブやパーティに出かけたり飲んだり草吸ってブリったりゲームしたりSEXしたりしてるだけで大きなストーリーはない。
劇中、ドラマチックなエピソードは「ジェイクが一目惚れしたビバリーと付き合い始める」と「妙に老け顔のマリファナトワイライトゾーン大好きな先輩の秘密(この先輩の話がめっちゃいい)」とかだけだけど、それもささやかなものだし。
小エピソードは色々あるがそれらも、わざとオチが付けられてない。
‥と言うとサブクエストだけのゲームのようで面白くなさそうに聞こえるかもしれんが、評判通り最初から最後までめっちゃくちゃ良かった!
良い映画には「あのシーンは本編と関係ないから要らないけど、でもめちゃくちゃ良いシーンだよね」っていうシーンがたまにあったりするが、そういう映画の中のどうでもいいけど良いシーンだけを二時間にしたような映画だった。

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体育会系の彼らが皆いい奴。‥いや、別に良い奴というわけでもない‥か。
普通の奴らとして描かれてるのが新鮮だった。
映画に出てくる体育会系は大抵いじめっ子だったり嫉妬深い嫌なマッチョな事が多い。
主人公ジェイクが演劇女子ビバリーに「体育会系だからって全員バカってわけじゃないよ。普通の人達と同じで賢い奴もいればガサツな奴もいるんだ」と当然の事を言ってたが、この台詞はかなり監督の意志を感じた。
アメリカ映画‥特にジャンル映画では、体育会系は嫌な奴、オタクやいじめられっ子は聖なる奴として描かれる事が多いが、もういい加減そういうステレオタイプすぎるキャラ付けはつまんないからやめてほしい。
特にホラー映画ではそれが顕著で、ホラー映画自身がそれをセルフパロディし始めてからも20年くらい経ったけど中々なくならないね。
だからイーライ・ロスが「キャビンフィーバー」とか「ホステル」で、ホラーのお約束を外して描いてたのが凄く新鮮だった覚えがある。
話を戻そう。
彼らは仲よくてずっと一緒に遊んでるが、友情が高まってるわけではない。
仲間意識はあるがライバルでもあるし、まあ‥うまくやってるって感じがいい。

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10代~20代前半の青春もの映画といえば、ホラー映画。モテない子がパーティでハチャメチャな経験を経て成長する系コメディ。難病やドラッグや過酷な環境やナイーブな心の動きの機微を描いたシリアスなドラマ。中年が振り返ってる視点のノスタルジック系‥とか色々あるが、ここまで自然かつドラマチックな事が何も起きないけど良い青春映画は初めて観た。
いや、本当は他にもこういう映画はあったのかもしれないが、青春映画イコール無名の俳優ばっかり出てるって事だから、本作の様に有名な監督がやってたりジャンル映画じゃない限り観る機会ないから俺が知らないだけかもしれない。
この映画も観てるとほんのり楽しいし、感動‥というのとも違う不思議な‥「良い気分」としか言いようのない感情にさせられる。
「新学期が始まるまでの三日間」という限定された時間が、謎の老け顔の先輩によって更に強調させられる。
そして一日ごとにじわじわとジェイク達新入生のキャラが出てくる。。

そういう薄いストーリーのうねりから推測するに、これはモラトリアムっぽさや、何気ないようだが実はかけがえのない時間を過ごしてる感を描いてるのかもしれない。
一言でいえばね。
80年代が舞台で、懐かしのファッションや懐かしゲームや音楽も出てくるが、それは割とどうでもいい‥本作は別に現代が舞台でも何ら変わりない気がする。
だとすれば何で80年代が舞台なんだろう?というのは未だにわからないわ。
細かいシーン毎にも、映画によくあるパターンとかはあまり出てこないので、本当に起きてる事の様に思えて没入度が高かったのかもしれない。
野球部のエネルギッシュな変人たちが中盤でロックのLIVEに、終盤では演劇部のアート系パーティに行く。
よくある映画だったら、ここでアウェイな場所に行った体育会系の荒い先輩たちが暴れてパーティをめちゃくちゃにしてしまう事が多い。
だけど今まで暴れまくってた先輩たちだが、アート系パーティに来てるからか「餅は餅屋」的に少しおとなしくしてアート系の人達に合わせて接してるのが良かった。
普通の映画だったら彼らは「変人のパーティアニマル」という性格しか与えられないから暴れるのだが、彼らはジェイクがビバリーに言った様に負けず嫌いで野球が上手いだけの只の若者なので、ちゃんとTPOをわきまえてる。というのが凄く良かった。
(だけどおとなしくしてるだけじゃなく全員ちゃんと女子とSEXしてるのもよかった)
恐らくこのアート系パーティに行く場面が一番いい場面だった。
皆が皆こんな感じで隣人と接せれば争いも起きないのに、と思った。

