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2022年の日本公開映画のベスト5を今頃やっと考えました🎬

 

「2022年の日本公開映画」の、自分が観たいと思ってチェックしてたものをやっと全部観たのでベストを決めました。
Disney+のせいでSWとかMCUドラマが多かったのでこの年だけ映画と「2022年の日本公開ドラマ&アニメ」のページを分けてドラマ&アニメは年明けに書いた。
2022年の日本公開ドラマ&アニメのベスト5/というか殆どMCUドラマがつまらない理由を考えるページになった📺 - gock221B
あくまで「2022年の日本公開された映画」だけなので「となりのトトロ』(1988)のリバイバル上映よかったから今年はとなりのトトロ』がナンバーワン!」みたいな話ではないという話。
映画やドラマを観るのが好きな人はWikipediaの項目みて決めると楽しいです。
2022年の日本公開映画 - Wikipedia
サブスクで観るものが更に増えてブログに全部の感想書くのは不可能なので「観たけどブログに書くの面倒くさい」というものは映画SNSFilmarksに短文で感想書いて済ませた。
劇場じゃなくてサブスクで観たものとかも含む。
ベスト10以降も大体、好きな順番。
そういえば『RRR』(2022)は観るタイミングを逸してしまい観てない。
下の太字になってる映画タイトルは各感想ページにリンクしている

ネタバレあり

 

 

 

 

【2022年映画BEST5】

01:『ナイブズ・アウト:グラスオニオン』(2022) 🍅
02:『バーバリアン』(2022) 🍅
03:『THE FIRST SLAM DUNK』(2022) 
04:『スクリーム』(2022)
05:『X エックス』 (2022)

 

 

6位以降のもの(大体好きな順)

 『DC がんばれ!スーパーペット』(2022)『ブラック・フォン』(2022)『ホワイト・ノイズ』(2022)『ドクターストレンジ/マルチユニバース・マッドネス』(2022)『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2022)『私ときどきレッサーパンダ』(2022)『さかなのこ』(2022)『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(2022)『シン・ウルトラマン』(2022)『シャドウ・イン・クラウド』(2021)『MANDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』(2022)『トップガン マーヴェリック』(2022)『ウェアウルフ・バイ・ナイト』(2022)『オカルトの森にようこそ THE MOVIE』(2022)『ブラック・アダム』(2022)『ドラゴンボール超スーパーヒーロー』(2022)『リベンジ・スワップ』(2022)『NOPE/ノープ』(2022)『プレデター:ザ・プレイ』(2022)『グレイマン』(2022)『悪魔のいけにえ -レザーフェイス・リターンズ-』(2021)『きさらぎ駅』(2022)『フォールアウト』(2021)『ブレット・トレイン』(2022)『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエヴァー』(2022)『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)『ザ・メニュー』(2022)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル』(2022)『クライ・マッチョ』(2022)『PIG/ピッグ』(2021)『ワイルドキャット』(2022)『ガンパウダー・ミルクシェイク』(2021)『ハウス・オブ・グッチ』(2021)『モービウス』(2022)『LAMB/ラム』(2021)『哭悲/THE SADNESS』(2021)『サマリタン』(2022)『ソー:ラブ&サンダー』(2022)

そんな感じでした

 

 

