gock221B

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『勝手にしやがれ!! 強奪計画』『勝手にしやがれ!! 脱出計画』『勝手にしやがれ!! 黄金計画』『勝手にしやがれ!! 逆転計画』『勝手にしやがれ!! 成金計画』『勝手にしやがれ!! 英雄計画』(1995-1996)/言っても仕方ないが1本でよくね?💴

黒沢清好きな人が指す黒沢清作品は、大体「『CURE』(1997)以降」になりがちで僕も割とそうだった、あとは幽霊が出たり殺伐としてたりとか、そういったノリを黒沢清に求めてるので明るいコメディの哀川翔主演Vシネのこれは「これはいつか機会があった時でいいか……」と思ってるうちに20数年経った、このままでは死亡してしまうし最近90年代黒沢清をまとめて観てたら「黒沢清作品の哀川翔いいなぁ」と思ってたので今が観る機会だと思い某サブスクに揃ってたので先月末から少しづつ観た。

ネタバレあり。

 

 

 

 

街の便利屋をしているチンピラ二人組、仁義に厚い兄貴分・藤田雄次(演:哀川翔)と純情な弟分・吉行耕作(演:前田耕陽)。
2人はボスの羽田由美子(演:洞口依子)と、何でも屋本部代わりになっているバーのマスターであるゲイの”先生”こと鈴木栄(演:大杉漣)から依頼を受けて探偵のような事をしたりドラッグの受け渡しなど犯罪行為で生計を立てている。
2人は毎回、違うヒロインや出会った仲間を護ったり守られたりして毎回、一度は大金を手にしてはあっさり失ったりを繰り返す。そしてエンドクレジットでは哀川翔前田耕陽がアカペラで唄う『森のくまさん』が流れる。
……毎回ある程度お決まりの展開を繰り返す低予算映画(Vシネ)なので『男はつらいよ』『座頭市』『トラック野郎』『釣りバカ日誌』などの雰囲気に似てる(僕はこの中では『座頭市』『トラック野郎』が好き)。
「義侠心に強い主人公と彼をアニキと慕う弟分、あまり強くない二人組が街の何でも屋をしている」「ボスは怪しい美女、もう一人クセの強い男が居る」……という感じで昔の伝説的ドラマ『傷だらけの天使』(1974-1975)とキャラ構成が丸っきり同じ。似てるなぁと思って調べたらどうやら「『傷だらけの天使』みたいなの作って」と言われて作ったみたい。ちなみに『傷だらけの天使』は、古すぎるが子供の頃に深夜に再放送してたので観てた。

当時Vシネマでヤクザの役ばかりしてた哀川翔が主人公・雄次で元ネタと言える『傷だらけの天使』で言うならショーケン役。惚れっぽくすぐ毎回のヒロインを好きになるが当然恋もカネも上手くいかない。本作の雄次は特に喧嘩は強くなくヤクザにも普通に敗北する、しかし義憤にかられたらヤクザに立ち向かっていく(そして大抵知り合ったヤクザなどの強いキャラに運良く助けられる)。
ヤクザ役ばかりしていた哀川翔がベレー帽を被って吉祥寺や下北沢にでも居そうな90年代サブカル系のフンワリした服装ばかりしてるのが何か面白い。
哀川翔のあの特徴的な喋り方、そして黒沢清作品の主人公は黒沢清の雰囲気を継承して文系っぽいキャラが多くなるけど(空虚な名優が黒沢清演出されるので誰が主演でも割とそうなる)、この時期は黒沢清と全く正反対のVシネスタ哀川翔が主演してるので両者のギャップが今観ると凄く良い感じ。哀川翔の甲高い声も聴いてるうちに癖になってくるので当時Vシネ観てた人とかがハマるのもわかる。凄く先輩にいてほしい感じ。

元ジャニーズの男闘呼組だった前田耕陽が演じる耕作は『傷天』で言うなら水谷豊。水谷豊同様に「アニキー!アニキー!」を連呼して子犬のように懐いている。雄次同様にすぐ女に惚れるが、やはり毎回、恋は成就しないしカネも掴めない。無邪気で純情な役なので好感度が高く意外とよかった。前田耕陽って今何してるんだろと検索したら漫才師の海原ともこと結婚して幸せそうにしてた。何か凄い良い奴そうなので好感度が高かった……が6本も似たような作品続けて観たら飽きてきたのと作風が荒れてきたのもあって小学生男子みたいに無邪気にはしゃぐこのキャラが少し鬱陶しくなってきた。

