gock221B

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『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』(2021)/ザックと思えんほど各メンバーの役割分担が渋くて良いしサイボーグ最高✂️

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原題:Zack Snyder's Justice League 監督&原案: ザック・スナイダー 脚本&原案:クリス・テリオ 原案:ウィル・ビール 製作:チャールズ・ローヴェン、デボラ・スナイダー 制作会社:DCフィルムズ 配給&制作会社:ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ 配給会社:HBO Max 製作国:アメリカ 上映時間:241分 シリーズ:DC・エクステンデッド・ユニバース第5作目『ジャスティス・リーグ』(2017)のディレクターズカット版

 

 


DCコミックを映画化したシネマティック・ユニバース、通称「DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)」の5作目にして色んなヒーローのクロスオーバー作品『ジャスティス・リーグ』(2017)……を、途中まで監督していたが娘の死を受けてDCEUから離れたザック・スナイダーが「当初の構想通り」再編集したディレクターズ・カット版。
劇場用映画ではなくストリーミング・サービス「HBO Max」で配信され、日本では2ヶ月遅れでソフト発売やレンタルが始まった。
ちなみに感想を最初に言っとくと、このスナイダーカットは面白かったので僕は割と好きでした。
ネタバレあり。
それと過去作のタイトルいちいち書くの面倒なので次の略語を使います。

『マン・オブ・スティール』(2013) → 『MoS
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016) → 『BvS』
スーサイド・スクワッド』(2016) → 『スースク』
ワンダーウーマン』(2017) → 『WW』
ジャスティス・リーグ』(2017) → 『JL』
本作『ジャスティス・リーグザック・スナイダーカット』(2017) → 『スナイダーカット』

