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映画の感想ブログ 😺 おしずかに‥〈Since.2015〉

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド (2019)」全体的に良かったが特に中盤のデカプリオが良かった。半年飛ぶのとラストバトルは無くてよかった気がした🍸

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原題:Once Upon a Time ...in Hollywood
監督&脚本&制作:クエンティン・タランティーノ 製作国:アメリカ 上映時間:161分

 

 

 

🍸タランティーノの映画といえばすぐさま駆けつけてた僕だが本作は今頃やっと観た。
もう公開からかなり経ってソフト化もされたのでネタバレありの感想を書くけど、まずその前にタランティーノについての前提を踏まえる必要がある(この映画の感想はともかくタランティーノ本人には興味ないという人はここのブロックを飛ばせばいい)。
現在40代の中年である僕にとってタランティーノはモロに直撃世代。スコセッシ、コッポラ、ルーカス、スピルバーグリドリー・スコットなど‥も当然好きだが小学生の時からバリバリ上映してたから自分のお兄さんお姉さん世代の監督という印象だったけどタランティーノは、18歳で初めての一人暮らしはじめた時にデビュー作「レザボア・ドッグス」が日本上陸して「よしこの人を応援しよう」とか思って、初めての恋愛&同棲とか初めての仕事とかし始めた時に「パルプ・フィクション」がバーンと来て「もうこいつしかおらん!」という感じでほぼ毎日繰り返し繰り返し観てハマってたが、彼が最も調子こいてた「キル・ビル」2作の時に「面白いけど何年間もイキり続けてる感じがキツいし、こいつは只のオタクなのかも?」と疑念を抱いて一回醒めたけど「デス・プルーフ」は最初「はいはい、いつものオタクのノリでしょ?」と舐めて観に行ったらチェイスする車体がジャンプして看板を突き破るのと同時に彼がオタクの壁を突き破って新しい次元に飛び出た!って感じでビックリさせられて数年前までは一番好きな映画は「デス・プルーフ」って感じで再び好きになり、それから今に至る「歴史を改変して正義を執行する映画」期とでも言うべき路線も最高に好きだったので「キル・ビル」前後のイキり期を除けば殆どずっと信者状態のファンだったが、彼が若い時から世話になってた兄貴分のワインスタインが数十年に渡って大勢の女優をレイプとかセクハラしまくってた事が明らかになった。この「MeToo」運動が生まれるほどのセクハラのバケモノをタラは何年も見て見ぬ振りしてたので「その見て見ぬ振りで自由な映画製作できてて、それを自分も長年楽しんでたんだ」と思うとかなり遠回りして間接的に自分も加害者みたいな気分になってガッカリしたが、だけど昔は今とは時流が違うし政治家みたいな言い訳もせず真っ直ぐ謝ったしまぁいいか‥と、時間をかけて気にしないように自分のマインドを持っていってたが、今度は「キル・ビル」の時に車の運転がろくに出来ないし運転を嫌がるユマ・サーマンに無理やりカースタントやらせたら事故って怪我したけど、その事実を録画した映像や情報を何年も揉み消してた事が明らかになり、かなりあちゃーって感じになった。 だがこの件もタラがユマ・サーマンにごめんなさいして正直に公表してユマ氏も「彼も自発的に認めるみたいだし許す!」とか言って仲直りして解決済みだから、まぁ良いか‥と一瞬思ったものの「待てよ?『キルビル』で女優にそんな自動車事故起こさせた後に、俺が一番好きな映画『デス・プルーフ』の劇中で車で女性をグチャグチャにして惨殺したり、逆に男が女達にグチャグチャにされてた‥場面って一体どういう気持ちで撮ったん?」と着いていけなくなり、同じく好きだったその後の「歴史を改変して正義執行する近年のタランティーノ作品」ももう普通に観れなくなった。それらの映画の内容自体は昔から今までずっと優れたままなんだが「ワインスタインやユマ・サーマンの件を揉み消しながら、どういう気持ちで正義の復讐を撮ってたん?」と思うと何だかまともに観る気がしない。まぁ2000年代までは「作品が面白ければ何してもいいんや!」って風潮だったし自分もそう思ってたし、その時の自分が今にタイムスリップしてきたら「映画は面白いからそれでいいだろ!」って言うと思うが、人は時と共にリテラシーが変わるものなので今では諸手を挙げて楽しめなくなるのは当然だろう。まぁタランティーノの現実での過ちと「デス・プルーフ」以降のタラ作品の劇中における「正義の復讐」描写を真正面から捉えると「タランティーノ内にあるダークサイド(映画製作のためなら悪を見過ごす自分)と、タランティーノ内のライトサイド(悪を滅したい自分)が闘ってた様子がそのままフィルムに焼き付いたんだろう。そして本当は正しい行いをいつもしたかったから劇中ではそうしてるんだろう」と、今では少し理解できる。でも、それらの映画公開時にそれを明かした上で公開してたわけじゃないので当時は「単純に良い映画や~」と思って観てたわけで、色々な裏事情を知った今となっては同じ様に観る事が不可能だろ。タランティーノ映画は基本的に好きだし本人も反省してるみたいなので何年か後では納得してまた観れるように自分を持っていくつもりだが、今は微妙だな~と思って本作も「後で観よう」と思って観に行かなかった。
シャロン・テートの事件」がクライマックスになるのは明らかで、だけどタランティーノが実際の事件の結末通りに描くわけは100%なく、シャロンを殺そうとするマンソンファミリーを終盤でブラピとデカプが返り討ちするであろう事は観なくてもわかるので、これまたどういう気持ちでそんな「正義の復讐」を観ればいいのか‥という感じだったので観たくなかったのだが‥わかりますかね、この感じ? 「わからん!」という人に向けて「何でそう思うのか。何でそう思わなきゃいけないのか」を事細かに話すのも悪くはないが、一向に本作の感想を書けないので、タランティーノ本人についての話はここで止めておこう。とりあえずタランティーノに興味ない人とか嫌いな人ならどーでもいい、この答えの出てない問題は自分の中で折り合いつけて自分だけのオリジナル回答を見つける必要がある。各自で(他人に聞いたらダメだ)。

🍸ちなみに本作を観た結果だけ先に言うと想像よりかなり良かったです。
観たのが遅いし、面倒なので舞台となった時代のカルチャーとか映画的なウンチクとかは書かないことにする(そもそも、そういったウンチクとかオマージュの指摘は何の価値もない)。
観に行かなかったけど基本、映画好きのおっさんと若い男しか好きじゃないタランティーノ映画は一瞬で話題が風化してしまってたのだが‥映画が好きな日本人自体が少ない上に、それを好きな層がオッサンと若い男という最も影響力のない人種なので話題になりようがなかった。だが本作の場合ブラピとデカプリオのホモソーシャルな関係が女性に受けたらしくTwitterのTLでいつまでも本作の話題が流れてきてたので「こんなに女性が話題にするタランティーノ映画なんてパルプ・フィクション以来だな」と思った。
本作をまだ観てない人は‥シャロン・テートWikipediaだけ読めばそれ以外に準備は何もいらない。 シャロン・テート - Wikipedia

 

 

 

二人の男+一人の女性という三人のキャラクターを中心に描かれる。
かつてのTV西部劇スターのリック・ダルトン(レオナルド・デカプリオ)はカウンターカルチャーの流れに取り残されてスターとしての下り坂に差し掛かりアル中で情緒不安定になっている。
彼のスタントマン兼親友であるクリフ・ブースブラッド・ピット)も、過去に訳ありで評判が悪く、スタントの仕事が殆ど入らず、映画の仕事よりリックの付き人として雑用ばかりしている日々を過ごしていた。
そんなリックの屋敷の隣に、映画監督ロマン・ポランスキーと女優シャロン・テートマーゴット・ロビー)の夫婦が引っ越してきた。ちなみにクリフはドライブインシアターっぽい広場の片隅のトレーラーハウスにブルドッグと住んでいる。
リックは、アル・パチーノ演じる映画プロデューサーに「イタリア西部劇に出たら?」と勧められる。観てるこっちとしては西部劇ドラマからイタリア西部劇映画に出て大スターになって巨匠になって現在も覇者として君臨してるクリント・イーストウッドが頭に浮かぶので「いい話じゃん」と思うのだが、当時の時代を生きている古風なリックは「俺はハリウッド俳優だぞ?イタ公の映画なんか出たくねーよ」と思ってて、この差が可笑しい。「主役級じゃなくなった」というだけでイタリアで主演映画に何本も出れたりするし悪役や脇役なら幾らでも演じられるというのに彼は「絶頂じゃなくなる=終わり」と、自分を高みに置きすぎているため全編嘆いてばかり居る、だがそこが彼の魅力になっている。
まぁとにかく三人の人となりを何となく教えてくれる前半。
かつてのタランティーノ信者状態を抜けたとは言え、映画が始まって酒を注いだり車を走らせたりすると一瞬でかつてのようにタランティーノ映画の中に入りこむ感じがあった。そもそもタランティーノの映画って音楽とか描写とか一々あたゆる描写がフェティッシュな何かを出してるよね。デヴィッド・リンチ映画と一緒で好きな人は好きだし興味ない人はずっと興味ない(自分はどっちも好きだ)。とりあえず複雑な思いを未だに抱いてるタランティーノ映画だが酒や食い物のシズル感うまそう感はやっぱナンバーワンだと思った。特にブラピが凄くマッチョな雰囲気で犬にドッグフードをやろうとして缶詰からドッグフードがズルーっ‥と出て犬の皿にボチョッと落とすくだりが2連続で、その上からカリカリをザラーっとめっちゃ床にこぼしながら入れるシーンのシズル感が放つ催眠効果で一気に映画に引き込まれた。シズル感つっても、この犬の餌なんかクソみたいで臭そうだし汚いし絶対食いたくないんだが観るものを恍惚とさせる撮り方している。「宇宙人の料理」などの見たことない食い物を撮っても美味そうに描写するんじゃないか?という気もする(タランティーノが「スタートレック」の映画の新作を撮るって言ってたのが脚本だけになっちゃったのが残念だ)。
ちなみに「この世界の片隅で」みたいに、日付と時間が頻繁に画面に表示される。これは「この世界の‥」の原爆と同じ様にシャロン・テートの事件の日に近づいてますよ、というサインなのだが、シャロン・テート事件の詳細や日付とか別に詳しくないので「よくわからんが、とりあえず事件の日に近づいてるんだろうね」とだけ思いながら観ていた。