90年代黒沢清作品によく出てた洞口依子さんはミステリアス美女を演じてて魅力的、『傷天』で言うなら岸田今日子役。

オネエ言葉で喋る大杉漣は『傷天』で言うなら岸田森岸田森はキレ者だったがこの先生はコメディリリーフで割と酷い目に遭いがち。

あと90年代黒沢清作品によく出て死んでた諏訪太朗も、顔は全く同じなのに平然と違う役で複数の話に出てきてて笑った(あまり死者が出ない本作にあっても死亡率が高い)。全6本しかないのに平気で3~4本くらいに別人として出てくるので笑ってしまう。他にも『蛇の道』(1998)で最初に監禁させるヤクザ役の人とか寺島進とか國村隼とか、あまり有名じゃなかった頃の今は有名な俳優が出てくる。各話のヒロインは当時のあんまり有名じゃなかった女優が多く、後に有名になった人やもう辞めた人とか色々。どのキャラも黒沢清ヒロインっぽく主人公2人を振り回す不思議ちゃんタイプが多い。

物語は基本的にコメディ。敵は大抵、ヤクザで、ヤクザだけは90年代黒沢清北野映画風に突然ケレン味がなく殺意が高い銃撃してきたり拷問してきたりして割と恐ろしい。だがコメディ色が強い本編なのでヤクザに撃たれても助かったりする事もあるしヤクザもギャグっぽくヘマする事もある。あとは段ボールに突っ込んだり「ゴミ袋で殴りかかる」といった物が飛び散ってるので暴れてる感だけあってダメージゼロかつ安上がりな攻撃。人が突然車に轢かれる等の黒沢清お得意の安上がり演出も頻出する。
また雄次と耕作は「大金をGETしたらオーストラリアに行こう」などと、やたら外国に行きたがる。これもまた昔の黒沢清の映画によく出てくる要素で、作中で「アメリカ行こうか」などと言う時、そのアメリカとは現実のアメリカというよりも「ここではないどこか」「人生のゴールであり一段階向上した世界」みたいな感じで語られる。現実の具体的なアメリカやオーストラリアではなく『西遊記』の目的地”天竺”みたいな感じ。
いつもフワフワした独自の雰囲気の黒沢作品だが、本作は基本的にドタバタコメディなためフワフワ度が更に高い。

 

 


勝手にしやがれ!! 強奪計画』(1995) ★★★

監督&脚本:黒沢清 助監督:青山真治 撮影:喜久村徳章 製作国:日本 上映時間:80分 発売日:1995/04/22
お人好しの2人は、保母とキャバ嬢を兼業して難病を患った父の治療費5千万円を稼ぎたがってる涼子(演:七瀬なつみ)に惚れて助力する。涼子の顔なじみの医師(演:菅田俊)とも共闘して、金を奪い合う敵であるヤクザ(演:國村隼)と戦う。菅田俊もまた初期黒沢清作品によく出てたが、強面で声もドスが効いている菅田俊が生真面目な医者の役してるのが妙に可笑しい。『回路』(2001)の”優しい花屋の店主”といい、黒沢清菅田俊に、とても彼が似合いそうもない役を無理やりやらせるのが好きみたい。
ブツを安全に受け渡しするためにヤクザの國村隼が「ブツ受け渡し器」みたいな訳のわからん装置を徹夜で作っていたのが面白かった。
個人的には全6本中……3番目に楽しかったです。

 

勝手にしやがれ!! 脱出計画』(1995) ★★★★
監督&脚本:黒沢清 助監督:青山真治 撮影:喜久村徳章 製作国:日本 上映時間:80分 発売日:1995/08/22
雄次と耕作はヤクザから「組長の娘アスカ(演:阿部由美子)を、付き合っている男と別れさせたいから男を誘拐するよう依頼される。雄次と耕作はその陰湿な依頼が気に入らなかったのと、その組長の娘が恋している青年・木村くん(演:梶原聡)がフワフワした妙に良い奴なので普通に仲良くなる。木村くんが惚れている組長の娘の妹・陽子(演:木内あきら)、アスカの護衛ヤクザのおっさんも加わって「全員でオーストラリアに行こう」という流れになる。アスカ達を護るため身体を張るヤクザのおっさん、やその仇を討とうとオーストラリア行きを諦める雄次と耕作……など意外と熱い終わり方だった。これが一本だけの映画だったら2人はここで死んでいたのだろうが、シリーズは続くのでラストカットは全身包帯グルグル巻きで「死ぬとこだった」って感じのギャグっぽい終わりだった。
中盤、定点カメラで撮られたように視点が固定された雄次と耕作の部屋で、若者5人が行ったり来たりしながら言い合いする舞台のようなシーンが楽しかった。
個人的には全6本中……2番目に面白かったです。