※本作までのDCEU一作目から四作目までのおさらい
ちょっと、5作目までのDCEUの流れを軽くおさらいしてみるが本作の感想だけ読みたい人は、このブロックを飛ばして三行空いた次の行から読めばそこ以降が感想です。だけど本作の場合、映画制作過程も作品の一部という一面が強いのでおさらいは必須という気もします。
ザック・スナイダーはDCEUの開始作品『マン・オブ・スティール』(2013)、第二作目『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)を監督し、第三作目の『スーサイド・スクワッド』(2016)や第四作目『ワンダーウーマン』(2017)の制作も行ってDCEU全体のダークな雰囲気も統一させていた(WWはダークじゃないけどダイアナのコスチュームデザインはザックからの流れだろう)。MCUで言うとケビン・ファイギが監督もやってた感じで正にDCEU全体を仕切っていた。
作品は全てヒットしたのだが、ザックが監督するDCEU映画の評価は一部に熱心なファンを生むものの賛否両論が多く、『スーサイド・スクワッド』に至っては酷評された。
僕はと言うと3作とも全部とても苦手だった。『MoS』『BvS』はまだ「アクションがカッコいい」とか良いところも僅かにあったが『スースク』はそれもないしめちゃくちゃ嫌い(しいて言うならマーゴット・ロビーのハーレイクイーンが誕生して今後も活躍が観れるとこくらいか)。
そういえば『BvS』は、ライバルのMCUのキャップ三作目は本来『キャプテン・アメリカ/サーペント・ソサエティ』だったのに、ヒーロー対決の『BvS』に潰しで『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)を作ってぶつけて『BvS』を破壊した。そしてちゃんとキャップ3としても面白くて評価もされ、ここまで同じくらいの人気だったがこれで完全にMCUが DCEUを大きく上回った。
ここまでの「ザック作品二作のどこが良くなかったのか」書いてみようとしたら、とんでもない長文になって『スナイダーカット』の感想記事どころじゃなくなったので全部消した。逆にザック作品の良いところはさっきも言ったが超人アクションや映像が凄くカッコいいところ。悪い部分はいっぱいあるのだが厨二病的で逆張り的で変奏曲のような自分の趣味を押し付けようとしすぎたところの気がする。アメコミは本来の世界や作風とは違った変奏曲の作品が多くあり、僕もザックが大好きで引用しまくってたフランク・ミラーのコミック『ダークナイト』シリーズも大好きだったし、やりたい事はわかる。だけどそういう変奏曲は、ちゃんと基本をやってからやらないと伝わらないと思う。まずは明るく強く正しいスーパーマンを描いて、それを人気者にしてから殺すなり悪堕ちするなりしなきゃいけないのにザックは第一作目からヴィランの首をへし折らせた。アメコミ好きな人なら「あぁ、このシリーズのスーパーマンやストーリーはそういうダークな面を前に出したスーパーマンでありシリーズなのね」と受け止める事も出来なくはないが、別にアメコミ詳しくない人からしたら「えっ?」となったんだと思う。その代わり極端なことを好むザック信者も生まれたが。MCUだって今後マルチバースを出す下ごしらえとして何作も何年もかけて色んなマルチバース情報をリークして記事にさせ、アメコミ好き以外の一般客に「マルチバース教育」を施してるじゃないですか?SWシリーズも『スターウォーズ 最後のジェダイ』で、基本を押さえてない変化球投手のライアンにいきなり応用問題やらせてとんでもない大惨事になっただろ。変わった事やるなら、ちゃんと段階を追ってやらないとダメなんだ。
とにかく評価が賛否両論で叩かれる事が多かったザックの二作だったが『スーサイド・スクワッド』はめちゃくちゃ酷評だったのでワーナーはこれを重く見た。バットマンを演じたベン・アフレックも、監督主演でバットマン映画を撮るはずだったが叩かれすぎて鬱になり監督からも主演からも降りた。
この辺りがDCEU崩壊の最高潮。この時の僕はと言うと、ここまでのDCEUが好きな人には悪いが凄く苦手だったので「さっさと完全に崩壊して、でもDC自体は好きだから一から立て直してくれ」と思っていた。
続く、DCEU4作目『ワンダーウーマン』(2017)は、今までとは違い明るいトーンでDCヒーローを描き大ヒットし「賛」の方が多い高評価だった。「女性ヒーロー単体映画で初の大ヒット」という偉業もでかいし、僕も『WW』はDCEUで初めて良いと思った。「これこれ、こういうのをスーパーマンでも最初にやった後でダークにしたけりゃすればよかったのに」と強く思った。
続く『ジャスティス・リーグ』はザックが監督する予定で途中まで監督してたが、ザックは「娘の死」を受けてDCEUから外れる。娘さんの死も原因の一つだったかもしれんが、どう見てもこれまでのダークな流れを断ち切りたいワーナーに切られたとしか思えなかった。ザックの代わりに『JL』を完成させたのはDCのライバル会社MARVELの大成功し続けてるシネマティック・ユニバース通称「MCU」で『JL』と同じクロスオーバー作品『アベンジャーズ』で世界の頂点に経った後、続く『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でMARVELスタジオに(多分)切られた監督ジョス・ウェドンが完成させた。ジョスは、恐らくワーナーの指示でザックが撮った分の「壮大でダークな素材」に加えて追加撮影した。本来前後編予定だった『JL』をさっさと片付けたいから一本に短縮し、大ヒット&高評価だった『WW』みたいに明るい映画にするため、JLメンバーが寒いジョークを言い合う場面を増やし、ザックが撮った凄くダークな画面を無理やり明るくした結果、異常にオレンジ色の画面になり、他の映画との兼ね合いでヒゲが剃れないスーパーマン役のヘンリー・カヴィルのヒゲを雑にCGで取り除いたら変な口元になって気高いワンダーウーマンのケツばっかりアオリでアップにする珍作が完成し光速で移動しながら面白くない事を言うフラッシュがウザい、この『JL』は「DCEU過去最低の興行収入」を記録した。僕の想像だがワーナーは恐らくジョスに「アベンジャーズにしてくれ。2回も撮ったからできるだろ?」と言ったと思う。残念ながらファイギじゃなくジョスだけ呼んでもアベンジャーズにはならなかったが。そしてジョスはザック同様、ワーナーに切られた。
ちなみに去年、ジョス・ウェドン監督は『JL』でサイボーグを演じたレイ・フィッシャーに「撮影現場でジョスに侮辱的な扱いを受けた」とパワハラ告発した。僕はこのニュースを読んだ時に「レイ氏の言う事は多分本当なんだろうな」と思った。何故かと言うと仲間のピンチにはすぐアッセンブルして擁護するアベンジャーズがただの一人もジョスの擁護をしなかったからだ。しかもジョスの『アベンジャーズ』一作目は一時期、世界興行収入一位の映画になったし高評価の作品の監督、そんな功労者なのにただの1人も加勢しない。加勢したのはワーナーの数人だけだ。更に今年、ワンダーウーマン役のガル・ガドットが「撮影現場で『望まぬ台詞だろうが俺の言うこと聞かなきゃお前の役を間抜けに見せて、お前のキャリアをめちゃくちゃにしてやる。嫌なら言うこと聞け』とジョスに撮影現場で脅された」とパワハラ告発してレイに加勢したのも決定的だった。僕はこの記事を読んでジョスの『JL』でワンダーウーマンのケツばっかアオリで撮ってたの観てムカついた気持ちは合ってたなと思った(ワンダーウーマンは元々セクシーなところもあるキャラだが、僕はワンダーウーマンというキャラに尊敬の気持ちを抱いてるので、そんな見せ方されたら嫌な気持ちになる。そういえばジョスは『ウルトロン』でもブルース・バナーが転倒してナターシャの胸に顔を埋める……という80年代映画みたいなエッチギャグもやってて、そこも嫌いだったと思い出した)。まぁ、真偽はまだ明らかになってないがジョスはかなり終わりかけている。世界の頂点に立って8~9年で干されるとは、ここ数年の映画界の流れは本当に早いね。
話を元に戻そう。
ワーナーはそれまでとは違う『WW』の「大ヒット&高評価」、そしてDCEU初期の流れが少し残った『JL』の「過去最低の興行収入」を受けて『今後のDCEUは、シネマティック・ユニバースとしての作品間の繋がりを重視するのはやめて、(一応、世界観は繋がってる設定のままだが)作品単体の完成度を重視する』という方針に変わった。そして実際、続く『アクアマン』(2018)は「過去最高の興行収入」を記録した。その後のDCEUは、単体路線でヒット&高評価を続けている。この時の僕はと言うと「これでいい。この調子で頑張って」と思った。
DCEUは息を吹き返したが話は『JL』に戻る。
ザックのファンは長年「ザックが編集した本来の『JL』が観たい!」という署名運動を巻き起こしていた。そしてファンだけでなく『JL』を取り上げられたザックや、JLメンバーを演じた俳優達も事あるごとに「『JL』のスナイダーカットを!」と声を上げていた。そうこうしてる間に世界はコロナに見舞われ映画館の多くは閉鎖……、ジョス版『JL』が完全に死亡した事とロックダウンが重なって本作『ジャスティス・リーグザック・スナイダーカット』(2021)がようやく作られる事になった。
僕はと言うと、ザックの作ったDCEU映画二本どっちも嫌いだし、現在のDCEUの流れの方がザック体制よりマシだと思ってるので正直どっちでもいいという感じだった。
それと先月、Netflixでザックが娘の死やDCEUクビから立ち直って久しぶりに撮った映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』(2021)が公開された。観た結果、自分と死んだ娘をダブらせたであろう部分はさすがにグッときたものの、それ以外は割とまぁまぁな出来の長過ぎるゾンビ映画だった(だからこのブログに感想書くのも面倒なのでfilmarksで済ませた)。
そんな感じであまり気乗りせず本作を観たが最初に書いたように、想像してた数倍面白かった。




