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映画その他の感想用ブログ

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (2014)」この一ヶ月間くらい何度も観てるうち物凄い好きになった

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原題:Guardians of the Galaxy
監督&脚本:ジェームズ・ガン 製作:ケヴィン・ファイギ
製作会社:マーベル・スタジオ 配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

製作国:アメリカ 上映時間:121分
シリーズ:「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ。マーベル・シネマティック・ユニバース

 

MCUは2008年に始まった時「『ダークナイト』好きじゃないし俺はこのMARVELスタジオの『アイアンマン』を応援しよう」と思ってはや10年が経過した。
楽しみに全作観てきてはいたが、アメコミ以前に映画の方が好きな自分としては「映画ファンとして、たまたまMCUを全作観てるだけ」という一歩引いたスタンスで観てたのだが、ほぼ全キャラ(アントマン以外)が一堂に会する「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」を観たら、今まで「たまたま無数の点を全部観てるだけ」という感じだった視点が、点が線になりそれらが相互に屈折、反射を繰り返し干渉しあって気づいたら10年めにして決定的にMCUそのもののファンになってしまい、この一ヶ月くらいMCU映画を色々と観返していた。
その過程で気付いたらガーディアンズ二作を吹き替えでほぼ毎晩観てる間に「何か全然飽きないな。普遍性があるのかな」と思い始め、つい一ヶ月くらい前より数倍くらい好きになっていた。以前は「面白いけどそこまで好きじゃないな」と思ってたので19作品中11位くらいだったのだが、一ヶ月後の今は最早1位か2位かってくらいに大幅ランクアップした。以前は「ベタな曲ばっかりやんけ」と思っていたサントラも気付いたら2枚とも買っていたし。。
以前そこまで乗り切れなかった理由はジェームズ・ガンの「スーパー!」が好きすぎたとか他にも細かい理由が色々あったのだが、自分の中でそれらは気にならなくなった。というかスーパー!より本作の方が好きになった。
インフィニティ・ウォーを観る数日前に書いた「まあ、なかなか良いよ」って感じの本作の感想と、一ヶ月後の今ではすっかり内容への印象が変わってしまったので書き直す事にした。
ネタバレ有り

 

Story
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スター・ロード/ピーター・クイルクリス・プラット)は幼少時、宇宙盗賊ヨンドゥ・ウドンタマイケル・ルーカー)によって宇宙へとアブダクトされた。26年後、成長した彼は母の形見の70年代ヒット曲MIXテープをウォークマンで聴きながら宇宙のお宝を探すトレジャーハンターとなっていた。
そんな彼はある日、ヨンドゥを裏切ってオーブというお宝を盗み出す。
オーブの中には、惑星を破壊する力を秘めたインフィニティ・ストーンの一つパワーストーンが入っていた。
スターロードはオーブをめぐって、サノスの養女ガモーラゾーイ・サルダナ)、遺伝子改造されたアライグマロケット(ブラッドリークーパー&ショーン・ガン)、その相棒の樹木ヒューマノイドグルートヴィン・ディーゼル)、家族を殺され復讐に燃えるドラックスデイヴ・バウティスタ)たちと出会い、成り行き上、手を組む。
サノスジョシュ・ブローリン)の配下のクリー人ロナン、ガモーラの義妹ネビュラ(カレン・ギラン)らは、サノスを裏切ってパワー・ストーンを手にして恐ろしい事を計画していた。
スターロード達‥ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーは銀河を護ることができるだろうか──

 

 

オリジン
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ヒーロー系のアメコミ映画は楽しいが、オリジン(誕生譚)である一作目には「ヒーロー誕生までの時間」が一時間くらい必要という短所があった。
そのように序盤でパワーを経てガンガン活躍し、中盤で主人公ヒーローの暗黒版みたいなヴィラン(悪役)に出会って敗北し、後半で再び立ち上がって勝利してこれからも護っていく自分の街をビルの上から眺めながらダニー・エルフマン風のBGMと共に終わる‥殆どのヒーローもの一作目はこれが定番。
オリジンの描写がヒーローになった後半よりも楽しかったアイアンマンとキャプテンアメリカ。「何度か映画化してるから改めて言わなくても知ってるよね?」という感じでオリジンを省略したのがMCU版ハルクとスパイダーマン。そのような工夫が観られる昨今。
本作の場合、各ガーディアンのうち主人公格のスターロード(以降クイル)の生い立ちをアバン(OPまでの冒頭)でちらっと見せて、他のガーディアンは台詞で語られるだけ、後は想像してくれという形だ。
そしてガーディアンズはキルン刑務所からの脱獄のため、映画開始から僅か30分で結集する。だがこの時点では、まだ只の犯罪者だ。
だから本作は他のヒーローものの二作目のように最初から楽しい。
他のチーム‥たとえばアベンジャーズは既にそれぞれが自立しているヒーローが後から集まった形だが、このガーディアンズは逆に、宇宙の半端なならず者が集まってアウトロー集団を形成する。そしてコレクターにパワー・ストーンを売ることに失敗した後にガモーラが自分たちの利益より宇宙全体の安全を考え始め、次にクイルが自分の命を投げ出してガモーラを救出し、自分の欲を優先させて敗北したドラックスやロケット&グルートも追随し、パワーストーンを取り戻して銀河を救うために力を合わせる。
このようにガーディアンズは、最初はヨンドゥのラベジャーズ同様ただの犯罪者だったのだが、ガモーラの利他的精神を起点にしてヨンドゥの艦で赤い服に着替えた瞬間が「ヒーロー」ガーディアンズの誕生だと言える。
要するに、各人をヒーローに目覚めさせて結集させていたら時間かかるので、まず先に結集させて後からヒーローにしたのだろう。

 

スターロードとママ
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冒頭とラストで、クイルの死んだママが描かれ、本作は母の要素で挟まれていたことがわかる。
幼い頃、クイルは末期癌患者の母による「ピーター、私の手を取って」と言われるが生まれて初めて目の辺りにした死の香りに怖じけてしまい、クイルは母の最期の願いを叶えてあげられないまま、宇宙に旅立ち大人になった。
戦闘力の高い盗賊をして色んな異星人の女と寝てはいるが、人間的には子供がそのまま大人になったかのようなキャラクターになっているように見える。母に貰ったMIXテープを常に肌身離さず持って聴いているし。そのテープが奪われると自分の命を危険にさらしてまで取り返しに行き(キルン刑務所)、破壊されたら当然激怒する(Vol.2)。
要するにクイルは最期に母の手を取ってあげられなかった事を後悔しており、彼の時間は幼少期でストップしている、という事が説明なしに描かれている。
グルートが命を犠牲にして仲間を救った後、ロナンとのラストバトルが行われる。
クイルは「これが自分だ」とでも言うようにダンスでロナンの気を逸らす。その間ロケットが即席で作った兵器をドラックスが撃ってでロナンのコズミックハンマーを破壊、宙に投げ出されたパワーストーンをクイルが手にする。
どうでもいいけどクイルとストーンを取り合うロナンは実に良い顔していた。
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本作では「ガーディアンズの各キャラ紹介とチームとしてのオリジン」「コズミック系の色んな設定紹介」などやる事が多すぎたので、本作のヴィランであるロナンは「ただのすげえ悪いやつ」でしかなかった。だがクイルが踊りだして困惑するところと、この石の取り合いの時だけは輝いてたね。
中盤のコレクターのくだりで「只の人間が手にすると破壊される」という前フリもあってクイルはパワーストーンのエネルギーが自身に流れ込み、その重負荷に苦しむ。この時クリス・プラットが凄く不細工な顔になるのが良い(ついでに言うとノーウェアでコレクターの助手がストーンを掴んだら甲高い叫びをあげて爆発四散する前フリも凄く良い)。
ガモーラはクイルの負担を減らすために手を伸ばし「ピーター、手を取って!」と、奇しくもクイルが幼い頃、手を握れず死んでしまったママと同じことを言う。
ピーターはガモーラをゆっくり向いて彼女を見る(ここのエネルギーの重負荷を負ったクイルの顔が凄くカッコいい)クイルはガモーラが死ぬ寸前の母に見える。
この、ママが手を伸ばしてるカットは何回観ても涙が出る。
「スーパー!」でも、「コマとコマの間」とか、ラストで兎を抱いて思い出の絵日記を見る主人公の画を、何回観ても泣いてしまうようにジェームズ・ガンはカット一発でわからせて泣かせるのが上手いなぁと思った。
とにかくガモーラの手を取ったクイルは母が目の前で死んだトラウマを克服、続いてドラックスやロケットもクイルに触れて重負荷を受け持つ。
こうしてガーディアンズパワーストーンのエネルギーの奔流に耐えてロナンを倒すことができた。
実は、クイルは父親が天界人セレスティアルズだった事が最後にわかる。セレスティアズのDNAを持っていたために耐えることができたのでガモーラたちの協力は物理的には役に立っていない。
だが心に穴が空いたままのクイルはパワーストーンに耐えられそうになかった。
そこを助けてくれたのは母の姿が重なったガモーラにトラウマを刷新して克服、そしてドラックス、ロケットとの仲間意識で心強さを得てこそ耐えられたっぽいので、やはり必要だったのだ。ただ特殊技能を持った者が集まっただけでは充分ではなく「ガーディアンズじゃなきゃ銀河を護れなかった」という説得力があった。
こうしてクイルは母のトラウマを克服する。そしてVol.2では父なし子の部分を克服するのでこのシリーズはクイルの(精神的な)自立を描いたものなのかもしれん。そうなると両親のトラウマを克服してインフィニティ・ウォーを経験した後のVol.3がどうなるのか気になるな(子供にまつわる話か?アダムは金ピカ女王の子供だし‥)

 

 

おまけ
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本作はジェームズ・ガンが持ち込んだ楽しいノリによって「アイアンマン」一作目、「アベンジャーズ」一作目、「キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー」などとように以降に続く作品群に影響を与えるMCU重要作の一つになった(既に真面目な映画が出来上がってたらしいのに、切り刻んで本作のノリを表面的になぞって大失敗したのが「スーサイド・スクワッド」)
ガーディアンズ?知らない人たちですね‥
あと超マイナーだったMARVELヒーローを本作一発で大人気キャラに仕立てた。
アイアンマンの時は「スパイダーマンX-MENの版権がMARVELスタジオに残ってないから‥仕方ない、俺たちはアイアンマンでいく」という感じだったが、ガーディアンズに至ってはMARVELコミックを毎月大量に買ってるおじさんじゃなければ知らないようなキャラだった。「大スターを主役にしなくてもヒットできる。というかスターは揉めるから脇役にしか使わん」に続いて「人気キャラじゃなくてもヒットさせれるぞ」を可能にした。
セレスティアルズのこと天界人と呼ばないで‥

劇中では「天界人」というダサいダサい呼び名で呼ばれる。セレスティアルズは今後も本シリーズや「エターナルズ」などコズミック系で出続けそうな感じなので一刻も早くこの「ONEPIECE」みたいな呼び方はやめて欲しい。
本作(またインフィニティ・ウォー)でノーウェアという衛星のような場所が出てくる。これはセレスティアルズの頭蓋骨だったという。凄くハッタリが効いていて良い感じだ。
また中盤、コレクターがインフィニティ・ストーンの成り立ちを説明したり、原作のセレスティアルズっぽい巨人の姿が見れたり、色々とワクワクした。
★ノヴァの事、ノバって言うな
あとNOVAの事を「ノバ」と、駅前留学っぽく表記するのも止めて欲しい!
ノバ軍はインフィニティ・ウォー開始前に壊滅したらしい。どう考えてもノヴァ軍が再編されMARVELヒーローのノヴァが誕生しそうな流れ。
ガーディアンズが終わった後に単体作「ノヴァ」が作られるのか、はたまたガーディアンズ的なコズミックチームに一員として入るのか、それとも地球に来て映画製作が噂されるカマラちゃん(Ms.MARVEL)や今いるスパイダーマン、もしくは黒人スパイダーマンのモラレス君(彼の叔父が「スパイダーマン:ホームカミング」に登場した)などが若者チーム、チャンピオンズを結成するのか‥色んな予想ができるが、その際に「ノバ」では嫌だ。まるで駅前留学で英語を教えるオバサンみたいな響きだ。一体誰が「ノバ」と書くことにしたのか‥一体どんな育ち方したらそんな表記にしようと思えるのか‥ろくなもんじゃないよ。
ノバ軍はラストバトルで8万人くらい死んだらしい。ちょっと被害がデカすぎて引いてしまうが。。ノバ軍のノバマーク型のビルや宇宙戦闘機はカラフルでカッコよかった
MCU世界拡張