 

勝手にしやがれ!! 黄金計画』(1996) ★★★★
監督&脚本:黒沢清 助監督:原正弘 撮影:喜久村徳章 製作国:日本 上映時間:80分 発売日:1996/02/16
雄次と耕作が2人の男(演:諏訪太朗、三上剛史)に捜索を依頼されていた老人(演:天本英世)が死去。雄次と耕作は老人のワーゲンを持ち帰ると老人の孫娘である律子(演:藤谷美紀)が二人の家に転がり込む(ちなみに前話までの物件とは違うところに引っ越している)。律子は「あるもの何でも売ってしまう女の子」という困ったキャラで隙あらば雄次と耕作の家具や、”先生”の店にあるもの全部売り払ってしまったりして可笑しい。
どうやら律子の祖父は宝の在り処を知っていたらしく最初の2人の男はそれが目当てだったのだ。更に金が欲しい悪徳警官(演:大鷹明良)も関わってきて、解明した宝の在り処がある森にて三つ巴の殺し合いが起きる。悪徳警官は最初宝探しに加わるが邪悪なキャラであるため雄次たちがはしゃいでいても邪悪な真顔のドアップになったりして怖い。雄次と耕作と律子がボコって埋めたり、抜け出たと思ったらトラックに正面衝突する黒沢清お得意の突然死したりと散々な目に遭って気持ちよかった。
懐かしの藤谷美紀演じる律子が可愛いし、森でのバトルも『ドッペルゲンガー』(2003)の後半っぽいし全編が黒沢清っぽい楽しさに満ちていてかなり好き。
個人的には全6本中で本作が1番面白かったです。

 

勝手にしやがれ!! 逆転計画』(1996) ★★
監督&脚本:黒沢清 助監督:原正弘 撮影:喜久村徳章 製作国:日本 上映時間:80分 発売日:1996/02/23
雄次が惚れたサツキ(演:仁藤優子)とそのであるタバコ屋(演:河原崎建三)と協力して一千万円を手にしようとする雄次と耕作だったが、いつものように二組のヤクザと奪い合いになる……といういつもの流れ。クライマックスはさすがに面白かったが、そこまでの流れが微妙に面白くない。なんか全ての要素が過去作で観た既視感あったものだらけなせいか興味を惹かれなかった。殆ど、ながら観した。

 

勝手にしやがれ!! 成金計画』(1996) ★
監督&脚本:黒沢清 製作国:日本 上映時間:83分 発売日:1996/09/07
今回のヒロインは大量のヘロインを拾ったOL三奈子(演:鈴木早智子)。懐かしの無表情アイドルデュオ”Wink”の鈴木早智子が演じていて可愛い。
哀川翔前田耕陽のノリが異様に良くアドリブっぽい演技もちょいちょいかましてる。敵ヤクザも凶暴ヤクザに首輪つけて猛犬のようにけしかけてきたりするマンガっぽい描写が多い。雄次と耕作が、たまに座ってる港のテーブルで50cmくらいある謎の巨大トランプで遊んだり、ボートを漕いでたのに前田耕陽だけいつの間にか裸で泳いでいたり、ヤクザが人質に銃口を突きつけてボートを漕がせていたら遅いので「代われ!」と言って自分が漕ぎ出すだけでなく銃も人質に渡して自分に向けさせたり、などのギャグが多い。こうして書くと面白そうに聞こえるかもしれないが、そういったギャグシーンの数々はやることないが奥に闇を抱えた大人達が特にやりたくもない遊びして時間を潰してるような(『復讐 消えない傷痕』(1997)哀川翔菅田俊が行き場のないドライブしたり石を木に投げてるシーンのような)虚しい空気が漂っている。「乗りにのってるのでギャグっぽいシーンが増えた」というポジティブさは感じず、既視感あるシーンだらけであまり面白くなくなってきた前作「逆転計画」と合わせて考えると、Vシネ島流しに遭っている黒沢清がVシネ界に封印されてる境遇に飽き飽きしてる様が出てると感じた。
個人的には全6本中……1番イマイチでした。