1位:『ナイブズ・アウト:グラスオニオン』(2022) 🍅🍅
『ナイブズ・アウト:グラスオニオン』(2022)『バーバリアン』(2022)がぶっちぎりで好きだったが一年くらい考えてもどっちが上か優劣を決められなかった。
どちらも「有色人種の苦境の女性が主人公ポジションで『どうしようもない有害な白人男性』が敵」で「先が本当に読めなくて、映画をよく観るスレた映画好きでもめちゃくちゃ楽しめる」「劇場公開作品じゃなく動画配信サブスク専用映画」そういう共通点がある。
だが『ナイブズ・アウト:グラスオニオン』(2022)は「虐げられたものが上級市民を捨て身で破滅させる」という僕が好きな自爆下剋上が一個多いので『バーバリアン』(2022)よりも『ナイブズ・アウト:グラスオニオン』(2022)が半歩ほど優れてる気もしたが『バーバリアン』(2022)も好きすぎるので同率一位にした。
『ナイブズ・アウト:グラスオニオン』(2022)『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(2019)の続編。このミステリー映画「ナイブズ・アウト」シリーズの第二作目だが一話完結のミステリーなので別に順番に観る必要はない(「ジェームズ・ボンド」シリーズみたいなもの)。ダニエル・クレイグ演じる名探偵ブノワ・ブランが事件を解決する事だけが共通点。一作目を観た時は、監督のライアン・ジョンソン『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)がイマイチで「あいつの映画だからどうせつまんないに違いない」と、期待せず観たが死ぬほど面白かったので大好きになった(同時に、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)がつまらなかったのはディズニーやキャスリーン・ケネディのせいだったと思うことにした)。二作目『ナイブズ・アウト:グラスオニオン』(2022)は更に面白かった。
シリーズ二作に共通してるのは「有名俳優が演じる大勢のセレブが閉じた環境に集まって殺人事件が起きる(一作目は古い豪邸、本作は孤島)」「名探偵ブノワが捜査を始める」「物語中盤と終盤で驚きの展開がある」「虐げられていたマイノリティの怒りが爆発して悪い上級市民に仕返しする(それをブノワは優しくスルーする)」……そんな感じ。
このシリーズ、まだ2作だが大勢のキャラクターと二度三度の急展開……で脚本書くのが毎回死ぬほど大変らしいが三作目も楽しみだ、というか出来れば永遠に続けてほしい。SWはやらなくていい(というか全二作でSWより面白いかもしれん)。
ダニエル・クレイグ演じるブノワ探偵はゲイだという事が本作で判明した。あと今までわからなかったが英語がめちゃくちゃ訛っててそれが面白いらしい。めちゃくちゃ訛ってる物腰やわらかいので舐められやすいが実は有能な探偵っていう金田一耕助みたいな探偵キャラだったみたい(ジェームズ・ボンド役でのオーラと筋肉が落ちきってないのでそれに気づかなかった)。
まだ観てない人は絶対に観てほしい。
今のところ女性の友達に勧めたらめちゃくちゃ喜ぶ。男は『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)の嫌な印象があって観ない人が多い。


同率1位:『バーバリアン』(2022) 🍅🍅
『バーバリアン』(2022)はある日突然、Disney+で配信された配信映画。
かなりドギツイ展開が多い超ホラー映画。
Disney+はホラーを推したくないので映画のカテゴリーに「ホラー」の項目はなく代わりに「ドキドキのスリルを楽しもう」という謎のカテゴリーが有り、そこに入っている。しかもDisney+は基本的に「ディズニー&ピクサー作品」「スター・ウォーズ作品」「MARVEL作品」以外の宣伝は全くしないので、普通に暮らしててこの『バーバリアン』(2022)の存在を知ることはない。僕が観たのもTwitter(現X)でホラー映画クラスタの人達が一瞬騒いでたのを運良く観たからだ(『ウィリーズ・ワンダーランド』(2021)とかもSNS無ければ観てない可能性が高い)。
それで実際観たら面白すぎて本当にビビりました。
観ていても一体どう展開していくのかわからない。第一幕、第二幕、第三幕……の頭で知らない人が出てくる「えっ何?誰だこいつ!?」と最初は思うが全て、一つの家に集約されていく……。マジで凄い。
マジで『ナイブズ・アウト:グラスオニオン』(2022)と同じく初見視聴が面白すぎて感想ページでもここでも内容を書きたくない。
逆に言うとこの2本は……特に『バーバリアン』(2022)は映画やホラー映画あんまり観ない人が観ても面白くないかもしれない。実際、本作を観てもピンと来ない人や「ゲテモノホラーでは?」という人も割といる。『ヘレディタリー / 継承』(2018)はその筆頭で、僕は2010年代の全ての映画の中で一番好きだがホラー映画よく観てない人だと「これ、一体どういう話なの?」と全然面白くないらしい。『バーバリアン』(2022)『ヘレディタリー / 継承』(2018)よりはまだわかりやすい気がするが一番すごいのは映画の構造や物語る順番だから、こっちもまた映画よく観る人ほど楽しめる気がする。
しかも面白いだけじゃなくて(別に面白いだけでも充分なので面白いだけのものを下に見てるわけではない)、物語の舞台となる土地や「女と(有害な)男」というテーマも分厚い。だけど、分厚いテーマがちゃんとあることはおくびにも出さず最初から最後までエゲツない「サスペンス・ゲテモノ・ホラー映画ができました~」という顔だけしてて本当にかっこいい。監督はよく知らんマイナーなアラフォー俳優ザック・グレッガー。imdb見ても出演作マジで観てない。コメディやTV作品が多い。一体なんで急に本作を撮ることになったのか……インタビューも少なくて謎が多い。
Zach Cregger - IMDb
『ヘレディタリー / 継承』(2018)アリ・アスター、『ホステル』(2005)でイーライ・ロスが出てきた時の衝撃に似ている。最近だと「X」シリーズ(『X エックス』 (2022)『Pearl パール』(2022))のタイ・ウエスト監督や、『バクラウ 地図から消された村』(2019)のよくわからんブラジルの監督とかもかな。
「なんや!この全然知らん監督の面白いホラーは!」みたいな感じ。ジェームズ・ワン……は元から有名だからちょっと違う。
これ劇場公開したら結構ヒットして話題になった気がする。どういうわけかディズニー配給、ディズニーはこんなエゲツない作品なんて公開したくないから刑務所から出所した不肖の息子を知り合いの職場でこっそり就職させるかのような静けさでこっそり配信開始して宣伝ゼロだから誰も知らんやん。SNSのおかげでホラー好きの人の間にだけ広まったが、それはつまり「誰も知らない」と同義だ。
監督のTwitter(現X)で次もホラー撮りたいと言ってた気がするが次回作の噂とかは全然聞かないね。ディズニーって事で、口を出されまくって新人監督が潰されるSWや今やここ二年だけで完全に「面白くないシリーズ」という印象になったMCUとかの監督に抜擢されなくて本当に良かった、と心の底から思った。