そんな感じで本作はMARVEL映画初のコズミック系ヒーローとして、ノリの良さだけでなく、MCUの世界観を広げる事も映画の目的の一つだった。
コズミック的には「インフィニティー・ストーン」「天界人セレスティアルズ)」「ラスボス的な匂いだけさせているサノス」「宇宙三大帝国の一つクリー人」「ザンダー星のノバ軍は宇宙警察(やられ役)」そんな感じで「MCU宇宙には色んなもんがあるんだなぁ」と思わせる。コレクターの屋敷にもダークエルフや宇宙犬コスモなどが居るのもいいね。
その後「アントマン」で、時間や空間の影響を受けない量子の世界〈マイクロバース〉。「ドクター・ストレンジ」で魔術系ヒーロー、多次元世界〈マルチバース〉の存在が提示され、暗黒次元〈ダークディメンジョン〉、鏡の世界〈ミラーディメンジョン〉、霊体だけ存在できる〈アストラル次元〉など色々な方面にMCU世界を広げている(そしてストレンジでのマルチバース横断や、GotG2のジャンプ中にアントマンのマイクロバースと囚われたままのワスプが一瞬映ったりしている)
ハワード・ザ・ダック
そういえば本作のエンドクレジットでハワード・ザ・ダックが登場するので僕は「ハワード・ザ・ダックだ!最高や!」とMCUエンドクレジット史上最高に盛り上がれたはずだったのだが本作の公開数日後に映画評論家の町山智浩氏がハワード・ザ・ダックの画像付きでダックが出ることをツイートするという回避不能のネタバレして「ハワードザダックなんか誰も知らないから大丈夫」とか言っててかなりムカついた覚えがある。最近もIWでフューリーがマザーファック言う前に消えることを言ってたがMCUエンドクレジットの事を書いたらアカンと思う(それを指摘したらそれこそネタバレになるので指摘も出来ないし)。MCUエンドクレジットだけは絶対にネタバレされたくない。実際に映画のネタバレされても実はそんなに困ることは少ないのだが、そういった配慮をする気のない人の雑な性根が自分の中に入ってきて嫌な気分になるからだ。
★吹き替え
今回、Vol.1&2を吹き替えで何度も観ていた。
最初は「山ちゃん好きだがクリス・プラットと合うかなぁ」と思ってたがめちゃくちゃ合ってた。。今まで山ちゃん吹き替えで一番好きだったの「ファイトクラブ」のブラピだったが、それを超えてきた僕の中で。。
「普通の奴は人間を食ったりしない!それを良い事みたいに言うなよ!」と他人に正論で突っ込んだり、キレた時に静かに喋るというヤバい怒り方をする時の喋り方や「銀河の守護者だからだ‥」とボソボソキメ台詞を言う時がめちゃくちゃカッコいい。正直、クリス・プラットはもうスタローン、シュワ氏、ジャッキー・チェンジョージ・クルーニーなどと同様に山ちゃんの吹き替えでしか観たくないとすら思えてきた。。やっぱり山ちゃんはすごい
あとの全員よかった。加藤浩次のロケットも頭の中で想像すると、どう考えても合ってないと思われたがいざ観てみると凄く良かった。ただ「うおお~~!」みたいな絶叫すると声が割れてSEと被って聞き取りにくくなる。それと泣く時など感情を顕にする時に少し照れを感じた(ような気がする)それ以外は良かった。いや‥大好きだと言ってもいい
★★★
そんな感じで公開当時「まあまあかな」→IWの前「好きになってきたかな?」→という状態から凄く好きになった。
何か旧「スター・ウォーズ」や黒澤明時代劇のような普遍性すら感じて何回観ても飽きない気すらする。そして尋常じゃないほど好きだった本作の監督ジェームズ・ガンの「スーパー!」より本作の方が好きになってきた。
逆に言うと何で公開時や、その後何度か観た時にピンと来なかったのか今となっては何が気に入らなかったのかよくわからない(思い出せない)。
それとも今回、IWでMCUそのものが好きになってポジティブに観たせいか?
当時これ観た時に「ガーディアンズの苦戦が足りない」と思ったような記憶があるので、IWでガーディアンズが大変な苦難に遭うので遡った本作をもっと素直に観れたのかもしれない。
IW観るまでは何か悪い意味で、大学生が飲み会で盛り上がってるような雰囲気を感じてた気がする。そんなネガティブな視線がIWのガーディアンズ苦戦によって外れて、くもりなきまなこで観れたのかもしれないきっと‥
本当はもっと好きになりたかったので、そうなれてよかった。
もっと色んなものに対してそう思えるようになりたいものです。。

 

そんな感じでした

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「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー (2014)」キャップがよくやるスーンとした態度の魅力 - gock221B

「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン (2015)」面白いシーンもあるが情報と段取りに殺された感がある。全裸ソー悶絶 - gock221B

「アントマン(2015)」アントマンもいいがハンク・ピムとピム粒子が恐ろしすぎる!🐜 - gock221B

「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ (2016)」白と黒はこの世にはなく灰色だけが在る - gock221B

「ドクター・ストレンジ(2016)」西洋医学に見捨てられ東洋魔術でヒーローになっても医療を捨てないドクター - gock221B

「スパイダーマン:ホームカミング (2017)」面白かったけど時間なくて端折った描写が多そうな印象 - gock221B

「マイティ・ソー (2011)」「マイティ・ソー/ダーク・ワールド (2013)」久々に観ると無邪気で楽しかった⚡ - gock221B

「マイティ・ソー バトルロイヤル (2017)」あまりに全編面白い場面が続きすぎて疲れたので中盤の何もしないシーンが清涼感あった⚡ - gock221B

「ブラックパンサー (2018)」ワカンダフォーエヴァーしに観に行ったらジャバリ族になって帰宅した - gock221B

「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー (2011)」前半が面白くて戦い始めると微妙になるといという変わったオリジン★ - gock221B

「アイアンマン (2008)」「アイアンマン2 (2010)」「アイアンマン3 (2013)」MCUの中で一番偉い1、珍作の2、映画としては良作の3🔨 - gock221B

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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「アイアンマン (2008)」「アイアンマン2 (2010)」「アイアンマン3 (2013)」MCUの中で一番偉い1、珍作の2、映画としては良作だが‥の3🔨

「アイアンマン (2008)」★★★★
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原題:Iron Man 制作スタジオ:マーベル・スタジオ
製作:ケヴィン・ファイギ 監督&製作総指揮&出演:ジョン・ファヴロー
製作国:アメリカ 上映時間:125分
シリーズ:「アイアンマン」トリロジーマーベル・シネマティック・ユニバース

 


🔨2年位前にこの映画感想ブログを始めたが、MCU作品の感想が無いものの方が少ないので、ついでに過去作も再見して書いとこうと思い久々に観た。
MCU1作目。あこれが大ヒットかつ高評価だったために勢いがついて6作目の「アベンジャーズ (2012)」まで繋げることが出来た。
まるで原作のアメコミのクロスオーバーのように「別個の長編映画作品が、それぞれのノリを保ったまま合流を果たす」という過去にない大規模なシネマティック・ユニバースを可能にした。
このフェイズ1の時点では、ほぼほぼ全てがアイアンマンのお陰と言える。
また「明るい作風。原作要素や繋がりを大事に扱う。ヒーローの陰としての薄いヴィラン。社会情勢を上手く取り入れる」などのMCU要素が全てここで出ている(そして本作はMCUオリジンの雛形にもなっている)。
MCUの中で一番面白いのは?」というのは人によって好みが違うと思うが「MCUで一番偉い作品は?」と訊かれたら、このアイアンマン一作目と答えざるを得ない。
ちなみにメタ的な意味だけではなく劇中のMCU世界(Earth-199999)の中でも、一作目ラストでトニーが「私がアイアンマンだ」と言った瞬間がこの世界の特異点とされており、現時点でのMCU世界の主人公と言える存在は未だアイアンマンだ。それは完全にキャップ派の僕でも認めざるを得ない
🔨ちなみにアイアンマンはこのトリロジー(三部作)が終わった現在も活き活きと活動している。トニーの軌跡は「★アイアンマン」→「★アイアンマン2」→「アベンジャーズ」→「★アイアンマン3」→「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」→「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」→「スパイダーマン・ホームカミング」→「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」→「アベンジャーズ4 仮(2019)」という感じ。。やらかしが多かったのとキャップ派との派閥争いによって叩かれる事もあったが、シビルウォーで酷い目にあってスパイダーマンでピーターのサポートをする様になってからは、トニー否定派もトニーを好きになっていった印象。だが次のアベンジャーズ4あたり危ない感じです

 

 

Story
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米国政府と契約を結ぶ巨大軍事企業スターク・インダストリーズ社長発明家としての顔も持つトニー・スターク(ロバート・ダウニーJr)。
彼はある日、自社新型兵器デモ実験のためアフガニスタンへ赴くが、テロリスト集団テン・リングスの襲撃に遭い、胸に深い傷を負い囚われの身になる。
トニーが目覚めたのはテン・リングス本拠地である洞窟だった。トニーの心臓付近にはミサイルの破片が数多く刺さり死亡寸前であったが、同じく囚われていたインセン博士によって、胸に埋め込んだ電磁石で引き止める事によりトニーは生き長らえた。
テン・リングスのために兵器の開発を強制されるトニーとインセン博士。
トニーとインセン博士は一味の目を盗んで、トニーの胸で生命活動を維持させると同時に高エネルギーを生み出す熱プラズマ反応炉アーク・リアクター小型版を開発。また、そのアーク・リアクターは、同時に開発した飛行可能な武装パワードスーツ「マーク1」と連動し鋼鉄の男となる事を可能にした。
トニーは、インセン博士の自己犠牲的活躍のおかげもあって脱出し生還を果たす。
そしてトニーは自社兵器がテロ組織に利用されているのを目の当たりにした事によりショックを受け、会社として武器製造を中止する一方、テロ撲滅を誓い、秘かにパワードスーツの改良に着手。
こうして武装飛行パワードスーツを着た、利他的精神を持ったトニー「アイアンマン」が誕生した。

 

 