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キャラは皆それぞれ良かったが、まず主人公ジェイクは透明感あってかなりいい奴。
先輩たちも皆よかったが、主将っぽい負けず嫌いのヒゲと、謎の老けて見えるヒッピーっぽい先輩が好き。カナダの金髪ヒゲも良かったね。
青春系の映画でおすすめを訊かれたら今日からこれを答える事にしよう。
マリファナ吸ったり酒飲んで大暴れしてるのに、観終わったら「粛々と‥淡々としたした映画だった」という感想しか出てこないというのが凄い。
構造的には「アドベンチャー・タイム」とか日本の日常系萌えアニメに近い気もするが、何となく劇中の裏に流れているものが決定的に違う気がする。何か刹那的なものを描いてる気がするんだよね。
「誰が観ても」とは言わないけど映画好きな人なら楽しめるはず。
あと何となくこの映画、おとなしい文科系の人が観た方が楽しめたり感動できそう。
それと若者より中年の方が楽しめる気がする(でもノスタルジーからではないよ)
リア充大学生」+「野球」という興味ない要素ばかりなのに、こんなに良いとはね。
これは一回限りで終わった方がいい気がするが同じメンツ同じフォーマットで90年代バージョン、00年代バージョン、現代バージョンとかも観てみたい気もする。
とにかく凄く良かったよ

 

そんな感じでした

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「スプリット(2017)」M・ナイト・シャマラン/前半とヒロインとオチは良かったが今後の楽しみのためにキャラを弄んでる感じが嫌

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原題:Split 監督&制作&脚本: M・ナイト・シャマラン
製作国:アメリカ 上映時間:117分

ネタバレあり感想
本作の日本公開は遅れてしまったので、シャマラン本人がツイートで本作の大ネタバレを言ってしまい、何だか観に行く気なくしてたがやっぱ観とこうと思って観た。

シャマラン?
2000年代、
「シャマラン監督は天才か?それともアホなのか」という話題は映画ファンの頭を悩ませてきたが様子がおかしくなり「どうやらアホだった‥もしくはアホになったらしい‥」という結論が出た約10年後に前作「ヴィジット(2015)」でまさかの復活。
ヴィジットはシャマランらしさを残したまま普通に面白い映画だった。

「だが一度ならまぐれかもしれない。同じことの繰り返しは避けたい‥」とDV夫を持つ妻の様に半信半疑だったが、またもオリジナル企画を監督制作脚本を担当して大ヒット。
どうやら
本当に復活したらしい。
本作も含めた僕の各作品への印象はこんな感じ

★かなり面白い:サイン(2002)、シックス・センス(1999)、アンブレイカブル(2000)
☆そこそこ面白いヴィジット (2015)、ハプニング(2008)
・普通 :翼のない天使(1998)スプリット(2017)ヴィレッジ (2004)

×つまらないレディ・イン・ザ・ウォーター (2006)
××観てないエアベンダー(2010)、アフター・アース(2013)

シャマラ二アンと呼ばれるシャマラン原理主義者の方達は「レディ・イン・ザ・ウォーター」を激推しする傾向が強い。
だからシャマラニアンかどうかの境目は「レディ・イン・ザ・ウォーター」なのかもしれない。

Story
心を閉ざした女子高生ケイシー(アニヤ・テイラー=ジョイ)と2人組JKのJK三人組は、怪しいスキンヘッドの男ケビン(ジェームズ・マカヴォイ)に誘拐されて鍵の掛かった密室に監禁されてしまう。
誘拐犯ケビンは、潔癖症の青年、女装、9歳児‥など3人の部屋を訪れるたびに服装ばかりか性格まで変化する。
ケビンには23もの人格が宿っていたのだ。
更にケビンの中には「ビースト」と呼ばれる最も恐ろしい24番目の人格も潜んでいた‥

