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映画その他の感想用ブログ

「シンクロナイズドモンスター(2017)」いい映画だと思うのだが悪役があまりにも腹立ちすぎて楽しめない領域に食い込んでいた

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原題:Colossal 督:ナチョビガロンド
制作国:カナダ、スペイン 上映時間:109分

 

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ニューヨークで働いていたグロリア(アン・ハサウェイ)は、失業してからというもの無職なのに毎晩酔っぱらって暴走していたら同棲中の彼氏ティムに追い出されてしまう。何もかも失ったグロリアが向かったのは故郷の田舎町。
そこで再会した幼馴染のオスカーに誘われ、グロリアは彼が営むバーで働き始める。
一方、韓国のソウルで突如巨大な怪獣が現れる。
その怪獣は25年前に一瞬だけ現れた怪獣だった。
テレビに映し出された衝撃映像に皆が騒然とする中、グロリアはある異変に気付く。
それは酔っぱらって近所の公園でフラフラしている自分とソウルの怪獣の動きがシンクロしているということだった。。
みたいな話

 

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という、あらすじ聞くと楽しそうだが故郷の幼馴染の男オスカーが、最初はいい奴風なのだが自分のテリトリーに入ったアン・ハサウェイを支配しようとして徐々におかしくなっていく。。
アン・ハサウェイは彼の支配を逃れて自分の人生を始める事ができるのか的な話。
SFや怪獣映画というよりはミニシアター系映画的な、せせこましい人間関係やそのメタファーとして怪獣や巨大ロボットが出てくる感じ、スタンドっぽくもある。
怪獣やソウルの被害とかの描き方はかなり適当なので、そっちの事はあまり考えない方がいい気がする。
グロリアはだらしない系の女性で、オスカーは後半めちゃくちゃサイコ野郎っぽく見えるのだが実のところ彼は普通の男だろう。普通にしてたらいい奴だがテリトリーに入った時だけ腐りっぷりが見える小人物、こういう人はめちゃくちゃ多いと思う。
一回寝たり付き合い始めたら豹変する‥とかはあるが特に何の関係もないのに勝手に嫉妬してどんどん気が狂っていく、「たぶん最初は本気で親切にしようとしてた人だったんだろうけど一度嫉妬して以降は完全におかしくなっちゃったんだろうな」という感じや出来るだけ暴力に訴えない感じが実にリアル。それだけに嫌事を親身に感じてイライラがたまった。
オスカーよりはマシだが、神経質な元カレもあまり良くなさそうだし。。
だけどこの映画の構造や美術に色んな工夫してあったのと、オチも意外で爽快で楽しかった(だけどオチのパートになると、やたらとスローになってドヤ感を出しすぎ感もあった)。
だから客観的に考えると全体的に良作だと思うけど、オスカーがあまりにも嫌な奴すぎて楽しめない領域にはいるほど嫌な奴だった(良作だとは思うけど香川照之のキャラが嫌いすぎて「クリーピー 偽りの隣人」が楽しめない感じに似ている)

 

そんな感じでした

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映画『シンクロナイズドモンスター』公式サイト | アン・ハサウェイ主演。ナチョ・ビガロンド監督作品。ダメウーマン⇔大怪獣 シンクロ率100%

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「ツイン・ピークス The Return (2017)」第17章/火よ、我と共に歩め

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原題:Twin Peaks: A Limited Event Series (Part 17) 通算第47話
監督:デヴィッド・リンチ 
脚本:マーク・フロスト、デヴィッド・リンチ
制作国:アメリカ 放映時間:59分 シリーズ:「ツイン・ピークス」シリーズ

 

感想というよりも、毎週の話を反芻したりする自分のための見ながら書いてるメモみたいなものです。
※基本的に完全にネタバレなので注意

前回までの「ツインピークス」は‥
★クーパー、25年ぶりに完全に記憶が戻る。ダギーの妻ジェイニーEと息子サニージムに「必ず戻ってくる」と約束して、フクロウの指輪と「種」と銃を持ち、ミッチャム兄弟とともに自身のドッペルゲンガー&ボブを斃すためツイン・ピークスに向かった
★クーパーのドッペルゲンガー、座標を3つ入手。「ジュディ」を探している。リチャードは粉みじんになって死んだ
★ダイアン、本物のダギー同様、作られたドッペルゲンガー「化身」だった。「保安官事務所にいる」と言い残しゴードンを撃とうとして返り討ちにあい消える。その魂は真ダギー同様、ブラックロッジで「種」を残し燃焼して消える。
★そのツインピークス保安官事務所。留置所にNaidoが保護されてるほか、ジェームズ、フレディー、チャド保安官補、流血した酔っぱらい等が収監されている
★オードリーやっとロードハウスに来れて「オードリーのダンス」を踊るが、ハッと目覚めると白い部屋だった。
★セーラー・パーマー、内部に人ならざるものを秘めていた

 

サウス・ダコタ州バックホー
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★ホテル:FBI仮本部🏨

ゴードン・コール副所長デヴィッド・リンチ)、アルバート・ローゼンフィールド捜査官ミゲル・フェラー)、タミー・プレイストン特別捜査官(クリスタ・ベル)らFBIのブルーローズ
前回、ダイアンの化身に撃たれそうになるが撃てなかったことを反省するゴードン。
アルバート老いてやわになったんでしょう」
ゴードン「なに?!」
アルバート歳を取ってやわになったと言ったんですよ
アルバートの嫌味が聞けて嬉しいよ
僕の推しキャラはアルバートで、新シリーズでは殆どの回に出てたのが嬉しかったが、その代わりほぼ上司のゴードンと一緒だったためか嫌味があまり聞けなかった。
「FBIに。」3人は乾杯する。タミーは演技じゃなくガチで半笑いしてる気がする
ゴードン「アルバート、この25年、きみに隠していたことがある。」
「姿を消す前にブリッグス少佐は、ある存在を見つけたことを私とクーパーに告げたんだ。それは極めてネガティブな力で遠い昔の呼び名で『ジャオデイ(Jowday)』。だが時を経て、その名は『ジュディ(Judy)』となった」
「ブリッグス少佐とクーパー、私で『ジュディ』へ辿り着くための計画を練ったが、その後ブリッグス少佐に何かが起きて、クーパーにも起きた」
「フィリップ・ジェフリーズはもうこの世には存在しない。少なくとも通常の意味では。フィリップはかつてこう言った『その存在に気づいた』と」
「更にクーパーの最後の言葉は『もし他の者同様、僕が消えたらあらゆる手をつくして僕を見つけ出して欲しい。僕は一石2羽の鳥を狙う』」
「で、今は例の『2人のクーパー問題』だ」
「しかも最近、暗号メッセージがレイ・モンローという情報屋から届いたのだ。そこには『刑務所にいたクーパーが座標を探している』と書かれていた」
「そしてその座標を知っているのがブリッグス少佐らしいのだ」
「この計画については君にも言えなかった」とアルバートに謝罪するゴードン。
ゴードンが色々なネタフリして謎が増えたがざっくり言うと
★「アルバート以外のブルーローズは『ジュディ(Judy)』という存在を探していたが、その存在に気づいたブリッグス少佐、フィリップはこの世から消えた(クーパーとデズモンドはジュディとは関係なく消えた)」
★「ジュディ」が人なのか超常的存在なのか場所の名前なのかは謎。キャラの名前ならボブを生んだエクスペリメントの事か?。場所だとしたら底が割れてきたブラックロッジほかの異次元空間よりも凄い所だろうから、もっと高次元の並行世界にも影響を与える特異点の名称のような気がする
★クーパーが言ったという「一石二鳥」は第1章で「消防士」も言ってた。
★「ドッペルゲンガーが少佐の座標を探してる」と知ってる情報屋レイ・モンローって初めて出た人名だと思うが何者なんだろう。
※フォロワーさんに教えていただいたが、ドッペルゲンガーがよく連れていた腕相撲の後、射殺したレイの事だとわかりました。フルネーム知らなかったので別人かと思った。フィリップに雇われていた情報屋なので一応、味方だったという事になるのか。