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🔨これは物凄く久々に観たがやっぱり凄く面白いなと思った一作目。
と言っても大勢が観てるし、観た人が良いと思う部分は誰が観ても共通してる。
具体的には「今までになかった主人公トニー」「何度かあるアーマー作りシーンの楽しさ」「オモチャ感覚でガシャガシャと装着されるアーマーの楽しさ」「同時期のダークナイトとは相反して悩むより行動が早い明るい内容」「可愛すぎるペッパー」「いい感じの大柄ハッピー」「立派な人物インセン博士」‥等、誰でも思いつくことしか思い浮かばない。そんな事を今更書いても仕方ない。
本当に、めちゃくちゃ面白かった内容に反比例して、改めて書くことがない。
これがMCU一作目なのだが日本では何故かハルクを先に公開したので、ハルクのポストクレジットでトニーが初登場するという不思議な感じになった。
トニーの日常から映画が始まると反感を持たれるため、トニーが致命傷を負うところから映画が始まる。
人気キャラのスパイダーマンX-MENの映画化版権をソニーピクチャーやFOXに売ってしまっていたので仕方なくアイアンマンを映画化した事や、ドラッグ関連で落ち目だった演技派中年俳優ロバート・ダウニーJr起用を配給会社にめちゃくちゃ反対されたが監督が押し切った‥そして全ての賭けに勝って今がある‥みたいな事はWikipediaとかに書いてあるからわざわざ書いても仕方ない。
🔨アイアンマンに対して思い入れもないし‥、初めて知ったのはカプコン格闘ゲームマーヴル・スーパーヒーローズ (1995)」だった。これは先日公開された「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」の原作「インフィニティー・ガントレット」を元にした格ゲーで、アイアンマンもプレイアブルキャラとして出て、それで初めて知ったアメコミに詳しくない一般の40代男性は多い。ちなみにその時はアメコミと言えばX-MENという時期だったので「鉄の装甲の中に汗まみれの髭のオッサンがいるとか暑苦しすぎる‥」という感じで地味なヒーローって感じだった。原作ではクロスオーバー作品にたまに出てきたのを見かけたり「アイアンマン3」の元になった「アイアンマン:エクストリミス」原書を無理して読んだくらいか。まあ‥全然知らないに等しい。
🔨本作公開時はクリストファー・ノーランの「ダークナイト」公開の直後、僕は話が長くなるから割愛するがダークナイトシリーズが苦手だったので断然アイアンマンそしてMARVELスタジオのこの明るいMARVEL映画を応援しようと思った。ダークナイトに比べると本作はあっけらかんとして見えるので当時「俺はダークナイトより断然アイアンマンの方が良い」と言うと「確かにアイアンマンは楽しいけど‥それ本気で言ってるの?w」と嘲笑される風潮だった。それが10年後も続いてこうなるとは誰も思わなかった(というか「アベンジャーズ」実現さえも絶対に無理だろうと思いながら応援していた)
‥というように「久々に観たがめちゃくちゃ面白い!」という事とMCUとしてもアメコミ映画としても偉いということ、そしてWikipedia見れば一発でわかる事を改めて書くしかなかった。あとの感想は多分全部君と同じだ‥。
今初めて観たのならともかく何度も観たし他人の感想も何度も聞いた本作の感想を新たに書くこととか他にないわ。

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🔨ギャラで揉めて続編以降はドン・チードルに代えられてしまったテレンス・ハワード演じる後のウォーマシーン‥ローディが、銀色のアイアンマン・アーマー(Mk-II)を見て「お楽しみは次だ‥」とか言って「続編では俺がウォーマシーンだ」という予告宣言をドヤ顔でする。
ご存知の通りテレンス氏はギャラで揉めてドン・チードルに代えられてしまうので、ここを観る度に何とも言えない気分になる。
初代ハルク役のエドワード・ノートンと、このテレンス・ハワードの2名によってMARVELは「ギャラ揉め大物俳優あしらい」の技術が飛躍的に向上した。
今のMCUがあるのも彼ら2人(そしてウォリアーズスリーのファンドラル)のおかげ‥もあるかもしれない。
それにしても、この「アイアンマン」は、チェックが厳しくて地上波で滅多に放送しないディズニー配給MCU作品と違って、緩い本作は地上波でも繰り返し放送されている。それ以前にわかりやすい名作だし今後も最も観られ続けていくMCU作品だろう。
その度にテレンス・ハワードが「お楽しみは次だ‥」と言う場面が来る度に「お楽しみは来ねーよ!」「知らないおじさん出てきた」「偽ローディ出てきた」「ドン・チードルを返せ」「ギャラ揉めシンプル・クビおじさんや」と世界中で思われると思うと可笑しい。
そう考えると、ここ数年「期待に満ちたローディの笑顔を観るのが辛い」と思って本作を観てなかったが今後はそんな感じで、永遠にウォー・マシーンになることが叶わないテレンス氏の勇姿を堪能するとしよう。
それにしてもテレンス・ハワードの顔自体がウォーマシーンのマスクに似ている。
スーツを着なくても最初からウォー・マシーンみたいなもんだ(だから着る必要すらなかった‥?)
全然関係ないけどアイアンマンとウォーマシーンに一番似ているのは成田三樹夫
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ダウニーJrがアーマーを装着すると成田三樹夫になる。
そんな世界も悪くはない。一度きりで終わるなら‥

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🔨どうでもいいが、オバディアがカジュアルに使う麻痺音波装置が強すぎて笑った。この道具はウィンター・ソルジャーに出てくるSHIELDライトセーバーやハンク・ピムの拡大縮小アイテムと同じくらい強すぎる。これを持つだけでそこらのヒーローより物理的に強くなりそうだから恐ろしい。
そしてオバディアが終盤、装着した悪のアーマー、アイアンモンガーが登場してペッパーを追いかけ回すシーン。
このシーンが大昔の怪奇映画みたいなノリだったのが凄く良いなと思った(面白い古臭い場面があると映画が格調高く見えますよね)
またアイアンモンガーも、マークIをマッチョ化したかのようなクラシックな出で立ちが凄く良い。だがこのオバディアとの闘いはサラッと始まってサラッと終わってしまうので終盤は少し物足りないかもしれない。
序盤~マークII以降を作成してる時が本作のピークだろう。その辺の、前半のオリジン部分に面白いことが集中して後半サラッと終わってしまう感じは「キャプテンアメリカ:ファーストアベンジャー」に少し似ている。
だけど本作は最後に「私がアイアンマンだ」がある。
これで記者たち騒然!のまま画面がストップしてブラック・サバスが流れるエンディングへの入りがめちゃくちゃカッコいい。
これがあるのと無いのとでは全然違う。これが無ければ「スーツ作ってるシーンは楽しかったよね‥」程度の控えめな印象の映画だったかもしれない。
映画って中盤が結構退屈だったりしても最高の終わり方したら印象が最高になって「ひょっとして中盤の退屈な時間はわざとだったのかも‥」とか振り返って良く捉えたりするからね。
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🔨今検索したらこのアイアンマン一作目の時のダウニーJrと今現在の自分が同い年だという事を今知ってビビった。とうとう「私がアイアンマンだ」の年齢になってしまったとは‥。まあビビっても小銭が貰えるわけでもないので気を取り直して普通に生きていく事にしよう。
何の感想も書くこと無かった割にはウォーマシーンだけで結構な行数が稼げたぞ

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アイアンマン2 (2010)」★
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原題:Iron Man 2 制作スタジオ:マーベル・スタジオ
製作:ケヴィン・ファイギ 監督&製作総指揮&出演:ジョン・ファヴロー
製作国:アメリカ 上映時間:124分
シリーズ:「アイアンマン」トリロジーマーベル・シネマティック・ユニバース

 

本作を作ってる間にパラマウントやMARVELやファンからの注文が多すぎて?大作を作る大変さに嫌気がさしたジョン・ファヴローが「アイアンマン3は俺もうやりたくない!」と降りてしまった本作。
恐らく前例のないシネマティック・ユニバース構築の流れを作るのと同時に本作そのものもヒットさせなきゃいけなかったので当時の監督本人にしかわからない大変な作業があったと思われる。‥が、そんな苦労は我々にはわからないし本作も只のつまらない映画と受け止めた。
本作を作って病んだファヴロー監督はリハビリ代わりに「シェフ 三ツ星フードトラック始めました (2014)」を作って(これはこれでヤバい映画だ)今では元気を取り戻し、ディズニーで元気に仕事するファブローの姿が‥!それに監督を辞めたと言っても俳優としてはトニーの運転手ハッピー役はずっと続けてるからね

 

Story
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トニー・スターク(ロバート・ダウニーJr)が、自分がアイアンマンである事を公表して半年後。
アイアンマンは世界各地で起こる紛争を鎮圧して世界平和のため貢献していた。

政府はアイアンマン・アーマーを指して「個人が兵器を所有して使用している」と問題視し、アーマーを引き渡す事を要求したがトニーは断固として拒否。
一方、トニーのアーク・リアクター動力源パラジウムは彼の身体を蝕み、死期を悟ったトニーは社長の座を信頼する秘書ペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロワ)に譲り、後世に自身のテクノロジーを伝える博覧会スターク・エキスポを開催する。
そんな時、スターク家を逆恨みするイワン・ヴァンコミッキー・ローク)は自らアーク・リアクターを開発し、スタークをライバル視するジャスティン・ハマーサム・ロックウェル)はイワンと手を組み、アイアンマンに対抗できるアーマーを作らせようとする。

 

 

 

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🔨「MCUの好きな作品ランキング」を考えるとかなり下の方になってしまう事が多く、酷い時には「MCUのポストクレジットシーン‥エンドクレジット後の数十秒のおまけ映像を二時間に伸ばしたような映画」とか言われがちな本作。僕の中では‥MCU19作品中17~19位くらいか‥。
だけど死ぬほど腹立ったりするほどじゃない。最後まで楽しむことはできる。
観てる間や、場面場面はそこそこ面白かったりするが観終わると「まあ、この話丸ごと全部無くても全く困らないな」という感想になってしまう本作。ブログ書きたさにまた観てしまったが今回もまたそんな印象だった。
🔨本作に起きるトピックは「死期が近づいたトニー、父が自分宛に残した物から解決法を見つける」「ウォー・マシーンやブラック・ウィドウのデビュー」「トニーとペッパーの夫婦喧嘩的な触れ合い」「フューリーやSHIELDが進めるアベンジャーズ計画」「いつもの悪のトニーとの闘い」そんな感じ。どれも薄い。薄さでいうと本作とハルクとダーク・ワールドはマジで無くても問題ないトップ3だろう。
「ある長編映画とその続編の間で起きた出来事、映画にするほどの話でもないので短編のコミックやゲームアプリにしてみました」程度の話を無理やり長編映画にしたような感じだ。