 

 

 

中盤。僕はこの映画の中で中盤が一番好きだった。
シャロン・テートは自分が出演したお色気アクションコメディ映画を劇場に観に行く。わざわざ「私が出てるの」とアピールしてタダで入れてもらう。劇中の自分のアクションをエド・ウッドみたいについついトレースして観るシャロン。劇中でズッコけてパンモロになる自分を笑う他の観客や、劇中の自分が悪者をやっつける様に喝采を送る観客を見て心底嬉しそうなシャロン。自分の仕事や生活や美貌や周囲の人を慈しみ、全て楽しんでいる美しい女の子としてのシャロン・テート、とても可愛い。そういえば劇中にも出てきたマンソン・ファミリーの生き残りスネークのインタビューで「彼女が日常を過ごしたり、映画館で自分の映画を楽しむシーンを観てめちゃくちゃ辛かった」と言ってたのが凄く印象的だった。 
【ネタバレ】元マンソン・ファミリーのメンバーが『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を観た感想語る | THE RIVER

またラジオ番組「アフター6ジャンクション」で宇多丸氏がタランティーノをインタビューした名作回があったが、この中でタランティーノが「シャロン・テートは悲惨な事件の被害者としてしか語られないのが嫌で、活き活きした魅力的な女の子として描きたかった」的な事を言っててそれも感動しました。

radiocloud.jp引用ばっかりしてるが目や耳にしたそれらが自分の感想よりずっと良いので仕方がない。
クリフ(ブラピ)は、スタントの仕事を何とか貰うが現場に居たブルース・リーストリートファイトしてしまい、その場でクビになる。ここでのブルース・リー。この今までにない荒いブルース・リーの扱い(ブラピに終始押され気味で引き分け、あのまま続けてたら多分負けてる)について、本作を観たブルース・リーの娘は「亡き父を侮辱してる」と、おこだったらしいが僕は悪くないと思った。ブルース・リー‥だけじゃなくアクションスターのファン全体に言えるけど彼らは皆アクション・スターを絶対神みたいに扱う事が多く僕はそれをあまり良くないと思ってるので本作での「腕が立つが異常に傲慢な東洋人」という描き方は、神じゃなくて普通の人間として描いてて、これはこれでブルース・リーを神のように描くより大事に描いてるんじゃないの?と思った。このブルース・リーは強くないが、これはこれで違う魅力を感じたし。
まぁ、とにかくクビになったクリフは、いつもヒッチハイクしてるのを見かけてたヒッピー娘”プッシーキャット”(マーガレット・クアリー)を車に乗せて彼女の仲間が住んでるという場所へ送っていくが、そこは昔、リックの西部劇の撮影で使わせてもらったことのある牧場主が営むスパーン映画牧場だったのでクリフは「年老いたスパーンは、家をヒッピー共に占拠されて利用されてんじゃないのか?」と心配になって見に行く。当然そのヒッピーたちはマンソン・ファミリーで、スパーン映画牧場は彼らが拠点としていた場所だった。ここでクリフとマンソン・ファミリーとの間に因縁が生まれる。このパートは「悪魔のいけにえ」的な70年代アメリカン田舎ホラーみたいな雰囲気で最高だった。だが直接対決はラストに置いておく形でここは終わる。
リック(デカプリオ)は、TV西部劇に雇われるが落ち目のためヒーローではなく悪役として呼ばれる(しかも彼が大嫌いなヒッピー風の風貌にされる)。屈辱のためか前日も深酒して台詞もトチってしまう。そういえば、この現場で彼が出会う子役の少女が凄かった、完全に天才子役。リックはこの現場で、落ちぶれた自分を少女の前で曝け出して泣いてしまい慰められたり、台詞をトチって反省したり、気を引き締め直して今度は現場で見事な悪役っぷりを見せて(本当に見事)監督や少女を感嘆させたりする。やったね。前半のリックは「何かうっとうしい奴だな‥」と思ってたけど中盤では一人の男の一生を十数分で描いたかのように‥彼の衰退や反省からの成長などが抑揚付けて描かれており、つい十分前まで嫌いだったリックを大好きにさせられて、このくだりはタランティーノ全作品の中でもベスト3に入るくらい好きだ。素直に応援できる。
‥そんな感じで三人の主人公とマンソン・ファミリーの線が交わっていくし事件の日付知らないので、三人の、この一日の終わりに例の事件が起こるクライマックスに入るのかと思ってたら時制が急に半年も飛んだのでずっこけた。

 

 

 

リックとクリフは結局イタリア行って、聞いたことあるような名前のイタリア映画監督たちと聞いたことあるようなタイトルのイタリア西部劇を半年間で4本撮って二人はある程度の成功を収め、リックはイタリア人の妻を娶って三人はアメリカに帰国。まぁここまではイーストウッドセルジオ・レオーネの映画三本出てアメリカに帰国したみたいなもんだよね。
その夜、例の事件が起きてクライマックスに入るのだが「ここで半年も時制がジャンプする必要あったか?」と思った。せっかく凄く面白くて、三人の主人公とマンソン・ファミリーの線を交錯させた中盤の流れが完全に一旦、断ち切れてしまった。もったいなくない?「悪役を精一杯がんばったリックとマンソン・ファミリーの拠点から帰ったクリフ、シャロンは映画を楽しんで帰宅」→「マンソン・ファミリーはクリフの後をつけてって標的をポランスキー家じゃなくクリフ&リックにする」って流れで、そのままクライマックスに入れば良かったんじゃないの?その方がテンション断ち切れずに良い気がするが。どうしても「リックがマカロニに出演した」ってくだりを入れたかったのかな。あのイタリア妻のキャラも全然要らんし‥。どうせ、いつものようにイタリアでの撮影のくだりとか何時間分もあったんだけど全部カットしたからこうなったんだろうな。
まぁ観る前の予想通り、近年の他のタランティーノ作品と同じ様に「史実とは違うタランティーノっぽいディフォルメされた超暴力での正義の復讐」が行われる。このバイオレンス復讐、ブラピの犬の躾や火炎放射器などの伏線も効いてるし場面の面白さ自体や「マンソン・ファミリーをブッ殺したい!」という気持ちには共感できるし良いと思うんだが‥一番最初に書いた「タランティーノの脳内で良いタラと悪いタラが闘ってるのがそのまま描写されてるみたいだなぁ」って感じを感じてしまい「デス・プルーフ」「イングロリアス・バスターズ」「ジャンゴ 繋がれざる者」‥などのラストで描かれた「正義の復讐」ほど手放しで盛り上がれないものがあった。
ここは一つ、ここまでの落ち着いた普通の映画っぽいトーンのまま、もっと別のスマートな解決法の方が良かった気がしなくもない。
このタランティーノの過剰な暴力でのラストバトルも、それ自体は好きなんだけど今まで散々やったから「またこれか」と思ったのかもしれない。「デス・プルーフ」の次に撮ったのが本作だったら「ええっシャロン・テート死なないの?最高や!」と「イングロリアス・バスターズ」の時のように盛り上がれた気がするけどね。イングロとかジャンゴとか観てなくて本作観てたらここで感動しただろうけども。そうなると暴力が過剰であればあるほど「これって絵空事の妄想だな」って感じが強調されて虚しくなるし、もっと現実的なやっつけ方の方が良かった気がする。
それにしても銃を向けられてもLSDでラリって狂ったように笑うブラピはめちゃくちゃカッコよかったけどね。
まぁラストバトルの是非はともかく、その後のリックとクリフが友情を確かめ合う場面、そしてラストでリックと殺されなかったシャロン・テートがここで初めて会話し、そして家に招待される‥っていう明るい未来を感じさせる落ち着いたラストシーンは凄く良かった。
まとめると時制が半年飛ぶ必要あったか?って事と、正義執行ラストバトルが乗り切れなかった事以外、全編良かった。
今までのタランティーノに比べると、しっとり大人っぽくなったと言われてた本作だが、もっと大人っぽくて良かった気がする。
関係ないけどタランティーノと言えば女性の足(の裏)フェチで有名だけど、本作はそれだけじゃなく寝てる女性がイビキをかくシーンが妙に多かった。フェティッシュな感じもしたし。タランティーノが現在一緒に寝てる女性がイビキかいてて、それが好きなのかな?どういう意図かわかんないけどマーゴット・ロビーとか美しすぎて現実味感じなかったがイビキかいたことで「女神じゃなくて人間か」と気づかせる効果があったかも。
まぁとにかく、全体的にかなり楽しかったです。

 

 

 