 

勝手にしやがれ!! 英雄計画』(1996) ※最終話 ★★★
監督&脚本:黒沢清 脚本:大久保智康 撮影:喜久村徳章 製作国:日本 上映時間:81分 発売日:1996/09/21
雄次と耕作は変わった青年・青柳(演:寺島進)とその妹・玲子(演:黒谷友香)と知り合う。
青柳は「正義のために生きており悪が許せない」という病気にかかったような青年でヤクザにもひるまず向かっていってボコボコにされたりする。
青柳は、町に住むヤクザの雨宮(演:清水宏)を町の平和のため追い出そうとする。しかし雨宮は何も悪いことをしていないばかりか雄次が雨宮に話を聞きに行ったところ、彼はヤクザですらなく、ヤクザに憧れているだけの中年男性だった。
町民を集めてヤクザを追い出す会を指揮していた青柳だったが、よくよく見ると雨宮が悪いおじさんじゃないって事でメンバー達が抜けようとしていた。そこで青柳は自分で自分の脚を撃って雨宮の仕業と見せかけ、真相を知った雄次にも銃撃の罪を被せて追い出しに成功。
ヤクザ追い出し活動が認められた青柳は国会議員(演:藤田敏八)に取り立てられ議員秘書になる。
……このゲスト出演の藤田敏八氏は監督&脚本件俳優をしてた人で、自分は邦画あまり観てないので『ツィゴイネルワイゼン』(1980)、『タンポポ』(1985)に出てたヒゲの人ってことと『修羅雪姫』シリーズ(1973-1974)の監督……って事くらいしか知らなかったんだけど黒沢清の本を読むと黒沢監督は藤田敏八を信奉していた。イーストウッド北野武もそうだが監督も俳優もやれる人が好きなのかな?
話はここから「そんなこと起きる?」という感じになってくる。
1年後、雄次は雨宮と共に新宿の地下でレジスタンスとなり体制と戦っていたらしいが町に帰ってきて耕作と玲子に再会。
四人は青柳を拉致して、以前の悪行を語らせて録音して、ゴミだらけにするという無邪気な仕返しをする。
だが一瞬の隙をついて青柳は玲子を人質に脱出。警官隊に囲まれ周囲は銃弾が飛び交う戦時下の暗闇のようになる。
最終的にはいつものバーから吹く風を見つめる当時の黒沢清世界全体のヒロイン的なポジションだった洞口依子の思わせぶりなアップで終わる。
まぁ、自由になりたかった雄次と耕作は風になり、黒沢清自身もいい加減飽き飽きしてそうなこのシリーズを終えられて自由になったということかな(推測)。
歪んだ正義に狂っていく青柳を、なんだか絵本のようなファンタジーっぽい感じで描いた童話みたいな話だった。無声映画みたいにシーンごとに「そこで雄次が帰ってきた!」みたいな煽り字幕もちょいちょい出てたしね。
これ多分、リアタイで追いかけてた人は「黒沢清、覚醒した!」という感じで盛り上がってた気がする。でもその後色々観た現代人の自分が「黒沢清が囚われてたVシネ地獄」という視点で、Vシネのルールの中で四苦八苦する黒沢清を楽しんでいたので、ずいぶんと自由にやってる最終作は「こういうのは今後いっぱいやるから普通にしてよ」という感じもあった。
傷だらけの天使』(1974-1975)が元ネタなので耕作、または雄次と耕作などが死んで終わるんだろうなとは思ってたが。
しかしどうせ最後なんだから、洞口依子大杉漣もガッツリ事件に関わって雄次と耕作と同じくらい搭乗するメインキャラにして欲しかった気がしなくもなかった。
歩いてくる耕作が町を出ようとする時に玲子と再会して議員のSPに取り押さえられてまた玲子と共に去るワンカットとか、耕作と玲子に秘密で何かしようとする雄次が並走している雄次は彼らを巻き込ませないようにしているから耕作と玲子は金網の向こうに居て途中で雄次を追えなくなる……などのカットが面白かった。
※「イマイチ」的な事は言いましたが、一番創造性があるのはこの最終話でした。ただ僕は黒沢清が「言いつけに従ってVシネ撮ってるところ」が観たかった未来人なので自由な最終話はイマイチだったというだけのことです(自由な黒沢清は以降の作品でいっぱい観れるからね)。

 

💴

 

