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映画その他の感想用ブログ

「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017)」感情を理性で乗り越えた者だけがこの惑星の覇者となる

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題: War for the Planet of the Apes 監督:マット・リーヴス
製作国:アメリカ 上映時間:140分 シリーズ:リブト版「猿の惑星」シリーズ

 
猿の惑星になるまでのエピソードゼロ的なストーリーを描いた、リブート版「猿の惑星」三部作の完結編。近所でやってたので先週観た。
ちなみに昔の「猿の惑星」シリーズは全然観てない。別に見てない理由はなく、たまたま。オチだけ知ってる。ティム・バートンのつまんないリメイクは何故か観た

猿の惑星:創世記ジェネシス)(2011)」
のちに猿インフルエンザと呼ばれることになるウイルスを用いたアルツハイマー遺伝子治療薬ALZ112の影響で、言語能力を得るほど知能が向上したチンパンジー主人公シーザーは、色々あって愛する人間ウィルの元を去り猿達のボスとなって森に消える

猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014)」
10年後、猿の知能を向上させるが人間にとっては殺人ウイルスだった猿インフルエンザの影響で、地球規模のパンデミックを引き起こし人類の文明は崩壊。
生き残った人類と猿達は共存していたが、攻撃的なチンパンジーのコバの暴走で猿vs.人類の全面戦争に突入する

 

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前作から更に2年後(1作目からは12年後)、猿 vs.人類の闘いは激化。
シーザーアンディ・サーキス)は、仲間が砂漠の向こうに発見した新天地に向かう前夜、人間達の冷酷な大佐ウディ・ハレルソン)の奇襲によって愛する妻子を失う。
復讐の念に駆られたシーザーは、仲間だけ新天地に向かわせて自分は復讐の旅に出る。
古くからの仲間、オランウータンのモーリスチンパンジーのロケット、ゴリラのルカも着いていく。
出会い頭に殺してしまった人間の脱走兵の家に、喋ることができない少女がいて、置いていくわけにも行かないので、少女がずっと持っている人形を少女に持たせたまま同行させる(少女は後にノバと名付けられる)。
途中、大佐にそそのかされて基地の場所を教えてしまった裏切り者ゴリラを見つけるが成り行き上、殺してしまう。
その夜シーザーは、前作で殺したコバが夢に出てきて己の内に生まれた闇に怯える。
一行は道中、動物園から逃げて一匹で暮らす喋れる猿バッド・エイプと出会う。
仲間は皆殺されたという。彼は自分を追い立てる人間達に「悪い猿」と何度も言われて、それが自分の名前だと思ってしまったのだろう。

 

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バッド・エイプは大佐が居るという要塞を知ってるので案内してもらう事になった。
要塞を探っていると敵兵に襲われシーザーを庇ったルカが戦死してしまう。
ルカに花を貰ったノバは泣き、死にゆくルカを花で飾った。
モーリスは「もう復讐はやめよう、新天地に向かう群れに戻ろう」と提案するが、ますます敵討ちに燃えるシーザーは、モーリスに「貴方はコバに似てきた」と指摘される。
シーザーは、復讐心を捨て去ることができず、一人だけで大佐を討つ事にしたが冷静さを欠いており、大佐の部下だったが今は大佐の部下となったゴリラ、レッド・ドンキーに見つかり、復讐心という感情に囚われたシーザーは檻に囚われた。
そこには新天地に向かったはずの仲間達も囚われており強制労働を強いられていた。
シーザーをはじめとする猿達と、地球が猿の惑星になってしまうのを食い止めたい人類との最後の闘いが始まった。。
‥みたいな話。多分ここまでで真ん中くらいまでのあらすじ。

 