そんな感じでした

「ヘイトフル・エイト (2015)」価値観を揺らされる感じと一切先が読めないという映画の2大快感要素があった⛄ - gock221B

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Once Upon a Time ... in Hollywood (2019) - IMDb

www.youtube.com

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「アナベル 死霊博物館 (2019)」呪いアベンジャーズ状態を期待してたけど予告編でいいとこ全部観せ終わってた印象でした👧🏼

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原題:Annabelle Comes Home 製作国:アメリカ 上映時間:106分
監督&脚本&原案:ゲイリー・ドーベルマン 制作&原案:ジェームズ・ワン
シリーズ:「アナベル」シリーズ。「死霊館」シリーズのスピンオフ


 

 

ジェームズ・ワン制作ホラー「死霊館」シリーズのスピンオフ、「アナベル」シリーズ3作目。MCUの次に成功しているシネマティック・ユニバースだと言っても過言ではない「死霊館」ユニバースの最新作。
監督は「アナベル」シリーズ前二作や「死霊館のシスター (2018)」や「 IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」前後編の脚本家ゲイリー・ドーベルマン長編映画監督デビュー作。
実在する呪いの人形アナベル(現実のアナベル人形はもっと可愛い人形だが)の話。
時系列順に語ると、最も昔の話がアナベルの誕生を描いた2作目にあたる前作「アナベル 死霊人形の誕生 (2017)」。そしてアナベルはとある夫婦の元に行って起きた事件がシリーズ一作目にあたる前前作「アナベル 死霊館の人形 (2014)」で描かれた。その人形が回り回って「死霊館 (2013)」の冒頭で、主人公である超常現象研究家ウォーレン夫妻が譲り受けて持ち帰って倉庫に保管した、その後の話が本作で描かれる。
本作は「アナベル」シリーズの三作目だが「死霊館 (2013)」の続編にもなっている。
だがウォーレン夫婦が対峙するんじゃなくて夫婦の娘が解決するから外伝。
‥と言っても文章で説明したら凄いややこしくなった。観てない人が上の説明読んでも眼が滑ってよくわからんだろう。
しかし本作を観るには「霊能力夫婦が持ち帰ったアナベルや他の呪いアイテムによって娘が怖い目に遭う映画」とわかってればそれでいい。シネマティック・ユニバースの一本とはいえど、そんなに込み入った伏線とか相関性はない。
それにしてもメインの「死霊館」はまだ二作なのにスピンオフのアナベルが追い越したんですね。
本作の時代設定は1971年で、死霊館ユニバース全体もその前後の話。でも、それは実在するウォーレン夫妻の実際の心霊事件に時制を合わせてるからだけであって実際に映画を観ても「50年前の話」という要素は希薄。せいぜい「スマホが登場せず服装と家具と家の内装がめっちゃオシャレ」というだけで、後は現代の話と変わらない。
死霊館 (2013)」や「アナベル 死霊館の人形」でのアナベル人形。アナベルはアバンに一瞬出てきて夫婦が保管する。夫妻が遠くの屋敷でメインのポルターガイストと対決してたら、同時刻にウォーレン夫妻宅に保管してたアナベルも呼応したのか本作同様に留守番してた主人公ジュディが少し危ない目に遭った。この「死霊館」であった「留守番ジュディ大ピンチ」場面のみを新たに作り直したのが本作なのかな?と思った。
このアナベル人形が一番優れてるところは、アナベルが動き出してチャッキーみたいに直接襲ってくるのではないところ(でも誰も見てない間に移動するくらいの動きはする)。アナベルは呪われてるとはいえ、あくまで只の人形に過ぎない。アナベルの恐ろしさは「悪魔を呼び寄せる駅」みたいな役割だと思ってるのだが‥それが何とも奥ゆかしくて良い。色んなホラー演出に自信がないと出来ない描写。普通だったらチャッキー化して暴れだして終わりだろう。
以下、軽いネタバレあり

 

 

 

アバンタイトル(タイトルが出るまでの冒頭の短いシークエンス)。1971年、「死霊館」冒頭で預かった実在した呪いの人形〈アナベル〉を持ち帰る霊能力者ロレイン(ヴェラ・ファーミガ)と、その夫のエドパトリック・ウィルソン)。彼らは実在した有名な超常現象研究家ウォーレン夫妻。
このシリーズは全体的に画がかっこいいんだけど、ここでのカッコいい霧の中の幽霊など、この持ち帰りアバンは本編より良かった(やはり夫婦が悪魔と対峙してる方が画がしまるのかも)。
彼女らは自宅の地下にある〈博物館〉にアナベルを保管する。そこにはアナベル以前に持ち込まれた様々な呪われた品々を厳重に封印していた。
翌日、ウォーレン夫妻は仕事で家を空けることになり一人娘のジュディ(マッケナ・グレイス)は、年上のシッター・メアリーとその友人ダニエラと、女子3人で留守番することになった。
ところがダニエラが地下の博物館に入り込み、誤ってアナベルの封印を解いてしまい今回の事件が起こる‥。
そんな話。
メインの「死霊館」本編は夫妻の話で、スピンオフはその娘が主人公するというのは非常にスピンオフっぽくて収まりが良いですね。
ちなみにこの主人公、夫妻の一人娘ジュディも実在の人物(スタッフロールやYoutubeで本人を見れる)。このジュディも母親譲りの霊感を持っていて霊や悪魔を視ることができる、だが悪魔や霊を封印するほどの技術や知識はあまり持っていない。
何だか面白くなりそうな設定。
ジュディを演じるのは現在アメリカのNO1子役マッケナ・グレイス。「gifted/ギフテッド (2017)」でクリエヴァの天才娘を演じて、大人の女性が魔法で子供に変えられてしまったかのような大人っぽい表情と演技で話題となり「演技力ありすぎる幼女すごいけど怖い」と思わされて、その後「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル (2017)」でトーニャ・ハーディングの少女時代を「キャプテン・マーベル (2019)」でキャプテン・マーベルの少女時代を演じている。「とにかく凄い女の子供時代の回想はこの子にやらせとけ!」感で、あまりにも本人と似てない子供時代役ばかりしてる気もする。
ジュディは、ウォーレン夫妻の悪魔バスターズ活動がアメリカ全土で有名になってしまった事から学校で軽く避けられている。いじめられてるわけじゃないけどクラスメートが近寄らなくなったり悪ガキにからかわれたりする感じ。
そんなジュディと共に留守番するのはシッターのメアリー。メアリーの友人ダニエラもついでに留守番することになった。
ダニエラはジュディを軽くいじめている男子の姉。ダニエラは「父が死んで弟も情緒不安定でごめんね」と謝る。ダニエラの父は、ダニエラが車の運転の練習した時に交通事故で亡くなった。そのためダニエラは父の死に罪悪感を抱いており、心霊専門家ウォーレン夫妻宅のスーパーナチュラルな要素に救いを求めてやって来たのだ。ダニエラは、ジュディとメアリーに隠れて「入っちゃ駄目だよ」と言われた〈博物館〉にこっそり忍び込み、父に会わせてもらおうと周囲に居る(と思われる)霊に「いるなら出てきなさいよ!」話しかける。当然返事はないのでそこらじゅうの呪いアイテムをいじりまくって多くの封印を解いてしまう。
「キャビン」に出てくるキャビンの地下には、モンスターを起動させるために呪いのアイテムてんこもりだったが本作のこの場面は正に「キャビン」の組織がやらせたかったことをやっちゃった状態だ。
当然、アナベル人形をはじめ、銀貨を目に乗せた悪霊、花嫁の悪霊、「インシディアス」シリーズに出てきそうな悪魔、鎧武者などが次々と目を覚ます。
この前半を描写した予告編でも、この事は描かれてて
ジュディ「どの封印を触いちゃったの?
ダニエラ「ぜんぶ‥
‥という予告が、あまりにも秀逸すぎた。俺の中で、ここ数年の映画のベストワン予告編大賞をあげてもいい。だが正直、本作はこの予告編の面白さを超えるものではなかったのが残念だった。
このジェームズ・ワン制作ホラー映画の制作陣はもう10本近く撮ってて怖いタイミングや美しい映像が慣れたもので、また、このジェームズ・ワン制作ホラー映画の傾向として、ワンが監督してない時も一定以上のクオリティを保っているのが特徴。監督デビュー作の監督や外部でクソつまんない映画を撮った監督などが撮ってもどれも一定以上の面白さがあるので、恐らくジェームズ・ワンが監督してない時もこのチーム自体が監督をしている感じで、その都度えらばれる監督よりチームの方が力があるんだと思ってる。実際のところは知らないがきっとそうだろう。最大のシネマティック・ユニバースMCUも全作を統括しているケヴィン・ファイギのおかげで全作に一定のクオリティと何となくどれにも共通する統一感があるが、あれと似ている。SWとかDCのユニバースがバラバラになったのも見るにつけ、優れたシネマティック・ユニバースは強力に才能ある一人がトップに就いて統括しないとシネマティック・ユニバースは作れないんだろうね。
そんな感じで本作も、良いタイミングや美しい画作りは今まで通り。

 

 

 