そういう感じで週末、久々に体調不良で寝てたのを利用して全部観た結果、やっぱ最初の方の、Vシネのルールに従ってた最初の三本くらいが面白かった。個人的に一番面白かったのは藤谷美紀がヒロインだった『勝手にしやがれ!! 黄金計画』(1996)でした、次は二本目の『勝手にしやがれ!! 脱出計画』(1995)、次は一作目『勝手にしやがれ!! 強奪計画』(1995)……やっぱ最初の三本。
後の黒沢清作品に多く見られる面白演出とか哀川翔の魅力とか、黒沢作品には少ない明るい主人公によるコメディって言う珍しさとか、興味深いとこは色々あったけど、さすがに似たような話6本も観たら半分くらいでもういいわってなった。
だけど90年代当時に観てたら凄く面白かったと思う。だからリアタイの時観るべきだったね。
最初から「低予算で似たようなビデオいっぱい作れ」という依頼を受けて作ったのだろうから仕方ないけど6本も要らなかったよね。でもVシネってこういうものだし仕方ない。6本分の制作費で一本の大作にすれば?というのは現代の目から見た無責任な考えで、当時はメジャーで失敗した黒沢清島流しにされたのがVシネ世界なんだから、そんな賭けに出る制作者などいるはずもなく。
しかし、まぁ「『勝手にしやがれ!!』シリーズってどんな感じなんだろ?」と長年思ってたので、それが払拭されて良かったですわ。

 

 

 

そんな感じでした

黒沢清監督作品〉
『岸辺の旅』(2015)/幽霊が黄泉平坂で宇宙の終りと始まりを語る場面が好きでした👫 - gock221B
『復讐 運命の訪問者』(1997)/エンターテイメント性高めな映画でした🔫 - gock221B
『893(ヤクザ)タクシー』(1994)/やとわれ仕事ゆえのエンタメ性と縛られた中での製作の姿勢 🚕 - gock221B
『クリーピー 偽りの隣人』(2016)/大変な怪作だが犯罪がテーマなのに現実感なくて好きになれなかった🏠🏡 - gock221B
『ドレミファ娘の血は騒ぐ』(1985)/洞口依子の可愛らしさと大学のフワフワした感じ👩 - gock221B
『散歩する侵略者』(2017)/黒沢清映画のおかしな夫婦って好きですわ👉 - gock221B
『予兆 散歩する侵略者 劇場版』(2017)/本編は愛の話だったが、こっちは〈心の弱さ=悪〉という話かな 👉 - gock221B
『ダゲレオタイプの女』(2016)/本作のあらすじ同様、現実世界から隔絶されたような黒沢幽霊映画inパリ👱‍♀️📷 - gock221B
『彼を信じていた十三日間』(「モダンラブ・東京」第5話)(2022)/黒沢清への興味を失ってたが久々の名作!💔 - gock221B
『地獄の警備員』(1992)/今まで黒沢清作品の中ではあまり好きじゃなかったんだけど20年ぶりに観たらありとあらゆる清要素が入ってて良かった。地獄の警備員よりサラリーマンの方がキャラ強い👮 - gock221B
『復讐 消えない傷痕』(1997)/菅田俊演じる哀川翔大好きヤクザが良すぎてメインストーリーなどどうでもよくなってしまった感ある🕶️ - gock221B
『蛇の道』(1998)/セルフリメイクからカットしたらしい”コメットさん”と”宇宙の法則を教える塾”は今見ても面白いのだが、面白すぎて確かにメインストーリーの邪魔かも📺️ - gock221B
『蜘蛛の瞳』(1998)/90年代当時はおもろいけど意味わかんなかったが今見たら色々言語化しにくいサムシングが浮かんできて楽しかった👤 - gock221B

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勝手にしやがれ!!シリーズ 全6本 U-NEXT(ユーネクスト)

Suit Yourself or Shoot Yourself: The Heist (TV Movie 1995) - IMDb
Katte ni shiyagare!! Dasshutsu keikaku (TV Movie 1995) - IMDb
Katte ni shiyagare!! Ôgon keikaku (TV Movie 1996) - IMDb
Suit Yourself or Shoot Yourself: The Gamble (TV Movie 1996) - IMDb
Katte ni shiyagare!! Narikin keikaku (TV Movie 1996) - IMDb
Katte ni shiyagare!! Eiyû keikaku (TV Movie 1996) - IMDb

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※『勝手にしやがれ!! 成金計画』(1996)だけ予告編がYOUTUBEになかった

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