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ほぼ全編シーザーが「地獄の黙示録」のカーツ大佐みたいなノリの大佐と闘う構図。
シーザーは、かなり早い段階で檻に入れられて多くの時間を囚人として抵抗する。
主人公が囚人になる大抵の映画は、苦難に耐えて開放に向かうというシンプルかつカタルシスある展開が待ってるので大抵面白くなる。
その展開は我々殆どの人間が願ってる事でもあるため普遍的に響くものがある。
シーザーは大佐と対峙して、人類に起きている異変や要塞を取り巻く状況について聞かされたり、単純に鞭打たれたり労働させられたりするが耐える。本作のシーザーは耐える事が闘いだ。
そんな彼を、外にいるモーリス、ロケット、ノバ、バッド・エイプが、シーザーと仲間たちを救い出そうと頑張る。
バッド・エイプは重いストーリーを和ませるコメディリリーフとして面白シーン担当。
このシリーズは耐えて耐えて最後に爆発する展開が多いが本作もそんな感じだった。
ドーンx2と爆発が起こる様は開放感あった。
毎回ラストで思ってるが今回も「地獄に堕ちろ人間ども!」と猿側に立たされた。
シーザーと仲間の猿達が苦境に耐えて知恵で反撃するところや、ノバの活躍も良かったが、シーザーが感情を理性で乗り越えるところが一番良かった。
完全に狂ってる癖にシーザーに対して「そんなに感情的になるなよ!」とか言っていた大佐や混乱して死に向かうレミングのような人間達と違い、シーザーにそのような知性を見せられたら「もう地球の覇者は猿でいい‥」と思わせられた(毎回思わせられる)
だが大佐はあれでいいけど、それ以外のメインキャラの最期は「ちょっと刺さっただけか、それくらいなら大丈夫だな‥」とか思ってたら、そのまま数分後すっ‥と死に向かったりして「えっ、さっき程度ので死ぬん?」と思うことが何度かあった(特にルカとか)。
何だかフィクションのキャラとしての役目が終わったから死ぬよう設定されてるから死んだ様に感じてしまった。
もっと「これはもう絶対助からん‥」という分かりやすい描写にしてもらうか、致命傷を受けた瞬間にケレン味ある演出にして欲しかった。
三部作のうち一番ぐっときたのは‥本作かな?一作目も良かったけど。
猿の惑星シリーズにあまり興味ないせいかもしれないが「猿の惑星になるまでの話に3本も必要かな?」と思っていた(今でも正直2本でよかった気がする)
そういえばBGMが70年代っぽくて凄くよかった(ひょっとしたら旧シリーズの曲だったのかもしれんが観てないのでわからない)
旧シリーズ観てたらもっと楽しめたと思うので、そのうち旧シリーズも観てみよう。
ちなみにこの監督はベン・アフレックが監督降りたので絶賛作り直し中のワーナーのDCコミック映画「ザ・バットマン」の監督になった。

 
そんな感じでした

gock221b.hatenablog.com

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www.foxmovies.jpwww.imdb.com

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「映画 ビリギャル (2015)」ロッキーみたいに慶応に落ちたハッピーエンドに改変した方が盛り上がった気がする

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監督:土井裕泰 製作国:日本 上映時間:117分

 

よくネットのまとめ記事とかで女優やアイドルが、ちょっとした不細工になった瞬間の画像があったり、ヲタ切りのためにパッツン前髪ボブなどの男性ウケしない髪型にして同性受けを狙ったら「【悲報】xxちゃん終了!【劣化】」みたいな足を引っ張る記事が出来る。それらを書いてるのは果たしてライバル事務所がカネ出したのかブスの僻みなのかよくわからない、真に受ける側も書いてる人と同じくらいアホだと思うが、どちらにしてもそういった記事はネガティブすぎて嫌いだ。
たとえば夏帆とかは108回くらい終了している。実際には終了していない(終了してるのはお前だけだ)
数ヶ月前に有村架純が朝ドラ「ひよっこ」のために5kg増量して役作りして更に今までエラ部分を隠していた髪もよけて完全なる丸顔‥名付けてパンパニズム現象が起きた。
当然その顔も「有村架純終了!」と何度かネットニュースになっていた。
有村架純は20代の正統派女優によくありがちな売り方‥自分を出すことを一切許されておらず、適材適所で可愛い表情をしているだけだ。
正直言ってそんな彼女たちは人間だと思えなくて皆、嫌いでもないが好きでもない。
有村架純もそんな感じで、嫌いでもないが興味もなかったが、アンチが得意げに晒したパンッパンに膨れた顔を見て、ここで初めて「彼女も人間なんだな‥」と思えてきた。
「可愛いが一体何を考えてるのか、どういう人間なのか全くわからない」というのは変わらないがパンパンの顔を見て興味が出た(そもそも顔パンパンではあるが常人より顔が二回り小さいことも考慮に入れなければならない)。
それと僕は判官贔屓なところがあって叩き記事を見るとムカついて応援したくなるし。
ひよっこ」も終了間際だったが観てみた。
有村架純が他のアイドル女優と違う気に入った点といえば、徹底してもっさりした髪型やファッションをしている事だろう。
いつの時代の人間なのかよくわからない(多分わざとダサくさせられている気がする)
あと演技も、やたらと目を伏せて「xxですか?」「xxじゃないですか?」などと、自己完結したかのように妙にもっさりした演技が多い。
興味を持ったが基本的にアメリカ映画好きで、白人のオッサンが殺し合ったり幽霊やヒーローが出る映画ばかり好きなので有村架純が出てる映画とかドラマ全然興味ない。
そこで「そういえば黒沢清監督が『2015年ナンバーワンの邦画はビリギャル』って言ってたな」と思ってビリギャル観た。