以前から、このウォーレン夫妻の呪い博物館が出てくるのを楽しみにしてたが、対応するのが霊が視えるだけで非力なジュディと友人の少女たちなせいか、せっかく悪魔や幽霊が大挙して封印が解かれるものの少女たちは誰も殺されないうちに何とか解決してしまう。恐らく「両親の留守中に問題発生。だけど私達だけで何とか解決しておかえりなさい言ったよ」という、キッズものによくあるノリの範疇で仕上げたかったのだろう。だからダニエラが殺されかけるが平気だったし「シャイニング」みたいに殺され要員がわざわざやって来て殺されるという事もなくあまりに平和すぎる。
だから非常にスケールの小さい話に感じてしまい「これなら予告編だけで良かったな」という感じがした。というか、むしろこの博物館の封印が解かれる悪霊アベンジャーズ話は今まで楽しみにしてたのもあって「死霊館」本編でウォーレン夫妻がもっと人死にも出るようなガチな映画にして欲しかった(それとも「死霊館」本編は実際に起きた心霊事件を映画化してるので、完全にフィクションである本作はスピンオフの本作でやったのかもしれない)。
悪魔や霊について。アナベルはいつものように知らない間に椅子に座ってたりベッドの下やソファの裏に出現したり、アナベルの元になった少女の霊を見せたりと今まで通りの大活躍。それにしてもジェームズ・ワン製作ホラーだけでも一体、何回ベッドの下を覗く場面があることか。もしこの世界に転生したとしたらまず最初にベッドの下を衣装ケースでギュウギュウ詰めにすべきだろう。
新しい幽霊や悪魔は‥、目に銀貨を乗せた悪霊が良かった。暗闇から出てくる時、空中で目の位置にある銀貨だけが反射して光ってたり、その銀貨が落ちてコロコローと転がしてきてビビらせるギミックは良いのだが、あと一歩パンチが足りない感じがして「こいつのスピンオフは無理だな」と感じた。
他人を呪う花嫁の霊は、俺が好きな一作目「アナベル 死霊館の人形」でのこれまた俺が好きだった「隣の部屋にいる悪霊がバーン!とこちらの部屋にダッシュで来る」というシーンのしょぼいセルフリメイクやってた。ジェームズ・ワン製作ホラーは最近ビビらせる手法がネタ切れ気味でパクリが増えてきたが、とうとう同じシリーズの人気シーンをセルフリメイクしてしまった感があった。ホラーに限らずフィクションはパクリパクられでここまで来てるのでパクリ云々に文句はないのだが「死霊館のシスター」であった「エクソシスト3」のパクり、本作のベッドのシーンでの「呪怨」のパクりなどの「パクるのはいいけど、そんな有名なところからパクる?」と少し引いた。特に文脈を感じないセルフリメイクもちょっとね。。
他のモンスターは「インシディアス」シリーズに出てきそうなモロに悪魔みたいな悪魔が出てきたけどアレは何だったんだろう?見た目は悪魔なんだけど別に強力でもなかった。
色んな幽霊や悪魔が出たが今ひとつ怖くなかった。やっぱジュディたちは悪霊にただビックリさせられるだけで被害が一切なかったせいかもね。
これが完結なのかどうかしらんが、とりあえず「アナベル」は一作目だけで良かったなと思った。ジェームズ・ワン製作ホラーはずっと応援してきたが正直さすがの僕も飽きてきました‥。とりあえずスピンオフはもう作らんでいい気がする。
これまでの死霊館ユニバースの僕の評価は‥

幅広くオススメできる
死霊館 (2013)」「死霊館 エンフィールド事件 (2016)」「アナベル 死霊館の人形 (2014)」

地味だが俺は好き
死霊館のシスター (2018)」「ラ・ヨローナ ~泣く女~ (2019)」

イマイチ。あまり人が死なないのでキッズ向けには良い
アナベル 死霊人形の誕生 (2017)」」アナベル 死霊博物館 (2019)」

 こんな感じ。

👻今後公開されると言われているジェームズ・ワン制作ホラー映画は‥。「死霊館」メインの3作目「The Conjuring: The Devil Made Me Do It (2020)」が前作から4年ぶりに作られる。あと死霊館ユニバースからは「死霊館のシスター」2作目「The Nun 2 (2020)」。「死霊館 エンフィールド事件」に登場した〈へそ曲がり男〉スピンオフ「The Crooked Man (2020)」(これかなり前から予定だけあって一切進展してない)。あと僕が一番好きな「インシディアス」の5作目「Insidious: The Dark Realm (2020)」これは期待だな。というかこれ全部公開されるんだとしたら「1年に4作」と、MCUより多いやんって感じになるね。
この中だと観たいのは‥インシディアス5と死霊館のシスター2かな。
とにかくしょぼい作品が増えてテンション下がってきました。そろそろジェームズ・ワン本人が監督するとか、作品数を減らして一作一作にアイデアを凝縮させるとかして締め直して欲しい。

 

 

 

そんな感じでした

gock221b.hatenablog.com

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〈他の死霊館ユニバース作品〉
gock221b.hatenablog.com「死霊館 エンフィールド事件 (2016)」横綱相撲みたいな洗練されきった貫禄ホラー!👻 - gock221B

「死霊館のシスター (2018)」これ以上ないほどシンプルな、おにぎりみたいなホラーで好感触➕ - gock221B

「ラ・ヨローナ ~泣く女~ (2019)」良作だが10回くらい繰り返されたテンプレに飽きてきた。霊より中年の男女のキャラが良かった👰 - gock221B

 

〈「インシディアス」シリーズ〉
「インシディアス(2010)」「インシディアス 第2章(2013)」ジェームズ・ワン/絶対に2本続けて観ないとダメ。時空の流れに逆らって悪霊退治 - gock221B
「インシディアス 序章 (2015)」面白かった!監督が製作に回ったシリーズものや前日譚は大抵つまらないものだが本作は良かった - gock221B
「インシディアス 最後の鍵 (2018)」凝ってて面白いがシリーズのファンじゃない人は楽しめないかも。〈彼方の世界〉のツインピークスっぽさ🔑 - gock221B

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Annabelle Comes Home (2019) - IMDb

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「TITANS/タイタンズ〈シーズン2〉(2019)」全13話/タイタンズのメンタルが弱すぎる事だけ気になったがストーリーとブルース最高🏢

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原題:Titans〈Season.2〉 制作&企画:グレッグ・バーランティ、ジェフ・ジョンズほか
制作局:Netflix 配信時間:全13話、各話約50分 シリーズ:DCユニバース

 

 

 

年始は「マリッジストーリー (2019)」「ドラキュラ伯爵 (2020)」とかも楽しんで、それらの方が面白かったんだけど感想書く機会を逸してる間にタイタンズ全話観たからタイタンズの感想書くことにした。
DCコミックの、バットマンにおけるロビンなどスーパーヒーローのサイドキック(ヒーローの助手のような若手ヒーロー)達が集まったヒーローチームのコミック「ティーン・タイタンズ」「タイタンズ」などを元にしたドラマ。「ティーン・タイタンズ」は00年代と現在、カートゥーン・ネットワークで新旧のアニメが放送してるから日本での認知度は高め。
DCドラマは「ARROW / アロー (2012-2020)」を第一作として始まった一つの世界観を共有するドラマ・ユニバース〈アロー・バース〉がある。他には「THE FLASH / フラッシュ (2014-)」「SUPERGIRL / スーパーガール (2015-)」「レジェンド・オブ・トゥモロー (2016-)」「バットウーマン (2019-)」‥などがある。僕はと言うとアローとフラッシュとスーパーガールのそれぞれシーズン2くらいまでは観てて、内容は面白かったんだけどドラマの数が異常に多い上に(今後アローが終わるが新タイトルが2つ始まる)観れる手段が全部違ってて全部見る手段を獲得するのが凄く困難だし、つまらないわけではないが、そこまでして全部観たいわけでもないので「アローバースはもういいや」と全部まとめて挫折した。
そしてDCはアローバースとは別の「DC Universe」というDCだけの独自の配信サービスを始めて、その看板タイトルがこの「タイタンズ」。他にも「ドゥーム・パトロール(以下DP)」「スワンプシング」などのドラマも制作されたが日本には来ていない。タイタンズのシーズン1は本国で放送された後、半年遅れでNetflixで日本語化されたのでDPやスワンプシングもてっきりネトフリに来るのかと思い「アローバースは挫折したけどこのDCUを追う事にしよう!」と思ってたが「DP」と「スワンプシング」は飛ばしてタイタンズのシーズン2が来た。ワーナーの人によると「タイタンズ以外は一切日本語化の予定がない。ネトフリにも来ない、ネトフリのために作ってるわけじゃないし」とキレ気味で言ってたのでタイタンズ以外は日本語化されないと思った方が良さそうだ。
そして最近、今までアローバースとは無関係だと思われてたDCUの「タイタンズ」、アローバースやDCU以外のDCドラマ「コンスタンティン (2014-2015)」「LUCIFER / ルシファー (2016-)」「ブラックライトニング (2019-)」なども、アローバースで現在、展開中のクロスオーバーイベント「クライシス・オン・インフィニット・アースズ」に多次元世界として登場し、更には昔作られた「怪鳥人バットマン (1966-1968)」「超音速ヒーロー ザ・フラッシュ (1990)」「SMALLVILLE / ヤング・スーパーマン (2001-2011)」「ゴッサム・シティ・エンジェル (2002)」などの古いDCドラマも繋がり、ドラマだけじゃなくティム・バートン版の映画「バットマン (1989)」シリーズも繋がり(「バットマン・リターンズ」のブルースとキャットウーマンはあの後結婚したらしい、おめでとう)、更に今までドラマ部門と仲悪かった現行のDC映画シリーズから、エズラ・ミラー演じるフラッシュも登場した。恐らくDCの映像作品は全部繋がってるものと思われる(そもそも「平行世界として存在している」という理由で繋がってるので、クライシス略に出てきていない「ゴッサム」だとかコミックやアニメやゲームの世界も全て繋がってる事は間違いない)。
とはいえ、このタイタンズなどのDCU世界は、アローバースや映画のユニバースなどとは平行世界で違うユニバースになっている。このタイタンズ世界にもバットマンやスーパーマンワンダーウーマンジャスティスリーグは存在しているが、それは他の映画やドラマに出てくる彼ら彼女たちとは別人。今のところ、このタイタンズ世界に直接つながってる作品は「ドゥーム・パトロール」「スワンプシング」あと今後放送される「スターガール」だけ。アメコミ好きな人なら理解が早い話だがそうでないと混乱しそう。とりあえず「タイタンズ」だけ観てても問題ないのでややこしい話はこれで終わりだ。そもそも自分も現在DCドラマこれしか追ってないし‥。
少しネタバレあり