そこへドジ揃いのFBIラスベガス支部から連絡。
「ダグラス・ジョーンズを見つけました(ドヤ顔)。ただ、今どこにいるのかわかりません」
アルバートこいつはアホのコメディアンで、今のはネタですかね?
おっと、これがアルバートのファイナル嫌味だった。
横のタミーもあからさまに呆れた顔をしているが演技が下手で可愛らしい。
ゴードン「わからないとはどういうことだ!!」
珍しく激昂するゴードン。温厚なゴードンだがベガス支部には最初から当たりが強かったので今までにもベガス支部のドジに悩まされてたのかもしれん。
こんな報告したら怒られるに決まってる。トークの組み立てが下手くそだ
保険会社「ラッキー7」のブッシュネル・マリンズがやって来て前回、ダギー(クーパー)から預かっていたゴードンへの伝言を読み上げる。
ブッシュネル「『僕はこれからトルーマン保安官の所へ向かう。ラスベガスの時間はPM2:53で、合計するとこれは10になる。完成を意味する数字だ』以上です」
伝言の「足したら10になる」って、めちゃくちゃクーパーっぽい。自分も使おう
ゴードン「ダギーがクーパーだと!?どういうことだ!」
結果がわかれば第3章以降のダギー(クーパー)の冒険「ダギーの車は爆破された。暗殺者アイク・ザ・スパイクに殺されかけた。組織犯罪の大物2人と一緒にいた。自宅のコンセントにフォークを刺して感電して昏睡状態だった」などを一瞬で全て把握したブルーローズ。
「クーパー=ダギー」の件を新たな青いバラ事件の一つと断定し、彼らもツイン・ピークス保安官事務所に飛んだ。

 

 

ワシントン州ツインピークス🗻🗻
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ツイン・ピークス保安官事務所:留置所👮
流血した酔っぱらいの男のイビキがうるさいので罵るチャド保安官補
いつものようにオウム返しする流血した男。
Naido裕木奈江)が発する鳥のような声が段々大きくなり第17話にしてやっと「裕木奈江の声だな」と聞き取れるようになった。やはりその声を真似る流血した男。
戸惑うジェームズ・ハーリーと鉄拳フレディー

★「グレート・ノーザン・ホテル」🏨
ベンジャミン・ホーン、前回ドッペルゲンガーと一緒に居た、甥のリチャード・ホーンが粉みじんになって消えたところを目撃したジェリー・ホーンからの電話を受ける。
ワイオミングにいたらしい。ジェリーは双眼鏡がリチャードを爆殺したと思い込んでたらしい。ジェリーは全17話通してただきまってウロウロしてるだけだったようだ。一体なんだったんだ‥

森:「ジャック・ラビット・パレス」の253ヤード東🌳
クーパーのドッペルゲンガーカイル・マクラクラン)が電気の音と共に向かったところは、第14章でアンディが「消防士」のいる異次元空間へと飛んだシカモアの木があるポイント(だと思う。ただ森の中ってだけなので違う所かもしれない)。
ここが本命の「座標」らしい。
宙空に渦巻きが現れドッペルゲンガーは転送される。

 

 

異次元空間:「消防士」の屋敷
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ドッペルゲンガーが転送された先は「消防士」がいる屋敷だった。
第1章で「消防士」がクーパーに異音を聴かせた、第8章で悪の誕生を悟った「消防士」がローラ球を北米に撃ち込んた、第14章で転送されてきたアンディ保安官補が過去や未来を幻視した‥金色以外の色がないあの屋敷。
第3章でNaidoが居た別の異次元空間に漂ってクーパーに「青いバラ」と告げた、ガーランド・ブリッグス少佐の顔面デヴィッド・ボウイの肉体から巨大な釣鐘型のヤカンになったフィリップ・ジェフリーズ元捜査官がいる。
ちなみにこの2人は特捜隊ブルーローズでもあった。残りはFBI勢3人とダイアンとクーパー。これで今回の話だけでブルーローズのキャラが7人出たことになる。あと居ないのは劇場版に出たデズモンド(クリス・アイザック)だけ。
やっぱり第8章でここに居たヤカンはフィリップだったのか。ではNaidoが居た家に置いてあったヤカンもフィリップだったのかな?あの時喋ってくれてれば‥。というか、まさか背景に置いてあったオブジェがメインキャラの一人だとは誰にも想像できなかっただろう。
リンチが本シリーズに出したいが、少佐役の俳優さんとボウイは亡くなってたので直接は出せないので、登場人物が語る話の中に頻繁に出てきたり、こういった無茶苦茶なキャラとなって出てきたり‥2人は本シリーズで物凄い存在感あったな。
部屋には勿論「消防士」もいる。
恐らく三人共、火を消す(悪を滅する)善の超常的存在だろう。「消防士」も以前は人間だったのかもしれない。
左にはドッペルゲンガーは顔面だけになって宙に浮かぶ四角い檻に入れられている
これは消防士三人組が、座標を使って転送しようとするドッペルゲンガーを捕らえたってことか?少佐の座標はこのための罠だったのか?そう思っておこう。
現世を視れるスクリーン」には、「さっきドッペルゲンガーが消えた森の座標」「パーマー家」が映った後、シャッターのような曖昧なものが映る。
ドッペルゲンガーが囚われた檻は、ローラ球を北米に撃ち込んだ金管楽器のような機械に吸い込まれスクリーンを介して現世に転送された。
転送先はツイン・ピークス保安官事務所の前だった。
それを察知して呻く留置所のNaido。
フィリップは以前ドッペルゲンガーと一緒に行動してたっぽいから悪人になったと思ってたけど、やはり悪に対抗する存在だったんだな。あと現世ではかなり昔に死んでしまったブリッグス少佐だが異次元では健在なのか。
この三人の火を消す存在たちはボブに直接、手を下せないから(何故かはわからない。説明もないので結果から推測するしかない)、恐らくローラを生み出したがあっさりボブにやられてしまい、今また本物のクーパーにぶつけようとアレコレしてるという事だろう。
※追記:後からネットで知ったがこの屋敷にはフィリップに似たヤカンがいっぱい並んでる(上の画像参照)。という事は過去に出てきたヤカンのうち喋ってないのはフィリップじゃないかもしれないのか。このシーンのヤカンもフィリップではないのかもしれない。ダッチマンにいるヤカンだけがフィリップなのかもしれない
 

 

ワシントン州ツインピークス🗻🗻
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ツイン・ピークス保安官事務所👮
ドッペルゲンガーが転移されてきたのは保安官事務所だった。
「消防士」がわざわざ転移したのだからボブを倒せる者がここにいるという事だ。
アンディ・ブレナン保安官補
、転送されてきたクーパーのドッペルゲンガーをクーパー本人だと思い込み事務所に迎え入れる。
久しぶりに会ったクーパーを歓迎する奇妙な柄のカーディガンを着た受付嬢ルーシー、クーパーの親友だったハリーの兄フランク・トルーマン保安官ロバート・フォスター)も。
しかし、アンディはふと思い出す。
第14章で座標から転送された異次元空間で「消防士」に見せてもらった数々の幻視、その内容は殆どが過去や現在のものばかりだったが唯一「こんなシーン見たことないな」というシーンがあった。それは「奇妙な柄のカーディガンを着たルーシーと事務所の廊下を歩くが何か思い出して廊下を逆走するアンディ」という幻視だった。「これは絶対、近未来の幻視だ」とピンと来たので覚えている。ルーシーのカーディガンの奇妙な柄から「ここ覚えとけよ」という主張が強かった。
何かに気づいたアンディ。
フランクの部屋に通されたドッペルゲンガー
アンディが「(クーパーの大好きだった)コーヒーを淹れましょうか?」と訊くが、ドッペルゲンガーは別に好きじゃないので断る。
恐らく、これで絶対に本物のクーパーではないと気づいたアンディは「あなたが来たってホークに知らせてきます!」と言って立ち去り、受付のルーシーに「一大事だ!一大事!」と言って留置所に走る。

ツイン・ピークス保安官事務所:留置所👮
留置場ではドッペルゲンガー‥ボブの存在を察知したNaidoが騒いでいる。
チャド保安官補は靴に隠してあった留置所の鍵で檻から出て、ロッカーの銃で武装
流血した酔っぱらいは顔の絆創膏を剥がす。
ホークを探して留置所に入ってきたアンディを銃で脅すチャド。アンディピンチ。
しかしフレディが、異次元で「消防士」に貰った剛力の右ゴム手袋で檻ごとチャドを打撃。失神したチャドを手錠で拘束するアンディ。
ちなみに酔っ払いは長尺で顔を引っかいてたが結局何でもなかった。フェイクか‥