 

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学習塾の塾長の体験談を綴ったベストセラー「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」を有村架純主演で映画化した青春ドラマ(原作やモデルになった塾講師やビリギャル本人の事はよく知らないので以下では触れない)。監督はTV局の人。。
中高大一貫私立学校の高校2年生、工藤さやか(有村架純)。
中学入学以来、ギャル仲間と遊んでばかりで全く勉強しなかったので成績は学年ビリ。
心配した母親(吉田羊)が学習塾に通わせると学力は小4レベルだった。
彼女を受け持つ塾講師の坪田(伊藤淳史)は、第一志望をノリで慶應と宣言した彼女を巧みな指導でやる気を引き出し、徐々に本気にさせていく。
こうして慶應大学合格を目指し、二人三脚の受験勉強が始まる。。
という話
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原作のタイトルになってるので最初に結論から言うが、さやかは慶応に合格する。
予め定められた栄光への道のりを辿っていく映画。
母親は気が小さいが家族に寄り添いたい人物。父親田中哲司)とは不仲。父親は自分の夢を長男に投影して、彼に野球をやらせる事に躍起になっていて、そちらはそちらで小さいドラマがある。
さやかは、その努力で学力がメキメキと上がり映画開始30分くらいで高卒の僕より賢くなったのでビリギャル様と呼ぶことにしよう。
さやかのギャル友達も「うちらと遊んでると勉強できないからしばらく遊ぶのやめよう」と、さやかに協力する。
塾の同士であるチャラい男子も、さやかに触発されて勉強にのめり込んでいく。
さやかを軽んじている担任教師(ヤスケン)は、さやかをクズと呼び馬鹿にしているが最終的には全裸で謝ることになる。
さやかの努力が周囲に伝播して変化させていくというお話。
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さやかは小さな挫折と大きな挫折を経て、立ち直り慶応に合格する。。という西部劇やカンフー映画によくある展開。
当然、さやかを応援しながら観てたし、毎日寝ずにがんばる塾講師、運送会社でバイトするカーチャン、家族のドラマなども見てたので結果をわかっていても「さやかが合格してよかった~」と思ったが、正直フィクションとして考えると少し物足りない気がする。
映画的には、事実を変化させて「映画ロッキーのように惜しくも不合格になるが、さやかの努力で周囲の人達の意識を変えた、それは世界を変えたに等しい事だし、それによって得た何かで、さやかは今後も羽ばたいていく」
‥といった話のほうがドラマチックだったのではないか?と思った。
本作の周囲の人々は、正論を言うと2ラリーくらいで「それもそうだな」と皆、正しい考え方になってしまう。努力はそのまま結果に結びつくし。
勿論さやかには慶応に受かってほしいし、現実は全てこうあって欲しいものだがフィクションと思うと、あまり面白くない。という話。
それと、演出があまりに日本のTVドラマ的だし、台詞は全部説明台詞で思ったこと全部言うのも物足りない。
塾講師は、さやかに好感を持って指導してるのだが何度も「工藤さんは素晴らしい女の子」「頑張る君のような子は大好きだ」みたいな事を何度も口にする。
彼がそう思っていることは言わなくてもわかるのに、わざわざ口に出して言うので感動できるチャンスがどんどん失せていく(言われたさやか本人は感動するだろうが‥)
会話に出てくるものも異常に古いし「ギャルが、こんな喋り方しねーだろ」という感じはかなりあった。
オッサンが考えてるのでそうなったんだろうが正直それは別にいい、表面的なことだからね。。
そんな感じでストーリーや演出があまり好きじゃないので映画としては微妙だった事はイマイチだったが、観ていて「勉強したいなぁ」とか「真面目に努力するのっていいね」とか「親のありがたさ」など道徳的な事は思ったし「さやかが慶応に受かって良かったぁ」というような事は感じたことを一応書いておきます。
道徳的な内容なので道徳の時間、子供に見せるといいかもしれない。
有村架純に関して書くの忘れてたが、もっさりした演技や「意外と脚ながい!」というところを堪能した。

そんな感じでした

www.youtube.com

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「ツイン・ピークス The Return (2017)」第12章/オードリー登場。ローラの母親の気狂い演技がめちゃくちゃ怖い