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🔨ヴィランだが、毎度お馴染みのヒーローのダークサイド版、悪のアイアンマン「ウィップラッシュ(ミッキーローク)」と、正義に目覚めなかった駄目なトニー「ジャスティン・ハマー」という組み合わせ。
まあ敵は別にこんなものでいいのだが、アイアンマンを2人に分けた上に二人ともトニーもしくはアイアンマンより圧倒的に性能が劣るために強敵という印象が全く無いのがキツい。MCUで一番キャラが弱いヴィランかもしれない。
まず一回目のミッキー・ロークの襲撃。ここで彼はハッピーが運転する車に轢かれて普通にダメージを負ったり、リパルサー発射しか武装がない簡易型アタッシュケース型アイアンマンアーマーにあっさり完敗してしまう。
既にフルパワーじゃないアイアンマンに負けたミッキー・ロークは、既に裁判でトニーに完敗したハマーと手を組んでリベンジしてくるのだが、アイアンマン&ウォーマシーンコンビを特に苦戦させる事もなく普通に負ける。
本作のトニーを苦しめた敵は身体を蝕むパラジウムや終始イラついているペッパーの機嫌であって、ミッキー・ロークとハマーは敵ではないということなのか。。
やはりミッキー・ロークによるレース場での強襲では、アクション映画的にもヒーローものとしても「アイアンマンより圧倒的にパワーが上のアーマーを着たミッキー・ロークの前に、フルパワーのトニーは完敗!」しなきゃ駄目だろう。そこをSHIELDでも何でも良いけど一旦助けてもらって、アーク・リアクターを直す事でパワーが数倍に上がって、一人で何でも抱え込みがちなトニーがウォーマシーンと協力することでミッキーロークに何とか辛勝!協調性を学んでアベンジャーズ結成に一歩近づく‥的な感じにして欲しかった。
そして暗躍するハマーの卑怯な手にも苦しめられて欲しかった。
またハマーに協力を求められたミッキー・ローク演じるイワンが「鳥をくれ‥」「俺の鳥だ‥」「鳥を‥」と、うわ言のように白い鳥を欲しがるくだりが訳わからなさすぎる。
どうやらロシアで飼ってた自分のオウムを持ってきて欲しがってるようなのだが、ハマーは面倒くさいので似た鳥を買ってくる。
イワン「ふふふ‥俺の鳥じゃない‥」
ハマー「い、いや、これは君の鳥だよ♫」
イワン「‥俺の鳥じゃない、ふふふ‥」
てっきりイワンが怒ってニセの鳥を殺したりハマーの部下を殺したりするのか‥と思ってカットが変わるとニセのオウムを普通に可愛がりまくっている。
自分の鳥じゃないと駄目なんじゃないんかい!
というか、最初からハマーが本物の鳥を持ってきたって設定で良かったんじゃないのか。
ミッキー・ロークは全体的に不敵な笑みを浮かべて、鳥を欲しがる得体の知れないキャラだった。
アイアンマンに敗れて収監されても不敵な笑みを浮かべている‥大物なのか?
違う。何の手立てもないのだがとりあえず不敵に笑ってるだけだった。
「エクスペンダブルズ」で、ヨダレ垂らしながら訳のわからんたわ言をブツブツ言うキャラをやってたが基本的にあのキャラと同じだ。
俺の想像だがミッキー・ロークはエクスペンダブルズでも本作でもアドリブで喋ってるのではないか?鳥のくだりとかも。で、何か怖いからNG出せないまま素材を使って訳のわからんシーンが出来上がったのでは?
こんだけ不敵な笑みを常に浮かべてるキャラなんだから、めちゃくちゃ強くないと割に合わないんだけど、さっきも言ったようにめちゃくちゃ弱いので「‥なんなんだよ!」という気持ちが爆発しそうになり段々、可笑しくなってくる。
終始、不敵なキャラのまま暗躍し、普通にフルパワーじゃないトニーに敗れ、ハマーと手を組み不敵な笑みでわかりもしないマイコンのキーボードを適当にガチャガチャやってパワーアップし‥そして普通に負けて不敵なまま即死した。
いや、何なんコイツ!
対するサム・ロックウェル演じるハマーはかなり良かった。
うさんくさいイノベーション好きの社長っぽい物言いが凄く面白かった、やっぱりミッキー・ロークのキャラが普通に強ければ面白くなった気もするが‥もう今となってはミッキー・ロークが弱すぎることが逆に面白くなってきたのでどうでもいい。

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🔨本作中盤のトニーは荒れており、アーマーを着たまま泥酔し、パーティ客の前でリパルサーで遊んだり(危ない!)アーマー着たままオシッコしたり、ウォーマシーンと喧嘩したりという何だか、法事で親戚のおじさんが酔っ払って醜態を晒しているかのような残念な感じで荒れている。
きっと、トニーに寄り添って考えれば、死が近づいてるのに世論にも叩かれて泥酔してヤケになっただけなのだろうが感じ悪いことには変わりはない。
あとペッパーの機嫌を取ろうと優しい八百屋さんから苺を買うのだが「手渡しは嫌いだから助手席に置いてくれ」と言う(この台詞も意味がわからない)ペッパーは「私、苺アレルギーなんだけど」と言う。トニーは、ペッパーが出ていった後、不発だった苺をゴミ箱にドカーッ!と捨ててしまう。貧困な僕は「ああっ高価な苺が!」と思った。正直めちゃくちゃ感じ悪い。
前述のミッキーロークのくだりとか、不必要なトニー感じ悪描写とかもそうだが、本作の制作に疲れ切ったファブロー監督の迷走が全部そのままフィルムに焼き付いてしまったかのように思える。

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🔨最後のフューリーによるアベンジャーズ加入試験の結果「『アイアンマン』は合格。しかし『トニー・スターク』は性格に難ありで不合格」と言われてしまう。
何だか「もう僕はこのシリーズ疲れたよ」というジョン・ファヴローの心とリンクしたかのような結末だ。
初お披露目のブラックウィドウの各種シーンもMARVELに「入れてくれ」と言われて無理やり入れた感がめちゃくちゃ強かった(というかトニーの体調を見に来るだけならナターシャじゃなく、もっと普通のSHIELD隊員でいいだろ)
トニーが全編「何をどうしたらいいのかわからない」といった感じのゼロの無表情で右往左往しながら自分個人の問題(病気)を解決し、めちゃくちゃ弱い敵を倒してアベンジャーズ試験に普通に落ちるという印象の映画だった。しかし思いのほか楽しめてしまったのも事実だ
トニーが途中でエキスポに来てたアイアンマンマスクを被ってた少年を助けるのだが、これがMCUスパイダーマン/ピーター・パーカーじゃないか?という後付けファンミームがあって、ケビン・ファイギもリップサービス的に「そうだよw」とか言ってたが世界が狭く感じるのでそういうのは止めて欲しい感じです。。
「シェフ 三ツ星フードトラック始めました (2014)」 今さら観て面白かった。主人公が明らかにキレすぎた場面の魅力 - gock221B

 

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アイアンマン3  (2013)」★★★
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原題:Iron Man 3 制作スタジオ:マーベル・スタジオ
製作:ケヴィン・ファイギ  監督&脚本:シェーン・ブラック
製作国:アメリカ 上映時間:133分
シリーズ:「アイアンマン」トリロジーマーベル・シネマティック・ユニバース

 

「アイアンマン」トリロジー完結作。MCU7作目。フェイズ2の一発目。
アイアンマン2」を作って疲弊しきったファブロー監督が抜け、代わりにシェーン・ブラックが監督した二本目の映画となる本作は大ヒットした。
シェーン・ブラックのデビュー作「キスキスバンバン」ではダウニーJrが主演しているし既に息もあっていたのだろう。
フェイズ2は、単純明快だったフェイズ1とは少しノリが変わってMCU世界そのものを揺り動かすような話が多く、また各作品自体も色んな方法を試して試行錯誤していた印象がある(ちなみに僕はこのフェイズ2の間、完全にMCU疲れを起こして惰性で観ていたがフェイズ2最終作「アントマン」で元気になった)

 

Story
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1999年トニー・スターク(ロバート・ダウニーJr)はスイスの大晦日パーティで、遺伝子の未使用領域を活用して能力を向上させる新技術エクストリミスを開発中の植物学者マヤ・ハンセンレベッカ・ホール)と一夜を共にして、同時刻にA.I.M.の創設者アルドリッチ・キリアンガイ・ピアース)の熱烈な交渉を受けるがうっとうしかったので彼を寒い屋上に待ちぼうけさせ屈辱を与える。
トニーはこの時、自らの人格によって悪魔を誕生させた。
2012年、「アベンジャーズ (2012)」でのNY決戦の勝利から1年…トニーは人知を超えた見えざる敵の脅威に怯えて心身共に疲弊しており、一心不乱に新型パワードスーツの開発をしてしまうアーマー依存症とでもいうべき状態になっておりパニック障害不眠症も患い、恋人兼共同経営者のペッパー・ポッツグウィネス・パルトロウ)を心配させる。
かつてトニーに酷い扱いを受けたキリアンはマヤ・ハンセンのエクストリミスの研究を続けておりペッパーに共同開発を持ちかけるが、軍事利用を危惧したペッパーは拒絶する。
また、世間では連続爆破テロを行っていた凶悪テロリスト、マンダリンベン・キングズレー)から攻撃を受け、全てを奪われてしまうが…。


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🔨この「アイアンマン3」が一番他のMCU映画と違うのは「MCUというのはとりあえず置いといて、一本の映画としての完成度を目指す」という方向に力を注いでいる‥様に見える事だろう。
シェーン・ブラックが「後に続く作品の事とか一切考えずに作った」と言ってた気がするが、確かにトニーがまるでアイアンマンを辞めちゃうかのようなラストでもある(勿論、全然辞めない)
「単なる映画好きの人には面白いが、原作ファンは盛り上がらない要素」が多い。
「原作にも存在するアイアンマンの強敵マンダリンが満を持して出てきたが、マンダリンは実在せず只の俳優が演じていただけ」「マンダリンは存在せず、ラスボスはオリジナルキャラ」「ラスボスにトドメを刺すのはアイアンマンではなく一時的にスーパーパワーを得た一般人ヒロイン(ペッパー)」「トニーがペッパーへの愛の証として生き残ったアイアンマンアーマーを全て花火のように爆発させるロマンチック演出」などがある。
どれも意外性があったり女性キャラが活躍する事を好むシェーン・ブラックっぽくて、映画として面白い。
‥面白いが「MCUという大きな流れの中の一本」「アメコミヒーロー映画」として考えると何だかパッとしない印象になる。
現にこのアイアンマン3に対しては大好き!という人と最悪!という両極端な評価が見られた。
僕はというと「SFアクション映画、シェーン・ブラック映画としてはかなり面白い」が、やはりMCU映画として考えるとパッとしない。自分の中で映画好きの自分とアメコミ好きの自分が分裂する感じだ。そういう人は他にもいると思う。
たとえば前述最後のアーマー花火なども「ロマンチックだな」と好意的に思う自分と「一体何億円もするアイアンマンを感情的に爆破して‥やっぱり苺をゴミ箱に捨てるような奴の心はわからんわ」と否定的に思う自分とに分裂してしまい分裂症になったような気分になる。

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🔨と言っても丸っきりアメコミヒーロー要素やアイアンマン要素が薄いわけではなく、病んでしまったトニーが、かつての自分のような発明好き少年と触れ合って物づくりの楽しさを思い出して敵に立ち向かう。要素などはかなり「良いトニー」っぽさが出てた。
ダウニーJrが「トニーは、スーツがなけりゃ只の人」という弱点を何とかしたかったらしく、アーマー依存症になっていたトニーが少年との出会い以降は生身で闘う場面を多くしたんだっけ?正直そんな事しなくてもアーマー作った時点で超人なので気にしなくても良いと思うが、まあアーマーに頼るようになってた自分の弱い心を何とかしたかったんでしょうね。
アーマー依存症によって、トニーの繭と化していたアイアンマンスーツを脱皮して、新しいトニーになったと認識したトニーが最後に一作目オマージュで、浮かれた感じの一作目とは違い落ち着いたトーンで「私がアイアンマンだ」というラストも良いです。

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🔨ラスト、話が全部終わってトニーが、まとめの語りに入って「道を違えてしまった者も‥」という部分で、冒頭にもチラッと映ったトニーに遊ばれてめちゃくちゃ寂しそうな顔するマヤ・ハンセンと、本編では映らなかったがトニーから屈辱を受けたキリアンが自殺しようと下を観てるカットが一瞬映る。マヤもそうだが、キリアンの顔があまりにも哀しそうすぎて今回久々に観て泣きそうになった。
キリアンはトニーに恨みを持った、この直後からヴィラン化して無差別殺人とかする悪人になったのは悪だし本編でもムカつくので「やった!ペッパーがカスのキリアン殺した~」と彼の死を無邪気に喜んでたのだが最後のこの表情見たら、この瞬間だけはトニーと会話できるのを純粋に待ってたら騙されたことに気づき哀しみで自殺しようとしてる顔で、彼は屋上から下を観たら誰も自分を観ていないことから「じゃあ誰も俺を見れなくしてやる」と表に出ないテロ活動を思いつく。
そこからはヴィラン化してるので同情の余地はないが、その寸前のこのカットからは「トニーに騙された‥会ってくれるなんて全部嘘だったんだ‥😪」というキリアンの哀しみがドッと自分の中に入ってきてめちゃくちゃ悲しくなった。
結局我々の殆どはこの大晦日のキリアンと一緒で、望むものの殆どは一生手に入らず、誰かを誘えばこのように死ぬまで待たされる。そしてしばらくしてようやく「信じるなんて‥俺ってバカだった‥」と気づくのだ。真正面から約束を断るなんてことは望むべくもない(面と向かって断るのは面倒だからな)このトニーのように約束して放置するのが世の常だ。思いがけず大晦日キリアンに感情移入してしまった。
このカットを冒頭や本編じゃなく、既にマヤやキリアンが死んだ安心タイムに出してくるのがシェーン・ブラックっぽいなぁと思った。

