gock221B

映画その他の感想用ブログ(2015年開設) http://gock.flavors.me/

「スター・ウォーズ ep1 / ファントム・メナス (1999)」のクソさ回顧。逮捕されたアナキン坊や

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原題: Star Wars: Episode I - The Phantom Menace
監督:ジョージ・ルーカス 上映時間 133分 製作国 アメリカ

年末のEP7公開を控えて、時系列順に新三部作から振り返る事にした。
SWは好きだが、特にこだわりが強いマニアでは全然なく普通に好き‥という程度だという事を最初に言っておこう。
好きな順番は

EP4=EP5>EP6>>EP3>(各種、正史のアニメやコミック)>>>>>EP1>2

という感じです。1、2だけが極端に落ちる感じ


プリクエル三部作
SWプリクエル三部作は「伝説のすげー現役ジェダイ軍団の活躍」「クローン戦争」が描かれると思い込んで楽しみだったが、いざ始まるとジェダイ達は全員うかつで弱いしクローン戦争は本編でやらないし、本編は、しょうもないアナキン密着ドキュメントだったからクソつまんなかった。
大勢いるジェダイ達が皆うかつで弱いのは、シスが3、4人しかいないので相対的にアホにせざるを得なかったのはわかる。それにしても弱い
よく言われる事でもあるが、EP3一本だけで良かったんじゃないかな。
EP1とEP2は丸ごと全て要らなくて、EP3の冒頭で宇宙空間を飛んでいくオープニングロールの中にEP1&2の内容を組み込んで一本の映画にして欲しいくらいだ。
その場合、EP3の冒頭に付くあらすじ文の内容は‥

ジェダイ騎士オビワンは才能ありそうな少年アナキンを拾って鍛えた
成長したアナキンはパドメといい感じになったりパルパティーンに可愛がられたり母親が殺されて暗黒面に堕ちそうな青年に育った
そうこうしてる間に、何かクローン兵の軍団が完成したり、シスの暗躍でクローン戦争が起こったり色々大変な感じの今日この頃、パルパティーンが誘拐されてしまった
一体どうなってしまうのか。

こんな感じでいいだろ

いきなり他人の感想の引用で申し訳ないが、こちらのニコニコ動画のレビューがいい感じなので、これを観てほしい。
これはYOUTUBEの映画系人気チャンネル「Screen Junkies」の人気コーナー「Honest Trailers(正直な予告編)」で扱われたもの‥を誰かが翻訳した動画。

 

・ファントムメナスの思い出
ファントムメナスは大ヒットして、観に行った数多くの人を落胆させた。
多くの人は、落胆しつつも「面白くないわけがない!」と何度も観に行ったりパンフを読みまくったりして、子を産み育て、そして死んでいった。。
それは全世界で起きてた出来事だ。俺にも起こった
公開前に、ペプシのボトルキャップとタイアップしてたのを集めてたな↓
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「このダースモールってカッコよすぎない?」とか話してた
パソコンも普及し始めたばかりだったので友達の家でEP1の予告編を見せてもらって「家で映画の予告編が観られるなんて!」と驚いてたりしていた。
そして当然SNSもなかったので、お絵かき掲示板ヨーダやダースモールやアミダラの絵を描いて楽しみに過ごした。
そして公開されたので観に行き、全世界の若者がやってたファントムメナスあるあるを演じる事となった。しかしずっと覚えてるんだから、それだけでも価値ある出来事のように思えなくもない。


・EP1「ファントムメナス」のクソさはもう語りつくされた
EP1の嫌いなところはもう散々語りつくされていて(ジャージャー嫌いとか、ダースモールが空虚すぎるとか、レースがつまらんとか)「そこにある嫌いなところは若者なら『もう あきたよ』というものばかりです」という感じだ。
クローン兵がまだ出来てないので殆どの敵はバトルドロイドだが↓

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こいつのルックス自体は嫌いではないのだが、それはC3POみたいなキャラだった場合の話だ。小枝の様な手足をしていてライトセーバーで斬っても「パキ‥っ」「ポキ‥っ」という感じで折れてるような様が盛り下がる事この上なかった。
こんなドロイド、何となく俺や君でもローキック一発で倒せそうだ


・ダースモールのカッコよさはガチ
全世界が期待していたダースモール、確かにキャラとしては100点!
文句ないカッコよさ。
キャラとしては喋らないしパルパティーンの指示で襲ってきてるだけで「とにかく只の悪い奴」ってだけしかないキャラだが、その純粋さがピュアイーヴィルって感じで気持ちいい悪役だ。
ライトセーバー戦は数少ない盛り上がる楽しい場面でプリクエル嫌い人にさえ人気ある。
俺も楽しんだが、いかんせん殺陣が美しすぎる上に長すぎる気がする。
そのせいで闘いというよりもまるでダンスの様に思えてきて個人的には
殺伐とした一撃必殺感が薄れてる気もする。
‥と否定的な事を思ってたが、セーバーは日本刀じゃないし重さがないので、本当にライトセーバーがあって修練して闘ったらこういう舞のような闘いになるのかもしれないと思い直した。
そういえばエネルギー発生装置でクワイガンとオビワンが分断されたり、クワイガンが正座で瞑想してる間、モールがめっちゃイラついてる場面はかなり楽しい