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原題:Twin Peaks ”The Return: Part 12” 通算第42話
監督:デヴィッド・リンチ 
脚本:マーク・フロスト、デヴィッド・リンチ
制作国:アメリカ 放映時間:59分 シリーズ:「ツイン・ピークス」シリーズ

 

場所ごとにまとめてるので、ストーリーはこの順番通りではないです
感想というよりも、後で「アイツ誰だったっけ‥?」とならないようにとか毎週の話を反芻したり自分のためだけの見ながら書いてるメモみたいなものです

前回までの「ツインピークス」は‥
★ダギー(クーパー)、ドッペルゲンガーがクーパーを殺そうとダンカン・トッド経由で差し向けられたカジノ経営者ミッチャム兄弟を幸せにしてチェリーパイで和解。
★FBIとバックホーン警察。ビルの証言で座標の場所に行き、ルース・ダヴェンポートの見つからなかった首から下の死体を発見するが、ビルはウッズマンに惨殺される。
★ボビーの周囲で妙なことが幾つか起こる

ツインピークス保安官事務所。25年前のブリッグス少佐から「座標」を受け取る。
★クーパーのドッペルゲンガー、仲間のハッチとシャンタルと暗躍中。

 

ネタバレ全開です

 

サウス・ダコタ州バックホー
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★ゴードン・コール副所長デヴィッド・リンチ)、アルバート・ローゼンフィールド捜査官ミゲル・フェラー)、タミー・プレイストン捜査官(クリスタ・ベル)らお馴染みのFBI三人組。
滞在中のホテルの同じ部屋。異常にカッコいい部屋。
ゴードンはアルバートに「タミーに君から説明してくれ」と言う。
以下、アルバートはタミーを改めて仲間に誘い直すだけなのだが、僕はアルバートのやたら遠回しな台詞回しが好きなので全部書いておこう。
アルバート1970年、アメリカ空軍はブルーブック計画を封印した。20年に渡ってUFOの調査をしたが実在するという確たる証拠はなく、国への脅威には成り得ないと判断したからだ。言い換えれば隠蔽だな。乾杯。
韻を踏みつつワインで乾杯する仲良し三人組。
アルバート数年後、軍とFBIは極秘チームを立ち上げブルーブック計画が残した不可思議な事件の捜査に乗り出した。関わった女性が死ぬ前に発した言葉から、それらを青いバラ事件と呼ぶようになった。それは今までと違う道を進まない限り、答えに辿り着かないことを意味している。
フィリップ・ジェフリーズという捜査官がチームリーダーを任され、三人のメンバーを選んだ。私とチェット・デズモンドデイル・クーパーだ。
「気づいているだろうが私以外の全員が何の説明もなく姿を消している。そのためゴードンとしてはチームに新たなメンバーを加えることをためらってきた。今夜まではな」
フィリップ・ジェフリーズは映画版で出たデヴィッド・ボウイが演じたFBI捜査官。失踪したがローラが殺される一年前にFBI本部に突然現れ再び消えた。チェスター・”チェット”・デズモンドは同じく映画版での前半の主人公、歌手のクリス・アイザックが演じた捜査官。彼も劇中、神隠しに遭い「Let's Rock」の文字を残して消えた。
プレイストン捜査官。マサチューセッツ工科大やFBIアカデミーでの抜群の成績は勿論、高校の優秀者リストに載った時から君には注目していた。
タミー「‥私にその青いバラチームに入れと?
アルバートそうだ。
タミー「やらせてください‥!
喜びで上気するタミー。
「タミーと青いバラに」「タミーと青いバラに」再び乾杯する三人。
そこへ入ってきたダイアン・エヴァンスローラ・ダーン)。
ゴードン達は「過去クーパーと組んでいて色々知っている君は、もうFBIの人間ではないが一緒に調べて欲しい」と改めてダイアンを青いバラチームに勧誘。
ダイアン「よし、やろうぜ(Let's Rock)」
この「Let's Rock」は「私も青いバラ関連のことなら少しは知ってるぜ」という目配せなんだろう、きっと。
★バーで飲むダイアン。例によってよくわからない人物からのメールで「ラスベガスは?」という問いが届き「まだ訊かれてない」と答える。差出人は誰なんだろう。ダイアンはクーパーのドッペルゲンガーに騙されるふりをして彼から情報を引き出そうとしていると思っていたがフィリップ・ジェフリーズかもしれないし、収縮する謎の機械かもしれない。
★セクシーなフランス人女性を連れ込んで武勇伝を語っているゴードン。
アルバートが来て、フランス人女性に席を外してくれるよう言うと、フランス人女性はワイン飲んだりゴードンとイチャついたりしながらたっぷり5分くらい無駄に時間を使って出て行く。
アルバートは盗聴中の、ダイアンの先ほどのメールの報告だった。
二人とも思い当たることがない。
今夜はもうわかんないのでお楽しみに戻りたいゴードン。
アルバート、真顔で長時間静止してゴードンが心配する。
FBIのシーンは楽さばかりで安心して観れるな。
★やはり閉店までバーで飲んでいたダイアン。
前回、ルース・ダヴェンポートの死体に書いてあった座標を思い出し、地図アプリに打ち込むとツインピークスが出た。
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恐らくホーク達がブリッグス少佐から譲り受けて数日後に突入する座標と同じ場所だろう。しかしFBIはまだ日時を知らない。
ツインピークスに全員集合して最終決戦が行われる期待が高まる。