 


4位:『スクリーム』(2022)……と他の配信スルー&DVDスルー。『X エックス』 (2022)『ブラック・フォン』(2022)
3位の『THE FIRST SLAM DUNK』(2022)は8ヶ月間上映して大ヒットしたし(最後の数日にもっかい行こうと思ったら満員で観れなかった)ただただ面白くて素晴らしいだけなので改めて話すことないので飛ばすとして、4位の『スクリーム』(2022)は凄い人気シリーズなのにDVD&配信スルーでした。なんか最近DVDスルーが多い、特に洋画ホラー。これもアメリカ本国ではヤバいくらい大ヒットしたし90年代は日本でも人気あったのに。ブレイク中のジェナ・オルテガも主演だから公開したらまぁまぁヒットした気がするのだが……。
でも期待せず観たら、とても面白かったので勧めたいです。
4作目までのウェス・クレイブン監督は亡くなってしまったので本作から新しい監督マット&タイラーに代わったのだが、むしろ過去作より面白かった。
本作はナンバリングしてないのでリブートやリメイクのように思えるが実際はそうではなくバリバリの続編で五作目。一作目のメインキャラも出てくる。「11年ぶりの続編、五作目です」とか言ったら若者が来なさそうだから続編って事を曖昧にして新規客を呼ぼうとこんなタイトル付けたんだろうね。とはいえ旧主人公シドニーから新主人公カーペンター姉妹に主人公の座がバトンタッチされての心機一転の半分リブート半分は続編という感じ。過去作は最低、一作目のスクリーム』(1996)だけ観とけば大丈夫だと思う。それすら面倒だというなら別に観なくても説明されるから楽しめなくはない。
単純に言うと、毎回ハロウィンの時期にマスクでコスプレした〈ゴーストフェイス〉が現れてテーマを持った連続殺人を行うというスラッシャーホラー。あとホラー映画自体への批評になっていたり登場人物が「こういう時スラッシャーホラー映画では童貞は助かりやすい。僕は童貞だから大丈夫だ」とか言ったらそいつが次に殺されたりと、メタ的にスラッシャーホラーを語ったりするのが特徴……なんだが僕が興味あるのはそこじゃなくて、そういったメタ的な要素や過去作のキャラや設定を大事にしすぎたあまり、何だかこの「スクリーム」シリーズでしかお目にかかれないような無茶苦茶な展開になっていくところなんですよね。なんかメインキャラはブスゥッ!と思いっきりナイフで腹を数回刺されても死なないようになってきてたり変なところが多い。
終いには本作の主人公は実は一作目のゴーストフェイス……連続殺人鬼の娘で、殺人鬼は1の時に死んでるんだけど、その父の幻影が応援してくれたりする。まるでヒーローものでありそうな描写だが、その父は本当に只のどうしようもない連続殺人鬼なのに応援してきたりするのが面白い。だからスラッシャー部分というより単純に唯一無二のヘンテコな映画シリーズになってるとこが好きですね。新しいホラーがこれを真似しようとしても「おい、おかしいぞこの映画」と叩かれて終わりですからね。こういう特権みたいな変なことやれるシリーズが好きです。6作目の『スクリーム6』(2023)も同様に面白かったです(なおこの第6作目も余裕のDVDスルーだった)。
次回作、第7作目ではマット&タイラー監督は別のモンスター映画撮るから監督交代になると聞いて残念だったが7作目は面白かったタイムループ・スラッシャーホラー映画『ハッピー・デス・デイ』(2017)&『ハッピー・デス・デイ 2U』(2019)のクリストファー・B・ランドン監督になるそうで、楽しみやん!と思いました。
あと『X エックス』 (2022)は「いいけどいまいち何が言いたいのかピンと来ないな」と思ってたけどタイ・ウェスト監督にハマりつつあり理解度が増して再見したら(2023.10.19)良かったので後から5位にグンとランクアップしときました。
その他のホラーだとスコット・デリクソン監督の『ブラック・フォン』(2022)も面白かったですね。これは殺人鬼と幽霊の合わせ技ホラー。子供達の奮闘に心を打たれる。人によってはスクリームよりこっちの方が好きかも。
なんか、この年はホラーが多いね。