 


シーズン1は、バットマンと袂を分かち単独行動していた元ロビンのディック・グレイソンが、魔力を持った少女レイチェル(レイヴン)、虎にしか変身できない少年ガー(ビーストボーイ)、異星から来たブラストを放つ黒人女性コリー(スターファイヤー)と知り合う。
若者を放っておけないディックはレイチェルやガーを保護し、彼ら四人は助け合ったりディックの知り合いのヒーロー、ワンダーガール/ドナ・トロイ、ホーク&ダヴ、二代目ロビン/ジェイソンらと共闘しながら最終的にレイチェルの父親の悪魔トライゴンと対決する寸前‥というクリフハンガーでシーズン1は終わった。
一年後、シーズン2はそのトライゴンとヒーロー達との対決から始まる。
アベンジャーズ エンドゲーム」でたとえると、サノスにボコられたキャップが立ち上がってポータルが次々と開く寸前でシーズン1が終わって、一年後ポータルが開いてアベンジャー達が加勢に来るハイテンションな場面から始まるようなもんだ。現実世界で言うと知り合いの飲み会に呼ばれて行ったら全員酔っ払って大騒ぎしてたようなもんだ、全員知ってるし酔ってるから騒いでることも理解できるがいきなり参加できないだろ?あらすじは覚えてるもののテンションが平熱に醒めた状態で、こんな最終決戦の途中から観せられても「は、はぁ‥」と思ってる間にトライゴンはレイチェルに倒された。その後、ヒーロー達は互いを称え合ったり今後の予定を話し合う「打ち上げシーン」が行われる、しかし今、観始めたばかりでいきなりエピローグ打ち上げシーンを見せられても戸惑った。
とにかくシーズン1からシーズン2の第一話の前半でトライゴン編は終わった。
そしてこのシーズン2第1話の後半からは、シーズン2のメインである「デスストローク編」が始まる。これなら普通にトライゴンを倒すところまでシーズン1で終えとけば良かっただろ。シーズン1は全11話だったけどシーズン2は全13話もあって不釣り合い。本来はトライゴンを倒すところまでがシーズン1だったんだけどトライゴン戦の編集が間に合わずシーズン2の頭にくっつけたのかもしれない。
まぁとにかくトライゴン編は終わった。トライゴンがこんな簡単に死ぬわけないのでトライゴンはシーズン3あたりで復活するだろうけど、まぁとりあえず一旦死んだ。

 

 

 

シーズン2第一話の後半、デスストロークが登場。そして彼と同じく白髪&隻眼の高い戦闘能力を持つ少女ローズ(ラベジャー)も登場。
迷える若者を放っておけないディックは、デスストロークに追われていたローズを救出してタイタンズ・タワーに保護。
タイタンズ・タワーはというのはディックの師匠バットマンがその高い財力でディックらのためにNYのど真ん中に建てた秘密基地みたいなビルだ。
ちなみにディックはトライゴンを倒した後、タイタンズ・タワーにレイチェル、ガー、二代目ロビン/ジェイソンなどの少年少女を集めて新生タイタンズに育てていた。そして新たに出会ったローズも加えたがっており、そしてディックは因縁深い敵であるらしいデスストロークを今度こそ倒したがっている。
ちなみにデスストロークは「アロー」「ジャスティス・リーグ(のポストクレジット)」にも出てきてこれで3人目。3つとも世界が違うので全員別人だ。
というか数話くらい観てると、このディックやレイチェルが集まったチームが最初のタイタンズではなく5年前に第一期タイタンズが存在した事が明かされる。
第一期タイタンズは、リーダーが初代ロビンだった時のディック、あとワンダーガール/ドナ・トロイ、ホーク&ダヴ、そしてアクアラッド、この五人が第一期タイタンズだった。自分が聞き逃しただけかもしれないが、これってシーズン1では言ってなかったよね?単純にディックはドナとかホーク&ダヴと古い知り合いってだけかと思ってたけど同じチームだったのね。第一期タイタンズの時期、ダヴは一時的にホークと別れてディックと付き合ってたらしい。シーズン1でディックが妙にダヴにねっとり絡んだりダヴと結婚している幻を見たりするので「ディックはダヴを寝取りたいのか?」と不気味に思ってたが元カノだったのね。
あとディックは今まで不仲になっていたバットマンことブルース・ウェインと仲直りする。
このブルース役は「ゲーム・オブ・スローンズ」でカリーシ大好きおじさんことジョラー・モーモントを演じてた俳優が演じる。ちょっと細くて老けすぎてるので最初はアルフレッドかと思ってたらブルースだったので驚いた。というか映画を作ってるDCワーナーはDCドラマ制作陣に「バットマンやジョーカーなどは映画で使うからまともには出すなよ!」という圧力をかけてたため、バットマン/ブルースはドラマには出てこないもんだと思ってたから出てきて凄く驚いた。細くて高齢だがちゃんとブルースに見える。詳しいことはわからないがこの世界のバットマンは半引退状態っぽい雰囲気を感じる。そして年取って丸くなったのか原作のバットマンほどコミュ障ではなく、いつもニコニコして冗談言ったりアルフレッドっぽい皮肉を言ったり若者ヒーローたちにもフランクに接するのでかなり好感の持てるブルースだ(それでいてディックやジェイソンの身体にGPSを埋め込んでたりというバットマンっぽいヤバいところもあるが)。この世界のアルフレッドは既に亡くなってるみたいだし、外見的にも性格的にもブルースとアルフレッドがフュージョンしたようなキャラクターだ。というかアルフレッドの余裕を持ったブルースって‥それはもう本物のブルースより良いよね。正直このブルースはタイタンズとデスストローク全員食ってると思った(60年代ドラマ版バットマンをオマージュした珍妙ダンスもしてくれる)。
ブルースが立派な初老になってるのとは正反対に、主人公であるディックは殆ど狂人の域に達している。
原作や他のメディアでは「狂人ブルースと常識人ディック」というイメージだったけど、このドラマでは全くの逆。中盤、ディックは過去にした自分の過ちから来る罪悪感から、想像で創り上げたブルースの幻が出てきてディックに嫌味を言いまくったりダンスしたりする。ディックのイマジナリーフレンド(想像上の友達)がブルース!どんだけブルースに執着心あるんだよ。かなりヤバい‥腐女子の感想が聞きたい要素だ。もちろん「ディックの罪悪感をブルースの幻との会話で表現した」というフィクションでよくある描写に過ぎないのだが本作のディックの場合、第三者もすぐ近くに居るにも関わらずブルースの幻影の方を向いて「もう黙れよ!」とか叫んだり近くの物をぶっ壊したりして第三者が「誰と話してるんだ?!」などとビックリしていてかなりヤバい。狂人寸前‥というより、もう殆ど気が狂ってる状態。原作のバットマンはいかにも頭おかしいコミュ障っぽい人だから違和感ないが本作のディックの場合、普段の態度は物腰やわらかく優しい良識あるお兄さん然とした態度を取ってるので、気が狂った時とのギャップが激しくてより一層あたまおかしく見えてヤバい。
ディックたちと別行動していたヒーロー達もタイタンズタワーに戻ってきて新旧タイタンズが集結し、総勢9人の大所帯となったタイタンズ
そして、スーパーマンレックス・ルーサーのDNAから人工的に作られたというヤバい設定を持つ人工生命体スーパーボーイとスーパー犬クリプトも登場してタイタンズ入りする。
彼らタイタンズは、強敵デスストローク、そして過去そのものに追い詰められていく。

 

 

 