 

 

刑務所長の家の前
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★クーパーのドッペルゲンガーの部下、ハッチティム・ロス)とシャンタルジェニファー・ジェイソン・リー)、ドッペルゲンガーに命じられた「刑務所長の暗殺」に来たようだ。さくっと狙撃して食事に行く。
ネバダ州南部ラスベガス
ダギー・ジョーンズとして暮らす主人公デイル・クーパーカイル・マクラクラン)、息子とキャッチボール。
先週大活躍したせいか今週の出番はこれだけ。

 

 

ワシントン州ツインピークス
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★森
慌てて走り去るジェリー・ホーン。ジェリーはもう一ヶ月くらい、きまった状態でこうしてる気がする。。
まるでマリファナできまった時のように一瞬なのか長い時間なのかよくわからん感じでどうでもいい事をし続けているので可笑しくなってきた。しかし、さすがに森で何かを見つけたのだと思う。
★スーパーマーケット
買い物をするローラの母親セーラ・パーマー。
レジで今は亡き娘ローラと同じヘアスタイルの金髪女子を見て、刺激されたのか突然、情緒不安定になる。ただでさえ顔が怖いのに気狂い演技したら更に10倍くらい怖い。セーラは調子悪くなったことを自覚して帰宅する。
後で通報を受けたホーク保安官補長が訪れると少しはマシになっていた。
キッチンから何か物音がする。ホークは中まで見に行けよ。。
★ニュー・ファット・トラウト・トレーラーパーク
金がなくて血を売ったという貧乏住人に「血を売るのはやめろ、今月は家賃払わなくていいよ‥」と親切にする管理人カール・ロッドハリー・ディーン・スタントン)。彼は出てくる場面全てで素晴らしい人柄を発揮してる。
★病院
リチャード・ホーンが子供を轢き逃げしたのを目撃したのでリチャードに殺されかけたが一命を取り留めた保育士ミリアム・サリバン。集中治療室に入っている。
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グレート・ノーザン・ホテル
ベンジャミン・ホーンを、フランク・トルーマン保安官が訪ねてくる。
リチャードの轢き逃げとミリアム殺害容疑の件で来たようだ。
本作にしては展開が早い。
リチャードは昔からまともだった事がなく、フランクの弟ハリー・トルーマン保安官とよくやりあっていて、その度に悪化していったという。
ベンはそんなハリーに、25年前クーパーが使っていた鍵(現世に帰還して落としたものを娼婦のジェイドが送ってきたもの)を、クーパーと仲の良かったハリーに記念としてプレゼントしようとしてたという。
代わりに鍵を受け取ったフランクが帰った後、秘書のビヴァリーアシュレイ・ジャッド)にリチャードの話をして「リチャードには父親がいない」と話し、いつものように幼少期の思い出に浸って現実逃避するベン。
ふと我に返ってミリアムの治療費を全額負担するようビヴァリーに言う。
ミリアムは保険に入ってないし重症だしアメリカなので恐らくとんでもなく莫大な金額だ。
ベン「あの自転車が大好きだった‥。はは‥。父さんが買ってきてくれた、あの自転車が大好きだった‥」なんだか可哀想になってきた。今回のベンは良い人なので同じく苦労人っぽいビヴァリーと幸せになって欲しいところ。
★スタジオA
「Dr.アンプ」を名乗り、映像配信をしているローレンス・ジャコビー
「陳腐な嘘から開放し、君に正義の意味を散布する。自由のランプに火を灯す者!」韻を踏んで、大企業や政治家の欺瞞を罵倒しつつ金のシャベル通販に精を出している。
今回も、うっとりして放送を観ているネイディーン・ハーリー
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★オードリーの家
第12話でやっと出てきたオードリー・ホーン
オードリーは、自分の小人症の夫のチャーリーを終始口汚く罵っておりビリーという愛人を一緒に探してほしいようだ。
しかし二人が話しているビリー、チャック、ティナなどの人物が誰なのか、何について話しているのかよくわからないままオードリーの激しい罵倒を聞かされるのでイライラがたまる。
リンチは多分わざとイライラさせるような描写の仕方をしている。
しかし話を聞いていると、どうやらチャックとはオードリーの酷い息子リチャードの愛称のようだ。そしてビリーとはトラックの運転手らしい。何話か前にアンディと話してた運転手か、それともまだ出てきてないキャラなのかはよくわからない。ティナに至ってはさっぱりわからない。
そしてオードリーとチャーリーはどうやら偽装結婚しているような雰囲気がある。それをオードリーは解消したがっているがチャーリーは気が進まないようだ。
やっと登場したオードリーは他の同年代ヒロイン達よりも、老けて見える。
それは事前の写真で知ってたからいいのだが、息子のリチャードは人殺しのカスだし彼女の周りは全てめちゃくちゃ。オードリー自身も何だか不幸せで人生を見失っているような雰囲気だし何だか気が滅入る。
しかし出番もキャラも無かったかのようにされて、演じてた女優も整形し過ぎとドラッグやり過ぎで顔面崩壊したドナよりはずっとマシだろう(というか映画版の女優使ってドナ出せばいいのに)
とりあえず旧シリーズのヒロインで幸せになった者はいなさそうだ。
ロードハウス
今回もまたツインピークスによくいるタイプのマイルドヤンキー男女による荒い会話で終わる。男のやつが言ってる交通事故は何かに関係してそうだし若干右手震え現象が現れてた気がしなくもない。
ステージではCHROMATICSが何度目かのLIVEして続く
www.youtube.com