ツイン・ピークス保安官事務所👮〈vs.ドッペルゲンガー
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2番に電話がかかってきた。ここもアンディが幻視したシーンだ。
電話に出て驚愕するルーシー‥勿論ここに向かっているクーパーからの電話だが、かなり最初の方‥第3章くらいで似たような場面あったなと思って鳥肌立った。
「フランク初登場の時に、備え付け電話でフランクと話すルーシーの前に携帯で話しながらフランクが入ってきて、お互い固定電話で話してると思い込んでる携帯嫌いのルーシーが死ぬほどビックリする」というおとぼけシーン、まさかあれを活かしてくるとは思わなかった。
あの時の携帯電話がどういうものかハッキリわかってないルーシーは「フランクが2人いる」と思いこんでいたせいで失神しそうなほどビックリしたという昭和のギャグ漫画みたいなギャグシーンだった。
だがその前ふりを経た今「(比喩ではなく本当に)クーパーが2人いる」という驚愕の事態に出くわしてしまった。
フィクションに出てくるドッペルゲンガー絡みの場面で一番面白いシーンだった。
ルーシーはフランクに内線する「トルーマン保安官、2番にお電話が入ってます」
フランク「君が聞いておいてくれないか?ルーシー」
ルーシー「とても大事な緊急の電話なんです保安官」
電話をかけてきたのは勿論、ラスベガスから急行中の本物のデイル・クーパー捜査官カイル・マクラクラン)。
クーパー「ハリー!」
フランク「‥私はフランク・トルーマン。ハリーの兄だよ」
さっきクーパーのドッペルゲンガーとした同じやり取りを繰り返す。
フランクは以前、ホークがブリッグス少佐の遺言メモから閃いた「クーパーが2人いる」という言葉が脳裏に浮かび目の前のクーパーが偽物だと感じたに違いない。
ドッペルゲンガーを凝視するフランク。
ドッペルゲンガーも今起こってる事態に気づいたのかフランクの顔を凝視する。
本物のクーパーは現在ツイン・ピークスの入り口を入ったところ。
旧シリーズで何度も出てきた、サントラのジャケにもなってるあの道路。
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続けて「コーヒーはあるかね?」と、うきうきして言うコーヒー大好きクーパー。
フランクは、さっきのアンディと同じように今目の前にいるコーヒーが好きじゃないクーパーが偽物だと気づいたはずだ。
そしてドッペルゲンガーも、フランクがそう思ったことに気づいた。
ドッペルゲンガーは銃を抜く、フランクも抜くが一瞬遅い。
だが銃撃されたのはドッペルゲンガーだった。ルーシーが背後から撃ったのだ。
フランク「一人は死んだようだ、クーパー捜査官」
クーパー「決して触るな!死体から離れてるんだ!」
銃声を聞いたアンディは、Naido、フレディ、ついでにジェームズも連れて来た。
ルーシー「アンディ‥。携帯電話がどういうものかわかった‥
こうなるとひょっとして「消防士」が、ルーシーが携帯電話の概念を抱かないように画策していた気さえして来る。この日のために
遅れてホークも到着。フランクは偽クーパーの事を説明する。
ドッペルゲンガーの死体を遠巻きに見ていると、第8章でドッペルゲンガーがレイに撃たれたが蘇生した時のように辺り一帯が暗くなり突然現れたウッズマン数人がドッペルゲンガーの身体を揉み始める。ウッズマン揉み揉み

ツイン・ピークス保安官事務所👮〈vs.ボブ〉
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ようやく本物のクーパー捜査官(ついでにミッチャム兄弟一派も)が保安官事務所に到着。保安官事務所にいる黒スーツのクーパーやアンディ達‥画面が25年ぶりに最もツイン・ピークスっぽくなった。
ドッペルゲンガーの身体は前回同様、流血して体内からボブ球が出て宙に浮かぶ
その球にボブの顔が浮かび上がる
それにしても今回のシリーズでわかったことだが、リンチが過去のお気に入りキャラクターをこれほど気に入ってたとは‥ってところ。ローラ大好き以外にも、ボブ、少佐、ハリー、フィリップなど、劇中に出れないけどお気に入りのキャラを目立たせるのが凄く上手い。しかしボールにしてまでボブを出すとはね‥
クーパーはフレディを見つける。
クーパー「君がフレディーか!?」
フレディー「そうだ!」「これが僕の運命だ!」
クーパーはいつフレディについて聞いてたんだろう?これも少佐かな
襲い掛かってきたボブ球と格闘するフレディー
ボブ球はCGで出来たボールにボブの顔の過去映像が浮かび上がっている。
球に浮かんだボブが目を剥いて「ウガー!」とか叫びながら、球なのでドッジボールのようにフレディにぶつかってくる。。
この現世で最も恐ろしい存在のボブ球だが、ただのボールですからね。。
それを右手にゴム手袋つけた華奢なイギリス人フレディーが殴っている。
やべえ‥、想像以上にクソ滑稽な映像‥やばい、ダサい。早く終われ!このシーン!
「腕」みたいにボブの姿も変えればよかったのに‥。と思ったけどリンチはボブ役の俳優の顔が大好きなんだから仕方ない。
とにかくフレディは苦戦しつつもボブ球を破壊。ボブは炎上。
これで本当にボブは滅びたのか?しかし「火」はボブの得意なエレメントだ
ボブは蘇り再び襲い掛かってくる。フレディはボブ球に噛みつかれ流血!
早く終わってくれ!見てられん!
ボブ「死体袋へお前を捕らえてやるぜ!
懐かしの台詞。だがもう喋るな!ボール状態で
フレディのゴム手パンチでボブを今度こそ破壊!
ボブは粉みじんになって死んだ
大方の予想通り、フレディはボブを叩くためのキャラだった。
ゴム手は残ったままなので今後もフレディは活躍できるかもしれない
クーパーは、ボブが抜けて蘇生できなくなったドッペルゲンガーの死体にフクロウの指輪をはめて、ドッペルゲンガーを25年かかって倒しブラックロッジに戻す事に成功。
ミッチャム兄弟「すごいもん見たな」
ボブ球vsゴム手をはめた貧相なイギリス人の対決。確かに凄かった
数々の人達を殺し、25年間アメリカに悪の種を撒き続けたクーパーのドッペルゲンガーはこの世からようやく消えた。
クーパー「フランク、グレート・ノーザン・ホテルの315号室の鍵はあるか?」
なんでそれを知ってる?と不思議がるフランクに「ブリッグス少佐から聞いた」と答えるクーパー。どんな事でも「ブリッグス少佐から聞いた」と言えば通るんだから便利なもんだ。
鍵を受け取ったクーパー(※恐らく、ここが分岐点だろう)

ツイン・ピークス保安官事務所👮〈分岐点〉
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Naidoをじっと見て、何かに気づき驚いた表情をするクーパー。
このシーン以降、画面にクーパーの驚いた顔面アップが半透明でずっと残っている。
いやな感じがする
ちなみに半透明のクーパーは静止画ではなくカイル・マクラクランが驚いたままの顔アップでプルプルしてる別撮りの映像(以降このクーパーは薄っすらクーパーと表記)
そこへボビー・ブリッグス保安官補も到着。
クーパー「ボビー、君の父上にはこうなることが全てわかっていた」
「何年も前に集めた情報が父上とゴードン・コールを引き合わせた。時間通り到着だ」
ゴードン、アルバート、タミーらFBIブルーローズも到着する。
クーパー「結果、我々もこうして導かれる」
そしてこの先、変わりゆくものも幾つかある
過去が未来を決める
いやな感じ
キャンディ&サンディ&マンディがサンドウィッチをたくさん持ってくる。
クーパー「フランク。ハリーによろしく言っといてくれ」
ハリー役の俳優さんは闘病中らしい噂がある。本編ではハリーに対して何度も励ましのメッセージを送ってきた。
それにしても全員同じ章、同じ瞬間に素早く集まりすぎだろう。
この本シリーズ、今まで、人物がA地点からB地点に移動するだけで平気で4、6話かけたりしてきたのでこの17話は各員の動きがめちゃくちゃ素早く感じる。
まさに大団円。以上が本シリーズの打ち上げシーンだった。
クーパーが次する事を思いつかず皆とサンドウィッチを喰って打ち上げしてれば多くの人が望むハッピーエンドだっただろう。しかしそんな感じで終わるわけない。
Naidoがクーパーに駆け寄る。手を合わせる2人。
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Naidoの顔が化身に点く黒い炎に包まれ彼女の顔がブラックロッジに繋がる。
ブラックロッジでは小さな岩が浮いていてその窪みにダイアンの顔が浮かび上がる。
現世では、Naidoの服を着た赤髪のダイアン・エヴァンスローラ・ダーン)が立っていた。やっぱりNaidoが真ダイアンだった。
満面の笑顔を浮かべるクーパー。そして2人はキスする。
画面にずっと表示されていた薄っすらクーパーが消える。
ダイアンは、起きた出来事は全て覚えていると言う。本物のダイアンは清楚な雰囲気。
やたらとクソ(Fuck)連発してたのは〈化身〉の荒い性格だったようだ。
裕木奈江は異次元に関係する役だろう」という予想は当たったが、まさかここまで重要な役だとは思ってなくて嬉しかった。だけど顔と声を潰されてたのとダイアンのオーバーボディ役だったのは残念だった。
クーパーが時計を見る
時計の針が15:52と15:53の間で行ったり来たりしている

世界が52分と53分の間に囚われており、時が進む事をやめようとしている。
そして薄っすらクーパーがまた画面に表示され始めた。
変な感じ
何かがおかしい。皆がクーパーをじっと見ている。
ダイアンと手を繋いで立ってるクーパーはそのままで、薄っすらクーパーだけが喋る
薄っすらクーパー「僕らは夢のなかに生きている
喋った!
※薄っすらクーパーが画面に表示されていた時間(クーパーが何かを決意して以降の時間)は夢幻のようなものだと言いたいのだろう。
クーパー「また会えることを願ってるよ」「みんなと
サンドウィッチを食べないまま、お楽しみは終わりのようだ。
画面が暗転し、世界が時の流れの狭間に消えていく。
クーパー「ゴードン!
ゴードン「クープ!