みたいなお話。

冒頭でJK達は即、誘拐されてそのままラストまで監禁されている。
監禁施設以外の映画の場面は、ケビンが担当の精神科医と会話するのとケイシーの幼い時の回想以外は殆ど監禁施設が本編の舞台で観ていて息苦しい。
誘拐されて、ケビンの多重人格が次々と披露され、JK達が脱出しようとしては見つかって失敗‥。というのが繰り返される。
映画が始まった冒頭から第一幕の終わりくらいまでは、そういった場面がめちゃくちゃ面白かった。
最初は緊張感あるそれらのシーンが楽しかったのだが、子供がウケたギャグを永遠にやるかのようにラスト近くまでこれが延々と続くので段々と退屈になり、更に後述するがヒロインの回想があまりに可哀想で嫌な気分になったのもプラスされて、ウンザリしてきて中盤以降めちゃくちゃ眠くなった。
シャマランっぽい意外な展開や驚きのクロスオーバーを見せる終盤は、面白かったのだが、中盤でウンザリした気分を最後まで引きずってしまい、あまり楽しめなかった。また、本作のせいではないのだがネタバレを知ってしまった状態で観たため、ただ確認してるだけって感じだった。
シャマランがネタバレしたオチの部分そのものは楽しかった。
ここはアイツが画面に映って台詞を言うドヤ感が物凄かった。
もう笑ってしまうくらいのドヤ感。
もうどうしようもない事だがネタバレせずに観たかった。
そうすれば凄く感動していたと思う。
そうすれば中盤の退屈さも自分の中で逆転して全部面白みを感じて絶賛していたような気がする。
ネタバレしたシャマランは監督本人だし、そもそも日本公開が遅れたせいなのでネタバレした事には怒ってない。

マカヴォイの多重人格キャラ
僕はダニエル・キイスの「24人のビリー・ミリガン」が大好きだったので本作も楽しみだった。芸達者なマカヴォイの演じ分けも確かに楽しかった。
だが多重人格ぶりを披露するのは、それを知ってる精神分析医、あとJK達だけなので面白みが足りなかった。
多重人格ものの醍醐味は、多重人格者が警察などの公的な人物やTVカメラなどを通して多くの一般市民に披露するところにあると思う。
彼らの目の前で人格がコロコロ変わり、ありえない腕力や語学力を発揮し、市民達がそれを見て「そ、そんなバカな‥」とか言うのが気持ちいいのであって、これでは気持ちよくなかった。
‥と、書いてて多重人格者を怪物扱いしすぎてるかのような自分に気が付いたが、差別意識ではなく特殊な能力を持った人が特技を披露してるのを見る感覚だと言いたい。
マカヴォイの多重人格演技の披露は楽しかったが、さすがにそれが同じ相手に向かって(精神科医とJK達)延々と続くので中盤くらいでもうどうでも良くなってしまった。観ながら「今の人格は‥あいつだな」と確認するのもしんどかった。そもそもこのキャラの多重人格は「24番目の人格」が出るための前振りにしか過ぎず、あまり大した意味もないしね。
多重人格ネタのオチ(ビースト)だが、僕は楽しめた。シャマランっぽいし。
続編のために逃げおおせてしまうのはどうかと思ったが、まあヒロインとの決着はあれで一旦、終わりと捉えてもいいと思った。