 

 

▲▲
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オードリー再登場と、ローラの母親セーラのめちゃくちゃ怖い気狂い演技が印象に残った。緊迫したシーンの合間でFBIが緩和していく感じ。
今回は繋ぎの回といった感じだった。
あと出てない旧キャラはエド・ハーリーだけかな?
今回はツインピークスの場面がメインだった。
バックホーンでやる事はもうなさそうだし、FBIの目的もツインピークスに行くことになるだろうし、ここからラストに向けて各員がツインピークスに集合してクライマックスに突入する感じだろう。

 

そんな感じでした

ツイン・ピークス The Return (2017)」
#1
 #2 #3 #4 #5 #6 #7 #8 #9 #1-9まとめ
#10
 #11 

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www.wowow.co.jp

www.imdb.com

TWIN PEAKS: MUSIC FROM THE LIMITED EVENT SERIES (2017 SOUNDTRACK) [CD]

TWIN PEAKS: MUSIC FROM THE LIMITED EVENT SERIES (2017 SOUNDTRACK) [CD]

 
TWIN PEAKS: LIMITED EVENT SERIES (2017 SOUNDTRACK/SCORE) [2CD]

TWIN PEAKS: LIMITED EVENT SERIES (2017 SOUNDTRACK/SCORE) [2CD]

 

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「グラン・トリノ(2008)」クリント・イーストウッド/久々に観たが面白すぎて15分間くらいに感じた。深い感動と牧歌的な間抜けさ

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監督/制作/主演:クリント・イーストウッド 音楽:カイル・イーストウッド
原題:Gran Torino 製作国 アメリカ 上映時間 117分

Huluで「グラン・トリノの配信は明日まで!」と表示されていたので久々に観た。
思いのほか面白方のでつい2回観た。といってもDVD持ってるのだが、配信の方が画面が綺麗な気だし、ソフトは井戸、配信は川みたいに流れてる印象があるのか瑞々しい感じがするせいかソフト持ってるのについつい配信で観てしまう。
これは当然、公開日に観た。
イーストウッド過去作のセルフパロディとか、あの地域とかモン族とか車のグラントリノについてとかは色んなサイトに書いてるだろうし、漠然とした間抜けな感想だけ書くことにした。

 