★「グレート・ノーザン・ホテル」:ボイラー室🏨
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次の瞬間、クーパーとダイアンとゴードンは暗闇を歩いていた。
クーパーが手をつないでいたダイアン、名前を呼び合ったゴードンは時の狭間に飲み込まれる世界から例外的にクーパーに同行できたようだ。
※クーパー自身が特異点になってるので、クーパーが同行しようと思ったものは連れて行けるらしい。ダイアンやゴードンを同行させて何になるのかはよくわからない。きっと、同行した彼らはこれらの記憶を保持できる、と推測した。
3人は、グレート・ノーザン・ホテルの異音のする方へ歩いていく。
数話前にジェームズがウロウロしてたボイラー室へ。
異音の出処であるドアの前まで来ると薄っすらクーパーは消えた。
※ここが、現在の夢幻になってしまっている曖昧な時間の終り
クーパーはさっきフランクから受け取った25年前のグレート・ノーザン・ホテルで自分が利用していた315号室の鍵でボイラー室のドアを開ける。
クーパー「聞いて欲しい。僕を追ってこのドアを通らないで欲しい。二人とも」
ゴードン「ずうっと君を想ってるぞ!」別れの言葉
クーパーはドアを開ける
クーパー「カーテンコールでまた会おう
クーパーは入っていく。ドアの先には片腕の男マイクがいた。
マイク「未来における過去の暗黒を通して、魔術師は見たいと乞い願う。
一つの声が放たれるのは、ふたつの世界の狭間。
火よ、我と共に歩め(Fire Walk with Me)

電気が流れる。この世界の電気は次元間の移動に必要なもの。

 

異次元空間「コンビニエンスストアの2階」
電気によって2人は「コンビニエンスストアの2階」に転移した。
階段があって2人は登る。ウッズマンはいないのはボブが消滅したからか?
2人は2階に上がりドアを閉める。前回同様、跳び男がインサートされる。不吉だ

 

 

異次元空間「ダッチマン」
あの中庭に来た。鍵開けおばさんBosomy Womanやウッズマンは居ない。
中にはフィリップ・ジェフリーズが居て「頼む。明確に言ってくれ」と言う
それは視聴者が一番言いたい台詞ですけど?
クーパー「1989年2月23日だ」
ローラ・パーマーが殺された日付
フィリップ・ジェフリーズ「君のために見つけよう。ここは滑りやすい」
「また会えて嬉しいよクーパー。ゴードンに会ったら宜しく言っといてくれ。正式じゃない方を覚えててくれるだろう」
ここで、君はジュディを見つけるはずだ」「恐らく誰かがいる」
「君はこれを頼んだか?」
というと湯気がフクロウの指輪のマークになる。それが分解されて「8」になる。
右下に黒い点が現れて「8」自体が横に回って裏返しになり左下に行った黒点が移動して右下に来る。
ここには良い奴しか居ないんだから口頭で具体的に言えや!と言いたくなってくる
「8」といえば「∞」を思わせるが、「∞」だったとしたらタイムスリップや平行世界同様何とでも解釈できそうな符号で何だかテンション下がってきた。。
フィリップ「よし、いいぞ。君はもう行ける」「クーパー忘れるな」
マイク「電気だ。それは電気!」
電気がまたたき、クーパーは転移される

 

 

ツイン・ピークス(1989年2月23日)🗻🗻
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★山🗻
※以下のモノクロの過去の場面、クーパーと一部のローラ以外は劇場版の流用。
ローラ・パーマーの家からローラ・パーマーが出てきて、ジェームズ・ハーリーのバイクに乗って出かける。それを憎々しげに見ている父のリーランド・パーマー。既にローラ殺害を決意している。
2人はバイクを停めた。近くの茂みに転送されてきた2016年から来たクーパー。
ジェームズとキスするが、未来から来たクーパーを見て絶叫するローラ。
劇場版に、確かにこのシーンはあったが、まさか草むらに隠れてる未来から来たクーパーを見て絶叫していたとはね。。
ジェームズのバイクから降りて山小屋に向かうローラ。
その先には山小屋での乱交パーティを楽しみにしてるレオ・ジョンソンジャック・ルノーロネット・ポラスキー
ローラが彼らに合流すれば死が決定されてしまう。
ローラは茂みの中で未来クーパーと出会う(このシーンのローラは撮り下ろしっぽい)
懐かしの「ローラ・パーマーのテーマ♬」が流れる
Laura Palmer's Theme - Angelo Badalamenti (Twin Peaks OST) - YouTube
ローラ「あんた誰?!」「待って、夢であなたに会ったわ」
手を差し伸べるクーパー。ローラはその手を握る。
翌朝、湖畔に流れ着くローラの死体の未来の光景。
その光景の中からローラの死体が消える。
そして白黒だった画面に色が着く。
ローラがリーランドに殺されなかった世界線へと移行したせいか?

★パッカード製材所🏭→湖畔🐟
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化粧するジョシー・パッカード
ピート・マーテル(故ジャック・ナンス)と妻のキャサリン・マーテル
本シリーズで出てないキャラが昔のライブラリ映像によって出演した。
ピートは釣りに出かける。旧シリーズ第1話冒頭だ。
ローラの死体は湖畔には無い。ローラが殺害される運命は回避された。

★パーマー家(2016年?)🏠
誰も居ないリビング。隣の部屋でセーラ・パーマーが奇声を上げ続けているらしき映像がずっと流れる。めちゃくちゃ怖い。
セーラがやってきてローラのプロムクイーン写真を刃物で突きまくる。
現代っぽいけど、これは未来から過去に影響を及ぼそうとしてるシーンなのかな?

★山🗻
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ローラの手を引いて歩くクーパー。
急に、虫の羽音のような異音がしてローラは忽然と姿を消す。
第1章冒頭で「消防士」が「この音を聞け」と言って聴かせた音だった。
第8章でエクスペリメントが生んだ悪の虫が入り込んだのがセーラだと判断して、あれはひょっとして「虫に関係する者に気をつけろ」という意味だったのかな。
だが、そんなの注意しようがない。
クーパーがふと振り返るとローラは消えていた。
そして森にはローラのぞっとするような絶叫がこだました。
「ローラが死なない世界線を作ってる途中で、悪の因子を内包するセーラの妨害によって予測できないネガティブな事態に陥ってしまった」って事か。
ローラの死体は消えたままなので殺害される運命は変えられたのだろうが、不吉なムードが充満しているので別の良くない世界線に移動したという感じだろう。
セーラの存在を抑えておかなかったのがクーパーの失敗の原因か。
赤いカーテンが映り懐かしのジュリー・クルーズが唄い最終回に続く‥
www.youtube.comせっかくのジュリー・クルーズだが、色んな事が気になって耳に入ってこない。
とにかく次で最後だ

 

 