🔨ポストクレジットでは、本編を語って聞かせていたという設定のトニーの話の前半でハルク/ブルース・バナー(マーク・ラファロ)が寝てしまっていたというオチ。
僕は初見の時マーク・ラファロだとわかったのだがわからなかった人も多かったという。
だが今回、再見してこのシーンのラファロはこれ以降のブルース役のもじゃもじゃヘアとは全然違うスタイルをしているので初見時にわかっていたのにも関わらず何度ももじゃもじゃブルース役を見慣れた今観るとラファロだとわかりにくかったのが面白かった。
‥これ言ってる意味わかる?説明しにくい‥
社長3はエンドクレジット映像がめっちゃカッコよくて好き

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🔨一作目=やっぱり傑作。二作目=普通に駄作(だが積極的に珍妙な部分を楽しめる部分もある)。三作目=映画として面白いがアメコミヒーローものやMCU作品としてはどうか?
という結論に達した。だいたい前に観た時と同じですね。アイアンマンの闘いは続く。

 

そんな感じでした

「キスキス,バンバン-L.A.的殺人事件(2005)」シェーン・ブラック/ダウニーJrの少年みたいな恋愛観に共感した - gock221B

「ナイスガイズ!(2016)」シェーン・ブラック/2000年以降にデビューした監督の中でこの監督が一番好きかも - gock221B

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「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー (2014)」キャップがよくやるスーンとした態度の魅力 - gock221B

ソーよ。なぜ君は洞窟の泉に入って全裸で悶絶していたんだい?「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)」⚡ - gock221B

「アントマン(2015)」アントマンもいいがハンク・ピムとピム粒子が恐ろしすぎる!🐜 - gock221B

「ドクター・ストレンジ (2016)」西洋医学に見捨てられ東洋魔術でヒーローになっても医療を捨てないドクター - gock221B

「マイティ・ソー (2011)」「マイティ・ソー/ダーク・ワールド (2013)」久々に観ると無邪気で楽しかった⚡ - gock221B

「ブラックパンサー (2018)」ワカンダフォーエヴァーしに観に行ったらジャバリ族になって帰宅した - gock221B

「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー (2011)」前半が面白くて戦い始めた後半になるにつれて微妙になるという変わったオリジン★ - gock221B

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (2014)」この一ヶ月間くらい何度も観てるうち物凄い好きになった - gock221B

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アイアンマン:エクストリミス (MARVEL)

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「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー (2018)」予想を裏切り期待に応える最高傑作にしてMCUの到達点✋🎨

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原題:Avengers: Infinity War
制作:ケヴィン・ファイギ 監督:アンソニー・ルッソジョー・ルッソ
制作会社:マーベル・スタジオ 製作国:アメリカ 上映時間:149分
シリーズ:「アベンジャーズ」シリーズ。マーベル・シネマティック・ユニバース

MCU第19作目。フェイズ3の7作目。「アベンジャーズ」シリーズの三作目。
MCUは最初からリアルタイムで10年間観てる。フェイズ2あたりでSNS疲れにも似た「MCU疲れ」を起こしたが「アントマン」辺りで回復してその後は作品毎にテンションが上ってって本作を迎えた。
本作は宣伝上の都合で単独映画のような感じを装っているが、実際はvs.サノス編の前編で、来年公開の「アベンジャーズ4(仮)」が後編にあたる。
本作の元になったMARVELコミックの原作「インフィニティ・ガントレット (1991)」は、90年代にMARVELの名作をまとめて月刊誌方式で刊行していた「マーヴルX」で連載してたので読んでて当時は壮大過ぎてピンと来なかったが30過ぎて読んだら好きになりました。また「インフィニティ・ガントレット」はカプコンの格ゲー「マーヴル・スーパーヒーローズ」の原作でもあった。
原作にはそのものズバリの「インフィニティ・ウォー」やブラックオーダーが出てくる「インフィニティ」などもあるが、僕が観たところ本作の内容は殆ど「インフィニティ・ガントレット」だ。
登場キャラは違うが、重要な部分はかなり被っている。
そのものズバリのネタバレは書かないが、中盤くらいまでの展開やキャラの印象とか、ざっくりした感想だけ書く‥だけど、映画好きやアメコミ好きが読めばネタバレしてしまうと思う。

 

 

Story(前半まで)
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🎨狂えるタイタン人サノスジョシュ・ブローリン)。彼は独自の理念の元、全宇宙の半分の生命を間引きするため、全てをインフィニティ・ガントレットに嵌めれば無限大の力を発揮できる6つのインフィニティ・ストーンを探し求めていた。
過去、インフィニティ・ストーン奪取のために何度か配下(ロキ&チタウリ軍。ロナン&クリー軍)を送り込んだが、その都度アベンジャーズガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに阻止されたため、サノスは配下の”サノスの子どもたち”ブラックオーダーを引き連れて、自らインフィニティ・ストーン集めに動き出した。
※本作開始前にサノスは、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが護りザンダー星のノヴァ軍が保管していたパワー・ストーンを既に奪取済み。
✋〈アバンタイトル〉「マイティ・ソー:バトルロイヤル (2017)」の直後。
命がけでラグナロクを逃れて地球に向かう、アスガルド人とハルクが乗っていた宇宙船ステイツマンは、サノスの宇宙戦艦サンクチュアリIIIに遭遇。
ソークリス・ヘムズワース)とハルク/ブルース・バナーマーク・ラファロ)はサノスの単純な腕力に敗北。ソーの弟、裏切りの神ロキトム・ヒドルストン)は裏切らず、隠し持っていたスペース・ストーンを奪われる。
ヘイムダルは虹の橋ビフレストの力でハルクを地球へと飛ばして逃した。
それが精一杯だった。
命がけでラグナロクを逃れたアスガーディアンはここでその半数が死んだ

【アメリカ・ニューヨーク】
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ニューヨークソーサラー・スプリーム至高の魔術師)のドクター・ストレンジベネディクト・カンバーバッチ)と元魔術図書館室長ウォンベネディクト・ウォン)の拠点サンクタムの館に、宇宙から飛ばされてきたハルク/ブルース・バナーが落下。サノスの訪れを告げる。
ドクターはアイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニーJr)に協力を仰ぐ。

トニーはシビル・ウォーで袂を分かって以来接していないスティーブ・ロジャースに電話しようかと悩んだその時、街に突如としてブラックオーダーの巨大なドーナツ型宇宙船Qシップが出現。ドクターが所有するタイム・ストーンを狙って元素を操る策士エボニー・マウと怪力のカル・オブシディアンが強襲。
仲の悪い傲慢な金持ちヒゲ中年2人トニーとドクター。ウォン。PTSDになったのかハルクに変身できなくなったバナー。偶然居合わせたスパイダーマン/ピーター・パーカートム・ホランド)は、ブラックオーダーの2人と交戦する。。

【宇宙】
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの新宇宙船ザ・ベネター、全てを失って宇宙空間を漂っていたソーを救出。サノス打倒というお互いの目的が一致して手を組む。
ソーはサノスを殺すことの出来る新たな武器を求めて、ロケットグルートと共に惑星ニダベリアへと向かう。
残りのガーディアンズコレクターベニチオ・デル・トロ)が持つリアリティ・ストーンを護るため惑星ノーウェアへ再訪する。
一方、かつての”サノスの子どもたち”だったガモーラゾーイ・サルダナ)とネビュラ(カレン・ギラン)の義父でもあるサノス、彼は未だソウル・ストーンの場所だけは把握していなかった。。

スコットランドエディンバラ】→【アフリカ・ワカンダ王国】
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✋中世に魔女狩りがあったここエディンバラで、現代の魔女が狩られようとしていた。
シビル・ウォー以降、人目を避けて同棲していたスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモエリザベス・オルセン)とヴィジョンポール・ベタニー)。
2人の前にブラック・オーダーの副官コーヴァス・グレイヴ、槍の女戦士プロキシマ・ミッドナイトが現れ、ヴィジョンの額に内蔵されたマインド・ストーンを狙い襲って来たのだ。
絶体絶命の2人を救ったのはシビル・ウォー以降、政府に所属せず悪と闘っていた元キャプテン・アメリカスティーブ・ロジャースクリス・エヴァンス)達だった。更にバナー達も合流した計7名は、ビジョンからマインドストーンを安全に取り外して破壊するためブラックパンサー/ティ・チャラチャドウィック・ボーズマン)が治める超先進国ワカンダへ向かうが。。
🎨各地で個別に闘いアッセンブルしてないヒーロー達は、サノスの野望を阻止する事ができるだろうか

そんな話

 

 

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🎨‥と、それぞれの主人公が何手にも分かれて同時に進行していくので各陣営の事の起こりを書いただけで、あらすじがクソ長くなってしまった。
そんな感じで別個の場所にいるヒーロー達が合流したり別れながらサノス軍と死闘を続ける。
細かい事は省いてざっくりしたストーリーだけ言うと「サノスによるドラゴンボール集めをヒーロー達が阻止する」というわかりやすいもの。
アベンジャーズ (2013)」とかもそうだが、シリーズ全部観てる者はシーンごとに「アイツとアイツが絡んだ!」と一々感動できるが、ファンじゃない者にとっては「何か色んな人が派手に色々やってるね」程度にしか感じないかもしれない。
勿論、あらすじだけなら単純でわかりやすいし、ルッソ兄弟のアクションは各キャラの位置関係が超わかりやすいので一見さんでもストーリーや演出自体を追うことは簡単だが、キャラの殆どを知らなかったりリテラシーに通じてない人が観ても感動できるのか?は、正直良くわからない。
だけど、僕は別に評論家でも何でもないし、このブログもレビューではなく只の趣味の感想文なので、ここからはそういった客観的視線は無視して話を進めよう。

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🎨ジャン・ファブロー→ジョス・ウィードンというMCU主力監督が去り「ウィンター・ソルジャー」や実質アベンジャーズ2.5だった「シビル・ウォー」で頭角を現したルッソ兄弟による初のアベンジャーズはどうだったか?
僕は、これは‥すごく良いと思いました。
ルッソ兄弟のキャップシリーズのようなシリアスムードで進む、ガーディアンズラグナロク的なジャック・カービー的アメコミ神話」をずっと観たかったので、本作は正に理想のMCU、理想のアメコミ映画だったかもしれない。
サノスが去った後のMCUは、ますます宇宙や魔界からの驚異が増えるらしいから今後も期待できる。
まずルッソ兄弟といえば、主役が集合するキャラを絡ませ、今後のネタフリなどの交通整理を上手くこなしていたジョス監督より更に数十倍、交通整理が上手い。
そしてさっきも言ったが、キャラがどこからどこへ移動しながら何を誰に向けて放ったか?など、アクションや乱戦の位置関係提示の上手さが凄い。
「ウィンター・ソルジャー」では平面、シビルウォーでは上下左右、今回はそれにインフィニティストーンや魔術や超科学、またはそれらの複合技によって発展した戦闘が観れる。
本作のアクションではドクター・ストレンジが、今川泰宏の「ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日」に出てくる一清道人の仙術とか十傑集みたいなカッコ良すぎる魔術を披露してめちゃくちゃカッコよかった。単体映画「ドクター・ストレンジ」一作目は他のMCUニューカマーほど人気でなかった感じだが僕は大好きなので、本作でドクターの人気が上がればいいなと思った。
またドクターと行動を共にするアイアンマンの変幻自在ナノマシンでの超科学バトルもめちゃくちゃカッコよかった。
その一方で「地球のワカンダでは密かに好きなジャバリ族エムバグが木の棒だけで頑張ってるのかな」とか考えると何だか凄い映画だなぁと思えてくる。
ヒーローチームものでは、物凄い超人と訓練しただけの普通の人間キャラが同じ様に強敵相手に闘うので相対的に人間キャラがめちゃくちゃ強く感じれるのが好きだ(それの最大キャラはバットマン)。アベンジャーズで毎回思わされるが今回もまた「ブラックウィドウってとんでもない強さだな‥」と感じざるを得ない(いや、今回は木の棒だけで闘ってるエムバグが一番凄い)
それでいて妙なドライさとエモさが同居する人間描写。ギャグをやる場面もウルトロンの時のように滑った雰囲気にはならないし。それでいてMARVELの数々の無茶な要求にも応えてるっぽい。
ルッソ兄弟といえば「シビル・ウォー」で、地名や時刻が何故かクソデカいフォントで表示されるのが妙に好きだったが今回もそれが健在で、クソデカフォントで「惑星ノーウェア」とか「ワカンダ」と出るのが妙に可笑しい。