ケイシー
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ヒロインのケイシー(アニヤ・テイラー=ジョイ)。
凄く好きな顔。スリムで巨乳だしカートゥーンのキャラクターみたいだ。
実際の本人を間近で見たら怖くなる気がする不思議な顔。でもそこが魅力。
回想シーンでめちゃくちゃ可愛い幼女が子供時代を演じていたが、叔父から性的虐待を受けてしまう。そして父親が死んでその犯人に引き取られて延々と酷い虐待されていた事がわかってくる。
父親に言わなかったのか?」とか「父親は何で死んだの?」とか疑問が湧いてくるし、そもそも彼女があまりに可哀想だし、この叔父が許せない気持ちがあまりにも膨れ上がりすぎて楽しめなくなってしまった。
ここ数年顕著になってきたのだが、女子供がリアルな感じで犯されたり監禁されたり拷問される展開が本当に苦手‥。
まあ、好きな人は変態以外いないと思うが、今言いたいのは映画の内容の善し悪しがどうでも良くなるほどウンザリしたり腹が立ちすぎて映画が楽しめなくなってしまうという事。
近年観た映画で言うなら黒沢清の「クリーピー」とか、頭では本当は凄く優れた面白い映画だというのはわかるのだが嫌な気分になり過ぎて正常に鑑賞できなくなり、ただただ嫌な気分になる。加齢のせいかもしれない。
だけど「ホステル」とか「悪魔のいけにえ」みたいなジャンルものでの拷問や監禁は全然平気(観る前から内容分かってるし非現実的だし、シュチュエーションコントのように脳が準備しているせいだろう)
ケイシーはビーストと対決した末に助かるのだが、その理由も叔父から受けた酷い虐待の痕のおかげで助かる。
この「虐待された者同士にだけわかる魂の共鳴」という要素は良かった。
この映画はサスペンスやミステリーではないシャマランホラーだし「この映画は終盤で、善悪の彼岸を超えたところに行ったんだな」と素直に思えた。
だから「人殺しのマカヴォイが逃げおおせるなんて許せん!」などと、つまらん事は言わない(キャラや展開の倫理観だけで映画の良し悪しを決めるのは最低だからな)
見方を変えたら、この展開って「叔父がケイシーを何年も虐待してたおかげで彼女は助かった」という構図になってるって事を思うと凄くムカつく。
最後に(彼女を虐待していた)叔父が迎えに来たと告げる婦人警官をケイシーが見つめるところで彼女の出番は終わる。
警官に目で訴えてたから「この後、保護されました」と言いたいのかもしれないが、最後まで見せろよ。
というか、監禁されてたケイシーは異常がないか診断されるはずで、あの身体見たら医師は警察に報告しなきゃいけないのに何でまた保護者の元に普通に帰そうとしてるのか意味が分からない。ケイシーが「裸を見せるのは嫌」とか言って医師と警官にそれが通ったとでもいうのか?
幼女の時は犯された後にショットガンを叔父に向けるが撃てなかった。
だから怪力の超人との闘いを経た今、今度こそ叔父をブッ殺してくれるんだろう、シャマラン映画によくある展開だし‥とか思っていたが、それやらずに終わるので物凄くストレスたまった。
ケビンに対して昔は出来なかった銃爪を引いたので、叔父=ビースト=虐待者に対しての復讐は文脈的に済んでいるのはわかる。
だけど、わざわざ警官に「叔父さんが迎えに来たわよ」なんて言わせるくらいだから、ケイシーと叔父との対決は続編であるって事だろう。
ケビンを続編に出すために生かすのは許せるが、ケイシーと叔父の決着は本作内でハッキリ目に見える形で済ませろよ。と思った。
クソした後にケツを拭いてないかのように、めちゃくちゃ気持ち悪くなった

この女優さんは次のX-MEN映画「ニューミュータンツ(2018)」で、コロッサスの妹マジック(イリアナ・ラスプーチン)を演じるらしい。
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ニューミュータンツでイリアナと来たら主役みたいなもんだろう。楽しみだ

 
長々と書いたがまとめると、
・良かったとこ:第一幕までの本編。ヒロイン。オチの部分
・悪かったとこ:続編に引っ張るために色んな事が本編内でわざと決着がつかないようにしている。ケイシー以外のJK二人の扱い。中盤の、JKが逃げる→捕まるという展開が永遠に続くところ
こういう感じか
というかクロスオーバーしなくていいから全部解決して欲しかった。
中盤は水増ししてるとしか思えなかった
続編が公開されて凄く面白ければ、遡って本作の印象が180℃変わる可能性もあるが、その時が来るまで自分の中で本作は「良いところもあるが微妙な映画」という印象だろう
きっとシャマラン大好きだった20代~30代前半の時だったら本作も楽しめた気がするけど、今作は‥今後の楽しみのためにストーリーが破綻してるしシャマランがキャラクターをチェスの様に弄んでるような印象がして嫌だ。
だけどネタバレ知らずに観ていたら、きっと絶賛していただろうという事も再度付け加えておく

そんな感じでした

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「ジェーン・ドウの解剖(2016)」アンドレ・ウーヴレダル/解剖する中盤と独特のノリが良かった

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原題:The Autopsy of Jane Doe 監督: アンドレ・ウーヴレダ
製作国:アメリカ 上映時間:86分