▲▲
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★本シリーズがずっと綴ってきた「2人のクーパー事件」の解決は、有能なアンディの活躍でルーシーがドッペルゲンガーを倒しフレディがボブを倒した後、クーパーがグレートノーザンの鍵をフランクから受け取るところ。ここまでだろう
それにしても散々、人を殺してきたドッペルゲンガーを倒したのが、暴力に溢れた本作の中でピリッとした場面と言えば「アンディとソファの色で揉める」シーンしかなかった善良でとぼけた中年女性ルーシーというのがいいね。
★ボブ球vs.フレディ戦のダサさはかなりのものがあった。思わず何度か目を逸したね。だがボブ球のダサさやフレディとのバトルがクソダサいのは多分わざとな気がする。せっかく真クーパーが来てるのに悪クーパーもボブ球も、倒すのは善良なルーシーとかフレディだし、ここは悪の権化に対して「メソメソとした終わり」を喰らわしてやったのかもしれん
★急にダイアンが真ヒロインみたいな扱いになるのが納得いかなかった。アニーが出れないからダイアンを代わりにヒロインにしたんだろう。そしてカイル・マクラクランと実際に付き合っていてリンチ作品常連という、メタ的な意味でヒロイン要素の強いローラ・ダーンをヒロインに仕立てたんだろう。
そういう意味では確かにヒロイン力はあるが、ローラ・ダーンのことは30年前から「顔の怖いオバサン」としか思ってなかったので微妙なものがある。
しかも応援していた裕木奈江を脱ぎ捨てて登場したからガッカリ度が高い。
★オードリーのくだりなかったね。この調子だと来週も多分ないだろ。前回オードリーが目覚めてた時、病院で白い服着てたっぽいから長年の昏睡状態から醒めたって事で終わりか。どうせなら大団円の場に何とかして来させて「気づいたら太ったオバサンになってる‥」とショックを受けているオードリーに向かってクーパーが何か良い事言って「私の特別捜査官‥」と言わせてほしかった。
★薄っすらクーパーは、フランクからグレートノーザンの鍵を受け取った後にNaidoの顔を見た時から現れる。
鍵受け取りによってタイムスリップする事を決意したから現実が揺らぎ曖昧になった、薄っすらクーパーが表示されていたのはその目印なんじゃないかな。薄っすらクーパーは「鍵を受け取って過去に戻るぞ、と決めた瞬間以降のクーパーの意識」の表現じゃないだろうか。クーパーがタイムスリップしてローラを救う事を決意した時点で、歴史が変わる事が決定され始めて本来ここに集まらない可能性が高い彼らの存在が曖昧になった。そしてクーパーがいよいよ実際に行動を起こすことを決めた時に、薄っすらクーパーは「僕らは夢の中に生きている」と喋り、現実はより曖昧になった‥というかさっきまで現実だった世界が夢になってしまった。
タイムスリップを決めて、それができるクーパーは特異点として消えない存在となったが、他の者たちは胡蝶の夢のような曖昧な存在になってしまった。
この保安官事務所に集まった皆は、ローラ殺害が起点となってあれやこれやで繋がって集まった線だもんね。その起点がなくなってしまうから世界そのものが暗転して消えたのだろう(ゴードンとダイアンは、クーパーが同行させると決めたから消えなかった?)
★だけどクーパーは何故急にローラを救出しようと思ったんだろう?というか、そもそもそんな事していいのか?ローラが死ななければ、やっと倒したボブも倒してない事になってしまうがそれでもいいのか?疑問が多い。
本シリーズの後付け設定でローラは地球に撃ち込まれた希望の光みたいなキャラにされてたから、ローラを救うことがひいては悪(ジュディ?)を倒すことになるのかもしれない
★ローラ救出が中途半端な結果に終わって最終回に続いてしまった。
一体どうなるんだろう。
前回でのクーパーの鮮烈な復活とオードリーのダンス、今回はドッペルゲンガーとボブを正義の力で倒す‥という明るい展開が続いた。
多分、次回はカオスの中で無茶苦茶な終わり方するんだろう。

 

そんな感じでした

ツイン・ピークス The Return (2017)」全18話
#1
 #2 #3 #4 #5 #6 #7 #8 #9 #10 #11 #12 #13 #14 #15 #16

gock221b.hatenablog.com

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TWIN PEAKS: MUSIC FROM THE LIMITED EVENT SERIES (2017 SOUNDTRACK) [CD]

TWIN PEAKS: MUSIC FROM THE LIMITED EVENT SERIES (2017 SOUNDTRACK) [CD]

 
TWIN PEAKS: LIMITED EVENT SERIES (2017 SOUNDTRACK/SCORE) [2CD]

TWIN PEAKS: LIMITED EVENT SERIES (2017 SOUNDTRACK/SCORE) [2CD]

 

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「KUBO/クボ 二本の弦の秘密 (2016)」素直にいい話。母性が凄い。ストップモーション技術が凄すぎてストップモーションに見えない

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原題:Kubo and the Two Strings 制作会社:ライカ
監督:トラヴィス・ナイト 
製作国:アメリカ 上映時間:103分

コララインとボタンの魔女」のスタジオの新作ストップモーションアニメ。
封建時代の日本が舞台で、炭坑節が流れたり灯篭流しがフューチャーされている。
だけどアメリカ映画に出てくる日本もの あるあるだが全体的に中国っぽい。
中国・香港映画の武侠映画やカンフー映画っぽい感じというか。
クボの母親が弦楽器を弾くと衝撃波が出て、傘を被ってマントを着けている2人の闇の叔母さんに喰らわせる様はどう見ても「カンフーハッスル」の古琴波動拳のシーンにそっくり
だが僕はアメリカ映画によく出てくる「少し違うニッポン描写」好きなのでこれでOK
キャラは皆、英語で話すしジェスチャーもアメリカン(自分の目を指差して相手を指す「見張ってるぞ」ジェスチャーとか)だからキャラの内面的には皆アメリカ人。だがアメリカ映画なのでそういうものだ(日本の漫画やアニメに出てくるアメリカ人キャラの90%も内面は殆ど只の日本人だ)

 

 

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左目がない赤ん坊クボを背負った母親シャーリーズ・セロン)が荒れた海を渡って最果ての地に渡ってくる。
数年後、成長した少年クボは三味線の音色で折り紙を意のままに操る不思議な能力を開花させており、クボはその能力で折り紙人形劇をして大人気。その木戸銭で体調の悪い母親の世話をして暮らしていた。
クボの物語る「父親ハンゾウを模した折り紙武者が悪と闘う」人形劇に胸を躍らせる町の人達。
ある日、恐ろしい力を持つ闇の姉妹ルーニー・マーラー)が町を強襲してくる。
彼女達は母の妹だという。
母親とクボは、闇の力を持つ祖父・月の帝レイフ・ファインズ)に命を狙われ、父親ハンゾウは2人を助けようとして命を落とした事が明らかになる。
母親は闇の姉妹に特攻して命を落としながらもクボを逃がす。
クボは、母が最後の魔力を使って命を授かった日本猿の人形が生を受けたサルシャーリーズ・セロン)、弓の名手クワガタマシュー・マコノヒー)などの仲間を得る。
クボは2人と共に、伝説の刀と鎧と兜を手にして両親の仇、月の帝を討つ旅に出た。
そんな話。

 

 

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隠し砦の三悪人」っぽい感じで冒険して少年が成長していって仲間との繋がりが深くなり色々秘密が明らかになりつつ巨悪に立ち向かう。。というベタでストレートな冒険ものだった。ジブリ以前の宮﨑駿とかの昭和アニメを思わせる。
これは良かったです。子供いないけどもし自分に子供がいたら見せたい感じ。
素直にじーんとしました。
愛情や人との繋がりでラスボスに対抗する様もよかったし、色んなところで「フィクションが伝承を伝えて人を成長させる」って感じのことが言いたいのかなと思えるところも凄くじーんとしました。僕はこのテーマに弱いし(というか映画が好きな人は大抵フィクションが好きなはずなので映画好きは大抵刺さる気がする)
「そういえばもうすぐ映画終わるけどタイトルの『二本の弦の秘密』って一体何だったんだ?」と思い始めた頃に、それがわかった時もじーんとした。
子供がよく感じるタイプの鼻にツーンと来るタイプの感動。
最近の映画にしては上映時間が短いので、もう少し主人公3人のやり取りが観たかった気はした。あと祖父の事がいまいちわかりにくかったのでラストの祖父のくだりで感動しそこねた感があった(闇の姉妹も本当の人格があったのかな?)
三種の神器は結局、集めようとする工程そのものに意味があったって感じだったのかな?よくわからんが、とにかくクボの物語る力が最後の武器になったのは最高。
「あれ何だったの?」「あれ必要だった?(クボが夜、活動できないとか)」という事が多いが、本編が面白かったので「まあ細かいことはいいか」と思えた。
関係ないけど町でクボに親切にしてくれる婆さんと孫の挙動がめっちゃよかった。

 

 

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観終わるとシャーリーズ・セロン演じる母親/サルの印象がめちゃくちゃ強い。
日本猿だというのにサルの母性が強すぎる。手のひらを舐めて唾液でクボの前髪を整える古い時代の母親描写とか、クボが嫌がる苦いクスリを飲ませてくる感じや、サルをからかうクボとのやり取りとか、クボを守ろうと敵に立ち向かう感じや、逆にやられそうになった時に「もう私はクボを守れないのか‥」という感じで見せる悲しそうな顔とか、もういちいち母性が強すぎて「お、おかあさん‥!」と思えてくる。
正直、観終わるとクボやクワガタの父性などよりもサルの印象のほうが強い。
吹き替えのシャーリーズ・セロンが自信に満ちためっちゃ小さくて細い声でぼそっと喋るのも迫力あるし、日本猿なのにだんだん美人に見えてくる(「カンフー・パンダ」のアンジェリーナ・ジョリー演じる虎みたいな魅力というか)