※ここから感想
映画の全体のメインストーリー自体は実は元の『JL』と対して変わらない。
前作『BvS』で最強のスーパーヒーロー、クラーク・ケントスーパーマンヘンリー・カヴィル)は戦死した。
3つ揃えるとすげぇ事できるインフィニティ・ストーン……じゃなかった〈マザー・ボックス〉を、宇宙から攻めてきた惑星アポコリプスの種族ニューゴッズの一員ステッペンウルフと、チタウリ……じゃなかったパラデーモン軍団。彼らはアマゾン族が護る隠された女性だけの島セミッシラアトランティスが護る海底の王国アトランティスに侵攻し、二箇所で守護されていたマザー・ボックスを2つ揃える。
アポコリプス軍は太古の地球にも侵攻してきたが、その時はアマゾン族、アトランティス人、地球人、グリーンランタン・コァ、神々による連合軍に追い返されていたのだ。その際、地球に残した3つのマザーボックスをGetし地球を制服するつもりらしい。
今の地球は勝利した太古とは違い、各軍勢はバラバラで勝ち目がない。
アポコリプス軍に対抗するため、ブルース・ウェインバットマンベン・アフレック)は前作で仲間になったアマゾン族の王女ダイアナ・プリンス/ワンダーウーマンガル・ガドット)と共に、アトランティスの王子アーサー・カリー/アクアマンジェイソン・モモア)、光速のスピードスターのバレリー・アレン/フラッシュエズラ・ミラー)、機械の身体とコンピュータを自在に操るビクター・“ヴィク”・ストーン/サイボーグレイ・フィッシャー)らを集結させジャスティス・リーグを結成。
JLは地球人が守護して唯一、地球の陣営にあるマザーボックスを使ってスーパーマンを蘇生させ対アポコリプス軍への切り札とせんとするが、スーパーマンの記憶は混乱しており、JLを敵ろ判断して両者は激突。だが何やかんやで愛の力で何とかなる。
6人揃ったジャスティス・リーグ vs.アポコリプス軍の決戦!そんな感じだ。
……大体の大筋はつまんなかった劇場版『JL』と殆ど同じ。
違うところは、ステッペンウルフの上にはダークサイドがいてステッペンウルフは尖兵だという事が明かされる事(アベンジャーズで言えばステッペンウルフ=一作目で襲来したロキで、ダークサイド=サノス)。ダークサイドもちゃんと出てきて言葉の意味はよくわからんがとにかく凄い自信を持って「半生命方程式」を口にするし、無駄にしか思えないがカッコ良すぎる軌道を描くというアメコミには数少ない必殺技、世にもカッコいい追尾光線オメガビームを披露してくれる。
それとワンダーウーマンもおさらいされ、本作が本格的な初登場となるアクアマンやフラッシュの背景をちゃんと描き、ジョス・ウェドンが現場でいじめてたサイボーグに至ってはオリジンからキッチリと描かれる。いじめてただけあって『JL』でのサイボーグにはまるで興味なかったが本作ではサイボーグの魅力が伝わってきた。サイボーグの機械の身体のデザインもカッコいいしレイ・フィッシャーの顔もいい、更に武器となる身体以上にコンピューターに侵入する能力がカッコいい。昔と違いコンピュータに囲まれて生活する我々からしたらサイボーグは非常にリアルな「全能の力を使う魔術師」のように見えて実にかっこいい。更に唯一の白人以外のメンバーというのも強い。今まで興味なかったが「サイボーグの単体作観たいな」と思わされた。
そしてラストバトルが終わった後、次作以降で描かれる(予定の)長ーいエピローグが語られる。『JvS』で観る人をぽかんとさせたフラッシュ幻視のように、近未来の世界で意外なメンバーが旅する様子、そして悪堕ちスーパーマンを夢で見るブルース。そこに飛来する新たなジャスティス・リーグのメンバー。これは続きを作れる可能性が極めて低いため全部ぶち込んで、本作が成立したのと同じ様に続編希望の声を集めて続編を制作し、捲土重来を果たそうとせんザックの執念を感じた。個人的にはこのエピローグの夢は丸ごと要らない気もした(だけどザック的には作る予定だったJLの2や3を作れ無さそうだから観せたかったんだろうというのもわかる)。
だから映画自体も約4時間、と非常に長い。僕も、私生活が忙しかったせいもあるが一週間くらいかけて観た。
「映画全体があまりに長すぎる」というのは、最後かもしれんからザックがぶち込みたい要素を全部投入した、という仕方ない理由があるし、自由に作って観れる配信だしノーカン。