本編の大部分はメイン俳優の3人、舞台はずっと遺体安置所のみ。
‥と、非常に地味だが、これは大好きな「トロール・ハンター(2013)」の監督の待望の新作なので絶対に観ようと思っていた。
ゴジラキングコングパシフィック・リムよりもトロールハンターの方が面白い。
まぁトロハンの話はまた今度‥
本作も、結論から言うとトロール・ハンターには及ばなかったが、なかなか面白いホラーだった。
全米最大のジャンル映画の祭典ファンタスティック・フェストで最優秀作品賞を獲得したそうです。
この監督はノルウェーの監督で、長編映画はこれが3作目。
一作目は「Future Murder(2000)」というサスペンス映画?らしいが観る手段なし

 

第一幕
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主人公の検視官父子や長男のガールフレンド、死体安置所や検死作業について描かれる
検死官トミー(ブライアン・コックス)と息子のオースティン(エミール・ハーシュ) 。
この初老の父親ブライアン・コックスは、ルックスがクソ渋かった。
というか顔や体型が晩年のチャールズ・ブコウスキーそっくりになので、ブコウスキーの伝記映画をやる際はブク役して欲しい。
2人の検視官父子は三体の遺体を検死し終えた。遺体安置所には猫ちゃんもいる
そこへ、顔なじみの保安官が美しい女性の死体”ジェーン・ドウ(オルウェン・ケリー)”を運んで来て「今夜中に検死してくれ」とトミーに依頼する。
ある一家が惨殺された家の地下から、この女性の全裸死体が見つかったのだ。
「ジェーン・ドウ」は日本語で言うなら「名無し子さん」って感じだろう。

彼の息子オースティンは恋人のエマ(オフィリア・ラヴィボンド)とデートする予定だったが、父トミーを心配してエマとのデートは深夜まで伸ばしてもらい父の検視作業を手伝う事にした。
ちなみにこのエマ役の可愛い女優は「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」一作目で、ヴェニチオ・デル・トロ演じるコレクターの全身真っ赤のアシスタント役してた子。

第二幕
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中盤は丸々全部"ジェーン・ドウ"の解剖シーン。
この中盤がこの映画で一番面白いところ。
彼女の検死を行うことになったが遺体にメスを入れる度に、その死体に隠された戦慄の事実が判明し、同時に次々と怪奇現象が発生する。
そして外では嵐が吹き荒れ、遺体安置所の入り口が大木で塞がれてしまい外に出れなくなり遺体安置所は閉ざされた空間となり、検視官父子とジェーン・ドゥ更に遺体三体は閉じ込められる。
ところで、ジェーン・ドウは顔も身体もCGで描いてるのか?ってほど美しい。
どうやら子供の時からモデルをやってるベテランのスーパーモデルらしい
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めちゃくちゃ美しいが、美しすぎてエロい気分にはならないので映画に集中できる。
これがちょいブスだったり妙にポッチャリしてたらリアリティを感じて興奮してノイズになって映画に集中できなくなる。
・爪に泥炭が付いている→この近くに泥炭は無い。遠くに埋められていた?
・手足が折れている→縛られて手足を折られたのか?
・舌が抜かれている→喋れないように舌を抜かれた。何のために?
‥などと検死が進む毎に、彼女に起きた事やその正体が徐々に明らかになっていく。
画面では彼女の身体をどんどん切り開いていって身体の中を見て真相を知っていく。
その展開が我々が本作を観ながら真相を知っていく流れとシンクロしていて良い感じ。
ちなみに、ホラー映画なので「何か気配を感じる→BGM止まった無音状態でドアの隙間から覗く→誰もいない→ホッと胸を撫で下ろす→身内が脅かしてきたり猫が飛び出る」
という、わかってても誰でもビックリさせられるホラーあるあるがちょいちょい挟み込まれてビクビクさせられる
あと、ホラーとしてのスプラッターなシーンは無く、むしろビックリ展開や静かな展開が多いのだが、何しろモロに解剖してるのでオモムロに皮膚を斬ってベローンとめくって内蔵や脳を手掴みで取り出したりするので冷静に考えたらどの映画よりもグロいとも言える。
「暴力」じゃなくて「医学的な解剖」だから、これほど映せたんだろうか。
ちょっと珍しく気持ち悪くなった。。

 