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🎨そんなアクション的な事以外で、本作が過去のアベンジャーズより凄い点といえば「このインフィニティ・ウォー一作で、MCUの各タイトルを総括してる」というところにある気がする。
キャップや政府所属だったキャラ達による人間サイズのアクション。アイアンマンやブラックパンサーたビジョンのハイテク戦闘。ソーやハルクの神の如き闘い。ドクターの魔術。ワンダの超能力。ガーディアンズスペオペ超人バトル。。ありとあらゆる異なるノリの闘いが同時に展開される。
そしてキャップ&ナターシャが出てくるとシリアス、トニーやドクターの傲慢な煽りあい、ソー&ロケット&グルートが辿り着くジャック・カービースペオペ惑星。ピーターの青春ノリ、ギャグ連発のガーディアンズ、驚異の先進国ワカンダ‥など、場面毎にノリも変わる(ジェームズ・ガンガーディアンズ演出を教えたりしてたらしい)
そして各シリーズのテーマ曲が流れたりするのもWWEみたいで盛り上がった。
ガーディアンズが登場する寸前には宇宙空間に懐メロが流れるし、キャップがワカンダに行くことを示唆すると例のアフリカの部族的音楽が流れるのがめちゃくちゃ盛り上がる。もう、この際だからアイアンマン大暴れでブラック・サバス、終盤のソー大暴れで「移民の歌」が流れてもよかった気がするが、それだとちょっとプロレス的すぎるか。。
ただ集まっただけではなく、各作品のキャラがそれぞれの作風のまま活躍する‥これは明確に過去のアベンジャーズより優れていたと思う。
色んな流れがあり、どれも面白かったが特に良かったものを挙げるとするなら「ソー&ロケット&グルートの武器探し」「トニー&ドクター&ピーター&ガーディアンズのvs.サノス戦」「サノスとガモーラのサノス・クエスト」「ラスト」この4つが特に良かった。

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🎨そして今までのアベンジャーズの終盤では「あそこに向けて集中攻撃だ!」的なニチアサ的な合戦で〆られていて、本作のワカンダ編も大体はそんな感じで「楽しくはあるが何かニチアサっぽいな‥」とか思ってたところで最終的には「インフィニティ・ガントレット」の中盤的なエンディングを迎える。
「帝国の逆襲」と黒沢清「回路」が合わさったかのような群像劇で凄く良い。
「なんか‥なんか具合が悪いんだ‥どうしたんだろ‥」みたいな事が連続して起きるシーンの絶望感が素晴らしい。
あの何か起こる前の不穏で異常な静けさが凄く「死」を感じさせて最高だった。
ここまでの10年間や、公開前の宣伝で「皆のお気に入りヒーローが大活躍!」と明るく宣伝してたのも良いフリになっている。こういったラストは普通の映画よりも、こういう「キャラクター映画」の方が衝撃がでかいですね。
そんな滅びの映画として楽しめるのは続編が公開される来年5月までなので、それまで大事にしよう。
それと、MCUは後に公開される作品の影響で過去作の観え方が変わったりするのだが、ラストのおかげであまり乗り切れなかった過去作も全て尊く見えるようになった。
ルッソ兄弟はインタビューで「同じことはしたくない」とよく言っていて、よく考えると確かにここまでの三作は全然違うわ。
だけど、これってアメコミに興味ない人が観ても果たして面白いのだろうか?
原作「インフィニティ・ガントレット」にしても20歳くらいの読んだ時も正直、内容が神話的すぎてあまり良いとは思えなかった。規模がデカすぎる割にはサノスがせせこましかったり、大人にならないと好きになれないキャラであるサノスが主人公なのも嫌だったし、ヒーローが瞬時にやられるし‥だけど30過ぎてサノス中心に再読したら凄く好きだと思えた。
想像だけど不特定多数の人にとっては「アイアンマン」と「アベンジャーズ」一作目や「ウィンター・ソルジャー」みたいな一直線に進んで悪を討つ作品が至高で、本作はもう少しマニア向けなんじゃないかという気がする。‥とここまで書いて思ったが、ここまで超大ヒットする映画に対して「マニア向け」もクソもないだろう。
時代の流れと共にMCU内でのトレンドも刻一刻と変わっていっているし、本作もまた「こういうものもあるんだよ」と、観客に対して変革を促すアメコミ映画だったと思いたい。
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🎨またMCUの数少ない欠点だった「ただ単純に悪くてそこそこ強いだけでヒーローのダークサイドを擬人化しただけ」‥な悪役ではなく、サノスは、バルチャーやキルモンガーやロキみたいに掘り下げられて魅力的だったのが良かった(今後のヴィランも全部そうして欲しい)。
ブラックオーダーはさすがに掘り下げられず従来の「強くて悪いだけのヴィラン」だったが原作でも人気あるらしいエボニー・マウ(ドクターを拷問する鼻が無いやつ)は戦闘とかキャラとかその最期もめちゃくちゃ良かった。フィギュアを買ってもいいかもしれん。期待していたプロキシマ・ミッドナイトは想像ほど良くなかった、部下をワカンダバリアに突っ込ませてニヤニヤしてるとことか、終盤にナターシャ&ワンダ&オコエと闘ってキャットファイト的な雰囲気になるところは良かった。後の2人は印象に残らなかった。
ヴィランと言えば本作公開の前日にUPした「ファースト・アベンジャー」の感想でも書いたが、ファーストアベンジャー観た当時「キャップ3ではこうなる!」とした予想が、まさかアベンジャーズ3の本作で実現したのでめっちゃ驚いた。
そういえば、ヴィランではないがドワーフの鍛冶師、あのキャラが小さいのか、それとも小人体型のままボディ自体はデカいのかよくわからなかった。ソーとかロケットとかの横にちゃんと並んで立って欲しかった。そしたらわかりやすいのに‥おかげでアリス症候群的な感覚になって幻想的な気分になったわ。。それを狙ってやったのかな
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キャラクター 
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MCUはキャラクター映画でもあるので個人的にツボにはまった各キャラの活躍度順位を考えてみた。
ここは推しキャラを忘れて客観的に考えよう(たとえば僕はキャップが一番好きだが今回は出番が控えめだったので控えめに評価して、逆にそこそこ好きなぐらいだったトニーは今回カッコ良すぎたので高評価した。皆好きだが、特に好きなキャラは太字にしてみた)

★★★★(凄くよかった)
ドクターストレンジドラックス、ソー、アイアンマン、マンティス、グルート、ロケット、ワンダ、ネビュラ、スパイダーマン 
★★★(よかった)
> サノス、エボニーマウ、ガモーラ、エンドクレジット後のキャラ、エイトリ、ハルクorブルース・バナー、ロキ、ヘイムダル、スターロード、ストーンキーパー >
★★(普通)

> キャップブラックウィドウ、ウォン   > プロキシマ・ミッドナイト、コーヴァス・グレイヴ > ボーダー族、エムバグ、シュリ、オコエ、バッキー、ヴィジョン > 
(印象が薄い)
ブラックパンサー、カル・オブシディアン、ファルコン、ウォーマシーン、アヨ&ドーラ・ミラージュ、ジャバリ族、ネッド、ペッパー、コレクター、スタン・リー、サノス軍の雑魚

やはりバラけてる。
でも一番上は好きなキャラ固まってるな‥、まあ人間だから多少はね?
選んで気づいたが、今回ツボにはまったキャラってトニーと一緒に宇宙行った奴とかソーと一緒に居た奴ばっかだ。それ以外はワンダだけか。
ドクターとワンダは好きだが今まであまり人気無いのが悲しかったが今回でファン増えるんじゃないだろうか。
MCUソーは今まで弱すぎたと思ってたので(ハルクも)終盤で何回目かの覚醒してようやく本来のソーっぽい強さになったと思った。4ではハルクに期待
ドラックスとマンティスはただ前から好きなだけだが見たかったやられっぷりが見れて良かった。ドラックスのギャグは回を増す毎に冴えていく、だけどコメディリリーフだけじゃなくそろそろ物理的にも活躍してほしいが。。
トニー&ピーターはキャップ派の自分も褒めずにいられない良さだった。
アイアンマンのナノマシン製アーマー(Mk-50ブリーディングエッジアーマー)はトニーの思考のまま瞬時に兵器に組み換わる。変幻自在すぎて「これはヴェノムやグリーンランタン潰し?」と少し思った。それでも早いもの勝ちなのでOKです。過去にはウルトロンでクイックシルバー出すことを察知したFOXがもっと凄いクイックシルバー出したり、「バットマンvsスーパーマン」やる事を知ったMCUが、最初はキャップ3はキャップ個人の完結作のつもりだったのに急遽シビルウォーをぶつけて潰したり‥色々あります
サノスは、オーディン、ヘラ、エゴ、エンシェントワンなどの実力者が消えドルマムゥが引きこもった事を確認してから侵攻してきたっぽい(これなら「何でヒーローがいっぱい増える前に石を集めなかった?」への返答になる)
それにしてもブラックパンサーは単独作でもおとなしかったが本作に至っては腕クロスで「ワカダフォェバァ!」と叫んだとこしか印象に残らなかった。
ワカンダ勢は全体的に目立たなかったね。。一番心配してたエムバグが殺されなかったことだけが救い。仕事の都合で出れなかったっぽいウカビはこの一大事に何をしてるんだとまた株が下がった。汚名返上のチャンスだったのにね

好きな流れ順でいうと

アイアンマン&ストレンジ一行、ソー&ロケット&グルートの武器探し > ワンダ&キャップ勢vs.ブラックオーダー、ガーディアンズ一行、アバンのアスガルド勢vsサノス > ワカンダ最終決戦、サノスクエス

こんな感じか?今更こんなこと言っても仕方ないがこんなことを書いて一体何になるんだろう‥。だが、こんだけキャラ多い映画ってないからこの映画でしかこんな遊びできないぞ

🎨ついでに今回の様子を見て(たとえば逡巡し続けてるバナーとか、おとなしいキャップとか出てない奴とか)そして次回作の内容を予想しながら、4での凄い活躍が期待できるキャラは

★★★(凄い活躍が既に約束されたキャラ)
キャップ。ハルク。ネビュラ。アイアンマン。キャプテンマーベル。ホークアイアントマンブラックウィドウソー。サノス。
★★(その次に活躍が期待できるキャラ)
ロケット。ウォーマシーン。ハンク・ピム。初代ワスプエムバグオコエ。ワスプ。