www.youtube.com

勝負が決まる瞬間を全く覚えてないので観返したら
×クワイガンvs.ダースモール○(クワイガンのガードを下から弾いて胸を刺す)
オビワンvs.ダースモール×(ぶら下がりからジャンプ&クワイガンセーバー引き寄せでビビってるモールのスキをつき胴体を二分する)
こういう感じだった。クワイガンが敗れるガード弾きは地味すぎるな。。しかし、逆に言えばこの地味さは「本当に起きた不意の死」っぽくも見えて好みの死。
ルーカスが生き返らない様に真っ二つにして殺したのに、アニメのクローンウォーズに実は生きていたとか言って出て、カッコいいならまだしも微妙な扱いばかりで最後に兄弟を殺した皇帝に命乞いまでさせてたのは酷い。
やっぱりモール氏はカッコいいな
※追記:
最近アニメ「スターウォーズ:反乱者たち」で、モールの最期がついに描かれました。しかも正史

 

・アナキンのクソさ EP1
あまりつまらないプリクエルだがオビワンやジェダイ達やシス達はそれなり魅力だった
だが肝心の、アナキンがべイダーになるまでが正直イマイチだった。
正義に燃える好感度高いジェダイ騎士アナキンが、色んな悲劇や腐敗を目にしてダークサイドに堕ちる悲劇を見せたかったのだろうが上手くいってないよね。
しかし何でアナキンはずっと嫌な奴だったんだろうか?
EP3の終盤まではナイスガイとして描くべきだったのでは
EP1では幼児。
いくら天才だという設定だったとしても幼児がポッドレース無双したり、敵の拠点を見よう見まねで潰す様子は「一体なにを観てるんだ?」という馬鹿馬鹿しい気分にさせられた。
そういえばあの子役が捕まったというネットニュースを見たような‥と思って検索した

www.cnn.co.jp

本編ではポッドレースで華やかな活躍をしていたのにリアル警察とカーチェイス
記事によるとアナキン坊やは「ファントム・メナス」出演後に

同年代の子供たちにからかわれ「地獄のような学校生活を過ごした」
それが原因で俳優の仕事もやめた

アナキン坊や‥
こんなことになってるとは思わなかった。これはひどい
しかしファントムメナスはそのクソさに反比例して超大ヒットしたから(2015年8月の今現在、全世界の映画の中で19位)、学校の全員が観てただろうからイジメも激しかっただろう。
どこに転校しようが世界中のガキども全員観てるし、その親も近所の奴らも全員観てるわけだし、国外に逃亡しても国外の奴らも全員観てる(俺も観てる)かなりキツイものがあっただろう。
僕も正に今の今、からかってたところだったからアナキン坊やの逮捕写真が俺を睨んでいるようで胸が痛くなった。
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‥と思ったが、イジメは可哀想だが、こいつが悪い事して捕まったのはコイツのせいなのでまあいいか。

※追記:続報があった

www.cinematoday.jp

人生は長い、がんばってほしい。。と、無責任な事を言う事しか俺にはできん

 

 ・それでは、ファントムメナスのいいところは?
さっきも言ったようにダースモール!そしてオビワンは魅力ある。
これ以降、対決の度に何度も流れる、この対決のテーマが凄くカッコいい。

www.youtube.com

あとは、あまりに多くの人が観たために、映画好きの人と話す時に「ファントムメナスのクソさ」について盛り上がる事ができる。
ファントムメナス大好き!という人がいたとしたら、それはそれで興味深いし話を聞いてみたい。それによって俺もファントム・メナスを好きになれるかもしれない。
幼少期に生まれて初めて映画館でこれを観た子が「大きくなっても忘れられない」とか、アナキンやオビワンの女性ファンがキャラ萌えで全編活躍している彼らだけ見つめてプリクエル好き、という事も充分ありうるだろう。
事実ニコ動とかでコメント見ると「おれ好きなんだけどこんなに人気ないのか‥」とショックを受けてる人もよく目にする。
映画の感想は人それぞれなんだからEP1やプリクエル好きな人の意見も尊重したい。


・「ファンボーイズ(2008)」
余命わずかのSW好きの青年に、このクソを見せるためにSW仲間たちが力を合わせてスカイウォーカーランチに忍び込んでep1を観ようとする青春コメディ映画「ファンボーイズ(2008)」が作られた。こいつは名作

「ファンボーイズ (2008)」 ライナスが最後に出した結論に感動 - gock221B

 

「ザ・ピープルVSジョージ・ルーカス(2010)」
あとSW六作全部やSWカルチャーについての、このSWドキュメンタリー映画の中でも「ファントム・メナスが如何に期待され‥そして如何に大勢を落胆させたか」について一章まるごと費やして熱心に言及されていた。その箇所はめちゃくちゃ面白い

「ピープルvsジョージ・ルーカス(2010)」散々文句言って締めに急に褒めて締めるのが凄い可笑しい - gock221B

 


映画そのもののとしての面白さこそないものの、EP2よりもEP1の方が話のタネになって楽しかったり、何本もの映画を産んだり‥というファントム・メナス周辺は結構面白い。これを結論としたい


そんな感じでした。 

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