デスストロークとの最初の対決で人質に取られたジェイソンがディックの目の前で危機一髪のピンチに陥る。ここは原作でのジェイソンの有名なイベントをどうしても思い出してしまう展開。原作ではデスストロークではなくジョーカーによってジェイソンは半殺しの眼に合わされ、ディックではなくバットマンの目の前で爆死させられてしまう(しかも読者の投票によってジェイソンの死亡が決められてしまうとんでもないイベント)。原作でのジェイソンは死んだ後も数奇な運命を辿るのだが(その続きが知りたければ「バットマン:アンダー・ザ・レッドフード」という邦訳アメコミを読もう)。本作のこの場面ではどうしても原作のその死亡イベントを想起させられる展開。だからてっきりジェイソンはここで死ぬと思ってた(というかシーズン1でロビン姿のジェイソンが出てきた瞬間に誰もがそうなると思った)。ディックの目の前でデスストロークによって高層ビルから落とされるジェイソン。だが、ここで新キャラのスーパーボーイのオリジン話が入る(このスーパーボーイのオリジンも凄く面白いしスーパーボーイを演じてる俳優の圧倒的スーパーボーイ感も凄かった)。そしてスーパーボーイのオリジンが終わった瞬間は、ジェイソンがビルから落下してる瞬間でもあった。スーパーボーイのオリジンとジェイソンの落下が見事に合致する‥この展開は凄く見事だった。
そんなデスストロークとの闘いの中、ディックら第一期タイタンズが何か隠している事に気づき始めるレイチェルたち若手タイタンズ
と、シーズン2の中盤で回想シーンが何度か入り幾つかの真相が明らかになる。
かつて第一期タイタンズとデスストロークとの間にどんな因縁があったのか?そしてヒーローに憧れる少年ジェリコとは?今は居ないタイタンズ第一期メンバーのアクアラッドに何が起きたのか?
これらの回想シーンは過去と現在が絡み合ってストーリーが立体的になっていく様は凄く面白かった。
だが、その後デスストロークとの対決が一旦、中断されタイタンズがバラバラに離散し、それぞれ自分探しをする話が2話あるのだが、ここだけガクーっ!と下がるくらいつまんなかった。タイタンズは、若手ヒーローの集まりなので全員メンタルが「君たち、ヒーローやる前にカウンセリングとかした方が良いよ!」ってくらい、めちゃくちゃガラスメンタルなのだが、この2話では更に全員メンタル崩壊して自暴自棄な自傷行為めいた行動を取るので「いいかげんにしろや!」感が高まったため乗れないものがあった。唯一安定してたのはガーだけなので「信頼できるのはガーだけか」と思ってたらスーパーボーイが街で騒ぎを起こしたらスーパーボーイを見捨てて逃げ出してしまった、やっぱガーもまだ子供なんだな。自分が中年だから、そういうティーンが共感しそうなメンタル弱いエモい自暴自棄展開に乗れないだけかもしれない、と自己分析した。多分、自分もタイタンズくらいの年齢だったら気にならなかったかもね。
まぁ、そんな心の旅がありつつも、それを克服したタイタンズは再結集してレックス・ルーサーに拉致&洗脳されたスーパーボーイとガーも元に戻し、デスストロークとの最終対決に赴く。今度はシーズン1と違って結末までちゃんと描いてくれる。

 

 

 

ネタバレだが全ての出来事にカタが付いたのにメンバーの一人が突然、事故死してしまう。デスストロークと相打ちになるわけでもなく、まるで全ての事件が解決した後オマケの様に、取ってつけたように死んでしまうのが何だかなと思った。だけどレイチェルが「私のパワーで何とか出来るかもしれない」と言って遺体と共に旅立っていったのでシーズン3で何とかするんだろう。
まだ片付いてない事と言えば、タマラン星からやって来たコリーの悪い姉ブラックファイアとの対決。これもまだなのでシーズン3で描かれるのだろう。だけど本作のブラックファイアはあんまり魅力感じないのでヒキが弱い(そもそもCGが全体的にショボいこのドラマでビーム撃ち合ったりするのは観てられないものがある)。
そういえばシーズン3ではオラクル(ジョーカーに下半身不随にされて車椅子でヒーローをサポートする元バットガール)が出てくるという噂もあってバーバラ好きなので期待。あとはテラもまだ出てないし今回やらなかったレッドフードも温存してるしね。
それにしてもデスストロークはさすが、ちょっと強化しただけの元傭兵なのにも関わらず10人近いスーパーパワー持ちのヒーローを精神的にも肉体的にも追い詰めて、めっちゃ強かったね。というかタイマンでワンダーガールを普通にボコボコにしてたしフィジカルもかなり強い。ただの悪人ってだけでなく家族愛とかも描かれてて奥深かったしね。
予算の都合なのか本当は色んな動物に返信できるはずのガー/ビーストボーイは、虎一種類にしか変身できず、しかも五話に一回くらいの割合でしか変身させてもらえず他のキャラに「お前ビーストボーイじゃなくてタイガーボーイやろ!」とかツッコまれてた。そんな感じでガーが全然変身できてないのにスーパーボーイは凄くCG駆使して暴れまわるので「ガーが変身するCG代が全てスーパーボーイに回されたからガーは全然変身出来ないんだな!」と思った。
ディックは今度こそ一皮むけた感があるのでシーズン3からはメンタル強い頼れるディックとして頑張ってほしい。ディックはやっぱりメンヘラじゃなくて立派なイケメンじゃないとだめだわ。ナイトウィングに覚醒したから今後はメンタル安定したと思いたい。
そんな感じで、タイタンズ達がメンヘラすぎるのがネックだったが若手ヒーローだからそれは仕方ない‥と自分を納得させといて、デスストロークやブルースの活躍は申し分ないものだったし、何よりも過去と現在そして全く関係ないスーパーボーイも見事に絡み合う立体的なストーリーは楽しめました。この脚本はやっぱジェフ・ジョンズなのかな?
そういえば後半、田舎のダイナーに不思議な力で女子メンバーを集結させて説教したブルース。最終回では「全く記憶にない」と言ってたのが可笑しかった。結局あれはレイチェルの魔法で観せた幻影だったのか?それにしてもあの場面だけ観ると本当に本物ブルースがふらっと来たようにしか見えず、あの場面のレイチェルも我関せずって顔してたし凄く奇妙な謎シーンで、気になるね。

 

 

 

そんな感じでした

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Titans (TV Series 2018– ) - IMDb

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Netflix: ティーン・タイタンズGO! | Netflix (ネットフリックス)
Netflix: ティーン・タイタンズGO! トゥ・ザ・ムービー | Netflix (ネットフリックス)

Amazon: ティーン・タイタンズGO! (ShoPro Books)
Amazon: ティーン・タイタンズ:ダミアン・ノウズ・ベスト (ShoPro Books)
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Amazon: レッドフード&アウトローズ (ShoPro Books THE NEW52!)

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「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け (2019)」全てのSW作品の中でこれが一番しょうもない。アダム・ドライバーは最高⭐

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原題:Star Wars: Episode IX - The Rise of Skywalker 監督&脚本&製作:J・J・エイブラムス
製作:キャスリーン・ケネディほか 音楽:ジョン・ウィリアムズ
製作国:アメリカ 上映時間:142分 シリーズ:「スター・ウォーズ」シリーズ、シークエル三部作



 

スター・ウォーズ/フォースの覚醒 (2015)」「ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー (2016)」あたりまではかなり楽しんでたのだが、制作陣のゴタゴタや「スター・ウォーズ/最後のジェダイ (2017)」「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー (2018)」でかなりテンションが落ちて正直もうどうでもよくなってしまった三部作の完結編を一応観とくか‥と公開されてかなり経ってから観た。ネタバレあり
ディズニーがルーカス・フィルムを買収して、それまでスター・ウォーズ(以下SW)を創り上げてたジョージ・ルーカスから製作総指揮がキャスリーン・ケネディに移って以降の新しい三部作‥シークエル・トリロジーの完結編。‥というだけではなく全9作からなるスカイウォーカー・サーガの完結編でもある。特に誰が頼んだわけでもないのに苦心しながら完結させました。
ディズニーとキャスリーン・ケネディが主導したSWは、とにかくザック・スナイダー主導だった時のワーナーDC映画と同じかそれ以上にゴタゴタして迷走していた。キャスリーン・ケネディは、若くて尖った監督を雇うものの意見が合わないとすぐクビにして言った通り作ってくれる職人監督を連れてきて短期間くらいで全部作り直して公開するっていう流れも3回もあった(全五作の三本がそれ。多すぎる)。EP7→8→9の全体的な整合性を決めず昔の週刊少年漫画のように行きあたりばったり作った結果、なんだか、めちゃくちゃになってしまった。来週の展開すら決めてなかった昭和の少年漫画を数百億かけて映画化したようなもんだ、これでは上手くいくわけがない。
ディズニーのSWは、この三部作や外伝2作を通して、ファンに神格化されている旧三部作や旧キャラを、どれも「英雄だったらしいけど皆たいしたやつじゃないよ」と無能に描いたり無駄死にさせたりして貶し、膨大な小説やコミックなどを全部正史から外し(その癖、それら過去作からアイデアだけ貰ったりする)たりした。あとSW世界の年号の付け方を今まではEP4での戦いを基準にしてたのを最近、EP7の戦いを基準にした年号にこっそり変えた。要するにディズニーは今後も無限にSWを作っていく上で過去作を邪魔に感じて、旧三部作やキャラや設定を徹底的に破壊し(もう今さらルークとかの活躍を素直に観れるか?)、今後、自由に作品作りしていくための下地作りをした‥というのがこの三部作の目的だったのではないかと思い始めた。今は否が多めの賛否両論だが本作を観てる子供が大きくなった10年後には普通に人気になってるのかもしれない。
‥というのは制作陣を観てきての憶測だが大体合ってると思う。
当然気に入らないが、旧三部作を破壊するのに躍起なあまり、プリクエル(EP1~3)と、2と3の間を描いたアニメ「クローン・ウォーズ」は殆ど破壊されてない。そのせいかプリクエルの評価が上がってるファンは多い気がする。僕も公開当時はそれほど好きではなかったプリクエル(3は好きだったが特に1と2はめっちゃ嫌いだった)だが、なるべく好きになろうと数年置きに何度も観てるうちに2は「嫌い」から「アナキンの恋愛以外は楽しい映画」と評価が上がった。そしてEP9は一番しょうもないと思ったので最下位を8と争ってた1の評価も繰り上がった。それにしても「1と2嫌いやわ~」と悪口言いつつ旧三部作より回数多く観てた気がする。こうなってはもはや最初から好きだったのではないか?という気がしなくもない。
そんな感じで、プリクエルは真空パックされたように汚された箇所が少ないので、旧三部作はしばらく観る気になれないがプリクエルは今まで通り楽しめそう。