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愛する妻に先立たれた元フォードの修理工だった老人ウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)。
彼に残されたものは宝物の愛車グラン・トリノ、あとは家と庭と老犬デイジーしかない孤独なジジイ。
友人はみな死んで、知り合いと言えばバーで語らう数名の顔見知り、あと仲良しの床屋のオッサンくらいしかいない。‥とここまで書いて「ジジイでこんだけいたら充分じゃない?」という気もしたが、ここで言う彼の「孤独」とは「友達がいないよ~」というものじゃなくて息子たちとの心の溝、そして彼が朝鮮戦争で(少年兵を含む)敵兵を殺した心の穴、を埋める相手がいないという意味での孤独だ。
息子2人はとうに町を出て家族を養っているが、ウォルトとの間に溝があり信頼関係を得られていない。孫達も只のムカつくガキだ。‥だけどミリオンダラー・ベイビーの家族みたいな邪悪なわけではなく普通の人たちだと思う。イーストウッドがイメージが崇高すぎるので嫌な奴らに見えてるだけだろうしウォルトとうまくいってない関係性を描写に反映させただけだろう(もし息子家族を主人公に映画を作ったらウォルトが凄く嫌なジジイに見えるのだろう)
そんな感じの孤独な魂を持つ老人ウォルトは病持ちで老い先も短いし、犬とカウチに座ってビールを飲みながらお迎えが来るのを待つ毎日。
近所の白人たちは皆、引っ越してしまい近所にはアジア人や黒人ばかり住んでいて、めっちゃ治安が悪く白人はみな引っ越したがウォルトは住み続けている。
ウォルトは後からやってきた移民の外国人たちをのきなみ嫌っている。

 

 

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隣に住むモン族の姉弟スーとタオ。
不登校で無職のコミュ障気味のタオは、従兄がいるチンピラ軍団にそそのかされ、ウォルトのグラン・トリノを盗もうとしてウォルトに見つかる。
ウォルトは、タオに絡むモン族チンピラ軍団や、スーに絡む黒人チンピラ軍団を成り行きで何度も撃退する。
スーとタオの親戚たちはウォルトに感謝して、彼の玄関に墓参りみたいに食い物を置いていく。
明るい人柄のスーはウォルトに頻繁に話しかけたり、自宅で行うモン族での食事会にウォルトを呼んだりする。
最初は彼らを疎ましがってたウォルトだがスーの人柄やモン族メシのうまさ、モン族のばあさん達にモテたりして彼らに溶け込んでいく(映画を喋れるのは若者たちだけなので、イーストウッドが会話するのは若者たちだけというのも象徴的で面白い)
モン族のシャーマンはウォルトを視て
「(お前は)過去の過ちが原因で生きることに意味が見い出せず他人との繋がりもなく、人生に幸せも安らぎもない」と言われる。ボロクソである。
彼は黙って二階の洗面所に行く。怒ったのか?ウォルトは鏡に向かってこう言う
どうにもならん身内より ここの連中の方が身近に感じる‥
なぜ鏡を見てデカい独り言を言ってるのかと言うと、それは「自分自身に向かって話しかける」‥という本来なら比喩表現でやるような事をそのままやってるからであって、ウォルトが思ってることと画面に映ってる描写が全く一緒なのだから観てるこちらの心にめちゃくちゃ入ってきて何だか可笑しかった。
そんな分かりやすい表現はイーストウッド映画には多いが本作は更に多い(十字架の形で斃れるとか勲章に寄るとか、タオの存在とか白人が皆越した地でイーストウッドだけが住み続けている設定とか‥全部)
ストーリーは物凄いシンプルなのに、一つ一つのキャラや設定や描写に色んな意味が込められている。シンプルなので誰が観てもわかるし、込めた意味がわかる人にはもっと面白いという造りが凄く好き。
そしてさっきの鏡に話しかけてるのと同じカットのまま横のドアをガチャっと開けてスーが「大丈夫?」と言ったりと、一事が万事この調子でテンポいいし観ていて非常に気持ちがいい。
治安悪い町中でタオやスーが不良に絡まれる度に「早くイーストウッド来てぇ!男の人きてぇ」と思わされるため、どんどん前のめりになっていく。前のめりになって転ばないように出した足‥の連続がダッシュになるのと同じで、前のめりにさせられ続けるせいか全編が15分くらいで終わったように感じた。
まあそれは大げさにしても全編80分くらいじゃないか?修行編とかもっと長くても良かったのに」と思ったが、調べてみると実際は二時間近くあったので驚いた。

 

 

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イーストウッドが悪者をボコボコにする時、いつもカメラがイーストウッドにボコられる悪者の視線になるという往年の演出。VRイーストウッドとでも呼ぶか。
今回もたっぷり殴られ蹴られて銃を向けられる。
よく考えたら応援しながら観てるのに、いつも「悪者を叩きのめすイーストウッドの視界」じゃなくて「イーストウッドに殴られるカスの視界」に入れられる事がだんだんおかしくなってきた。

 