▲▲(状況が気になるキャラ)
ヴァルキリー。コーグシュリ。ウォン。ミーグ。ペッパー。ネッド。エイトリ。その他の一般人サブキャラ
▲(次出てきた時に何言うのか気になるキャラ)
ガモーラ。ドクター。スターロード。ワンダ。フューリー。ロス将軍

?出なくていいがもし出てきたら盛り上がる
ピエトロ。ロキ。ウカビ。アボミネーション。ヘラ。ウォッチャー。ぽっちゃりしたキャップ好きの元シールド隊員。インセン博士。アースキン博士。セルウィグ博士。ダーシー。ジェーン。コズミック・ビーイング。シルバーサーファー。

こういう感じか?BIG3とネビュラとキャロルとサノスの活躍は約束されてるし何となく想像つくから置いとくとして、それ以外だと溜めに溜めて溜めたままのハルクがどうなってしまうのかが気になって仕方ない!
キャップがアレとアレをやるのを想像しただけでヤバい。ソーはあまりにも不幸すぎるのでこうなったら幸せになってほしい。
ちなみに監督の話によるとヴァルキリーは生存してて、半数のアスガーディアンは脱出ポッドで脱出して生きてるそうです。
5年ごしに予想が当たって嬉しかったストーンキーパーのような感じで登場するなら、ピエトロが出るんじゃないかと昔から思ってる。シルバーサーファーのスピード作戦をやる気がする。
描写があっけなさ過ぎたロキはまだ何かある気がする。ドクターからは未来予知の種明かしを聞きたい。ワンダは4ラストで何かしそうな気がする
それとハンク・ピムとトニーが絡むところが観たさ過ぎる
そういえばすっかり忘れてたけどヴァルキリーやコーグはどうしたんだろう?シフみたいに仕事の都合で出れなかっただけ?無事なのかな。
一番どうでもいいサブキャラは誰かと考えたが、やはりダーシーの助手だろう。
FOXと提携したのでFOXキャラを使おうと思えば使えるようだが、X-MENファンタスティック・フォーを「シビル・ウォー」でのピーターみたいにサプライズでガッツリ出すのはやめてほしい(だけど並行次元を覗いた時にちらっと一瞬見えるくらいならいい)。だけどギャラクタスなら原作にも出てるしガッツリ出してくれてもOK
そして「インフィニティ・ガントレット」でのサノスの敗因とラストと一緒だったら良いなぁ

🎨※追記:スターロード。何か一つを支持または何か一つを否定することに対して
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※公開日に観に行って一週間経ったから一つだけ内容について追記。
★スターロードが劇中キレて自体が悪化してしまう事や 理由も訊かずにガモーラとの重大な約束を実行できてしまう事に対して批判する人も少なからずいたり、かく言う僕も観に行った初日は「クイル何しとるんや!」と思ったりもしたが、フォロワーの人が「キレたからこそスターロード好き」と言っていて自分の狭量さに気づきました。 
彼の親の思い出とか絆を大事にしてる事を考えるとギリわかるし、ガーディアンズは法律と共生しなきゃいけないアベンジャーズとは違って、個人主義者の宇宙アウトロー集団なので、良くも悪くも自分の感情に忠実に行動してしまう傾向が強いんだろうと思った。
逆に言うとトニーの作戦を却下して、スターロードが出した作戦の方が成功寸前までいったので「差し引きプラマイゼロ。そしてスターロードは‥良い奴」という結論に達した。
作戦の失敗はスターロード並びにガーディアンズの「絆を重んじる」感情に従う個人主義&精神年齢の幼さのせいだと言えなくもないが、逆に言うとチームプレーが苦手なトニーやストレンジの作戦ではあそこまで上手く行かなかっただろうし、ソーがサノス打倒寸前まで行けたのはロケット&グルートによる感情先行の協力のおかげもあるので、一概に「スターロード(&ガーディアンズ)のせいで上手く行かなかった」とは言えない。
そして仲間の心を見捨てて感情ゼロで作戦を優先するとそれはもうヒーローではなくなってしまうし仲間もついてこなかっただろう(Twitterで「何でさっさとビジョン殺してストーンを壊さないんだ?」と言ってる某キャラ過激派が居て呆れた)。
それにドクターの予知によると何やったとしても、一回は失敗して多くの犠牲を経ない限りは勝利しない運命みたいだし。
結論を言うと「『スターロードが悪い』という事は無い」と言いたい。
★こういう「チームもの」というジャンル、贔屓するキャラのファン同士のしょうもない争いが多い。現実世界の最近の話題でいうと各業界のセクハラ問題やジェンダー間や果ては宗教的or政治的価値観の違いなどのしょうもない争いが多いが、どれも「自分はA側だから反対のB側はクソ!」みたいな声の大きい極端な意見が幅を効かせたりする。
だが実際は、全ての中心や真実はAでもBでもない中間地点のグレーの中にある。
「一生涯、自分たちはグレーの中でバランスを取り続けない限りアホの世界に堕ちてしまう」‥というプレッシャーに耐えられない心の狭い人の声の大きな意見によって世界が分断されてしまうのは嫌だなぁと思っています。
「なぜ嫌なのか」と言うと、それは「こんな些末な事で分断されてたら世界平和なんて永遠に来ない」と確信し、世界は性悪説に飲み込まれ滅びるんだろうなと思うからです。
シビルウォーキャプテン・アメリカ」の時も、SNS等では声の大きいアホの人がキャップ原理主義者とトニー原理主義者に分裂して煽り合ってるところを見るとウンザリさせられた(まあ、それらは一部の人で、多くの人は「どっちもどっち」と思ったのだと思いたいが)。
だけど、その「ウンザリさせられる」という状況を作り、色んなカスが沈殿したコップを振ってカスを舞い上がらせ、考えさせてくれるだけ、MCUは価値があると思いました。
MCU製作者は、シビルウォーの時に何度も書いたが、わざと「こっちが正解!」というのを作ってないように見えるからでした(しいて言うとブラックパンサーは99%正しいキャラに設定してあったが)
‥と長々と付け足したが、僕はスターロードがめちゃくちゃ好きなわけじゃない。自分が誰を好きなのかという事よりも想像を大事にしたい、という事が言いたかった

🎨まあとにかくMCUの18作品中、アメコミ映画の中でも一番好きですね
もっと手堅いものを想像してたんだけど結構特殊な‥思い切った映画でしたね。
映画にさほど興味ない人は来年続編がある事を知らずにこのラストを観て一体どう思ったんだろう?
何度も言うように万人に薦められるかどうかはわからない。
結構、賛否分かれると思うし、わざと意見が割れるよう作ったシビル・ウォー同様、わざと賛否両論作品にしたと思う。
また「アメコミに興味はないが映画が好きだからたまに観てる」という感じの人の中にも否定する人が多い気がする。そもそも本作は「石を集めるサノスを倒す」という単純なストーリーで「本作から観ても楽しめますよ!」と宣伝してはいるが実際のところ、かなり知ってないと本当に楽しむのは難しいと思う。
続編やユニバースに疲れる人もいるだろうし(僕もフェイズ2の時にMCU疲れしたからわかる)そんな感じで「映画一発観れば事足りる」という作品じゃないシリーズものを嫌うタイプの映画ファンが「18本も観てられないよ!」と言ったとしても「それはそういう人もいるだろうな」と思う。
だけど「アベンジャーズ成功してくれ」とヒヤヒヤしながら応援していたフェイズ1→MCU疲れを起こしつつ観ていたフェイズ2→フェイズ3では「あれ?新タイトルがどれも新鮮で楽しくなってきた‥」という段階を経てディズニーと合体してからは映画のトレンドを巧みに取り込んで毎回楽しいので気がついたらフェイズ1以上にはまってた。
アメコミファン以前に映画ファンなのでフェイズ2までは、一本一本の映画が続いていると思ってたけど、いつしか太くて延々と流れる川みたいなもんだな‥という原作アメコミみたいなものだと捉えるようになった。
そんな感じで超肯定派になったので超否定派の人に対しては指先に力をこめるしかない

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🐜次回作は3ヶ月後、2018年8月の「アントマン&ワスプ」。その次は2019年3月「キャプテンマーベル」。
その次は2019年5月公開の、本作の後編「アベンジャーズ4(タイトル未定)」

 

そんな感じでした

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「アントマン (2015)」アントマンもいいがハンク・ピムとピム粒子が恐ろしすぎる!🐜 - gock221B

🎨✋🎨✋🎨✋🎨✋🎨✋🎨✋🎨✋🎨✋🎨✋🎨✋🎨✋🎨✋🎨✋🎨✋🎨✋

marvel.disney.co.jp

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マーベル・シネマティック・ユニバースにおける年表 - Wikipedia

www.youtube.com

Thanos Quest

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インフィニティ・ガントレット (ShoPro Books)

インフィニティ・ガントレット (ShoPro Books)

 

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「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー (2011)」前半が面白くて戦い始めた後半になるにつれて微妙になるという変わったオリジン★

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原題:Captain America: The First Avenger
製作:ケヴィン・ファイギ 監督:ジョー・ジョンストン
製作会社:マーベル・スタジオ 製作国:アメリカ 上映時間:124分
シリーズ:「キャプテン・アメリカ」トリロジー。マーベルシネマティックユニバース

 

アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」がいよいよ明日公開なので‥というか半月くらい前から居ても立っても居られなくて特に改めて感想書いたりしてないがMCU作品を連日観ていた。
そういえばファーストアベンジャーはこのブログに感想ないなぁと思い書いてみた。
‥というかブログに感想がないMCU作品はあと5作しかないので、残りもそのうち再見して書こうと思う。
本作はマーベル・シネマティック・ユニバース第5作目。
第6作目の、ここまでの総決算「アベンジャーズ (2012)」に繋げる直前の作品。
「アイアンマンはともかく、ソーやキャップがヒットするとは思えない!」と当時、かなりヒヤヒヤしっぱなしてた覚えがある。
そこそこヒットそこそこ評価で何とかアベンジャーズに繋がり、アメコミ映画の流れは「ダークナイトの時代」から「MCUの時代」へと政権交代し、現在に至るまで快進撃を続けている。
今はなきバウスシアターのめっちゃ人少ない客席で若い友人D君と一緒に観た記憶あり

 

 

★Story★
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1942年3月第二次世界大戦中のNYブルックリンに住む愛国心の強い青年スティーブ・ロジャースクリス・エヴァンス)は、軍に入隊し正義のため戦うことを願っていたが小柄で虚弱体質の”もやし野郎”のため入隊を拒否され続けていた。
スティーブは、既に軍に入った親友ジェームズ"バッキー"・バーンズセバスチャン・スタン)と共に訪れた未来技術展覧会で軍医アースキン博士と出会う。
スティーブの強い意思に目をつけた博士は、彼を軍の極秘実験スーパーソルジャー計画の被験者第1号に選ぶ。
スティーブはアースキン博士、後にアイアンマンの父となる発明家ハワード・スターク、軍人チェスター・フィリップス大佐(トミー・リー・ジョーンズ)、スティーブと惹かれ合う事になるイギリスのエージェント、ペギー・カーターヘイリー・アトウェル)‥らの下でスティーブは超人血清を投与され、スーパーソルジャー化する
実験は成功。スティーブは超人的な肉体と運動能力を獲得する。
しかしその直後、アースキン博士はナチス極秘科学部門から独立した秘密結社ヒドラのスパイに殺され、スーパーソルジャー計画はスティーブ一人を産んだだけで頓挫してしまう。
スーパーソルジャー部隊の一員としてアメリカに貢献する道を絶たれたスティーブは、意に反して国籍を売るためのマスコット“キャプテン・アメリカ”として星条旗を模した派手なコスチュームを着て軍のプロパガンダに駆り出される。