 

 

 

スター・ウォーズ/フォースの覚醒 (2015)」
新三部作の一作目であるEP7を、風呂敷を広げるのが上手いJ・J・エイブラムス(以下JJ)が数々の謎を散りばめるだけ散りばめてEP8監督のライアン・ジョンソンに丸投げした。
僕はと言うと、EP7はJJの目論見どおり、新キャラもいいし「今後2作で語られるであろう謎」にもワクワクしたしソロが死ぬのは残念だが、まぁ老兵だしそういう役割もあるよなと許容範囲で楽しんだ。今となってはそれら楽しめた要素も全てどうでもいいものになってしまったのでEP7自体、自分の中でどうでもいい映画になってしまったがコレを観た年はSW再開の喜びで「マッドマックス 怒りのデスロード」より評価して、このブログでも2015年のベスト1にした(そして後でこっそり無かった事にした)。只のコソドロにした「ザ・レイド」勢とか、「GOT」で長身の騎士ブライエニーを騎士としても女性としても素晴らしく描ききった女優を雇っておいて仮面で顔を隠して部下の男に瞬殺されるキャプテン・ファズマ何がしたかったん?
「ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー (2016)」
続く外伝シリーズ第一弾「ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー (2016)」。これはギャレス・エドワーズが戦争映画っぽく膨大な素材を作ってたが現場を管理しきれなくなりクビになってトニー・ギルロイがまとめあげた。本作はSWファンに「わかってるね~」と好評だったがトニー監督はSWのファンでも何でもなく「メインキャラをラストでバンバン殺せばOKなはずだ」と職人的に撮っていただけというのが面白い。僕は、前半おもんなさすぎたものの普通に楽しんだ。未だに好評をよく聞くがこの映画の話する人の殆どは最後のベイダー無双の話する人ばかりなので「ベイダー出てなかったら人気ないんだろうな」と思った。ドニー・イェンと空中戦も人気だけど。
スター・ウォーズ/最後のジェダイ (2017)」
続くEP8。JJに丸投げされた設定を監督ライアン・ジョンソンは、EP7ラストでレイが必死に持ってきたライトセーバーを老ルークが投げ捨てるシーンで「そんなもん知るか」という気持ちを表現した。内容も全編が逆張りに次ぐ逆張り、レイの両親は凡人、スノークは誰だかわかんないまま即死、旧キャラの犬死に、ローラ・ダーンやローズやクソ鳥やルークに乳飲ますバケモノやベニチオ・デル・トロなどのクソ新キャラ、レイアが強力なフォースの使い手だった事やハイパースペース特攻など急に明らかになった事実の多さ、やる気のないルーク、意味のない冒険の数々、など‥で、かなり批判が多かった。そして制作陣は映画の内容を具体的に批判されても「ローズがいるから批判するんだろ?レイシストレイシスト!」といった「そんな事言ってないしお前がレイシストなんじゃ?」って感じでローズ役の女優をポリコレの盾に使用して批判を封じた。そんなEP8は多くの客離れを起こして続く「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー (2018)」はめちゃくちゃ客が入らず外伝シリーズは打ち切りとなった。だが、この時期異常にライアン・ジョンソンを持ち上げていた制作陣は「ハン・ソロがダメだったのはハン・ソロのせいでEP8のせいではない!」と「ハン・ソロ」を切り捨てEP8をめっちゃ擁護していた。だが、しばらくしてSWのオフィシャル・イベントで「SWの歴史」みたいな動画が公開されるとEP8の映像は一瞬しか出てこず以降EP8の話も急に一切しなくなったので「あれだけ擁護されてたEP8も棄てられたんだな」とわかった。ちなみにポリコレの盾としてEP8批判を凌ぐのに役立ったローズは、本作EP9ではどうでもいいモブに追いやられ本来ローズが居たであろう「フィンと仲の良い女性兵士ポジション」には、名前忘れた黒人女性の新キャラが充てがわれた。EP8への批判を封じるポリコレの盾には役立ったが人気ないし縁起悪いからローズも棄てられた。とにかくこんな事の繰り返しで「独善的に全面に出して推すが、しばらくしても人気が出なければ捨てるんだな」というイメージが付いた。
僕は「最後のジェダイ」、あまりにショッキングなのでショックを受けて観た後の5日間くらいは「新しいものを生み出すために古きを捨てた面白い映画だったのかも」と思ってたが2回目観たら普通にクソつまんなかったので「逆張りが多くてショックを受けた事を、面白いと勘違いしただけか」とわかって普通に嫌いになった。それに新しいものを生み出すにしても偉大な古いものを貶す必要はない、どっちも立てればいいだけだろMCUみたいに‥。それと前回酷い扱いして今回なんかやると思ったら再度殺されただけのキャプテン・ファズマ何だったん?SW以外に人気出てきた「GOT」要素を貶すためにブライエニーに酷い役やらしたのか?「無名の一般人にも強力なフォースは宿る」というメッセージ自体は良いと思うが、それを言うために今まで皆が大切にしてきたものを踏みにじるやり方だったため(そして単純につまんないために)EP8は失敗作となった。
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー (2018)」
EP8の半年後に公開された「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー (2018)」はというと、僕が好きなフィル・ロード&クリス・ミラーが監督するはずだったがキャスリーン・ケネディと意見の相違でクビになった(またかよ‥)、その件とEP8が酷かったので僕はもう観に行かなくなってレンタル配信で義務的に観た。前半めちゃくちゃつまらないがファルコンに乗って以降の後半は割と普通に面白かった。ソロ役の俳優はハリソン・フォードに全く似てないが観てるとちゃんとソロに見えてきたし。だがやはり「最後のジェダイ」や制作陣の迷走っぷりに脳を破壊されたせいか、本当ならもう少し楽しめたかもしれないが心から楽しめず市役所などで呼ばれるのを座って待ってるような気持ちのまま映画が終わってた。もしEP8の前にこれが公開されてたら普通にそこそこ楽しんでた気がする。だが時の流れは逆には進まないのでそんな事はありえない。他の人もそうだったようでSW映画史上かなり悪い客入りとなった。俳優陣や雇われ監督はお気の毒さま。皆、脳が破壊されたから仕方ない(人という器はひとたびヒビが入ればもう二度とは‥二度とは‥)。打ち切りになったので永遠に出番は来ない実写モールがイキってライトセーバーを起動させる場面も哀しいものがあった。ライトセーバーの赤、哀しい色やね。本当なら次にやる予定だったオビワンの映画で「反乱者たち」でやったオビワンvs.モールの一騎打ちを実写でもやる予定だったんだろう(だがオビワンはドラマが決まったからモールはそっちに出るかもね)。
そういえば今をときめく大人気ドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ (2011~2019)」のデイヴィッド・ベニオフ&D・B・ワイスのコンビを、EP9以降に制作するSWの新シリーズの製作者になったが「ゲーム・オブ・スローンズ 最終章」が賛否両論になったのを見たSW制作陣は不安になり、今まで通りベニオフ&ワイスをさっさとクビにしてこの企画は消えた。
そしてディズニーSW映画5作目「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け (2019)」
そんな感じでEP7フォースの覚醒では記録的な超絶ヒットだったSWも右肩下がりに人気が落ちていった。今まで誇っていた興行収入成績も「アベンジャーズ/エンドゲーム (2019)」に抜かされて「最も人気の映画大作シリーズ」の座はSWからMCUのものとなった。
そしてようやく本作。予告編ではカイロ・レンが壊したはずのマスクを修繕してるのを観て誰もが「バラバラになったシークエルをJJが必死でつなぎとめようとしてるのが映像化されとるな」と思った。
僕はというと完全にどうでもよくなってたところに17年飼ってた黒猫の容態が悪くなって亡くなるのを看取ってたので「EP9とかどうでもいい」と思って観に行かず年を越した。だが先日、出先で暇を潰さなければならなくなったので観ることにした。

 

 

 