 

 

『DC がんばれ!スーパーペット』(2022)『ドクターストレンジ/マルチユニバース・マッドネス』(2022)
DCコミックの3DCGアニメ映画『DC がんばれ!スーパーペット』(2022)は、キッズ向けかと舐めてたが単純に楽しかったです。「DCアニメとDCゲームにハズレなし」って事を久々に思い出した。この現象「ワーナー上層部のアメコミに興味ない嫌な人達は儲かるDC実写映画に群がって、アニメとゲームはクリエイターの自由にさせるから」……というのが昔からの僕の推測。
キャラクターもキャラデザインとかも凄く良かった。
御存知の通りDC映画はもう長い間めちゃくちゃになっててクロスオーバーなんて望むべくもないので本作は「楽しいジャスティス・リーグ映画」の香りだけ楽しむことができました。主人公のクリプトよりサブキャラの犬エース……の過去回想が最高で泣きました。正直クリプトを完全に食ってて、今はもうエースのことしか覚えてない。
『ドクターストレンジ/マルチユニバース・マッドネス』(2022)は、サム・ライミ監督も好きだし7年間待ったワンダ大暴れも堪能して凄く面白かったんですが、過去15年間にも無かったほどの不信感がMCUに湧いて頭から離れないので、この映画自体は面白かったのですが他のMCU共々順位をめっちゃ下げました。

そういう感じでとにかく僕にとって2022年は『ナイブズ・アウト:グラスオニオン』(2022)『バーバリアン』(2022)という配信映画2本ですね。あとは『THE FIRST SLAM DUNK』(2022)か。『RRR』とか観たら入ってくるのかもしれない。

 

 

 


そんな感じでした 

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2014年の日本公開映画ベスト5を今頃やっと考えました(ついでに2010~2013年も)🎬 - gock221B
2015年の日本公開映画&ドラマのベスト5を考えました🎬 - gock221B
2016年の日本公開映画ベスト5を今頃やっと考えました🎬 - gock221B
2017年の日本公開映画&ドラマのBEST5を今頃やっと考えました🎬 - gock221B
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2019年の日本公開映画&ドラマのBEST5を半年過ぎてやっと決めることができた🎬 - gock221B
2010年代の日本公開映画&ドラマのBEST10を考えました🎬 - gock221B

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