gock221B

映画やドラマの感想ブログ 😺🍿🐱 ネタバレあり 😺 Filmarksも https://filmarks.com/users/gock221b おしずかに‥〈Since.2015〉

『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』(2019)/二人がくっついても不自然さなく互いの影響でより良い人になる爽やかラブコメ👱🏻‍♀️💗🧔🏻


原題:Long Shot 製作&主演:シャーリーズ・セロン、セス・ローゲン
原案&脚本&製作総指揮:ダン・スタリング 脚本:リズ・ハンナ
監督:ジョナサン・レヴィン 製作国:アメリカ 上映時間:125分

 

 

 

シャーリーズ・セロン演じる才色兼備のアメリカ初の女性大統領候補役と、セス・ローゲン演じる無職中年男性のラブコメ。ラブコメあまり観てなかったからこれは観なきゃと思ってた。ラブコメあんま観てないから30~40代のラブコメは観るの多くしていきたい。また、二人が制作もしてるので観とかなきゃと思ってました。
殆ど全部ネタバレあり - Spoiler Alert!!

 

 

 

アメリカ合衆国国務長官として活躍するシャーロットシャーリーズ・セロン)は才色兼備のパーフェクト・ウーマン。彼女がサポートしているどうしようもない大統領がハリウッドスターになりたいという理由で辞職を決意したのでアメリカ初の女性の大統領になるべく大統領選へ出馬を目前としていた。
そんなある日シャーロットは、元ジャーナリストフレッドセス・ローゲン)と出会う。フレッドは才能はあるが妥協を知らない頑固な性格のせいでメディアを辞め無職になったばかりだった。
一見、一生出会うことのなさそうな接点もなく正反対な2人だったが、10代の頃から意識が高かったシャーロットは当時フレッドのシッターをやっており、彼女はフレッドの初恋の女子だった。
二人は予想外の再会で盛り上がり、シャーロットは昔の自分をよく知るフレッドをチームに加え、大統領選挙のスピーチ原稿作りを依頼する。共に激務の日々を過ごすうち惹かれ合っていく2人だったが――

みたいな話。

 

 

 

別に文句はないが「大統領候補のシャーリーズ・セロンと無職の大柄セス・ローゲンがどうやって知り合うのか?というか大統領候補と対面で会うことすら普通ないだろ」と思ってたが、幼なじみというショートカットですんなり行動を共にする展開、納得できる。
そしてフレッド(セス・ローゲン)は只のドラッグ好きのダメ人間というわけでもなく、嘘が嫌いで妥協を知らなさすぎるがあまり前のマスコミを自分から辞職していた。大物ではないが最初からヒーロー的なジャーナリストではあったのだ。
シャーロット(シャーリーズ・セロン)は見ての通り、アメリカ中の少女が憧れ男性政治家からも人気抜群の完璧な女性。女性初の大統領候補というのもシャーリーズ・セロンが演じてるので特に説明する意味もない、あなたが大統領だ……。
シャーロットが、あまりに激務すぎて私生活がずっとなかったというのは「好きな映画と言われて思いつくのは、若い時に観たコメディ映画『原始のマン』(1992)」「MCU観てない」「全世界で大人気の『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011-2019) は抑えているが、実際には観てなくて、まとめサイトであらすじ読んだだけ」など、サブカルチャーを使って1分で表現してくれるので僕みたいなアホも一発で理解できる。
フレッドがシャーロットの近くに来たことで、堅苦しかったシャーロットの生活に潤滑油が刺さる。シャーロットは『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011-2019) 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)などを実際に視聴するようになる。これらの短い描写で「フレッドが来てシャーロットに人間的なゆとりができた」事がわかる(ちなみに大統領候補だけあってシャーロットのMCUでの推しはニック・フューリーだった)。
そんな感じで観る前は「どうやってくっつくねん、この二人が」と思ってた二人がすんなりくっついても違和感はなかった。フレッドがシャーロットの癒やしなのだ。
だが何度かぶつかる、それはフレッドが無職になる切っ掛けだった彼の妥協できない頑固さからだった。政治家は時には矛盾した事も飲み込まなければならないのだが、少年のような反骨心を持ったままのフレッドにはそれが汚く見えて理解できない。
だがフレッドは(ラブコメでよくある展開だが)同性の親友に説教される。フレッドの親友の黒人男性(オシェア・ジャクソン・Jr)は「俺はお前が嫌いな共和党員だしキリスト教徒だ!だからといって今更オレを嫌いになるか?」と言う。
フレッドは「あっ、俺が妥協を許さん奴すぎて、こいつは今まで俺の前で本当の自分を出せなかったんだ。俺は自分の正義だけ振りかざしすぎて周囲に配慮を強いてたんだ」と気付く。
そんな感じで上手くやってた二人だったが、シャーロットを良く思わない有害な男性たち(アホの現大統領やドナルド・トランプをモデルにしたメディア王)によって「フレッドが家でシャーロットをオカズに自慰している」という盗撮映像をもってシャーロットが少女の頃からやりたかった環境を守る道をくじこうとする。
だが、前述した”気付き”でフレッドはシャーロットに謝罪する。そしてシャーロットは「環境を守る事を除いた大統領演説」を滞りなく行っていたがの途中で方向転換し「アホの現大統領やメディア王に脅迫されてます!私の彼氏はチームのフレッドで、彼が私でオナニーしてる映像で揺すられてました!でも皆オナニーするでしょ?貴方も、貴女も」そう言ってプロレスラーのようにマイクを捨てて立ち去る。
彼女自身の「高校生の自分に恥ずかしくない自分でいたい」という想いを貫き、フレッドから影響された「自分に嘘をつかず妥協しない」という思想が結びつき「アメリカ初の女性大統領になる」という数十年間がんばってきた夢を捨てた瞬間だった。「高校生の自分に恥ずかしくない自分に嘘をつかず妥協しない自分でいたい。そのためなら全てを捨てても構わない」。
だが赤木しげるも「死ねば助かるのに……」と言ってた通り、事態は好転する。
確かにオナニーは誰でもするし何も悪いことじゃないのにそれを盗撮されて失脚するなんておかしいよね。犯罪行為とかならともかく……。
カップルが相互作用で得たその知見で全てを好転する。
ただ「喧嘩して仲直りして」を2セット繰り返してサブカルネタをまぶしただけではなく、互いが互いから得た影響で良くなるというポジティブなラブコメだった(ひょっとしてこれが愛?)。
そんな感じで、勢いで本編の展開を98%くらい書いてしまったが良いアラフォーのラブコメ。誰かに「甘いな?」と言われようと自分も正しくいたいと思わせる爽やかな一本でした。
最後にアメコミ『スポーン』作者でヴェノムとかも産んだトッド・マクファーレンJFK暗殺ネタも面白かった。「MDMA?を思わせる多幸感ドラッグをキメて事件を解決する」というネタもジョン・カーペンターの僕が全映画で一番好きな『ゴースト・オブ・マーズ』(2001)みたいで好感持ちました。

 

 

 

そんな感じでした

👱🏻‍♀️🧔🏻💗👱🏻‍♀️🧔🏻💗👱🏻‍♀️🧔🏻💗👱🏻‍♀️🧔🏻💗👱🏻‍♀️🧔🏻💗👱🏻‍♀️🧔🏻💗👱🏻‍♀️🧔🏻💗👱🏻‍♀️🧔🏻💗👱🏻‍♀️🧔🏻💗

『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』(2019) U-NEXT
Long Shot (2019) - IMDb

 

www.youtube.com

#sidebar { font-size: 14px; }