そんなこんなでやっと本作の内容に触れる段階まで来た。
結論から言うと、かなりしょうもなかった。
その前にここまで読んで「本編の感想が始まるまで長いな!」と思う人もいるかもしれないが、ここまでの流れ含めてのEP9だ。SWみたいに大きくなったシリーズでは舞台裏の流れも全てストーリーの一部だ、文脈だ。
EP9の内容だけに注目すると、一応整合性をなるべく取ってファンサービスもして「皆で集まって力を合わせて悪を倒す」という少年ジャンプ的な起承転結はあるので、60点くらいの‥普通くらいの面白さはあると思う。別に「映画とか年に一回くらいしか観ない」って人とか小さい子供なら、これでも充分かもしれないが、まぁ全く面白くないよね‥。
ラスボスを務めるキャラが居なくなったのでパルパティーン皇帝ことダース・シディアスが突然蘇ってラスボスを務めた。特に理由とかは語られない。なかなか強引だ、生き返ったパルパティーンの他にもまたもや新しいフォースの使い方とかツッコミきれない要素が満載だった。あまりにツッコミどころが多いので俺は以降、別につっこまない。
だけど僕は正直言って、皇帝が生き返ろうがレイアが凄いジェダイだったという後付け設定も別に構わない、それで面白ければ全部OKだ。だが残念ながら映画が面白くないから駄目。惜しいね、面白ければそれでよかったのに‥。だけどライトセーバーをテレポートさせたりカイロ・レンをテレポートさせたりするのはカッコいいと思った。あとフォースで宇宙船を引き止めたり艦隊全体を無力化するフォース・ライトニングの威力などフォース描写が全体的に強くなってるのも、これが「SW完結作」だと思えば良いと思う。だが二年後にはSWの新作が公開されるのがもう決まっている。そうなると後から出てきたフォースの使い手はレイやパルパティーンのフォースと比較されて「弱い」とか言われかねない。それを防ぐにはドラゴンボールみたいにパワーのインフレしかない。そうなると人間キャラやメカの存在意義がなくなる。だから結果的にあまり強いフォースを出すべきではない。
そんな感じで打倒皇帝に向けてレジスタンス、カイロ・レン率いるファースト・オーダーは三つ巴の戦いをする。
だが後付けに次ぐ後付けや、EP7や8の時点で絶対想定してなかったであろう「さっき考えた」であろう湯気が出てる新事実が次々と明らかになっても「な、なんだと!?」などと物語に集中して驚いたり楽しむことは不可能。「色々がんばってまとめたんだな」としか思わない。
さっきどこかの映画サイトで「EP9で明らかになった新事実7つ!」とか特集記事とか考察とかして盛り上げようとしていたのを見かけて、めちゃくちゃ虚しい気持ちになった、洗ったら中から何か出てくるのを期待して糞を洗うような行為だ、糞を終いまで洗ったら糞が流れて手の中には何も無くなるだけだ。
とにかく冒頭、カイロ・レンがスローモーションで立ち回ってたのはカッコよかった。「ジェダイの帰還」でルークが別人のように成長してたのと同様カイロ・レンも以前はヘタレキャラだったが今はもう強キャラにしか見えなくなっていた。
が、そこから終盤までの2時間近くめちゃくちゃつまんなかった。いや、面白くないというより別にどうでもいいという気持ちが強かった。目が滑るというか、かなりどうでもいい。台詞もちゃんと聞いてなかったせいかレイやカイロ・レンが探してた三角の小物が何なのか未だによくわからない。まぁ皇帝に繋がるマクガフィンだろ‥とぼーっと見ていた。砂漠の惑星でランドが登場したあたりでマジでどうでもよさが極まり、ちょっと出てトイレに行ったりコーラ買ったりした。歩いたり動かないと寝てしまうと思ったんだよね。
それにしても僕はパルパティーンがかなり好きなので本作のパルパティーンは(他の旧キャラ同様)魅力がなくて残念だった。フォース・ライトニングで艦隊を無力化したのは嬉しかったけど彼の怖さはそういう物理的な驚異じゃないんだけど‥と複雑な気持ちになった(彼の魅力はプリクエル三部作で楽しめる)。
まぁレイアがよくわからん間に即死したりとか色々あって、レイとカイロ・レンはパルパティーンと対峙してラストバトル。
ここは正直面白かった。まず改心したカイロ・レンが、丸っきり別人のような柔和な表情になっててめちゃくちゃビックリした。アダム・ドライバー本当にいいよな!
EP7の時もカイロ・レン萌えしてたけど、あの時は半分ネタキャラとして消費してるだけだったが今回はガチでカッコいい。それで演技力ある俳優なので当たり前なのだが「今までは迷いのあるヘタレキャラを演じてたんだな~」と思えた。
アダム・ドライバーがブレイクした」ってだけでも、このどうしようもないシークエルも価値があったかもしれんと思えるほどだ。シス軍団に対して肩をすくめたり斬りつける動きもレイに向ける笑顔も良い。アダム・ドライバー最高だな。だけどキスするのは嫌だったな。ベンとレイのカップリングがファンの一部で人気だから入れたみたいだけど、この二人が恋愛的に惹かれ合ってる描写は全然なかったので女性主人公と男性主人公が、居るからって理由でキスするのは80、90年代の映画みたいで本当に意味がわからんかった。キスするにしても惹かれ合ってる前置きがなさすぎない?頭がおかしいカップルに出くわしたような居心地の悪さがあった。
とにかくアダム・ドライバーが良すぎて「こいつがメインで出てくる大作SF映画とか観てみたいかも~」と思いながら本作を観ていた不思議な時間だった。
レイも、顔とか全身とかの美しい左右対称のルックスがめちゃくちゃジェダイっぽいし好きだったのだが、何だか最後まで空虚な中心みたいな女性主人公で残念だったね。ポーとかもそうか。EP7ではめっちゃ魅力あったフィンも8→9と進むにつれてもうどうでもいいキャラになったな。。
戦いは佳境に入り、ランドが「は?どうやって?」ってくらい膨大な援軍を連れてきたり、レイがジェダイの呼び声で覚醒したり、ライトセーバーをクロスして皇帝のライトニングを跳ね返したり‥といった少年ジャンプ的な展開は、しょうもな‥と思いつつその心とは裏腹に感動が少し湧いてしまったのも事実。ランドが「連れてきたぜ~」って大軍団が来るところも、本当にディズニーがベルトコンベアーで作ったしょうもないシーンなのは間違いないのにジンワリ感動してしまう自分が嫌だった。
タトゥイーンでのラストシーンも、しょうもないんだけど、あの感動的なスカイウォーカーのテーマが流れると身体が感動してしまうのも嫌だったな。やっぱ音楽が良すぎるんだよね。
パルパティーンと言えば周到な企みが花開く様と野獣のようなライトセーバー戦が好きだったので電撃出してレイに自分を殺せ殺せと壊れたロボットみたいに連呼してるだけのクソキャラでガッカリしたな。そういえば可愛いドロイド枠はBB8がおるのに名前覚えてないけどわざわざ新しい可愛い系ドロイド出してたな。何故だ?
※追記:劇中では言及されてなかったが、どうやら人気の旧キャラのナイン・ナンは最後の戦闘で人知れず死んだらしい。EP8で同じく人気の旧キャラのアクバー提督をゴミみたいに殺したのがファンの怒りを買ったので今回は劇中じゃなく裏設定で殺したらしい。現制作陣はSWの旧作や旧キャラを葬りたがってるのは明らかで、本当ならチューバッカも本当はレイの電撃で殺したかったけどチューイ殺したらファンの怒りが凄いからかろうじて生かしたのだろう。新キャラや新要素を盛り上げたいのは当然のことだし新キャラも良かったと思うけど、それと同時に旧キャラも立てつつ退場させれば良かったのにどうしてそうしないのか。MCUは過去のMARVELの歴史や功労者を讃えてるぞ。ディズニーSWにもそうして欲しかった。せっかくルークを始めとする旧キャラ全員出せたのに、ただ殺すために出したようなものだ(そして殺したからもう出番はないし、なんなら旧作を観たら悲しくなるようになってしまった)

 

 

 

そんな感じで、結局この三部作はクソだったという結論。なんか古参ファンに媚びた要素を散りばめてたけど今更そんなもんで騙されるほどおめでたくないしマジで全部どうでもいい。
本文で書いたことの繰り返しになるが一言でまとめると「本作の良いところ」はアダム・ドライバーを始めとする出演俳優の演技だけ。「シークエルの良かったところ」はアダム・ドライバーをブレイクさせた事とプリクエルの価値を爆上げしたこと‥これくらいか(現制作陣がプリクエルをあまり驚異に思わず破壊しなかったのが大きいね)。
今後は、SWの世界自体は好きなのでキャスリーン・ケネディが外れてほしい。作ると噂されてる古代シス戦争の映画は観たいな。MCUケヴィン・ファイギが手掛けるSWも面白そうだが、ファイギにはMARVELに集中してほしいのでSWは別にやらなくても‥という気はする。
ちなみにルーカスもキャスリーンも頼りにしてると言われるデイヴ・フィローニが手掛けるTVアニメシリーズ「クローン・ウォーズ」と「反乱者たち」は面白かったけどシーズン3までしか観てない。「レジスタンス」は何かルックがキッズ向け過ぎて観てない。そんなデイブ氏も関わったドラマ作品「マンダロリアン」はEP9と違って大人気。まだ観てないがデイブ氏も関わってるらしい。これでデイブ氏が初めて実写に関わった事になる。次のシリーズはデイブ氏が手がけてくれるのを望むのみだ。
いまのところ(正史とされている)長編SW映画の好きな順番は次の通りだ。

好き: 4 5 = 3
まぁまぁ好き: 6 2
普通: 映画クローンウォーズローグワン
イマイチ: 1ハンソロ
好きだったが今はどうでもよくなった: 7

面白くない: 8
嫌いという感情すら沸かないしどうでもいい: ←NEW

そういう感じで本作は「面白くない、又は嫌い」より下の「どうでもいい」ゾーンに位置する一番しょうもない作品だと思った。
ちなみに次のSWは二年後。詳細は不明。ライアン・ジョンソンのサーガならスルー、それ以外なら普通に観る予定。
人の人生が死ぬまで続くようにSW宇宙の戦いは続く。かなりのダメージを負ってしまったのでSWとかどうでもいい感じになってしまったが面白くなればまたすぐに復活して応援するつもりだ。噂では「マンダロリアン」はかなり面白いらしく傷を癒やしてる人も多いと聞く。僕もなるべく早くそっちに行きたい。

 

 

 

そんな感じでした

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「スター・ウォーズ ep3/シスの復讐 (2005)」異様な殺気と殺伐とした雰囲気が好き⭐ - gock221B

「スター・ウォーズ ep4/新たなる希望 (1977)」無邪気な明るさと残酷さが同居してるのが最高⭐ - gock221B

「スター・ウォーズ ep5/帝国の逆襲 (1980)」マスター・ヨーダの修行は地味に好き⭐ - gock221B

「スター・ウォーズ ep6/ジェダイの帰還 (1983)」 ルークは本当に凄い奴だと思う⭐ - gock221B

 

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