第三幕
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"ジェーン・ドウ"の正体がわかって色々な事が起きてクライマックス。
書いたら面白くないので書かないでおく。
でも解剖して新事実が次々とわかっていく中盤のワクワク感は超えられなかった。
ちょっと期待し過ぎてハードルが上がりきってたのかもしれない。
謎が判明するのが早いし、クライマックスになって以降の展開が長すぎる気がする。
あと、割と登場人物が全員、可哀想な感じなのが観てて辛かったですね。。
でも、まあ面白かった。
怪現象が起きても親子はあまり驚きすぎずに対応したり、妙にウッカリしててモタモタした展開になったりと、気になるところもあるがまあ‥それくらいはいい。
むしろ良い見方すると、この監督はアメリカナイズされきった展開をあまりしないので先が読み難くて新鮮だった。
父が子にしたの独白や、ジェーン・ドウの正体の背景はかなり深くて遠大な何かに触れそうなものを感じたが、それらは割とサラッと流されて凄さに繋がりそうで繋がらなかったのが残念だった。
あと一歩で傑作になった気がする。


感想
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じわじわ真相につながる中盤の解剖シーンや、ありきたりな展開を外したりオリジナリティが溢れる展開が多いところが良かった。
特に、ありきたりな展開をちょっとだけ外したりするのは出世したホラー監督は皆やってるのでそれは必須なんだろう。
本作を無理に他の映画で喩えるとすると「トビー・フーパーが90年代以降に撮って、ひっそり公開されて監督のファンやホラー好き以外にはウケてなかったが、観てみたら中々の力作だった」‥という感じに似てる。
それと、よく考えるとジェーン・ドウは本当にずっと遺体のまま寝てるだけ、というのが後から考えると何気に凄い。
ホラー映画は非常に舐められやすいジャンルで、途中まで相当怖がったり面白がってても最後の展開が自分の期待と少し外れただけで「全然大したことなかった」と、大の大人が中学生みたいな事を言いがちなジャンルだと思う。
傑作とまでは言わないが本作は面白かったし独自のノリがあったので、本作の良いところと監督の凄さをバシッと伝えたかった‥が上手くいかなかった気がする。
主人公たちとシンクロするかのように真相を知っていく過程こそが楽しかったので真相を書くわけにもいかない僕が話せるのはここまでだ。
とにかく興味が湧いたら観てほしい

そんな感じでした
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「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ (2015)」いまにみていろイタリア幻人、全滅だ

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原題:Lo chiamavano Jeeg Robot 監督:ガブリエーレ・マイネッティ
製作国:イタリア 上映時間:119分

何ていうカッコいいタイトルなんだ。
こんなにカッコいい邦題はなかなかない。しかもこれ監督自ら付けたタイトル。
この、上のポスターとか、日本版ポスターじゃないからね。
イタリア映画なのに全てのポスターに日本語ゴシック体でこのタイトルが書いてある。

T.レックスの「ズィンク・アロイと朝焼けの仮面ライダー」と同じくらいカッコいい

鋼鉄ジーグ?(ここは映画本編と関係ないので飛ばしていい)
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鋼鉄ジーグは1975年から放送していたダイナミック企画のロボットアニメ。
ダイナミック企画のロボットアニメというのは、マジンガーZとかグレートマジンガーとかグレンダイザーとかゲッターロボシリーズとかマグネロボシリーズとかガイキングとか獣神ライガーとか‥あの辺だが、興味ある最近の若い子はスパロボとかで知って俺より詳しいし、興味ない人に説明しても聞かないから意味ないのでダイナミックロボについての説明はこれでやめよう
関係ないけど僕はダイナミック系ロボだと、ベタだがマジンガーZが圧倒的に好き(ガンダムエヴァより好き)。好きなキャラも兜甲児かな‥。ヒロインは弓さやかと炎ジュンか(剣鉄也は子供にはハードボイルドすぎて理解できなかった)。獣神ライガーも地味に好きだった。漫画だと、大人になって全部読み返した結果、石川賢の「ゲッターロボ號」が一番面白かった。
ぶっちゃけマジンガーシリーズとゲッターは大人になっても何度もリメイクされたりする度に観たり旧シリーズを観たりもしたが他のやつは幼少期にチラッと見ただけなので全く覚えていない。
鋼鉄ジーグに至ってはオモチャやロボット大百科で存在は知ってたが全然観てない。