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本作はイーストウッドの俳優引退作でもあり(4年後に「人生の特等席 (2012)」に出たけど)内容的にもイーストウッド監督作&主演作の集大成だった。
ストーリー的にも、色んなイーストウッドキャラの埋葬という側面もあるので出来ることなら「荒野の用心棒 (1964)」あたりから本作までの監督主演作、出演作などをあらかた観た上で観るとより感動する。
だが別に過去作を観なくても、そこそこはいい話らしく、いきなり観たんだろうアンジュルム中西香菜ハロプロのアイドル)が生涯ベスト映画!とか言うくらい感動できるみたいなので、いきなり観ても感動はできるらしい。
だけど過去作を観といた方が絶対に未知の感動‥、頭で理性的に考える部分の奥の心‥の更に奥のよくわからないゾーンからじんわりした未知の感動物質が湧き出るのは間違いない。
駆け巡る脳内物質‥β‐エンドルフィン、チロシン、エンケファリン、バリン、リジン ロイシン、イソロイシン‥。
他にもウォルトはアメリカとかアメリカ映画や西部劇とかを象徴してるのかなぁとかタオはどんどん増えていく白人以外のアメリカ人だったりアジア人を象徴してるのかなとか色んなものが、このシンプル過ぎる映画の各キャラにかかっていき本作を観てる時の脳内でそれらの感動物質が分裂、屈折、乱反射を繰り返し、あまり他の感動作では感じたことのない様な感動状態になるんだろう。
こんだけ色んなものが乗っかった映画もあまりないわけだし。
そもそもイーストウッドみたいな経歴の老人が未だに最前線で映画を撮ってるというのが前例がないので感じたことのない感じ方をするのも当然か。
この色々かかってる部分を取っ払って、違う俳優に演じさせたり監督が別の人だったりしたら「北の国」の話の一つでありそうな素朴なちょっと良い話にしか過ぎなくなりそうだ。‥というかイーストウッド成分を全て剥ぎ取ってストーリーだけにしてしまうと別にさほどいいストーリーでもないな。
更に、イーストウッドキャラは今まであまりにも強すぎたせいで‥、特に90年代イーストウッドキャラは神性を帯びてただけじゃなく「かなりのジジイなのに普通にテレポートするし異常な強さ」を備えていたりしたせいで、本作の感動的なラストバトルも変な見方をすれば「イーストウッドが準備万端に必死こいてお膳立てして、全力で全弾喰らいにいって何とかギリで死ねた。いや本当は死んでないが死体袋に入れてもらったので死んだことにしてくれ」という風にも見えてきて、そう思うと少し可笑しい。
これはさっき言ってた感じで今までイーストウッド映画観すぎてたら逆にメタ視してしまい、こう思ってしまうのかもしれない。
本作同様に、暴力の虚しさを本気で訴えるつもりで作ったはずだが、
伝説の賞金稼ぎを余裕でボコれるほど強いジーン・ハックマンが部下を大勢連れてるのに、風邪ひいて高熱出した状態のイーストウッドが2秒で皆殺しにしてしまうせいで暴力の虚しさどころかイーストウッドの異常な強さだけが印象に残った「許されざる者」を思い出した。とはいえ許されざる者はそれでも傑作なのだが、同じ失敗をしないように本作ではオチをああしたんだろう。
他人の感想を検索してたら「ウォルトはタオを育てて深い信頼で結ばれて幸福感を得れていたのと同時に、朝鮮戦争でタオと同じ年頃の少年兵を自分から進んでブッ殺してた忘れ得ない記憶もより強く浮かび上がる事になって辛かったはずだ」という意見を聞いて、それに今まで気づかなかったわ‥むしろたまに「この際だからモン族ギャングを普通に皆殺しにしても別にいいんじゃない?」などと思っていたことを恥じた。
それとも回想シーンがないせいか、「許されざる者」の主人公マニーや本作のウォルトが「女子供をバンバン喜んで殺してた」という過去が実感として沸かないというのもある。イーストウッドの崇高なイメージも強いしね。
そういえばあの神父は後半、いつもの顔の半分が影で真っ黒になる撮り方のせいで、まるでこの世界の外部に位置する神性を帯び始めて「あれ?ひょっとしてこいつ凄い奴なのか」と思い出した矢先に警官に両脇を抱えられて強制退場させられてて笑った。
まあ長いからもうやめよう。自分に話しかけるのは
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そんな感じでした

「アメリカン・スナイパー(2014)」クリント・イーストウッド/時と共に増していく影が酸みたいに彼を侵す - gock221B

「ハドソン川の奇跡(2016)」クリント・イーストウッド/本作もさらっと凄い映画だった。久々にイーストウッド的ヒーローキャラが出た - gock221B

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