 

 

 

映画自体の面白さも…割と面白かった。
ただ悪いだけの魅力ないステッペンウルフはCGが足されてるだけで、悪が攻めてきて正義が返り討ち……という単純な只それだけの映画だったが、愛情豊かに描かれた(特にサイボーグに対して?)色んな描写や細部、何よりも全部ブチ込むぞというザックの執念を感じて、ザックのDC映画で初めて好感を持ったかも。当然、劇場版のニチアサ特撮より幼稚でつまんなかった『JL』より数倍面白かった(まぁ本作も単純っていったら単純だけど)。
つまんなかった過去2作のザックDC映画でも超人のアクションは良かったが、本作でも数人のヒロイックな格好したJLメンバーがポーズ決めて飛んだ瞬間スーパースローになっても恥ずかしい感じにならないというのはやっぱ上手いなと思った。
一番良かったのはジャスティス・リーグのメンバーの活躍の割り振りが「ほんとにザックか?」と思うくらい鬼滅の無限城での鬼殺隊や呪術の渋谷事変でのエアマスター+ハンターハンターみたいな面白さのように(つまり今の少年ジャンプ編集部くらい)各人の見せ方が上手かった事。
メインで暴れまわるのはダイアナとアクアマンという二匹のゴリラ。サポート役がサイボーグ。戦闘より別の目的を達成しようと走り回るフラッシュ(地球一周かっこよかった)。そしてスーパーマンが復活したら「全部ひとりで解決しちゃうんじゃ?」と思ってたら『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』でのソーみたいなパワー系ワンポイントだった、これが上手い。中でも一番良かったのはバットマンがニック・フューリーみたいに裏回しに徹してたところだった。というのもザックはどう考えてもバットマンが一番好きだろうに、こんな渋い役させるんだという大人っぽさに驚いた。
劇場版『JL』から4年も間が開いてるし、その間ほかのアメコミ映画……MCUとか『ザ・ボーイズ』とかも観て熟考したかもしれんし今までの二作のつまんなかったザック作品とは全然違った。このJLメンバーの使い方が本作で一番良かったとこでした。「ひょっとして過去2作やスースクやジョス版JLがつまんなかったのって全部ワーナーのせいでは?」と思った。結構あると思う。
それにしてもラストの悪夢での悪堕ちスーパーマンは如何にも厨二病のザックが好きそうな要素だよね。ザックのスーパーマンって1で首コキャ→2でバッツと喧嘩するし死亡→3怖いスーパーマン(本作)、予告で悪堕ち……と見事に捻ったスーパーマンばかりだったね。最後までやりきったからもう文句もないわ。
本作は面白かったけど、このシリーズはこれで満足したのでこれっきりで別にいい。だがもしこの続きが作られたら作られたで応援するけども。
これは、映画本編そのものよりも映画の背景やザックやJL俳優達の執念を感じて面白かったという印象。

 

 

 

そんな感じでした

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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット (2021) - IMDb

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