イタリアやフランスその他の国では永井豪ダイナミックプロのロボットアニメは多く放送されて1980年前後に大人気だった事は昔から有名。
特に「UFOロボ グレンダイザー」はフランスとイタリアで1980年前後に最高視聴率80%以上を記録した‥とよく聞くが、国民が老若男女ほぼ全員観てたって事?そんな事ありえる?そして何故マジンガーZより人気なの?とか色々疑問はあるが、まあいい
グレンダイザーはマジンガーよりもキザで優雅で女キャラが多いからかな?
まあとにかくイタリアやフランスの40代のオッサンはダイナミックプロスーパーロボットで育って一部のヲタや本作の監督みたいにずっと好きなオッサンもいる‥という感じだと思っておこう。
この監督は、マジンガーZやグレートやグレンダイザーやゲッター等ではなく「鋼鉄ジーグ」を選んだ。それは何故かと言うとインタビューで言っていた
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他のロボットは人が操縦してるだけだが鋼鉄ジーグは主人公・司馬宙が丸まってジーグの頭部そのものに変身するから一体感が凄い。主人公自身が超人的な力を持ってるのが好き。そして強化パーツはヒロインの卯月美和が射出する。本作でも主人公にはヒロインの支援が必要で、そういったところが描きたかったところ。あとカラーリングが好き」とか、そんな感じの事を言っていた。
ジーグ=司馬宙の身体性と、ヒロインと連携するところに燃えていた感じか?

超人の誕生
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主人公は無職のオッサン。ヨーグルトとポルノが大好きな下っ端ギャングだ。
GTA」シリーズに出てきそうなタイプ。
一見むさいオッサンだが、よく見ると切れ長の眼を持つハンサムだった面影がある。
愛嬌もあるし腹も出てない。イケメンとは言えないが中々いい男だ。
このキャラの年齢は見た目ではわからない。俳優を検索したら僕と同い年だった。
監督もそうだし、この主人公は恐らく30代後半~40代前半くらいだろう。
映画の冒頭、オッサンはチンピラに追われて海に飛び込んで回避する。
オッサンは海中で工場廃液のようなコールタールのような謎の黒い液体を飲んでしまう
オッサンは帰宅して寝込み、目覚めるとスーパーパワーを手にしていた。
アメコミヒーローやヴィラン誕生の典型的なパターン。
能力を具体的に言うと、
・ATMを引きちぎって担いで持って帰れたり路面電車を持ち上げてレールから外せるくらいの程度の怪力。スピードは普通
・微弱なヒーリングファクター(超治癒能力)もあるっぽく不死身っぽい
・衝撃に強く高所から落下しても平気。だが何故か刃物や銃撃では普通に怪我する
MARVELヒーローで言うとジェシカ・ジョーンズ程度の微妙な強さ。
漫画で言うと範馬勇次郎より少し強いくらいか?
まだ自分が超人になった事に気付いてない主人公。
彼はいつもの様にギャング仕事していて先輩ギャングが死亡してしまう。
その時、ビルから落とされるが無事。これで自分の能力にやっと気が付く
その死んだギャングにはいい歳した娘がおり、彼女は天涯孤独の身となる。
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主人公は、街を牛耳るアホのイケメンギャング一派から偶然この娘を助ける。
このヒロインは美しいが頭がイカレていた。
辛い過去から、自ら妄想の世界‥日本アニメ「鋼鉄ジーグ」の世界に閉じこもり「鋼鉄ジーグ」と現実との境目がつかなくなっている
彼女は強い主人公に助けられ、彼の事を「鋼鉄ジーグ」主人公の司馬宙=ジーグだと思いこみ懐く。
主人公は怪力を手にしたが、このオッサンは只のギャングなのでATMを引きちぎって持ち帰り金を盗むだけ。
その盗んだ金で何するかといえば好物のヨーグルトとポルノDVDを大量に買い込むだけ
骨の髄まで貧乏なこいつに親近感が湧いた(女を買うわけではなくAV大人買いというところが可愛らしい)。
全然関係ないがこのオッサンは猟奇的な真っ黒いビキニパンツを履いている。
ATMを盗む映像がYoutubeに流れ主人公はイタリア貧困市民の間でヒーロー視される。
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街を牛耳るイケメンのアホのギャングは国民の注目を集めている主人公にジェラシーを燃やす
この全編通して主人公と争うギャングはイタリアの気候に脳をやられたモノホンのバカ
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バットマンで言うところのジョーカー。だがジョーカーみたいに賢いわけではない。
マッドマックスや北斗の拳に出てくる何も考えてない雑魚がボスになっちゃった感じ。
バカなので先の事考えていないし善悪の区別もなく、感情100%で動くので気に入らない事があれば先の事は考えず誰でもすぐに殺す。
こいつは昔、子役スターだったらしい。その栄光が忘れられないのかギャング活動なんて本当はどうでも良く「有名になりたい」という事しか頭にない。。あと潔癖症