 

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1コマづつ撮影する気が遠くなる工程を経て、撮影されたストップモーションアニメ。
技術が卓越しすぎて、もはや3DCGアニメのような滑らかさで動くので正直ストップモーションだという事を忘れて観てたので「ここまで来ると3DCGアニメでもいいのでは?」と余計な事を思ったりもした。
「アニメと違って個体の実物がある」という強みがあるので、逆にここまで3DCGと変わらない画じゃなくて、もっと物質感を感じる撮り方‥たとえば、ところどころ わざとたどたどしく動くとかした方がいいような気もする。
最後のスタッフロールで4m超ある妖怪がしゃどくろを多くのスタッフが1コマづつ手直ししたり動かす様が超早送りで見せつけてくる様が圧巻だった。
「オラ!どうやって動かしてたかよく見てみろ!」というオラつきを感じてビビった。
ストップモーションアニメへのフェティッシュな感情はあまりないので「とにかく凄い」としか言いようがない。細かいことを知りたい人は検索した方がいい。
とりあえず僕は「物語ることにパワーがある」というテーマとお母さん&サルの母性に魅力を感じた。以上

 

そんな感じでした

gaga.ne.jp

www.imdb.com

www.youtube.com

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「ツイン・ピークス The Return (2017)」第16章/お気に入りのガムが、新しくなってカムバックします

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原題:Twin Peaks: A Limited Event Series (Part 16) 通算第46話
監督:デヴィッド・リンチ 
脚本:マーク・フロスト、デヴィッド・リンチ
制作国:アメリカ 放映時間:59分 シリーズ:「ツイン・ピークス」シリーズ

 

感想というよりも、観ながら一時停止しながら書いてます
基本的に完全に全部ネタバレ

前回までの「ツインピークス」は‥
★ダギー(クーパー)、自身の悪のドッペルゲンガーが差し向けた数々の刺客を全て撃退し、周囲の人達を幸せにする。ジェイニーEはダイアンの片親が違う姉妹だった。「ゴードン・コール」の名を聞いて記憶を呼び起こされ、コンセントで感電する
クーパーのドッペルゲンガー
「座標」をGETし、フィリップ・ジェフリーズから「ジュディ」の居場所を聞く。オードリーとの間の息子リチャードも合流する
★FBI特捜隊ブルーローズ。「座標」入手。目下の目的はダギー(クーパー)とジェイニーEの夫婦の確保とツイン・ピークス
ツインピークス保安官事務所
。留置所にはNaidoが保護されてるほか、ジェームズ、フレディー、チャド、流血した男などが収監されている
★セーラ・パーマー、内部に人ならざるものを秘めていてツインピークス民を殺害。
★オードリーの様子もおかしい

 

 

ワイオミング
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★2つの座標が交わる地点
この場所がどこかはよくわからないが相変わらずクスリでバッドになってるジェリー・ホーンがウロウロしてるからツイン・ピークスの近くだろう。
※ワイオミングでした
クーパーのドッペルゲンガー
カイル・マクラクラン)とリチャード・ホーン
ドッペルゲンガーが3人から聞いた座標、うち2つが一致した場所へ向かう。
その場所には岩があり、リチャードに座標を示すデバイスを持たせてピッタリ合う場所に立たせた。リチャードにスポンティニアス・コンバッション(人体自然発火)発生。
リチャードは粉みじんになって死んだ
カスのリチャードが苦しんで死ぬのを待ちわびていたが、あっけない最期。
ろくでもない男の、何一つ良いことがなかった取るに足らない人生が今、終わった。
しかも、ここ最近は強くて悪い父親に殴られて従えられてる様子が少し嬉しそうだったので「良かったね」的な感情が湧いてきた時に殺されたのでスッキリしない。
リチャードに集まっていたヘイトを「そのヘイトも全てこいつのせいなんだよ」と、クーパーのドッペルゲンガーに集めるための演出かな。
この「2つの座標が交わるポイント」にリチャードを立たせて粉みじんにするのが一体何の意味があるのかよくわからないがとにかく何かをクリアした。地雷撤去みたいなもの?
※後からわかったが、前回フィリップ・ジェフリーズは「ジュディに会ったらどうだ?」と言いドッペルゲンガーに座標を教えた。しかしフィリップは悪の雰囲気がしなかった。それを察したドッペルゲンガーは自分の代わりにリチャードに「座標の味見」をさせたのだ。ドッペルゲンガーを消滅させようとするフィリップの作戦は失敗した‥そういう事だろう。
ドッペルゲンガーはダイアンに「 :-) ALL. 」とメールする。
日本風に打つなら「 (^_^)全て揃った 」または「皆殺しにしろ」って感じか。
一部始終を見ていたジェリー・ホーンは狼狽えていた。双眼鏡を逆さに観ていたので結構近くにいて騒いでいるんだろうにドッペルゲンガーに見つからないのは不思議だった。ジェリーはここまで、森できまって狼狽えてるだけだったけど何かするのかな?フィクションではこういうキャラは最後に何か偶然いい事したりするが‥

 


ネバダ州南部ラスベガス
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ジョーンズ家の前🏠
ハッチ・ハッチンスティム・ロス)とシャンタル・ハッチンスジェニファー・ジェイソン・リー)のハッチンス夫婦。ダギーを殺しに来たのだろう。
ベガス市警も訪れるがダギー家は留守、帰っていく。

★病院:ダギー(クーパー)が入院してる部屋🏥
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前回、記憶を取り戻しかけて更にコンセントで感電しにいったダギー・ジョーンズとして生活するクーパーカイル・マクラクラン)。昏睡状態で寝かされていた。
心配そうに見守るダギーの妻のジェイニーE・ジョーンズナオミ・ワッツ)。息子サニー・ジム・ジョーンズ。ダギーの勤める保険会社「ラッキーセブン」の上司ブッシュネル。カジノのオーナーミッチャム兄弟キャンディ&サンディ&マンディ‥など、ダギー(クーパー)を愛するベガスの仲間が勢揃い。
ミッチャム兄弟は指で摘んで食べるクソうまそうなフィンガー・サンドウィッチを振る舞う。本シリーズでは食い物が出てくる回数が前より少ないが、出てくる時は癒やしのシーンにのみ出て来る。
それにしても怖いミッチャム兄弟だが一度惚れこむと、ずーっと良くしてくれ続けるな。侠客キャラだ。一般人が「こうあって欲しい」と想像する義理人情に厚いヤクザ。
そして皆に囲まれるダギー(クーパー)を見ていると何故か不思議と泣きそうになる感動があった。
次に目覚めた時には絶対、元のクーパーになっていてそれはいいのだが、ここに集まった面々が愛した聖なる白痴ダギー(クーパー)は消えているのだろう‥そんな予感のせいかもしれない。
始まって3話くらいで「あぁ、本シリーズはラスト近くまで正常なクーパー出てこないパターンだな‥。クーパーがテキパキ捜査したり旧キャラと同窓会したりドーナツとコーヒーを味わうシーンは一切観れなさそうで残念だ」と思ってクーパーファンの自分はガッカリしてたが(最初の数話で離れた旧ファンはそんな感じで離れたのだろう)、ここまで観てると色んな奇跡を起こして愛された白痴ダギー(クーパー)に愛着が生まれていたようだ。
というかベガス勢がマジで好きになっていた自分にも気がついた。
ブッシュネルに会社から「FBIがダギーを探してます」という電話が入る。