かつてアースキン博士から未完成の超人血清を奪いレッド・スカルとなった邪悪なスーパーソルジャー、ヨハン・シュミットヒューゴ・ウィーヴィング)。ナチスの将校だった彼は狂奔してナチスからヒドラを独立させ、無限のパワーを持つコズミックキューブを入手。アーニム・ゾラ博士トビー・ジョーンズ)と共に恐ろしい計画を進める。

 

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レトロSFとか古き良き空想科学的な映画が得意なジョー・ジョンストン監督による本作。
期待通り、古き良き40年代アメリカ描写やレトロSFっぽいめちゃくちゃ良い感じの古めかしいメカや怪しいヒドラ兵などが観ていて凄くワクワクする。こういうの凄く好きなので

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アメコミ原作ヒーロー映画の第一作は、その殆どがオリジン(誕生譚)を描くことになる。アメコミヒーローをよく知らん人にもわからせないといけないので、どうやって誕生したかの描写は必要なのだが楽しい活躍などの前に映画の前半まるまる使って描写せざるを得ないために、どうしても堅い内容になってしまいアメコミヒーロー映画が真に面白くなるのは二作目以降になりがち。
だが本作は、キャプテンアメリカになってからの後半よりも、もやし野郎スティーブの奮闘やキャプテンプロパガンダ国籍売るマンやってる前半の方が面白い。
もやしスティーブが素敵なレトロ機械から出てくるとパンッパン!の、針で突いたらパーンッ!とはじけとびそうなボディになってハァハァ言いながら出てくる場面は圧巻。
スティーブが「なんか‥背がのびちゃった」とか言うと、ペギーがスティーブのパイオツを揉もうと手を伸ばしてハッとなって瞬時に手を引っ込めるシーンに気付いて笑った(↑キャプチャしたその場面よく見るとナースもパイオツ見てたわ)
国籍売るマンに至っては多分誰が観ても面白い。
むしろアメコミヒーローに興味ない人の方が喜びそう。
キャプテン国籍としての日々に納得行かない思いをしていたスティーブが「バッキー達がピンチ」ということを知って国籍売るマンのコスプレのまま単身敵地に乗り込んでゴールデンエイジ的な‥勧善懲悪な殴り合いバトルの末にバッキー達を救ってペギーやトミー・リー・ジョーンズの元に帰還!
バッキー「( ´・ヮ・`)みんなでキャプテンアメリカを讃えようぜ!」
冒頭から、ここまでが本作のMAX。

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 /ファイナルジャスティスを使わざるをえない‥\
皆を認めさせて本来のスーパーソルジャーとしての活動が出来るようになったキャプテン・アメリカ
彼は、救出したバッキーやダムダム・デュガンやピーターパーカーのハイスクールの校長のひいじいさん日系人らと共にハウリング・コマンドを結成。
そしてハウリング・コマンドは、ヒドラの兵器工場を潰して回る。
普通の映画だったら一番面白いのはここなのだが時間がないのでダイジェストで流されてしまう。ハウリングコマンドの面々も凄く面白そうな奴らなのだが残念ながら時間がなくて活躍があまり見れない。代わりといっちゃ何だが全体的に本作に似てる「ワンダーウーマン」のダイアナ&クリス・パインの部隊を観て溜飲を下げよう(本作と「ワンダーウーマン」は凄く似ている)。
このダイジェストになってるところめっちゃ楽しそうだな。
ドラマ形式で全13話くらいのボリュームで観たい。
ちなみにキャップのアクションだが、まだ次作でルッソ兄弟がヒーローのアクションに革命をもたらしてキャップが10倍くらい強く見えるようになる前なので、シールドもたまーにしか投げず本来の盾として防御するシーンが多い。
攻撃は普通に銃を撃つことの方が多い。まあ一作目だしこれは別にいい。
ウィンソル以前と以降では強さがあまりに違って見えるのは「過去には存在してなかった戦場格闘技を、あNY決戦の後に習得した」と思っておこう。

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そんなハウリングコマンド無双ダイジェストの後、雪山でのバッキーの悲劇(当時、劇場でウィンターソルジャーや!と思った)を経て、キャップvs.レッドスカルとのラストバトルが行われる。
正直言ってこのヒドラ基地~上空でのラストバトルは観る度に毎回眠くなる。
キャップは好きなのに何故だろう?と思ったが、やはりヒドラが弱すぎるからだろう。
まあキャップの無双はいいとしても、バッキー達が救出された時、彼ら米軍はほぼ丸腰なのに光線銃などのオーパーツ武装したヒドラ兵たちを簡単にやっつけてしまう。
まあこの時はキャップ初陣で「皆で脱出だ!」って時だったからいいわ。
これ以降のダイジェストでもヒドラは連戦連敗だ。ヒドラ兵は最後までストームトルーパー級に弱い。何か俺でも倒せるんじゃないかと思えてくる。
この雑魚の弱さは「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」まで続く。
未知の兵器で武装してるはずのヒドラ兵達は丸腰の米軍に全滅させられ続け、極悪スーパーソルジャーのレッドスカルでさえも「ここはもうだめだ」と早々に諦めてすぐ逃げてしまう。
途中でキャップと初対面して、キャップに偉そうなことを言うが
キャップ「だったら何故逃げる!?」と正面から正論ツッコミされ、スカルは何も言い返せないからかササッ‥と逃げる場面は、親に怒られた中学生みたいで笑った。
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だがヒドラ兵はまあやられ役だから弱くても許せる。
やはり本作の後半のつまらなさはレッド・スカルのせいだと思う。
ごらんの通り見た目は最高!完璧。本物。通称うめぼし。演じる俳優も大物。
だがこのレッド・スカルはMCUでよく言われる欠点の一つ「敵が空虚」最有力者の一人だ(ちなみに最も空っぽで最もつまらなくて最も人気ないのは「マイティ・ソー:ダーク・ワールド」のマレキス)
役割的には「悪者だぞ!俺は悪いぞ~」という単純悪の他にはヒーロー映画のヴィランの定番「ヒーローのダークサイド」要素しかない。悪のスーパーソルジャー。「キャップが邪悪な心を持ってたらこうなるよ」というだけの存在。
まあ舞台設定が昔かつキャップ一作目なので、こんな感じの内容の薄いヴィランでも仕方ない。
だがそれならせめて、めちゃくちゃ強いところを見せてほしかった。
キャップ並の戦闘力を持ってるはずなのだが戦闘シーンがない。ひょっとしてこのMCUバージョンのスカルはただの悪巧みキャラなのか?
だがその知性面でさえ、キャップに全敗して逃げてるだけなのでアホの印象しかない。
しかもキャップ達はトンチを利かせて対抗してるわけでも何でもなく
キャップ「いい作戦がある‥。正面突破だ!」
バッキー「最高だぜ!スティーブ( ´・ヮ・`)」
こんな感じで普通に全敗。
原作だと結構カリスマあるキャラなんだけど本当に良いところなかった。
コズミックキューブの奔流に飲み込まれて死ぬ場面、これは当時まだサノスも出てなかったので「わかった。キャップ2、3作目で、スカルがキューブから戻ってきて今度こそキャップと闘うんだな」と想像してたがそんな事は起きなかった。
それにしてもレッドスカルとかウルトロンとかの大物ヴィランをこんな風にどうでもいい弱いキャラにして使い潰し続けてるのは勿体無い。
‥と思ったけど最近はバルチャーやキルモンガーみたいな地味キャラを名ヴィランに出来るてんだから、出来る人がやれば幾らでも出来るんでしょうね。
フェイズ4以降はヴィランの内面をもっと充実させて欲しいですね
‥とか何とか言いながら次のアベンジャーズで突然、次元の狭間からこの梅干しが出てきたらマジでビビる

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レッドスカル=悪キャップであることは、アースキン博士が「超人血清で強化されれば、心正しき者はより良き者に。悪しき者はより邪悪になる‥」と丁寧に説明してた。
その以前にブートキャンプ中、トミー・リーが「あんなヒョロガリをスーパーソルジャーに?それならあっちのマッチョ兵をスーパーソルジャーにしたらどうだ?」と言って信管を抜いた手榴弾を投げる。
マッチョ兵は逃げ出してしまうが、スティーブは手榴弾に覆い被さって身を挺して仲間を守ろうとする。この自己犠牲シーンによって「超人血清を与えられてスーパーソルジャーになるのは絶対にスティーブじゃなきゃダメ」という事がわかる。
同時にアメコミヒーロー映画で一番大事なのは主人公ヒーローの精神性だという事もわかりやすく示してくれる(むしろ極論を言うなら大事なのはそこだけだと言ってもいい)。
アメコミヒーローに疎い人は大抵、ヒーローチーム内にいる人間と大差ないフィジカルのヒーロー(キャップ、ブラックウィドウホークアイデアデビルバットマン‥など)を指して「こいつ要らなくね?w」みたいな事を言ったりするが全くわかってない。腹立つという以前に、そんな理屈が煽りになると思って言ってるのが滑稽で可哀想にさえなってくる。そういう人が何故そんな事を言うのかというと物理的な強さの数値が上か下かで全てが決まるドラゴンボール等の少年ジャンプ的な考えだからだろう。
それにしても「パワー!」って感じのアメリカが生むヒーローは信念や知性や工夫で勝利するのが多いのに対して、繊細そうな日本の漫画キャラは単純パワーや精神論で闘うものが多いのは何故だろう?自分にないものを求めるってことなのかな

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細かいとこだとペギーが、アースキン博士殺害犯を銃撃する場面や、キャップにキスする女性兵士(ナタリー・ドーマー)を見た後に嫉妬してシールド持ったキャップに実弾をぶっ放す場面はいつも良いな(こんな事されたら勃起するしかない)。
あとペギーはクールな態度を終始崩さないのが良いですね。男性社会で気張って生きてる感じがカッコよくもありセクシーでもある。
あと何度か観てると、チョイ役なのにトミー・リー・ジョーンズが良すぎるなぁとトミー氏ばかり観てしまうのでやっぱ名俳優は凄いなと思った。
ステーキを食いながらゾラ博士を尋問する様も良すぎる。めちゃくちゃうまそうだし
あと今更だけど、ガリガリのボディにクリス・エヴァンスの顔を当てはめてる前半のCG凄すぎる。

そんな感じで毎回思うのだがバッキー達を救出するところまでは最高で、そのまま右肩下がりにテンション下がっていってラストバトルで眠くなる‥という感想は今までと同じだった(だけどチビッコがゴミ箱の蓋でキャップごっこをしてるのはジーンとした)
そんな感じで微妙に終わった後は「アベンジャーズ」一作目への橋渡しの流れになってしまうし余計に単体作品としての価値が下がった感もある(劇場公開版では更に、最後にアベンジャーズの予告編みたいな映像もくっついてたので余計にそう思った)
だけど、そんな終盤と敵の弱さ以外は文句のない。特に前半はかなり名作だと思う

そんな感じでした

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「アントマン(2015)」アントマンもいいがハンク・ピムとピム粒子が恐ろしすぎる!🐜 - gock221B

「ドクター・ストレンジ (2016)」西洋医学に見捨てられ東洋魔術でヒーローになっても医療を捨てないドクター - gock221B

「スパイダーマン:ホームカミング (2017)」面白かったけど色んなことを描く時間が足りないので、あと2時間くらい長ければいいのにと思った - gock221B

「マイティ・ソー (2011)」「マイティ・ソー/ダーク・ワールド (2013)」久々に観ると無邪気で楽しかった⚡ - gock221B

「ブラックパンサー (2018)」ワカンダフォーエヴァーしに観に行ったらジャバリ族になって帰宅した - gock221B

「アイアンマン (2008)」「アイアンマン2 (2010)」「アイアンマン3 (2013)」MCUの中で一番偉い1、珍作の2、映画としては良作の3🔨 - gock221B

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (2014)」この一ヶ月間くらい何度も観てるうち物凄い好きになった - gock221B


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