 

愛を知ったオッサン
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助けた気狂いヒロインに懐かれ、嫌々ではあるが同棲し始めたオッサン。
ヒロインに「早く出て行け!」とか言いながら「鋼鉄ジーグ」DVD-BOXセットを買ってジーグの勉強に余念がないツンデレ系のオッサン。
プロジェクターで一緒に「鋼鉄ジーグ」を鑑賞しながら良い雰囲気になってきたので、隣に座るヒロインに寄っていくオッサン。
エンター・ザ・セックス(「SEXが始まる寸前」を意味する俺が作った言葉)
しかしヒロインはオッサンの性欲を感じ取って泣きわめく。
わめいた内容から何となく伝わってくるのは、このヒロインは母が死んだ時に男にレイプされた事が原因で気が狂ったらしい、ということ。
このヒロインを見るとイタリアの怖さがボンヤリうかがえた。
イタリアと言えば昔、知り合いが旅行で行ったら夜道じゃなく観光旅行客が大勢いた昼間の広場で突然大男にブン殴られて金取られて放置されて数年間下半身が麻痺したり、違う知り合いがやはりイタリアの電車内でデカい男にカツアゲされた話を聞いて怖すぎるのでもう行きたくなくなった。

主人公は「お前が嫌なら、俺は何もしねーよ‥」と紳士的態度を取る
オッサンの優しさが通じたのか、遊園地デート中にヒロインはオッサンを誘い、日本アニメショップの試着室でFUCKする。
だが、主人公の身勝手なFUCKの仕方から、オッサンの中の「自分が良ければいい」という要素を感じ取ったヒロインは怒って帰る。
オッサンはヒロインに謝って仲直り。だが主人公の素顔がYoutubeに載ってしまう。

 
スーパーヒーロー誕生
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ヒロインの助言もあり、人助けに目覚めつつある主人公。
アホのイケメンギャングは、主人公を狙いつつも姐にあたる女ギャングとの抗争をしている。
オッサンvs.アホの構図だと単純すぎるので、この横道は面白い。
まあ、色々な事がありつつもオッサンは最後にやっとスーパーヒーローとなる。
スーパーヒーローの正確な定義は知らんが、俺が思うそれは
「特殊なパワーや技術を持った人物が。利他的な動機で人助けする、又は悪と戦う」
って感じ。
この映画の本編は、俺が異常に好きな一般人ヒーロー映画「スーパー!」みたいな一般人ヒーローものというよりは東映の任侠映画やヤクザ映画みたいな内容だった(本当のヒーローになるのは最後だからね)
スパイダーマン」で喩えると、ピーターが調子に乗ってたらベン伯父さんが強盗に殺されて強盗に復讐して反省し、人助けを一生していこうと決意するスパイダーマン誕生のくだりまでを映画化したようなものかな。
エンドロールには主人公のオッサン役の俳優が唄う「鋼鉄ジーグイタリア版主題歌のバラードバージョンが流れる。かなり良い感じで水木一郎も感動したらしい↓
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感想
・良くないところと言えば、主人公のオッサンが超人の割には何かと迂闊すぎる。
迂闊なのは只の無職のオッサンなので仕方ないが、まるでストーリーを展開させるために主人公をわざとボケボケさせてる感じがちょっとなと思いました。
昨今のアメリカ映画では、そういったツッコミどころをなるべく減らして「そういう事なら仕方ないよね‥」という説得力を増してる傾向なので、本作のそういうところが悪い意味で80年代のアメリカ映画や邦画っぽいなと気になりました。
(というか終盤、ヒロインも超人にすれば良かったんじゃ‥)
・あと、僕個人の好みだけで言えば、ウェットで人情的な描写や展開が好きじゃなかったです(これは人それぞれな好き嫌いの領域なので僕以外には関係ない)
でもそれらは些細な事で、客観的に言うなら面白くて良い映画だったのは間違いない。


そんな感じでした
www.zaziefilms.comwww.imdb.com

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