ジョーンズ家の前🏠
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相変わらずジョーンズ一家を待つハッチンス夫婦。FBIベガス支部も来て見ている。
病院から来たミッチャム兄弟がやってきて、ジェイニーEのために日用品や食べ物を運んび入れてカジノに引き上げる。
そこへジョーンズ家の隣人の小さいオッサンがハッチンス夫婦に「車を車庫に入れるからどいてくれ」と言う。いつものように口汚く喚いて追い返すシャンタル。
するとオッサンは自分の車でハッチンスの車を強引にどかせようとして来た。
カチンと来て銃撃するシャンタル。マシンガンで撃ち返すオッサン。撃ち返すハッチ。めちゃくちゃだ。銃撃戦になった。
シャンタルはバンを発進させるがオッサンが撃ったマシンガンがバンの車体を抜いて夫婦に命中。
ここまで数々の人々を殺してきたサディストの暗殺者夫婦ハッチンス。
何一つ上手く事が運ばず、よくわからんモブのオッサン相手にボニー&クライドのように蜂の巣にされて死亡。(少し小人症っぽいから、ひょっとしてアイク・ザ・スパイクの親類かもしれない)これは、なかなか良い死に様だ。ティム・ロスジェニファー・ジェイソン・リーと、二人とも安いギャラで出てくれた(推測)大物スター俳優だから派手で良い感じの死に場所を作ったのかな。
ジェニファー・ジェイソン・リーは「ヘイトフル・エイト」に続いて下品で荒い女だった。
ティム・ロスは物腰がめっちゃカッコよかった。正直もっとちゃんとした役だったらよかったのに。
オッサンは当然すぐ近くにいたベガスFBIに捕まる。
ハッチンス夫婦の死因は、シャンタルによる他人を思いやらない偉そうな態度だった。
エルモア・レナードの犯罪小説(「スティック」だったっけ?忘れた)で主人公の犯罪者が作ったルールで「犯罪する時は他人に対して敬語で丁寧に接さなければいけない」という鉄則を言ってたのが凄く記憶に残ったが「目的遂行以外の余計なトラブルを起こさないように」という事なんだろうな。
夫婦はFBIの事も気づいてなさそうだったので、たとえオッサンが居なくてもベガスFBIと銃撃戦になって死ぬ運命だった気がする。これはフィクションなので「たまたま弾が当たった」のではなく、意識的に弾丸の方がハッチンス夫婦に当たりに来ている。
それにしてもミッチャム兄弟に被弾しなくて安心した‥。
知らん間にミッチャム兄弟をめっちゃ好きになっている自分に気づいた。

★病院:ダギー(クーパー)が入院してる部屋🏥
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ダギー(クーパー)の様子を見ているブッシュネル。
部屋にはグレート・ノーザン・ホテルで鳴っている異音と同じ音がする。
さっきまでブッシュネルが座ってた椅子に片腕の男マイクの姿が浮かび上がり、次の瞬間ダギー(クーパー)が目を覚ます。機敏な動き。もうダギーじゃない。
デイル・クーパー特別捜査官カイル・マクラクラン)だ。
やはりさっき悲しかったのはダギー(クーパー)が消えた事への悲しみだったようだ。
クーパー「完全に目覚めた。(普通の喋り方)」 
お気に入りのガムが新しくなって25年ぶりにカムバックしました。
マイク「ついに。もう一人は。戻って‥こなかった。まだ外にいる
ドッペルゲンガーは策を弄してブラックロッジへの強制送還を逃れてまだ現世にいる」と言いたいらしい。
マイクはフクロウの指輪をクーパーに渡す。
この指輪は25年間、「ツイン・ピークス」の謎のアイテム‥ミステリアスなムードを醸し出すためだけのアイテムだと思ってたが、本シリーズをここまで観た我々は「これを対象の指にハメて、その肉体を死亡状態にすればブラックロッジに強制送還できるアイテム」だと知っている。
クーパー「種は持っているか!?」と言うとマイクは本物のダギーが消滅する時に遺した金の玉を取り出して見せる(今後はと表記)
クーパーは頭髪を抜いて「もう一つ作ってもらいたい」と言って渡す。
はダギーのような「化身」を作るためのものかな。
そこへトイレから帰ってきたジェイニーEとサニージム。
クーパーは「やあ、サニージム!」「やあ。ジェイニーE!」と言って抱きしめる。
このシーンを見て「クーパーが、ダギーとして過ごした時の記憶」は保ったままだった事がわかり嬉しくなった。
ダギーがいっぱい喋って驚くジェイニーEとサニージム。
クーパー「ブッシュネル、そこのサンドウィッチを取ってくれ。腹ぺこだ」
ブッシュネルは「FBIがダギーを探している」ことを告げるとクーパーはサンドウィッチをぱくつきながら「すばらしい」
ブッシュネル「なんだか強くなって戻ってきたようだな」
ジェイ二―E、ブッシュネル、ミッチャム兄弟にテキパキ指示をして銃を携帯してツインピークスに向かうクーパー。
ミッチャム兄弟「よ~し!行くぞ!!
ツイン・ピークスのテーマ♬」が流れる
クーパーは、ブッシュネルにゴードンへの伝言メモを渡した後
クーパー「貴方は尊敬すべき人物だ。貴方の親切と良識ある振る舞いは忘れない
確かにブッシュネルは本当に良い人だった。
ブッシュネル「(君を探している)FBIはどうする?」
クーパー「私がFBIだ。
きまったね
ジェイニーEとサニージムと共に車に乗り、ミッチャム兄弟のカジノに行く。
夫が急に喋り出し卓越した運転技術も見せ、最初は戸惑っていたジェイニーEだが、やがて誇らしそうな微笑みを浮かべて夫を眺める。
‥という一連のクーパー復活シークエンス。
一体どういう種類なのか自分でも全然わからない感動が止まらない。
一つ言えるのは自分が感じた感動は、過去のシリーズを90年代当時に毎週1話づつ楽しみに観て(当時は)わけのわからなかった劇場版も観て他のリンチ作品も観て、時が過ぎ25年後経った今、本シリーズを昔と同じように他人の感想をなるべく読まず毎週1話づつ観て(当時はなかった)ブログに感想書いて、本シリーズと繋がりの強い劇場版を再見すると全く見え方が違ったりしつつ、そして今回のこの展開‥を観てる者だけが感じる種類の感動だという事はわかった。
本シリーズの第3、4章あたりを観た時、映画好きとかリンチ好きなら「本シリーズのクライマックスで真クーパー復活してドッペルゲンガーと対決だな」というのは誰でもわかることで実際その通りになっただけなのに、こんなに感動するとは思わなかった。
正直、第2~6章あたりは「これ本当に面白いのかな?」と疑念を抱きつつ観てたし、過去の人気の流れや人気キャラを殆ど出さず異常に間を取るリンチのやり方にも疑問を持ったこともあったが、いつの間にかそれに慣れてしまい、ゆっくり脈打つ本シリーズの血脈がベストと思い始め他のドラマ観たら「ベラベラよく喋るなこいつら」と思ってる自分に気づいて「あ、知らん間に新シリーズはまってるわ‥」と気付いた。
最初は素晴らしいと思いたいがあまり、疑念を抱いても「いや、きっと今回も良いんだ!」と無理やり思い込んでいたが(まるでファントム・メナスのように)、だけど話が進むに連れてやっぱり今回のツイン・ピークスも最高だった。
今回クーパーが復活した時は、25年間、昏睡状態だった友達が目覚めた気がした(同時に新しい無口な友だちが死んだ気分にもなった)。
それで泣きそうになったのだろう。
あんまり主観的な感想を幾ら書いても同じ環境、同じ状態、同じ感じの人にしか伝わらないかもしれないのでこの話はここまでにしよう

 

 

ネバダバックホー
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★ホテル:バー🍸
ダイアン・エヴァンス
ローラ・ダーン)、ドッペルゲンガーからの「:-) ALL.」メールを受信。
それを見たダイアンはまるで何かに気づいたかのように驚愕し、BGM「ツイン・ピークスのテーマ♬」は止まる。
ダイアン「クープ、おぼえてる。。上手くいくといいけど‥」
ダイアンはルース・ダヴェンポートの死体に書いてあった、3つ目の座標を返信する。
ダイアンはハンドバッグの中の銃を確認し、ドッペルゲンガーが第1章で登場した時に流れたインダストリアル・ミュージックと共に何かを決意した表情でFBIの部屋に向かう(この曲が流れるという事はつまりダイアンがゴードン達を撃とうとしているという事だ)
★ホテル:FBIが滞在している部屋🏨
ゴードン達が機械をたくさん置いて仮の作戦本部にしてる部屋に来たダイアン。
部屋にはゴードン・コール副所長デヴィッド・リンチ)、アルバート・ローゼンフィールド捜査官ミゲル・フェラー)、タミー・プレイストン特別捜査官(クリスタ・ベル)が揃っている。
この四人が現在の特捜隊、新生ブルーローズだ。
全員大好きなのでダイアンが誰か撃つんじゃないかと心配でたまらない‥
ダイアンはハンドバッグの中に手を入れる。ゴードンはそれを凝視している。
護身開眼している。少しホッとした俺。
ダイアンは今回までずっと引っ張ってきた「最後にクーパーと会った夜」の事を話しに来たと言う。
ダイアンがまだFBIを辞める前‥クーパーの音信が途絶えて3、4年経った頃。
突然、家にクーパー(のドッペルゲンガー)が入ってきた。
ダイアンは愛していたクーパーとの再会を喜ぶが、クーパー(ドッペルゲンガー)はFBIの様子を尋問してきた。そしてキスされた肌感覚で彼は別人だと気づいた。
ドッペルゲンガーはダイアンが気づいた事に気づいて笑うと、ダイアンをレイプした。
そしてガソリンスタンド(例のウッズマンの棲家‥「コンビニエンスストアの2階」のことだろう)に連れて行かれたという。
ダイアン「さっき彼に座標を送ったの」「保安官事務所にいる」「私は私じゃない
様子がおかしくなったダイアンは銃を抜く。
彼女が撃つより先にアルバートとタミーに撃たれ、ダイアンはこの世から姿を消す。
ブルーローズ結成のきっかけになった事件番号1とそっくり第14章 - gock221B
タミー「びっくり。本当だったのね。今のが本物の『化身』‥」
今までこのドラマに出ていたダイアンは「コンビニエンスストアの二階」で作成されたドッペルゲンガー‥ダギーと同じような自分が「作られたドッペルゲンガー」だと自覚していないドッペルゲンガー‥コピー人間だったのか?いや、これからはタミーに習い、ドッペルゲンガーとの差別化を図って「化身」と呼ぶ事にしよう。
ダイアン(化身)はクーパーのドッペルゲンガーに座標を送るためと、ブルーローズを殺すために使役されていたのか?本物のダイアンは今どこに?生きているのか?
そして、このダイアンはダギーと同じく「自分がドッペルゲンガーだ」という自覚がない、普段は普通の人と変わらないタイプのドッペルゲンガーで「 :-) ALL. 」メールは、その記憶を呼び覚まして邪魔者‥ブルーローズを撃つトリガーだったのかな。
ゴードン達はダイアンを泳がせて警戒していたから返り討ちできた。
「ダイアンってドッペルゲンガーと連絡取っててゴードンも泳がせてるけど、発見したり思ってることは割と話してるし裏切ってるようにも思えないなぁ」と思ってたけど、まさか「化身」だったとはね。。
しかしブルーローズツイン・ピークスに行くのかな?
FBIがクーパーに再会するところは観たい。特に、アルバートミゲル・フェラーが亡くなったから残り2話しかチャンスがない。

 

 

ブラックロッジ
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撃たれたダイアンはブラックロッジに来た。
片腕の男マイク「誰かが、作ったのだ。お前を
ダイアン「わかってるわよ。くそったれ
ダイアンは、本物のダギー(クーパーの化身)と同じく黒い炎に包まれを残し消滅。
では本物のダイアンは?
このダイアン(化身)は「保安官事務所にいる」と言っていた。
留置所にいる怪しい存在筆頭はNaido(裕木奈江)、そしてビリーらしき流血した酔っ払いのオッサンくらいか。
もしNaidoが真ダイアンに変身したりベリベリ破れて中からダイアンが出て来たりしたら裕木奈江の価値が下がりそうで嫌だな。生贄にするならオッサンにしてくれ
それとも単純に、保安官事務所に座標があって、そっから入った異次元空間に真ダイアンがいるのかもしれない。

 

 

ネバダ州南部ラスベガス
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★「シルバー・マスタング・カジノ」❼❼❼
クーパー、ジェイニーEとサニージムに別れを告げる。
ジェイニーE「あなたはダギーじゃないのね‥
「僕のパパだよね!?」と泣くサニージムに、クーパーは「君のパパだよ」と告げ、2人を抱きしめる。
クーパーは2人に愛を告げ「僕は赤いドアから帰ってくる」と約束する。
ジェイニーEは「あなたが誰でもいい‥。ありがとう」と言って涙を流す。
恐らく彼女の脳裏にはクーパーがカジノから来た日から今日までの思い出が浮かんでいる。何故泣くのかというと多分目の前にいるダギー(クーパー)はもう帰ってこないからだろう。
たぶん最終回で帰って来るとしても、恐らくそれは新たに作ったクーパーの化身、限りなく本物に近いコピーでしかない。
この真クーパーもジェイニーEも大好きな僕としては、このカップル成立して欲しいが、クーパーの口ぶりではもう帰ってこないっぽいな。どうせ化身なら素晴らしい化身を作って欲しい。
しかし「ジェイニーEはダイアンの姉妹」という設定はあまり必要とも思えない設定だが本当に必要だったのかな?
そしてブリッグス少佐の胃から、ジェイニーEがダギーにプレゼントした指輪が出た件は何だったんだろう?ドッペルゲンガーがやったのだとしても何の意味があるのかわからない。

★ミッチャム兄弟の高級車内🚗
クーパー、ミッチャム兄弟&キャンディーズの高級車でツイン・ピークス保安官事務所に向かう。
裏社会の人間であるミッチャム兄弟は、FBIである事を話すクーパーや保安官事務所に行くことについて後ろめたい気持ちで小さくなるが、クーパーは兄弟が黄金のハートを持っていることを保証し勇気づける。キャンディも嬉しそうだ。
それを聞くミッチャム兄弟同様、すごくクーパー独特の言い回しを聞いて「クーパー帰ってきたな」という喜びに満たされた。
それにしてもミッチャム兄弟って最初はモブのカスかと思ってたのに、ここまで大事なキャラになるとはね。。

 

 

ワシントン州ツインピークス🗻🗻
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★「ロードハウス」🎵
エドワード・ルイス・セバーソンⅢ世(エディ・ヴェダー)がLIVE中。
Eddie Vedder - Out of Sand (Twin Peaks, 8/27/2017) - YouTube
ついにオードリー・ホーンが夫チャーリーを伴ってロードハウスに来た。
あれ?オードリーは昏睡状態で、チャーリーは主治医じゃなかったのか?
いや、このシーンまるごと夢という可能性もまだある。
MC「それではここで踊っていただきましょう。
オードリーのダンスです」
おお、やはり‥ というか次に何が起こるか気づいて鳥肌立った
Audrey's Dance | Twin Peaks | Part 16 - YouTube
オードリーのダンス♬」が流れ、オードリーは25年前のように、フラフラと、一世を風靡した、地に足が付いていない女子オードリー独自のダンスを踊りだす。
「すっかり松坂慶子と同じ太り方しちゃって」と思ってたがえらいもんで何だか痩せて可愛く見えてくるから不思議だ。‥というか「おばさんになったら多少ぽっちゃりしてなきゃ」とまで思えてきた。
すると突然、客が殴り合いを始めたのでオードリーは
「チャーリー、ここから連れ出して!
と言った次の瞬間、違う場所に居た。
白い服を来たオードリーが無音の白い部屋に居て鏡を見ている。精神病院?
「オードリーのテーマ♬」をバンドが逆回転で演奏して次回に続く‥

 

 

▲▲
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クーパー復活については上にいっぱい書いたから端折るとして、15回引っ張って開放したクーパーの目覚めと似た快感のオードリーのダンスについて。
今まで「久々に登場したと思ったら他のキャストよりぽっちゃりしたおばさんになっててチビデブハゲの夫が居て、喚き散らすか困惑してるかだけで昏睡レイプされて生まれた人殺しのリチャードが息子で‥何かオードリーの扱い酷くない?」と思って溜まった鬱憤が、少女時代の彼女の代名詞だった彼女のテーマ曲とダンスによってストレスが裏返って開放されカタルシスとなった。それで次回へ続く。最高だろう。
というか今回はクーパー復活があったからオードリー目覚めは繋ぎ回っぽかった先週に回しても良くなかった?という気がしなくもないが、リンチは連続ドラマのつもりではなく18時間の映画を巻き寿司みたいにブツ切りにしてるだけだからこんな提案は間違いだ。リンチにしてみれば「は?」ってなもんだろう。
オードリーがビリーやティナやチャック?とやらの事を何故知ってるのかは謎だが来週わかるだろ
来週クーパーはいよいよツイン・ピークスに来ると思うが、オードリーと言えば昔クーパーに片思いしてて今の状況は悲惨だから娼館「片目のジャック」に捕まった時に「私の特別捜査官‥」連呼してクーパーに助けられたようにクーパーに助けられて欲しい。
第6章くらいまで「今回ほんとに面白いのかなぁ?」と疑ったりしつつ、ここまで来たが今回のクーパーやオードリー同様、序盤の不満なども全て反転してやっぱ最高だな、と思った。
しかも「インランド・エンパイア」の時は正直「リンチ、自分の好きな得意な事しかやらないなぁ」と悪い意味で思って10年くらいリンチへの興味うしなってたけどノスタルジーとかじゃなく「現在進行系のリンチが凄い」というのが凄く嬉しいわ(インランド・エンパイアも観返してみよう)
文句なく今回が一番最高の回だろう。残り2話で超えるだろうか?
来週、光と闇のクーパー対決で、最終回むちゃくちゃして終わりって感じかな?

 

そんな感じでした

ツイン・ピークス The Return (2017)」全18話
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